「生ハム原木」の英語は?―🍴―#気になる英語調べ隊 2412

(2025.1.19)

ぼくにはあまり縁がないのですが、
世の中には「生ハムの原木」というものがあるそうですね。

生ハムの原木は、スライスする前の丸ごとの生ハムの塊で、主に豚のももの形のままのものを指します。これには骨付きのもの(bone-in)と、骨を抜いたもの(boneless)があるようです。

この『生ハムの原木』を英語では、
whole leg of prosciutto や whole leg のように呼ぶようです。
『生ハム』を意味するprosciutto はイタリア語由来です。

実際にオンラインで
Authentic Prosciutto di Parma Whole Leg 「本物のパルマ産生ハム原木」のような説明で生ハム原木が売られています。
ぼくが見たものは、通常価格が $263.65(156.3円/ドルで41208円)でした。

なお、これが何で「原木」と呼ばれるのかははっきりしませんが、
外観や表面の色・質感が木材のように見えるからかもしれません。
外国語の名称には、原木に関係するような表現は含まれていないので、
本当に何でこう呼んでいるのかよく分かりません。
(誰か、知ってる方教えてください)

本日の白銀ノエルさんの配信で、『生ハム原木』の話が出ていたので調べました。

クエン酸の英語は? そもそもクエンって?―🍋―#気になる英語調べ隊 2390

(2024.12.27)

クエン酸は柑橘類などに含まれる酸味成分のことですね。

英語で『クエン酸』は citric acid と言うのです。

では、このクエン酸のクエンは何から来ているのでしょうか?
ラテン語かドイツ語?

実は僕は大誤解していたのですが、これ英語や西欧の言葉が語源ではないのです。
クエンは漢字で書くと枸櫞で、レモンの近縁種の果物(シトロン citron)のことだそうです。
これ、漢語由来なんですね。

知らなかったのは僕だけでしょうか。

クエンって、いかにもカタカナ語みたいに書くから間違えるんだと思うんですけど。

cherry-picking は?―🍒―#気になる英語調べ隊 2345

(2024.11.11)

cherry-picking はどんな意味でしょうか?

単純に『サクランボ狩り』でも正解ですが、これと異なる意味も有ります。

cherry-picking は比喩的に『選り好み、いいとこ取り』の意味にもなるそうですよ。
多くの中から、自分にとって都合の良いものだけを選ぶことですね。

動詞は、cherry-pick 『いいとこ取りする』になります。

例えば、以下のように使えます。
You shouldn’t cherry-pick data.
「データを都合よく選ぶべきではない」

(バイアスのかかった情報だけ見ているのは危険ですね)

ノエル団長関係:ボンレスハムは?-🐹-#気になる英語調べ隊 2337

(2024.11.3)

英語関係の日々の個人的な気付きをつづる本ブログですが、
本日は、ホロライブの白銀ノエルさんの配信で出てきた『ボンレスハム』についてです。

白銀聖騎士団のノエル団長に合わせて、ファンは「団員さん」と呼ばれています。
ちなみに団員は、画面やイラスト上ではハムスター hamster の姿です。

で、今日のノエル団長の配信で話題になったのが、団員の中のガチ恋勢の名称でした。
大空スバルさんのファン「スバ友」のガチ恋勢が「アヒージョ」と呼ばれているので、その白銀聖騎士団バージョンという感じですかね。

で、コメントでいくつかの案が出て、『ボンレスハム』というのが最有力候補になりました。
これ英語では boneless ham で、「骨(bone)の無い(less) ハム(ham) 」ということです。

ノエル団長の魅力で「骨抜きにされている」ことと、団員が「ハムちゃん」であることが意味として入っていて、これでいいんじゃないかという感じになりました。
ボンレスハムの別の書き方として「ボンレス公」とすると、聖騎士のイメージにも合うとの意見もありました。(それもいいかも。)

ちなみに、 「食品のハム はそもそも骨が無いもの」と思っている方も多いと思いますが、海外では bone-in ham 『ボンインハム(骨付きハム)』が主流だそうです。
たぶん日本人の好みから、骨を抜いた boneless ham の方が国内では普及しているのだと思われます。

「ボンレスハム」や「ボンレス公」は、
名称として面白いので定着するのではないでしょうか。

(白銀ノエルさん関係いろいろ→ここ

大谷選手が sober と言ったか?―🍾―#気になる英語調べ隊 2326

(2024.10.23)

今日、辞書サイトのWeblioで sober という単語を調べた人が多いようです。

sober は『しらふの、酒を飲んでいない』という意味の形容詞です。

この単語が多く検索されたのは、
ドジャースがリーグ優勝を決めた後のシャンパンファイトで
大谷翔平選手が言ったとされるセリフが原因なんですね。

Xのポストにも出ています。
Shohei Ohtani:
“Hey, you’re sober!”
We’ve seen sides of Shohei that were bottled up when he was in Anaheim. Dude is having the time of his life with the Dodgers.
大谷翔平「おい、おまえシラフかよ!」
アナハイム時代には封印していたショウヘイの一面を見ることができた。
大谷はドジャースで人生を楽しんでいる。

まあ、みなさんはご存知の通り、
大谷選手は “Hey, you’re sober!” とは言っておらず、
「へい、よしのぶ」と山本由伸選手に声かけただけなんですね。

これ、英語ネイティブの人達にはそう聞こえるんですかね。
「へい、よしのぶ」としか聞こえないんですが・・。

「プチトマト」の英語は?―🍅―#気になる英語調べ隊 2277

(2024.9.3)

『プチトマト』『ミニトマト』は、英語では cherry tomato と言うそうです。

先月撮った写真ですけど、
赤くなりかけのプチトマト、ツヤがあってきれいでした。

ここで英語俳句(?)を一句!
Cherry tomatoes
holding on to the stems
get some redness
プチトマト 
 茎につかまり 
  赤み帯び

PFC バランスは?―⚔―#気になる英語調べ隊 2558

(2024.8.6)

白銀ノエルさんの今朝の配信でPFCバランスのことを言っていました。
PはProtain 『蛋白質』、FはFat 『脂質』、CはCarbohydrate 『炭水化物』
のことで、これらのバランスがダイエットにも重要ということですね。

A good PFC balance is important for a healthy diet.
It is recommended to aim for 13-20% protein, 20-30% fat, and 50-65% carbohydrate for your daily energy intake.
「健康的にダイエットするには、良好なPFCバランスが大切です。
1日に摂取するエネルギーに対して、たんぱく質は13〜20%、脂質は20〜30%、炭水化物は50〜65%を目標に取ると良いでしょう。」

(やってみるか。)

(白銀ノエルさん関連→ここ

「ジントニック」は?―🍸―#気になる英語調べ隊 2340

(2024.7.19)

『ジントニック』で和英辞典を引くと gin and tonic と出ています。

gin 『ジン』は、ジュニパーベリー(セイヨウネズの球果)で香りづけをした蒸留酒だそうです。因みに、ネズはヒノキ科の針葉樹で、漢字では杜松と書きます。

この場合の tonic 『トニック』は 、 tonic waterトニックウォーター のことです。
トニックウォーター は、炭酸水に糖分や柑橘系果物の皮やハーブのエキスなどを加えた、少し苦みのある飲料です。もともとは、マラリアの特効薬である quinine キニーネを含有していた薬用のものだったのですが、独特の苦みが好まれて飲料に転用されたようです。なので、場合により quinine water キニーネ水とも呼ばれます。
ただし、現在市販されているトニックウォーターは、キニーネを含まないものが多く、含んでいたとしても薬用のものよりも少ない量に制限されています。

Collins Dictionary でのgin and tonic の説明
a drink made with gin and quinine water, served in a tall glass and usually garnished with a slice of lime or lemon
「ジンとキニーネ水で作った飲み物で、背の高いグラスに注がれ、通常はライムかレモンのスライスが添えられる」
となっていました。

本日、ホロライブ3期生、白銀ノエル団長のジントニック缶が再販だそうです。
缶がかっこいいです。

(白銀ノエルさん関連→ここ

サイリューム(サイリウム)の英語―🌟―#つぶやき英単語 2318

(2024.6.30)

アイドルのコンサートなどで観客の持つ光るスティックはサイリュームやサイリウムと呼ばれていますね。

Weblio で『サイリューム、サイリウム』を調べると
これが CYALUME という登録商標から来ていることが分かりました。
一般名としては、光るスティックの意味で glow stick 、light stickや、化学反応で光るので chemical light のようになります。

ただ、紛らわしいのは
『サイリウム』で調べると psyllium という別の単語もあるようです。
これは『オオバコ』あるいはその一種の事や、そこから作られる生薬のことを意味するようです。
サイリウムで検索すると、確かに健康食品的なものがたくさん出てきます。

なので、サイリウムを買ってきてと言われたら
CYALUME (光るスティック)なのか、 psyllium (健康食品)なのかは確認した方がいいかもしれません。
(そんなことは、あまり無いと思うけど)

「なまぬるい」の英語―☕―#つぶやき英単語 2317

(2024.6.29)

液体などが「なまぬるい」と英語で言うには、lukewarm という形容詞が使えます。

Oxford Learner’s Dictionary の説明はこんな感じです。
lukewarm
1. slightly warm 
「わずかに温かい」
2. not interested or enthusiastic 
「興味や熱意が無い」

また、tepid という形容詞も『なまぬるい』の意味で、同じ辞書に以下のようば説明が出ています。
tepid
1. ​slightly warm, sometimes in a way that is not pleasant
「(時には心地よくない感じで)わずかに温かい」
2. not enthusiastic 
「熱意が無い」

この二つの単語とも、
基本的な意味は、液体などの物が『なまぬるい』というもので
Our meal was only lukewarm. 「私たちの食事は、なま温かいだけだった」
I don’t like tepid tea. 「なまぬるいお茶はきらいだ」
のように使えます。

また、2番目に人や態度などが『なまぬるい=熱意の無い、冷めた』の意味も持ち、
She resented his lukewarm attitude.
「彼女は彼の熱の無い態度に腹を立てた」
He was lukewarm about the project.
「彼はそのプロジェクトに対し冷めていた」
The campaign received only a tepid response.
「そのキャンペーンは冷ややかな反応しか受けなかった」
のように使えます。

コーヒーとかは、なまぬるいのは嫌ですね。