do or die とか do-or-dieとか―😠-#つぶやき英単語 1412

(2021.9.1)

do or die は『(成功するために)死ぬ気でやる』っていうことですね。

使い方はこんな感じです。
They seemed determined to do or die.
「彼らは死ぬ気でやる覚悟のようだった。」

ハイフンを入れてdo-or-die だと『必死の覚悟の、食うか食われるかの』という形容詞になります。

It was a do-or- die situation.
「やるかやられるかの状況だった。」

まあ、気持ちは分かりますけれど、
言葉の上の事でも、何かやるときに死ぬとかdie とかを持ち出さない方がいいんじゃないでしょうか。

生き生きとがんばって、それで成功できればいいですね。

On your marks は? ―🏃‍♂️-#つぶやき英単語 1410

(2021.8.29)

この頃、The Great British Bake Off というパンや焼き菓子を作るコンテストの番組をAmazon Prime でよく見ています。(今、第4シーズンまで見たところです。)

その中で、各テーマのベーキング競技の開始時には、司会の女性2人組が
On your marks. Get Set. Bake!
と決まり文句を言っています。
これは、「位置について、ヨーイ、ベーク!」 ということなんですね。 

普通、短距離走などの時なら
On your marks. Get Set. Go!
「位置について、ヨーイドン!」 という所を、
Bake!「焼け!」に変えているわけです。

🎂

The Great British Bake Offは、2010年ごろからやっているシリーズなので
ご存知の方は多いかもしれません。

この番組、ドラマとか映画より英語をしゃべっている時間が長いので、
英語を聞く練習にはかなりおススメじゃないかと思います。
(欠点は、パンとかケーキとか食べたくなること。
ダイエット中の人には目の毒かも。)

「単数形」ではない singular は?―🥇―#つぶやき英単語 1408

(2021.8.26)

singular は、英文法では『単数(形)』や『単数(形)の』の意味で使われますね。
(この意味だと対義語は plural 『 複数(形)』や『複数(形)の』 です。)

🥇

この singular は、 単数という意味以外でも用いられ、
形容詞として『並外れた、まれにみる、非凡な、奇妙な、珍しい』等の意味になります。
使い方はこんな感じです。

 They have had a singular success in the IT business.
「彼らはITビジネスで並外れた成功を収めた」

これを「単数の」と訳すと、意味が違ってくる感じです。

ただ、よく考えれば、並外れたということは、同レベルのものがなくマラソンの独走のような状態です。この一つのものが他からかけ離れている感じが、singularの単数という意味とつながるんですね。

She is a woman of singular beauty.
  She is a singularly beautiful woman.
「彼女は稀にみる美人だ」

上の例のように、singularly という副詞として使うことも可能です。



形容詞のsignatureは?―🍰―#つぶやき英単語 1407

(2021.8.24)

signature は一般的には『署名、サイン』などの意味の名詞として使われます。

ただ形容詞として用いられることもあるようです。
現に、英辞郎を見ると『特徴的な』という訳語が出ています。
これは、署名のように特徴を表すものに対して使われる表現なんですね。

例えば、the signature dish of the restaurantというと
「そのレストランを特徴づける料理(そのレストランの看板料理)」の意味になります。

The Great British Bake-Off というアマチュアが焼き菓子やパンを作るコンテストの番組を見ていたら、この形容詞のsignatureが使われていました。

Please make your signature cake.
「あなた自慢のオリジナルケーキを作ってください」
のようなこと言っていました。(正確には覚えてませんけど)
これは your original cake でもいいのかもしれませんが、
signature の方が「自分の特徴を表す、名刺代わりの」的な感覚に近いのかと思います。



bake-off は?―🍞―#つぶやき英単語 1406

(2021.8.20)

この頃、Amazon Prime Video で The Great British Bake-Off という番組を見ています。
パンやケーキなどを作るアマチュアのコンテストの番組なんですけど結構面白いです。

🧁

このタイトルのbake-off という単語を知らなかったので、辞書で調べました。
英辞郎では『パン焼きコンテスト』との訳語になっています。

Oxford dictionary だとbake-off の定義は、以下のようです。
A contest in which cooks prepare baked goods such as bread and cakes for judging.
「複数の料理人がパンやケーキなどを焼く食べ物を作って評価を受けるコンテスト」

また、Merriam-Websterでは、bake-off という言葉は
used for a public contest for amateur cooks in which contestants must prepare and bake their entries within a stated time
「決められた時間内に準備して焼き上げる、アマチュア料理人の公開コンテストに使用される」
と説明されています。

何にしても、この番組のようにパン、ケーキなどを作って競うコンテストが、bake-off ということで間違いないと思います。

cook-off という言葉も有って『料理コンテスト』の意味になるそうですから、
他にも同じような -off のついた言葉があるのかもしれません。
ただ、そもそも何で-off がついてコンテストの意味になるのかは辞書見ても、今のところよくわかりません。すみません。

この番組は、生の英語がたくさん聞けるので、英語を勉強している人にはおススメです。
(ただ、僕はなんやかや字幕見ちゃってるので、エラそうなことは言えないんですが・・・)

ただ、この番組見るとケーキとかタルトとか食べたくなるかもしれませんので、
ダイエット中の方のご視聴は自己責任でお願いします。

mortar は?―🏰―#つぶやき英単語 1405

(2021.8.19)

化学や薬学の実験で使う『乳鉢』は、英語では mortar と言います。
同様に『すり鉢、小臼』も mortar と呼ばれます。
(ついでに言うと、
この mortar と組み合わせて使われる『乳棒、すりこ木、杵]は pestleです。)

🏛

mortar は建物の壁に塗ったりする『モルタル、漆喰』の意味でも使われます。
これらの原料の石灰などを砕いたり練ったりするのに臼のような道具 mortar を用いたことから、こう呼ばれると考えられています。

また、mortar には『迫撃砲、臼砲』の意味も有ります。
臼砲という古いタイプの砲は、言葉の通り臼 mortar にそっくりの形であったため、この名前が出来たとらしいです。現在の迫撃砲となると、もっと筒のような形に進歩していますが、名前だけは臼砲の時から引き継いでいるわけです。

まあ、同じ単語でもいろいろな意味になるということです。
私としては、武器の意味のmortarをニュース記事で見かけるようなことが
無くなるといいなと思います。
(この頃のAfghanistan 情勢などを見ると、まだまだ安定した世界とは平和な世界とは程遠い感じがします。)

if anything は? ―🤔―#つぶやき英単語 1401

(2021.8.8)

if が『もしも』で、anything は『何でも、何か』等の意味ですが、
二つを合わせた if anything はどのような意味になるのでしょうか?

if anything というイディオムを辞書で調べると
『どちらかと言うと、むしろ、それどころか、いずれにしても』と出ています。

使い方はこんな感じです。
The pandemic situation has not improved, if anything it has gotten worse.
「パンデミックの状況は改善せず、どちらかというと悪化しています。」

こういう熟語は知っていないと意味を推測するのけっこう難しいので、
初歩的な単語の組み合わせでも侮れないですね。

ta-da は?―🎩―#つぶやき英単語 1400

(2021.8.6)

ta-da とか tada は『じゃじゃーん』っていう感じの間投詞なんですね。
そもそも、ファンファーレの音を模した言葉らしいです。
こんな風に使います。

He tapped his silk hat with his stick and… Ta-da!
A rabbit jumped out of the hat.
「彼がシルクハットをスティックでたたくと、ジャジャーン。
 ウサギがとび出しました。」

東京オリンピックをテレビで見ていた英語圏の方々の間で
ある日本人選手が話題になっていたようです。
短距離走者の多田修平選手です。

中継で胸にローマ字書きの名前をつけた多田選手が映ったわけですが、
向こうの方々には TADA =ジャジャーンなので、
面白い人が入ってきちゃった感じになったわけですね。
(外国の人名が日本人には面白く感じられる場合も有りますから、
当然逆も有ります。)

また、ツイッターなどで出回ったその時の多田選手の写真がちょっと笑顔なので、
本当にジャジャーンと登場したみたいにも見えます。
面白いです。

この件で、多田選手も、ta-daも覚えました。

make-believe は?―😎―#つぶやき英単語 1399

(2021.8.5)

これもオンライン英会話のレッスンで読んだ英文に出ていた単語ですが
make-believe で名詞として『見せかけ、偽り、空想』の意味になるそうです。
また『見せかけの、偽りの、架空の』の意味の形容詞としても使えます。

 His ideal family is actually a make-believe one.
 「彼の理想的な家庭は、実は作りものです。」

そもそもハイフンのない make believe なら
『(~と)見せかける、ふりをする』の意味で、以下のように使います。

Let’s make believe that we are Samurai warriors.
「さむらいごっこをしよう。」

ポイントは、動詞として使われるmake believe を
ハイフンでつなぐと名詞や形容詞になっちゃうとこです。

この前に書いた go-toも形容詞になってましたしね。
ハイフン一つで品詞も変わっちゃうんだから、英語って面白いです。

go-to という形容詞 知ってた?―📚―#つぶやき英単語 1398

(2021.8.1)

go to と言えば、『~に行く』の意味でお馴染みですが、
ハイフンでつないだ go-to は、『望ましい、お気にいりの、(人が)頼りになる』の意味の形容詞になるんですね。 

自作例文です。
  Pudding is my go-to dessert.
「プリンは私のお気に入りのデザートです」

🍮

この単語はオンライン英会話のレッスンで出てきて知ったのですが、
その中では、以下のように使われていました。
 Who is your go-to person?
 「あなたの頼りにしている人は誰ですか?」

🙉

この go-to は、読むなら「へ行く」のgo to と見た目で違うからまだいいとして、
Listening のテストでは同じ音なので、ちょっと紛らわしいと思います。
他の単語も聞き取れていればいいですけど、この単語だけ耳に飛び込んできたら、なんか動詞の方かと思っちゃうかもしれません。
でも、go-to という形容詞があると分かっていれば、周りの単語も含めて聞き取れる可能性が増えるのでは?
何にしても、知ってて損はないでしょう。