puppet state は?-👥-#つぶやき英単語 1314

(2021.1.29)

puppet state は『傀儡国家』です。

独立国家の形をとりながら、実際には他国の支配を受けている国家のことですね。

例文です。
The first puppet state in history is believed to be the Batavian Republic, created by Napoleon in 1795.
「歴史上最初の傀儡国家は、ナポレオンが1793年に作ったバタビアン共和国とされています」
(へえ、そんなんだ。)

puppet は『人形(操り人形、指人形)』ですが、
『傀儡、手先』の訳語も有ります。

そもそも、傀儡=操り人形=puppet です。
(英語のpuppet より、日本語の傀儡の方が難しくて書けない。)

hone one’s skillsは?-👨‍🔧-#つぶやき英単語 1311

(2021.1.24)

hone one’s skills は『腕(技)を磨く』の意味です。

このhone は名詞なら『砥石』です。
これが動詞としては『砥石で研ぐ』の意味で使われ、
さらには『(技量などを)磨く』の意味にもなるわけですね。

🦄

実は、最初、僕はこの単語をhorn 『角』と混同しそうになりました。
砥石のhone の発音は hóʊn (ホウンに近い感じ)で、角のhorn の発音は hˈɔɚn (ホーンに近い音)です。

🎧

honeを使った自作例文です。
I think that taking online English lessons is one of the most effective ways
to hone your English conversation skills.
「オンライン英語クラス受講は、英会話のスキルを磨くのに最も効果的な手段の一つだと思います」

この単語もオンライン英会話で教わった表現です。
Bizmates さん、お世話になっております。

insurrection は?➖📰➖#つぶやき英単語 1307

(2021.1.16)

たまたま、Weblioのサイトを見たら、「みんなの検索ランキング」の中に
insurrection という単語が入ってました。(知らない単語発見!)

insurrection は『暴動、反乱』の意味ですと。
これトランプ大統領がらみの時事ネタですね。

そう言えば、他にもimpeach 『弾劾する』と impeachment 『弾劾』も入ってました。



Trump Impeached for Inciting Insurrection – The New York Times

「トランプ大統領、暴動を扇動のため弾劾」というような記事が出ていたから、辞書サイトの検索ランキングにも影響したんですね。

現役のアメリカ大統領が暴動を扇動と言われる時点で前代未聞なんじゃないでしょうか。

flint and steel は?―🔥―#つぶやき英単語 1306

(2021.1.12)

flint and steel は、『火打ち道具(火打ち石と打ち金)』だそうです。

flint は燧石(すいせき、ひうちいし)と言われる硬い岩石の一種です。これを、鋼鉄に打ちつけて火花を出して、火おこしなどに使うことができるんですね。

flintが火打ちに使われる代表的な石ということで、英語ではflint = 火打石ということになってるんだと思うんですが、実際には他にも火打に使える岩石はいろいろあるようです。現に、通販サイトでは、石英 quartz、瑪瑙 agate、アメジスト amethyst などが火打石として売ってたりします。

🪔

 最近、僕が仕事に行くときに、うちの奥さんが火打石と打ち金をカチカチと当てて火花を出す「切り火」というのをやってくれるんです。
 時代劇の中とかでも出てくる習慣ですが、これは火で邪悪なものを払い、無事な帰りを願うというような意味のまじないのようなものです。(僕は銭形平次か?) 
 でも、カチカチという音で送り出されると、なんか気持ちが引き締まる感じがして、いいもんですよ。(無事に帰ってきてほしいと思われていて、よかった。)

自作例文です。
In the old Japanese custom called ‘Kiribi’, a flint and steel is used to produce sparks for dispelling evil spirits.
日本の古い風習である「切り火」では、邪気を払うために、火打石と打ち金を使って火花を出します。

火打ち道具 flint and steel は、割と簡単に火花が出せるものが売っています。サバイバル的な意味でも持っていて役に立つことが有るかも知れません。

revelryはしばらく控えましょう―🍻―#つぶやき英単語 1301

(2021.1.2)

revelry は『飲めや歌えの大騒ぎ』みたいな意味です。
オンライン英会話でトレーナーさんと世間話している中で教わりました。
「今、パンデミックでパーティーもできなくて新年という気がしない」みたいなことを、そのトレーナーさんは言ってました。

僕は、もともとお酒はあまり飲まない方なので特に不満は感じないのですが、
集まって飲むのが好きな人には、このパンデミックで飲み会ができないのも
ストレスたまる状況なんでしょう。

まあ、お酒の楽しみ方もいろいろありますから、
こんな時は、自宅でワインでも飲みながら、オンラインで好きな映画でも見るとか
いいんじゃないんですかね。

自作例文です。
Revelry isn’t the only way to enjoy alcohol.
It is also nice to drink wine calmly while watching old French movies at home.
飲んで騒ぐだけがお酒の楽しみ方ではありません。
家で古いフランス映画を見ながらワインを飲むのもいいものです。

Let’s get the ball rolling.―🌅―#つぶやき英単語 1300

(2020.1.1)

Let’s get the ball rolling.
「さあ始めよう。」
(直訳ならボール転がそうみたいなことですね。これ、活動や会議を始める時に使われる表現らしいです。)

明けましておめでとうございます。
否応なく始まる一年ですけれど、本当に自分の新しい年にするには、
自らボールを転がして進んでいくことが大切かと思います。

転がるラグビーボールように予測しにくい世の中ですから、
なおさら自分のボールは自分の意志をこめてコントロールしないと。
(鮮やかなグラバーキックが最初からできるわけではありませんが、
まず蹴ってみる勇気を持ちたいものです。)

僕はと言えば、熊谷ラグビー場の近くで2021年の初日の出を見て、
ちょっと気合を入れて一日を始めました。

こころざし 胸に吸い込む 初日の
Intake the high aspirations
into my heart
from the first sunrise
      by Zuka

denouement は?-( ゚Д゚)―#つぶやき英単語 1299

(2020.12.31)

denouementは、劇などの結末の『大団円』です。
複雑な伏線が一気に回収されて、鮮やかに終幕を迎えるような、そんな場合に相応しい言葉かもしれません。
これは、事件・紛争の『解決、終局』の意味でも使われるようです。

denouement の語源は、「結び目をほどくこと」の意味のフランス語だそうです。
t はサイレントで、ディヌーメンみたいな発音です。確かにフランス語っぽい。
(Weblio レベル:23の単語です)

🌏

今日は12月31日だから、
あと少し地球が回ると、2020年が終わるわけですが、
いろいろあったこの年に、きちんとしたdenouementがつくのでしょうか。
奇跡でも何でも、悪かったことは今年中にちゃっちゃと解決してもらって一向に構わないんですけど、無理ですよね。

Pandemicの解決は来年に持ち越しですね。
皆さんも安全第一で、この時代を生き抜きましょう。
We’ll have to wait until next year to see the denouement of the pandemic.
Let’s live through this hard time with safety first.


英語俳句 Cold Moon ―🌕―#つぶやき英単語 1298

(2020.12.30)

12月の満月は、Cold Moon と言うんですね。
実は、俳句の季語でも「寒満月」というのがあるそうです。
同じお月様を見ているのですから、同じような感覚の言葉が有っても当然かもしれません。

へたくそながら、俳句を一つ。

世事知るや寒満月ぞふるえおり
You know the recent world?
Trembling
Cold Moon   (by Zuka)

風が強くて、変な雲もかかってて、おまけに霰が降ってくるという・・・
2020年12月30日のCold Moon はそんな感じでした。

クライアントとのラポー?–😲–#つぶやき英単語 1297

(2020.12.29)

オンライン英会話で、
「ビジネスの顧客とラポーを築くのが重要だ」的なこと英語で言われたのですけれど、ラポー、いやラポーァかな、何ですか?

説明を聞いて、後で辞書で見たら、 rapport =『感情的な親密さ』と出てました。
これ、最後の t は発音しないんですね。
この単語の語源は、「一致、調和的な(親密な)関係」の意味のフランス語だとか。
だから、こういう発音なのかと、納得。

🇫🇷

rapport って僕が知らなかっただけで、
ビジネス分野では、カタカナでラポールとか言って使ってるみたいです。
営業の人なら常識なんでしょうか?
これ、親密という日本語だと、違うニュアンスが加わるから、ラポールと言った方が都合いいんだと思います。
(H部長とA社のKさんが親密な関係だというと、何かきな臭い感じがしませんか? そういうドラマの影響なのかもしれないですが。)
この意味で日本語にするなら、相互の信頼関係ぐらいが無難かもしれません。

サムネイル画像

自作例文で締めます。
As a sales representative, you need to establish rapport with your clients.
「営業担当者として、あなたは顧客とのラポール(信頼関係)を築く必要が有ります」

cold turkeyはあの人に―🍗-#つぶやき英単語 1296

(2020.12.27)

クリスマスから何日もたったから、
もしその時のturkey 七面鳥の料理が残っていたら、冷蔵庫の中で冷たくなっちゃってると思いますけど。
(これならチンしてくれたら僕が片付けますけど、おなかの中に)

cold turkey には、
『(薬物などへの)依存習慣を急に断ち切ること』の意味があるんですね。
また、『禁断症状で起こる鳥肌』のことも意味するというか、こちらが言葉の由来何でしょう。

🦃

あの人のことを思い出しました。
だいぶ前ですけど、アメリカでは大統領が turkey 七面鳥に恩赦を与えるというしきたりが有って、その年はAbeという七面鳥が助かったというニュースが流れてました。
(読み方はたぶんエイブですけど)

何にでも中毒ってものがあって、
権力中毒は、何をしてもの許されるという感覚麻痺を起こす病気だと思うんですよ。
人には厳しいルールを強いる立場にいながら、自分たちは適用外みたいな感覚は、病気じゃなきゃ持てないはず。
これが怖いのは、社会に毒素をまき散らし、集団や社会を病気にしかねないところです。

お願いしたいのは、
間違いが有ったら、トップとしてそれを認めてきちんと謝罪すること。
そして責任を取ること。
鳥肌が立つほどの禁断症状だろうと、権力を離れていただきたい。
それが、これからの世代のために、教訓になり、先例になるはずですから。

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