udder からのぶらり探索-🐮-#気になる英語調べ隊 2423

(2025.1.30)

辞書サイトWeblio の検索ランキングで最近 udder という単語を見かけました。
なんだっけこれ?

辞書見たら、udder は『(ウシ・ヤギなどの袋状に垂れた)乳房』ですと。
知らん、こんなの。
( utter 『話す、口に出す』『まったくの』と間違えたわ)

これ、Collins の辞書で引くと
udder
the large baglike mammary gland of cows, sheep, etc, having two or more teats
「2 つ以上の乳頭を持つ牛や羊などの大きな袋状の乳腺」
だそうです。

話はずれますが、
上の説明に mammary 『乳房の』という形容詞が出てますけど、
ここでピンときました。

母親のことをママっていうのは、乳房があるからなのでは。

現に
関連する名詞の mamma
『哺乳器官、 乳房、ママ、おかあちゃん』の意味だそうです。
乳房=ママということでは?
(そもそも元はラテン語の mamma で『乳房』の意味ですと。)

『おかあさん、ママ』の意味のmommammaが語源らしいです。


ついでに、『哺乳類』を mammal っていうのも、乳房関係なんですね。
語源はやっぱりmammaだそうです。


ノエル団長関係:ボンレスハムは?-🐹-#気になる英語調べ隊 2337

(2024.11.3)

英語関係の日々の個人的な気付きをつづる本ブログですが、
本日は、ホロライブの白銀ノエルさんの配信で出てきた『ボンレスハム』についてです。

白銀聖騎士団のノエル団長に合わせて、ファンは「団員さん」と呼ばれています。
ちなみに団員は、画面やイラスト上ではハムスター hamster の姿です。

で、今日のノエル団長の配信で話題になったのが、団員の中のガチ恋勢の名称でした。
大空スバルさんのファン「スバ友」のガチ恋勢が「アヒージョ」と呼ばれているので、その白銀聖騎士団バージョンという感じですかね。

で、コメントでいくつかの案が出て、『ボンレスハム』というのが最有力候補になりました。
これ英語では boneless ham で、「骨(bone)の無い(less) ハム(ham) 」ということです。

ノエル団長の魅力で「骨抜きにされている」ことと、団員が「ハムちゃん」であることが意味として入っていて、これでいいんじゃないかという感じになりました。
ボンレスハムの別の書き方として「ボンレス公」とすると、聖騎士のイメージにも合うとの意見もありました。(それもいいかも。)

ちなみに、 「食品のハム はそもそも骨が無いもの」と思っている方も多いと思いますが、海外では bone-in ham 『ボンインハム(骨付きハム)』が主流だそうです。
たぶん日本人の好みから、骨を抜いた boneless ham の方が国内では普及しているのだと思われます。

「ボンレスハム」や「ボンレス公」は、
名称として面白いので定着するのではないでしょうか。

(白銀ノエルさん関係いろいろ→ここ

英語でハムスターの「回し車」は?―🐹―#気になる英語調べ隊 2270

(2024.8.27)

ハムスターがくるくる回す『回し車』を辞書で引くと
hamster wheel と出ていました。
分かりやすくて助かる。

他にもrotating cage、exercise wheel や 単にwheel と言われることも。

Wiktionaryでの hamster wheel の説明
A circular cage for a hamster or other small rodent,
which rotates vertically as the animal runs at its base.
「ハムスターなどの小さな齧歯類のための円形のケージで、
その動物が底辺を走ると垂直に回転する」
のようになっていました。

このhamster wheelは、動詞として
『空しく回転させる』のような意味で使われることも有るようです。

ハムスターは楽しんでやっているんだと思うけどね。

ホロライブのノエル団長の配信ではファン=団員の分身であるハムスターが 丸い輪の中に入って回しているシーンが見られます。
あれがhamster wheel 『回し車』ですね。

(白銀ノエルさん関係いろいろ→ここ

bachelorってどっちの?―#気になる英語調べ隊 2264

(2024.8.21)

bachelor って、
『独身男性』と『(大学の学部を卒業した)学士』の意味があるので
ちょっとややこしい感じがします。

以前、ぼくは似たような発音の別の単語かと思っていたのですが、
同じ単語に両方の意味があるということですね。

そもそも、bachelor の語源は「若い騎士」の意味のフランス語だそうです。
独身男性も大学卒業した学士も、まあ若い騎士みたいなものなのかもしれません。
(そうかな?)

英辞郎でbachelor の所を見たら、上の二つの意味の他に
『(まだ交尾したことのない)雄の若いオットセイ』というのも載ってました。

まあ、そういう若い雄のオットセイも、若い騎士みたいなものかもしれませんし・・・。
(そうかな?)

cheap じゃないcheepの意味は❓―🐣―#気になる英語調べ隊 2331

(2024.7.11)

cheap は『安い、安価な、とるにたらない』などの意味の形容詞ですね。

これを cheep と書き間違えても、ちゃんと辞書に載っている英単語なんですけど
ご存知ですか?

cheepは『(ひな鳥などの)ピヨピヨ鳴く声、(ネズミなどの)チューチュー鳴く声』の意味を持ちます。
これには動詞も有って、
『(ひな鳥が)ピヨピヨと鳴く(ネズミなどが)チューチューと鳴く』や
『(~を)ぴーぴー声で言う』の意味で使えます。

発音は両方ともほとんど同じで、発音記号 tʃíːp です。
(英辞郎では cheap の米国風の発音はtʃipになってましたけど)

使ってみましょう。
A chick in a cheap cage was cheeping.
「安っぽいカゴの中でひよこがピヨピヨ鳴いていた」

cheap のa を e にすると、ピヨピヨかチューチューになるわけですね。

「狼の群れ」の英語は❓―🐺―#つぶやき英単語 2302

(2024.6.15)

 5/26日、ジャパンラグビーリーグワンの2023-2024シーズンの決勝で東芝ブレイブルーパス東京が埼玉パナソニックワイルドナイツに勝利し、王座につきました。

 ブレイブルーパスは、 Lupus が狼座という星座の名前でもあり、チームのマークやマスコットは赤い狼で統一されています。今年のブレイブルーパスは、勇猛な狼の群れのようなチームだったと思います。

 英語では動物ごとに群れの言い方が違っていて、狼の『群れ』については pack という単語が使われます。
 なので、
 「今年のブレイブルーパスは、勇猛な狼の群れのようなチームだった」は
 This year’s Brave Lupus was a team like a pack of valiant wolves.
のように言えます。

ここのファンの応援も面白くて、ときどき狼の遠吠えみたいな声を出します。
チームとファンも一体になって、一つの狼の群れなのかもしれません。

「ずる賢い人を出し抜く」の英語は?―🦊―#つぶやき英単語 2293

(2024.6.6)

「ずる賢い人を出し抜く」の意味で、outfox the fox という表現が有るようです。
英辞郎に出てました。

outfox という動詞は『出し抜く、裏をかく』の意味です。
out+ foxで「foxの上を行く」的なことですね。

例えば、outfoxは
They were trying to outfox others. 
「彼らは他人を出し抜こうとしていた」
のように使えます。

fox は『キツネ』ですが、outfox the fox の場合には比喩的に『こうかつな人,ずるい人』の意味で使われています。

使ってみましょう。
He is good at outfoxing the fox.
「彼はずるい奴を出し抜くのが得意だ」

まあ、人を出し抜くつもりで、出し抜かれていたりすることも有りますから
お気をつけて。

山本由伸投手がもうブルペンで投球!からの「何でブルペンと言うの?」―⚾―#つぶやき英単語 2475

(2024.2.12)

山本由伸投手がドジャース入りして初めてのブルペン投球をした、とのニュースが有りました。
かなり注目されていますね。

Yoshinobu Yamamoto throwing his first bullpen with the Dodgers
「山本由伸投手がドジャースでの初ブルペン投球」

このことについてのRedditでのコメントを見てたら、bullpenという言葉についてのやり取りが有りました。
引用して訳してみましょう。

TyrionJoestar
 Why do they call it a bullpen
 「何でブルペン(牛の囲い場)と呼ぶの?」

KebabTaco
Over 100 years ago it was called that cause fans would actually stand in foul territory. It was cheap and a lot of fans would be in there, therefore it got the name bullpen (they were packed in tight like cattle). Later they cleared it and it became a place where pitchers would warm up にand chill. They kept the name.
「100年以上前は、ファンが実際にファウル・テリトリーに立っていたため、そう呼ばれていた。安かったので多くのファンがそこにいたことから、ブルペンと呼ばれるようになった(牛のようにぎゅうぎゅうに詰め込まれたから)。
その後、そこを更地にして、投手たちがウォームアップしたり、クールダウンする場所になった。でも、前の名前が残ってるんだ。」

へえ、そうなんですね。山本選手の記事で一つ賢くなった感じです。

補足すると、
bull は『(去勢されていない)雄牛』で、penには『(家畜の)おり、囲い』の意味が有ります。
なので、bullpen の文字通りの意味は、『牛の囲い場』です。

山本投手の実力は確かだと思うので、
大谷選手ともども今シーズンのドジャースは楽しみですね。
(一平さんもいるしね。)

「1月の満月」の英語で一句―🐺―#つぶやき英単語 2459

(2024.1.26)

今夜は満月らしいので、写真撮りました。
(あそこで、SLIMが逆立ちしているのかな)

1月の満月、英語では Wolf Moon という呼び名が有るそうです。
文字通りなら「狼月」ですね。

ここで一句
「狼月に 遠吠えもせず 一人飲む」

Under the Wolf Moon
Not even howl
Just drink alone

(狼月と言う季語は正式には無いと思いますが、季語っぽいから許してください。)

寒い夜には、熱燗がいいですかね。
僕はお茶にしときますけど。

「借りてきた猫のような」の英語は❓―🐈―#つぶやき英単語 2457

(2024.1.25)

英辞郎を見ていたら
『借りてきた猫のような、とてもおとなしい』の意味の英語として
as meek as a kitten という表現が出ていました。

meek は『おとなしい』の意味で、kitten が『子猫』ですから
as meek as kitten は文字通りなら「子猫のようにおとなしい」という意味ですね。

例えば
He is as meek as a kitten in the presence of strangers.
「彼は見知らぬ人がいるところでは借りてきた猫のようだ」
のように使えます。

僕もけっこう借りてきた猫状態になります。
我ながら、もう少し図太く生きた方がいいとは思いますが。