動詞のbread は?―🍞―#つぶやき英単語 1452

(2021.11.4)

bread といえば『パン』ですけれど、場合によっては『主食物、生計、金』なんかの意味になる場合もあるんです。でも、みんな基本的に名詞ですよね。

🍞

ですが、bread が動詞で使われる場合も有るのですよ。
どんな意味になるでしょうか?

これ、英語で料理の作り方を説明する番組で使ってました。
その料理はとんかつ。

そう、bread は他動詞で『~にパン粉をまぶす』という意味になるんです。

使ってみましょう。
When breading the meat, make sure to lightly coat it with breadcrumbs.
「肉にパン粉を付ける時は、軽くつけるようにしてください」

英語って、名詞を動詞に使ったりして新しい言葉を作るのには
寛容な言語かもしれませんね。

preside からstudent に思い至る―❔―#つぶやき英単語 1450

(2021.10.31)

アプリで英単語のクイズをやっていて、
preside=『司会をする』というのを間違えました。(あらら、4択なのに・・・)

見ざるの絵文字がGoogleでどのように見えるか。

動詞のpreside の語源は「前に座る」という意味のラテン語だそうです。
前の席にいて取り仕切るということで、これが『議長をする、司会をする』の意味になっているんですね。
同じように、『(食卓の)主人役を務める』や『(楽器の)演奏者を務める』の意味でも使われるそうです。

この延長で、preside は『統括する、主催する、責任を負う』の意味も表します。

聞かざるの絵文字がGoogleでどのように見えるか。

ここで、はたと気が付きました。

preside する人=president ということか!

president は、日本語で言えば、
国の大統領、公的組織の総裁、大学の学長、会社の社長、銀行の頭取、学会・協会の会長など組織ごとにいろいいろですけれど、
みんなpresideする人、つまりその組織で「全てを統括して責任取る人」なんですね。
(なるほど。じゃ、責任取れない人は president と呼びたくないかな。)

ちなみに、本日、衆議院議員選挙なのですけれど
自民党総裁は President of the Liberal Democratic Party です。
岸田さんは、国の prime minister (首相)で、党のpresident です。
(いろいろ責任持っていただかないと)

言わざるの絵文字がGoogleでどのように見えるか。

president の -ent は「行為者」を表す接尾辞なので,
presid+-ent =( preside する人、統括者)ということです。 

ここで、はたと気が付きました。 (本日2回目)
同じ構造のあるじゃないですか。
study する人=study + ent =student
勉強する人が、student 学生・生徒なんですね。 
初歩の初歩なんですけど、分かってるつもりで、ちゃんと分ってなかったかも。

ハロウィンかぼちゃの絵文字がGoogleでどのように見えるか。

勉強する人が student ですから、若い学生の皆さんは頑張って学んでください。
ハロウィンで、はしゃぎすぎないようにね。

liken は?―😍―#つぶやき英単語 1446

(2021.10.25)

liken は動詞で『(~を)(~に)たとえる、なぞらえる』の意味になります。

『同様な、類似の』の形容詞 like に、動詞を作る接尾辞の-en が付いた感じですね。
例えるというのは、同様ということにする、ということでしょうか。

likenの使い方はこんなです。
He often likens himself to a migratory bird.
「彼はしばしば自分のことを渡り鳥にたとえる」

もう一つ
What kind of animal would you liken yourself to?
「どんな動物に自分を例えますか?」

先日、オンライン英会話のレッスンで、起業家や経営者で自分をライオンに例える人がいるという話について議論しました。
で、自分は少なくともライオンではないな、と思いました。
そんなに自信満々だったら、ちょっと怖いです。

If I had to liken myself, I’d say I’m some kind of small herbivore.
「僕が自分を例えるんなら、小さめの草食動物の何かだと思います。」

cock-and-bull story は?―🐣―#つぶやき英単語 1443

(2021.10.22)

cock-and-bull story は、
直訳なら「ニワトリとウシの話」で何か童話のタイトルみたいですが、
これで『たわいもないでたらめ話, まゆつばもの(眉唾物)』の意味だそうです。

His tweets are full of cock-and-bull stories.
「彼のツイートは、眉唾物の話ばかりだ」

🐔

なんで、cock-and -bull story で眉唾物になるのかなんですが、
研究社の新英和中辞典には「cock(雄鶏) と bull (雄牛)が自慢し合う昔の民話から」と語源の説明が出ています。
(まあ、他にも説はあるみたいですが)


ついでに、まゆつばもの 眉唾物 は何でそういうか知ってます?

昔の人は、タヌキやキツネに化かされないようにするには
眉に唾をつけるのが効くと思っていたんですね。
それで、眉に唾でもつけてないと聞けないような怪しい話のことも
眉唾というようになったわけです。

もうすぐ選挙がありますが、こういう時だけ声高にお願いする人たちの話は、
眉に唾つけるなりしてしっかり聞いとかないといけませんね。
ゆめゆめ、化かされませんように。ご注意を。

passersby は?―🚶🚶―#つぶやき英単語 1442

(2021.10.21)

passersby は『通りがかりの人たち』の意味です。passers-by とも書きます。

お分かりの通り、
これは passerby または passer-by 『通りがかりの人、通行人』の複数形です。
こういう単語は、複数形のsが単語の最後につかないところがちょっと面白いと思います。

passerby はthe person who is passing by(通りすがりの人)ということで、
passer + by からなる複合名詞 compound noun です。

このような複合名詞を複数形にする場合、主体となる名詞要素が有れば、それを複数形にするのが原則ということで、passerにsをつけて passersby とするんですね。

似たようなケースで、mother-in-law 『義母』の複数形は、mothers-in-law になります。

🙇‍♂️

自作英文で締めます。
There were several passersby, but fortunately no one was injured in the accident.
「通行人が何人かいたが、幸い誰もその事故でケガをしなかった。」

「~に関しては」 は英語で何?―🚶―#つぶやき英単語 1441

(2021.10.20)

When it comes to video games, he is second to none.
「ビデオゲームに関しては、彼は誰にも負けない。」

🎮

このWhen it comes to は『~のことになると、に関して言えば』の意味になります。

(こういうのが言いたい時に出て来ないのがくやしい。)

🙈

でも、この言い方でなくても似た表現は他にもあるので、なんか言えればOKのはず。

「~に関しては、」という表現には、以下のようなものがあります。
As for math, he is a genius.
 数学に関しては、彼は天才だ。
As to cooking, I can help you.
 料理に関しては、お手伝いします。
Regarding to music, he has a great talent.
 音楽に関して彼には素晴らしい才能が有る。
As far as haiku goes, simplicity is a key feature.
 俳句に関しては、シンプルであることが重要である。
With regard to politics, I respect his opinion.
 政治に関しては、彼の意見を尊重する。
With respect to art, the budget is decreasing.
 芸術に関して、予算が減少している。
As concerns health, it is important to take an annual check-up.
 健康に関して、一年に一度健診を受けることが大切だ。
In coming to the vaccines, the effectiveness has been evaluated.
ワクチンに関しては、有効性がされて評価されています。
In point of tourism, this area needs more accommodation.
 観光に関しては、この地域にはより多くの宿泊施設が必要だ。

とりあえず、覚えたものから使ってみるのが早道ですかね。

Manic Monday のmanic は?―🌝―#つぶやき英単語 1440

(2021.10.18)

若い時はいろいろ吸収力があったのか、あの頃、何となく流れているのを聞いていて覚えた曲がいくつもあります。

最近、The Bangles のManic Monday という曲をたまたま聴いて、「懐かしい」と思ってしまいました。
これ、1986年の曲なんですね。Prince が作ったんですか、へえ。

このManic Mondayのタイトルにある manic を辞書「英辞郎」で引くと、
まず『躁病の』という訳語が有って、その次に『熱狂的な、とても興奮した、大忙しの』の意味が出ています。
さすがに、曲名に病気関係はないので、当然ながら後の方の意味になりますね。

今まで歌詞の内容も分からずに聴いてたんですけど、
このManic Mondayというタイトルは「慌ただしい月曜日」ということで、
日曜日を恋人と楽しんだ女性が月曜日に慌ただしく仕事に行く気持ちを歌ってるようです。

サビでは、
It’s just another manic Monday
「またいつもの慌ただしい月曜」
という歌詞が繰り返し出てきます。

I wish it was Sunday「今日が日曜だったらよかったのに」
みたいなことも言ってるので、
「うん、うん、分かるよ」と思うのですけれど、この曲の女子と僕とでは大違いです。
とにかくポップな曲にのっているので、この女性は慌ただしい月曜日の中を元気に走っていく感じです。なんかうらやましい。
僕なんかだと、どよーんとした感じで月曜始まるんでね。

でも、今日はManic Monday を脳内再生して、朝から飛ばしていこうかな。
今週も頑張りましょう。

tooth and nail は?―🦷―#つぶやき英単語 1438

(2021.10.16)

tooth and nail は直訳なら 歯と爪 ですけれど、
これで『手段を尽くして、極力、必死に』の意味になるそうです。

使い方はこんな感じです。

We fought tooth and nail to survive.
「私たちは生き残るため必死に戦った。」

マニキュアを塗る手の絵文字がGoogleでどのように見えるか。

何でも有りの闘いなら、それこそ歯でも爪でも使ってOKなんでしょうが、
たいていのスポーツでは反則になりますね。

それでもサッカーの試合で相手に噛みついた選手もいるくらいですから、
必死になった人というのは恐ろしいものです。

ditch は?―🙈―#つぶやき英単語 1437

(2021.10.15)

ditch に は『見捨てる、ほったらかす』や『(学校などを)さぼる、ずる休みする』の意味があるそうです。

🏫

記事のタイトルにこんなのが有りました。
Kyrsten Sinema ditches Senate negotiations for fundraising trip to Europe
「キルステン・シネマ上院議員、上院での交渉をさぼってヨーロッパに資金調達の旅へ」

この方はアリゾナ州から出ている民主党の上院議員だそうです。
細かいことは分からないんですが、議論が必要な重用局面で外国行って資金集めするのは、上院議員として批判されてもしょうがないのではないでしょうか。

ditchには名詞で『溝、排水溝』の意味があり、
これに対応して『溝を掘る、溝に落とす(落ちる)』の動詞としても使われるようです。

visitant は?―👻―#つぶやき英単語 1435

(2021.10.9)

visitant は、visit 『訪問する』と明らかに関係ありそうなんで、訪問する人とかの意味かと想像できると思ういます。
ただ、辞書にvisitant は『(特に霊界からの)訪問者、来訪者』と出ています。
こうなると普通のお客とかではないですね。

👻

英辞郎で『幽霊』と引くと、ghost などいろいろ訳語が出てくるのですが、このvisitannt もその中の一つです。

There is a rumor about spiritual visitants in this castle.
「この城には霊界からの訪問者のうわさが有ります」

visitant は『渡り鳥』の意味でも使われます。

In winter, this riverbank is a great place to see swans as visitants from the north.
「冬になると、この河辺では北からの渡り鳥である白鳥を見ることができます」