「雨宿りする」の英語は?―☔―#つぶやき英単語 1404

(2021.8.16)

『雨宿りする』は、英語では shelter from the rain でいいらしいです。

例えば、
Let’s shelter from the rain for a while in that coffee shop.
「あのコーヒーショップでしばらく雨宿りしていこう。」
のように使えます。
この場合のshelter は自動詞で、shelter from~の形で『~から隠れる、避難する』の意味になります。
雨を避けるのが雨宿りということですね。

☔

shelter には『避難』などの意味の名詞も有り、
take shelter from the rain でも『雨宿りをする』になります。

We took shelter from the rain in the hut.
「私たちはその小屋で雨宿りした。」

☔

shelter from の後がthe rain なら『雨宿りする』ですけれど、
the torrential rain 集中豪雨 ともなれば、避難すると訳すのが適当でしょう。

今週は雨が多く降っている場所も有るようですので、
こういう時こそ安全第一ですよ。

「魚の骨がのどに刺ささった」の英語―🐡―#つぶやき英単語 1402

(2021.8.9)

「魚の骨が喉に刺さった」は英語で言うと
 I got a fishbone stuck in my throat. 
でいいんですね。
この中のstuckは、『刺す、突き刺す』の意味の動詞 stickの過去分詞形です。

🎣

Recently, while eating grilled fish, I got a bone stuck in my throat.
Well, even a sardine bone shouldn’t be taken lightly. It was quite painful.
Gargling, the bone came out of my throat, and I thought it was gone.
A few days later, I still had a strange feeling in my throat, so I ended up going to an ENT (Ear, Nose and Throat) hospital.
最近、焼き魚を食べていた時に骨が喉に刺さったんです。
いや、イワシの骨でも馬鹿にしちゃいけませんね。けっこう痛いもの。
うがいをしたら骨がのどから出てきたので、その時は取れたと思ったんですが、
数日しても喉に違和感があり、結局、耳鼻咽喉科の病院に行きました。

The doctor used a fiber scope to look at my throat, but he inserted it through my nostril. Well, it was quite thin, so it went in through my nostril easily, and I was a little relieved.
Yes, there was a fish bone. A short, shiny white one, stuck vertically. It seemed that only the tip of the fish bone had broken off and remained.
お医者さんが、ファイバースコープを使って喉を見たんですが、あれ鼻の穴から入れるんですね。まあ、かなり細いので、楽に鼻の穴から入って、ちょっとほっとしました。
魚の骨、有りました。きらっと白く光った短い魚の骨が、垂直に刺さってました。うがいでとれた魚の骨の先っぽだけが折れて残ってたようです。

Another fiberscope was used for this bone removal procedure, but it was thicker than the previous one. It hurt my nostril.
After a few minutes, the fish bone was eventually removed.
この骨を取る処置には別のファイバースコープ使うんですけど、それがさっきのより太いのです。鼻の穴が痛い。
数分間の後、なんとか魚の骨は取れました。

I don’t want to eat grilled fish for a while.
I’m worried that my right nostril might be getting bigger.
しばらくは、焼き魚は食べたくありません。
右の鼻の穴が大きくなっていないかも心配です。

dawn を動詞で使う―🌅―#つぶやき英単語 1388

(2021.7.8)

dawn は『夜明け』で、from dawn till duskなら『夜明けから夕暮れまで』ですね。
この単語には『(物事の)始まり、兆し』の意味もあります。

自作英文です。
  Ryoma said. “It’s the dawn of Japan”. 竜馬は言った。「日本の夜明けぜよ。」

Dawn in Kumagaya

ここまでは名詞のdawn ですけれど、これには動詞も有るんですね。

動詞のdawn には『夜が明ける』や『(徐々に)発達を始める、現れだす』の意味が有ります。
Ryoma believed a new era was dawning.
竜馬は新しい時代が来ようとしていることを信じていた。

また、『(物事が)人に分かり始める』という意味でも使えるんですね。
 His idea was beginning to dawn on the people.
彼の考えが人々に理解され始めていた。

ちょっと竜馬成分が多めになってて、すみません。
なんか夜明けというと、僕的には竜馬を絡めといた方が覚えやすい気がしたので。

ちなみに、dawn の発音は、dˈɔːn で「ドーン」に近いですからね。
(ダウンじゃないことは確かです)

あの日見た鳥の名前は?―🐦―#つぶやき英単語 1385

(2021.7.3)

散歩の途中、ふと気が付くと近くに鳥がいたので、写真を撮りました。

ふだん、しげしげと鳥を見たことがなく、
カラス、スズメ、ツバメでないことは確かですが、
「キミだれだっけ?」という感じで
英語の名前どころか日本語名すら分かりませんでした。

で、ネット で調べました。
「黄色いくちばし 黄色い足 鳥」で検索。ポチっと。
30秒で解決しました。
サントリーの愛鳥活動 日本の鳥百科にそっくりの絵がありました。
恐るべしYahoo。

結論:この子はムクドリです。
英語では Starling (White-cheeked Starling 、Grey Starling)と言います。

一説によると、
Starling の日本名 ムクドリは「ムレキドリ(群木鳥・群来鳥)」に由来すると言われているそうです。
The Japanese name for Starling is said to come from the word “Murekidori,” which means “birds that flock to trees or birds that come in flocks.

僕もムクドリの名前はもちろん知っていました。
この辺にもたくさんいるみたいで、夕方ごろ、電線の上で集会やっている鳥がいるのは気づいてたんですけど、あれがムクドリで、こんな見た目というのは初めて理解しました。(断片的情報がつながる瞬間というやつでしょうか)

Starlings on cables

僕も、できれば周りにいる鳥や虫や草の名前ぐらいは知っておきたいと思います。
ついでに英語の名前も覚えれば一石二鳥というものですし。

オーロラは一つじゃない―🔭―#つぶやき英単語 1381

(2021.6.26)

オーロラ aurora は、Oxford Dictionary では以下のように説明されています。
A natural electrical phenomenon characterized by the appearance of streamers of reddish or greenish light in the sky, usually near the northern or southern magnetic pole.
「通常、北極または南極付近の空に、赤や緑の光の筋が現れることを特徴とする電気的な自然現象」

🔭

北極でも南極でも見られるので、これらを区別する言い方が存在していて
北極のオーロラは aurora borealis です。
 (ここで borealis は『北の』意味です。)
南極のオーロラは aurora australis と言います。
 (australis 『は『南方の、南極の』で、場合によっては『オーストラリアの』の意味にもなります。)

🌌

ついでに、
カタカナのオーロラ以外に日本語で aurora を何というか分かりますか?
南極とか北極で見られる光ですから、『極光』というのですね。

この『極光』という日本語に直に対応する英語としてpolar light が有ります。
これにも北と南の区別が有り、
北極近くで見られる『北極光』は northern light ( = aurora borealis )
南極近くで見られる『南極光』は southern light ( = aurora australis ) です。

要するに、いろいろ言い方があるということですね。

呼び名はともかく、一度は生で見てみたいものです。

Diamondbacksは?―⚾―#つぶやき英単語 1377

(2021.6.14)

メジャーリーグのエンゼルスとダイヤモンドバックス の試合をTVで見てて、
ヘビが野球のボールを加えているマークがそこここに有るのに気付きました。
あれはダイヤモンドバックスに関係するマークで、ガラガラヘビなんですね。

The Arizona Diamondbacks, D-backs, are a MLB team based in Phoenix, Arizona.
The team name derives from a venomous snake, Diamondback Rattlesnake.
「アリゾナ・ダイヤモンドバックス(D-backs)は、アリゾナ州のフェニックスを本拠地とするMLBチームです。
この球団名は Diamondback Rattlesnakeという毒ヘビに由来します。」

🐍

Diamondback Rattlesnake(または単にDiamondback) の日本語の名称は
『ダイヤガラガラヘビ(ヒシモンガラガラヘビ)』です。

和名から分かるように、
diamondback は「背中にダイヤ(ひし形)の模様がある」ということなんですね。

ちなみに、Diamondback と呼ばれる生き物は、このヘビの他にも、
diamondback terrapin 『ダイヤモンドガメ』
diamondback moth 『コナガ』
などもいるそうです。

K-9の意味がわかった!―🐶―#つぶやき英単語 1373

(2021.6.4)

昔、K-9というタイトルの映画を見たことがあります。TVでやってたんで。
警察犬がでてくる映画だったんですが、内容はよく覚えていません。
ただタイトルは印象に残っていて・・・。

そしてつい最近になって分かったのです。

K-9は canine という単語から来てて、当て字みたいなものなのですね。
canine は『犬、イヌ科の動物』や『イヌ科の、犬のような』の意味ですと。
canine の発音は kéɪnɑɪn だからK-9 ですか。なるほど。

最近、オンライン英会話でエッセイの内容について話すレッスン中に、
canine という単語が出てきて、はたと気が付いてしまったわけです。

これを気が付くのに、四半世紀を要したわけですが、
まあ気が付いた自分をほめとこうかと思います。

RランチでLランチ―🐄―#つぶやき英単語 1371

(2021.5.30)

ランチって言ったら lunch =『昼食 』ですけれど、
r で始まるランチもあるんですね。

ranch は『(大)牧場、農場』です。

英英辞典でのranch の説明は
A large farm, especially in the western US and Canada, where cattle or other animals are bred and raised. Oxford Dictionary
「アメリカ西部やカナダを中心に、牛などの動物を飼育している大規模な農場のこと」

昼食の lunch の発音記号は lˈʌntʃ で、
大牧場の ranch は rˈæntʃ なので全然違うんですけど、
なにせ僕の日本語耳は L と R の区別に自信がないもので、
まあ紛らわしいと思っちゃうわけですよ。

開き直って両方入れた自作例文書きました。
I look forward to lunch at your ranch.
「あなたの牧場での昼食が楽しみです。」

(大牧場主の知り合い居ないなぁ、残念ながら。)

ドクダミは英語で何?―🧐―#つぶやき英単語 1370

(2021.5.29)

ひさびさに早起きをしたので、カメラを持って散歩。
道端で見つけたのがこの植物。
ドクダミですね。

英語の名前は知らなかったので、調べました。
(Wikipedia さん、ありがとうございます。)

『ドクダミ』の学名は Houttuynia cordata だそうです。
英名はというと、いろいろな呼び方があるようです。

まず fish mint、fish leaf のようにfish がつく名前が有ります。
これは、独特の香りが魚みたいだということらしいです。

他に、chameleon plant や lizard tail という爬虫類系の名前も。
(これは何だろう。においか。形からきてるのか?)

heart leaf は、ハート形の葉を見れば分かりやすい名前ですね。

(注、学名は確かですが、英語名は似たような植物の名前を当ててしまっている場合が有るので要注意です。)

ちなみに和名のドクダミは、毒を抑える薬効があるということで、
そういう意味の「毒矯み」という名から来ているらしいです。
(矯めるは「形の悪いものを直して見栄えよくする」という意味です。この漢字は矯正のキョウですね。)

子供のころ住んでいた家の裏手の日陰にドクダミがたくさん生えていて、なんかすごい匂いだったことを思い出しました。
そのせいか、僕はドクダミって、においが強烈だから毒のつく名前でディスられてるのかと思ってました。

早起きは三文の得というか、トリビア1個分ぐらいの得にはなりますね。

カラマリフライ?―🦑―#つぶやき英単語 1361

(2021.5.4)

ファミリーレストラン COCO’S のメニューに「カラマリフライ」というのが有って
何それ?と思った今日この頃です。

カラマリ=calamari は、
squid used as food『食用のイカ』のことですと。
また、calamari だけで、『イカフライ』を表す場合も有るようです。

この語源なんですが、
イタリア語のcalamari (=calamoroの複数形)から来ているそうで、
さらに遡ると「インクペン」を意味するギリシャ語に行きつくようです。
イカ墨がインクに使われていたからなんでしょうか。

🦑

で、COCO’Sのカラマリフライですけど、写真見ると、まあイカフライですよね。
食べてみました。うん、イカフライです。おいしいです。

COCO’Sのカラマリフライ

でも、僕が無知なだけかもしれませんが
カラマリフライでメニューとしてふつうに通じちゃうんですかね。