形容詞のsignatureは?―🍰―#つぶやき英単語 1407

(2021.8.24)

signature は一般的には『署名、サイン』などの意味の名詞として使われます。

ただ形容詞として用いられることもあるようです。
現に、英辞郎を見ると『特徴的な』という訳語が出ています。
これは、署名のように特徴を表すものに対して使われる表現なんですね。

例えば、the signature dish of the restaurantというと
「そのレストランを特徴づける料理(そのレストランの看板料理)」の意味になります。

The Great British Bake-Off というアマチュアが焼き菓子やパンを作るコンテストの番組を見ていたら、この形容詞のsignatureが使われていました。

Please make your signature cake.
「あなた自慢のオリジナルケーキを作ってください」
のようなこと言っていました。(正確には覚えてませんけど)
これは your original cake でもいいのかもしれませんが、
signature の方が「自分の特徴を表す、名刺代わりの」的な感覚に近いのかと思います。



bake-off は?―🍞―#つぶやき英単語 1406

(2021.8.20)

この頃、Amazon Prime Video で The Great British Bake-Off という番組を見ています。
パンやケーキなどを作るアマチュアのコンテストの番組なんですけど結構面白いです。

🧁

このタイトルのbake-off という単語を知らなかったので、辞書で調べました。
英辞郎では『パン焼きコンテスト』との訳語になっています。

Oxford dictionary だとbake-off の定義は、以下のようです。
A contest in which cooks prepare baked goods such as bread and cakes for judging.
「複数の料理人がパンやケーキなどを焼く食べ物を作って評価を受けるコンテスト」

また、Merriam-Websterでは、bake-off という言葉は
used for a public contest for amateur cooks in which contestants must prepare and bake their entries within a stated time
「決められた時間内に準備して焼き上げる、アマチュア料理人の公開コンテストに使用される」
と説明されています。

何にしても、この番組のようにパン、ケーキなどを作って競うコンテストが、bake-off ということで間違いないと思います。

cook-off という言葉も有って『料理コンテスト』の意味になるそうですから、
他にも同じような -off のついた言葉があるのかもしれません。
ただ、そもそも何で-off がついてコンテストの意味になるのかは辞書見ても、今のところよくわかりません。すみません。

この番組は、生の英語がたくさん聞けるので、英語を勉強している人にはおススメです。
(ただ、僕はなんやかや字幕見ちゃってるので、エラそうなことは言えないんですが・・・)

ただ、この番組見るとケーキとかタルトとか食べたくなるかもしれませんので、
ダイエット中の方のご視聴は自己責任でお願いします。

bespeakとbespoke は?―👗―#つぶやき英単語 1364

(2021.5.16)

bespeak という他動詞は、
『(~を)予約する、あつらえる、注文する』や
『(~を)示す、(~の)証拠となる』の意味だそうです。
(そもそも「前もって言う」というイメージみたいです。)

🗣

この動詞の過去・過去分詞形は bespoke です。
過去分詞が形容詞になるのは普通なので、bespokeも形容詞として辞書に載っています。

形容詞のbespoke は、
『(品物が)特注の,あつらえの、オーダーメイドの、カスタムメイドの』の意味です。
He only wears bespoke suits.
「彼はあつらえのスーツしか着ません」

また、bespoke が 衣服店などを形容すると『注文品を売る(作る)』の意味になります。
Is there any bespoke tailors around here?
「この辺に注文服専門のテーラーはありますか?」

👔

『注文品の、あつらえの』の意味のbespoke は、
この前に書いたmade to measure や made to order、custom-madeと類義語になりますね。

あと、bespoke はカタカナでも、ビスポークシューズのように使われてるみたいですね。
僕にはあまり縁がないんですが。

made-to-measure は?―👕―#つぶやき英単語 1363

(2021.5.9)

made-to-measure は、計るために作ったみたいな意味にも見えますが、
ちょっと違います。惜しいけど。
『寸法に合わせて作った、あつらえの』の意味を表す形容詞です。主に衣服とか家具なんかに使えます。

使ってみました。
They bought made-to-measure curtains for their new room.
「彼らは新しい部屋のためにオーダーメイドのカーテンを購入した。」

🪟

made-to-measure の類義語は、
custom-made 『注文品の、あつらえの』
made-to-order  『あつらえて作った、ぴったり合う』 などになります。
(👉 ちなみに オーダーメイドは和製英語なので、ご注意を。)

また、反対の意味になる言葉としては、
off-the-peg  『でき合いの』
off-the-shelf 『既製の、在庫品の』
ready-made 『でき合いの、既製品の』 などが有ります。

コーヒーじゃない maxim は?―📚―#つぶやき英単語 1362 

(2021.5.5)

Maxim マキシム を、インスタントコーヒーの商品名として知っている方は多いかもしれません。(AGFさんの商品ですね。)

一般名詞として、maxim を辞書で引くと『格言、金言』という意味が出ています。
他に『根本原理』『公理』などの意味も有ります。

Cambridge Dictionary の説明によると、maxim は
a short statement of a general truth, principle, or rule for behaviour
「一般的な真理、原則、行動のルールを短く述べたもの」
だそうです。

☕

コーヒーに関する金言 なら、こんなのどうでしょうか。
How about this maxim about coffee?

「まずコーヒー、それから計画」
COFFEE FIRST. SCHEMES LATER. (LEANNA RENEE HIEBER)

カラマリフライ?―🦑―#つぶやき英単語 1361

(2021.5.4)

ファミリーレストラン COCO’S のメニューに「カラマリフライ」というのが有って
何それ?と思った今日この頃です。

カラマリ=calamari は、
squid used as food『食用のイカ』のことですと。
また、calamari だけで、『イカフライ』を表す場合も有るようです。

この語源なんですが、
イタリア語のcalamari (=calamoroの複数形)から来ているそうで、
さらに遡ると「インクペン」を意味するギリシャ語に行きつくようです。
イカ墨がインクに使われていたからなんでしょうか。

🦑

で、COCO’Sのカラマリフライですけど、写真見ると、まあイカフライですよね。
食べてみました。うん、イカフライです。おいしいです。

COCO’Sのカラマリフライ

でも、僕が無知なだけかもしれませんが
カラマリフライでメニューとしてふつうに通じちゃうんですかね。


味の素はMSGなの―🍲―#つぶやき英単語 1342

(2021.3.24)

あのうま味調味料の『味の素』のこと、MSGというらしいです。
(MSGってMadison Square Garden ?という人がいたらスポーツファンかな)

味の素の主成分は
グルタミン酸ナトリウム monosodium glutamate なので
これを略して MSG なんですね。

料理の話の中でMSGといえば、通じるんじゃないでしょうか。
(国によっては、Ajinomoto で通じるところも有るかも。)

英語で『調味料』は seasoning とか condiment とかなんですが、flavor enhancer という言い方も有るようです。
で、『うま味調味料』ということになると、Weblio では、これも flavor enhancer とか taste enhancer と出ていました。
味を上げるためのものということですね。

ついでに、和英辞典で『うま味』と引くと何と出てるか知ってますか?
Webklioで見てみました。 答えは、umami です。 
うま味は英語になってたんです。
(味の素の生みの親、東京帝国大学の池田菊苗教授もさぞお喜びのことと思います。)

英語で「魔法使いの弟子」は?―🧙‍♂️―#つぶやき英単語 1336

(2021.3.13)

魔法使いの弟子っていうと、僕の中ではディズニーのアニメのイメージです。
水を運ぶ歩くほうきに四苦八苦する魔法使いの弟子がミッキーでした。

で、このタイトルの魔法使いはWizard ではないんです。
自分の着ているTシャツの胸の所に書いてあって気が付きました。

ユニクロの魔法使いの弟子Tシャツ

魔法使いの弟子=The SORCERER’S APPRENTICE なんですね。

sorcerer が『魔法使い、魔術師』です。
sorcery が『魔法、魔術』なんで、これを使うのがsorcerer ということですね。

apprentice は、『徒弟、初心者、実習生』になります。

🧙‍♂️

魔法使いに当たる英単語は、
この sorcerer や wizard だけでなく、
magician、thaumaturgist、necromancer などもありますので
まとめて覚えといたらいいですかね。


おくらの衝撃的事実―🥢―#つぶやき英単語 1332

(2021.3.5)

「おくら、レシピ」で検索したら、おくら納豆の梅添えとかが人気レシピとして出てました。
個人的には、シンプルにゆでて小口切り、鰹節をかけて醤油でいただきたい。
なんか、僕の中では和風食材というポジションだったんです。

でも、オンライン英会話のレッスンで、小学生が学習のため植物を育てるという話になって、トレーナーがおくらを育ててたみたいなことを・・・。

え、「おくら」って日本語が国際化してるの、と思ったんですけど、これが大誤解で
okra はれっきとした英語ですわ。衝撃の事実!
(他の言い方としてはLady’s finger というのもあるらしいですが。)

🌍

後で調べて分かったのですけど、英語だけじゃなく、フランス語でもドイツ語でもokra なんですと。
もともとは、ガーナで話されるトウィ語の nkrama から来ているそうです。
原産地はアフリカなんですね。

okra は、アオイ科トロロアオイ属の植物で、明治時代に日本に入ってきたそうです。
日本でも南の地方、沖縄、鹿児島や伊豆諸島では近縁種のトロロアオイが存在していて
それをネリと呼んでいたんだそうです。
なので、新しく入ってきた外国産のokraはアメリカネリと呼ばれるようになったと。
そう、okra の正式な和名はアメリカネリなんです。
(知らなかった!)

だから、もし正式な和名と尊ぶ人ならば、
料理名も「アメリカネリの酢の物」とか言うべきなのかもしれませんよ。

revelryはしばらく控えましょう―🍻―#つぶやき英単語 1301

(2021.1.2)

revelry は『飲めや歌えの大騒ぎ』みたいな意味です。
オンライン英会話でトレーナーさんと世間話している中で教わりました。
「今、パンデミックでパーティーもできなくて新年という気がしない」みたいなことを、そのトレーナーさんは言ってました。

僕は、もともとお酒はあまり飲まない方なので特に不満は感じないのですが、
集まって飲むのが好きな人には、このパンデミックで飲み会ができないのも
ストレスたまる状況なんでしょう。

まあ、お酒の楽しみ方もいろいろありますから、
こんな時は、自宅でワインでも飲みながら、オンラインで好きな映画でも見るとか
いいんじゃないんですかね。

自作例文です。
Revelry isn’t the only way to enjoy alcohol.
It is also nice to drink wine calmly while watching old French movies at home.
飲んで騒ぐだけがお酒の楽しみ方ではありません。
家で古いフランス映画を見ながらワインを飲むのもいいものです。