glacial period は、科学用語で『氷期』のことです。 glacial が『氷の』の意味です。
この他に ice age『氷河時代』との用語があり、区別して使われています。
『氷河時代』ice age が、気候が寒冷で氷河が発達した状態にある長い期間を指します。 この氷河時代中で、特に寒冷で氷河が著しく発達した時期が『氷期』glacial periodです。 氷河時代でも氷期にはさまれた比較的温暖な時期を『間氷期』interglacial period と言います。氷河時代の中に、何回かの氷期と間氷期があるイメージですね。
一般に『氷河期』という言葉も使われていますが、これでは氷期と氷河時代のどちらの意味か曖昧になるので、科学用語としては推奨されないとのことです。 確かに、氷河期の英訳語にはglacial period も ice age も出てきますので、どっちか分かりません。 (英語の方も、科学的な文以外では混同されている可能性が有りますけど)
現在、世界的には氷河が後退する状況ですが、また氷期がやってくるまでの間氷期 interglacial period である可能性が有ります。
現在、アメリカに大寒波が来ているそうですね。 そのニュースの中で氷河期が来たようだというコメントが有りました。 これって、glacial period なのか ice age なのか・・・・。 そんなすぐに氷期になるわけでもないと思いますしね。
ここには、ume も訳語として載ってました。(そのままですね) 木は an ume tree, 実は an ume ですと。 それでいいなら簡単なんですが、伝わるのかが問題ですね。
なので、とりあえず梅を知らない人には、ume or Japanese apricot と両方使って説明するのが、分かりやすいかもしれませんね。
では、梅のことに触れつつ梅雨の説明を書きましょう。 Tsuyu or baiu, is the rainy season that precedes summer in Japan. Tsuyu is written in kanji as ume (or Japanese apricot) rain, because it is also the season when the ume fruit ripens. 「梅雨(つゆ、ばいう)とは、日本の夏の前にある雨の多い季節の事です。 漢字で梅(=Japanese apricot)の雨と書きますが、これは梅の実が熟す時期でもあるからです。」 (梅雨という言葉の由来は、諸説ありです)
ついでに言うと、 梅、ウメの学名は、Prunus mume です。 Prunus は『サクラ属』のことで、mumeは日本語のウメから来ているそうです。 「梅は、バラ目、バラ科、サクラ属なんですよ。」 Prunus mume is a member of the Rosales, Rosaceae, and Prunus.