mold は鋳型とカビでややこしい―🍮-#つぶやき英単語 1843

(2022.12.21)

川柳風ですけど
「mold は鋳型とカビでややこしい」というのはホントの事。

mold という単語には、(溶かした材料を入れて形を造る)『型』の意味が有ります。
溶かした金属を形にするための『鋳型』や、キッチンで使う『ゼリー型』などもmold ということになります。

ただ、ややこしいことに
mold には『カビ』という意味も有ります。
blue mold と言えば『青かび』のことです。

型とカビが同じmold なので、両方が話に出てくる場合も有ると思います。
例えば、こんな感じで。

Camembert cheese is made by a process in which curds are formed into a lump in a mold and then sprayed with white mold dissolved in water.
「カマンベールチーズは、カード(凝乳)を型で塊状に成形し、白カビを水に溶かしたものを噴霧するプロセスで作られます」

この文には、型とカビの二つのmold が話の中に入ってますから、やはり少し紛らわしいかもしれません。
(それにしても、カマンベールチーズの表面の白いのってカビなんですか?)

snowed under は❓-⛄-#つぶやき英単語 1842

(2022.12.20)

snowed under は、『てんてこ舞い、忙殺される、仕事に追われる』という

意味になります。
この表現には『~におしつぶされる、惨敗する』の意味や、
文字通りの『雪に埋もれる』という意味も有るそうです。

なので、雪に埋もれるように仕事に埋もれている感じでしょうか。
ときどき、積み上げた書類が雪崩起こしたりして・・・。

なお、これを snow under とすると『雪で覆う』『圧倒する』『忙殺する』という意味になるそうです。

snowed under の使い方はこんな感じです。
We all are snowed under at work because the deadline of our project is approaching.
「プロジェクトのデッドラインが近づいているので、私たちは仕事に追われている」

やはり年末は慌ただしいですけど、
完璧にしようとしすぎて、仕事に押しつぶされないようにね。

メッシは GOAT -⚽-#つぶやき英単語 1841

(2022.12.20)

GOAT=Greatest of All the Time 
 『(スポーツ選手などで)史上最高の人』

ワールドカップでアルゼンチンが優勝。
メッシ選手がさすがの活躍でした。

英文の記事見出しなどで見ても、メッシのためのワールドカップだった感じがします。

apnews.com
Messi wins World Cup to push claim to be soccer’s GOAT
「メッシがワールドカップで優勝し、サッカーのGOATの称号を獲得」

NHK WORLD
Lionel Messi bags Golden Ball award for best player at World Cup in Qatar
「リオネル・メッシ、カタール・ワールドカップで最優秀選手に贈られるゴールデンボール賞を受賞」
   bag は動詞で『袋に入れる、手に入れる』の意味が有ります。

abc.net.au
Lionel Messi has finally won the FIFA World Cup, and can claim to be the greatest male footballer of all time
「リオネル・メッシがついにFIFAワールドカップで優勝し、史上最高の男子サッカー選手であることを証明」

Not only has Lionel Messi just won the World Cup 😬
But he’s also moved top of the all-time World Cup goal contributions list 😲
「リオネル・メッシはワールドカップで優勝しただけでなく、
 ワールドカップの歴代ゴール数ランキングでもトップに躍り出た」

確かに、メッシはGOATですね。

キャプテンシーとcaptaincyは❓-⛹️‍♀️-#つぶやき英単語 1840

(2022.12.19)

東芝ブレイブルーパス東京のキャプテンの態度を見て、あらためていいチームだと思ったという話。

まず、日本語になっている「キャプテンシー」という言葉について書きます。
これを、goo辞書の国語辞典で引くと
キャプテンシー (captaincy)
「キャプテンとしてチームを統率する力。指導力。」と出ています。

ですが、同じgoo辞書の英和・和英辞典では、
captaincy
「captain の職[地位,任期]」と載っています。

captaincyは、Macmillanの英英辞典で見ても
the job of being the captain of a sports team, or the time during which someone is captain
「スポーツチームでのキャプテンという仕事、あるいは誰かがキャプテンである期間のこと」とされています。

 なので、英語の captaincyは、「キャプテンの職・地位や任期」という限られた意味で使われるのに対し、カタカナのキャプテンシーは主にキャプテンとしてプレイや言行・態度などでチームをリードする力のことを指していると考えられます。
 日本語のキャプテンシーはある程度定着していて、使い勝手のいい言葉ですから、大いに使えばよいと僕は思います。ただし、英語のcaptaincy と意味のずれがある可能性があるので、この点は理解しておいた方がいいかもしれません。

ここから、ブレイブルーパスの話:
 12/17の熊谷スタジアムでのブレイブルーパスとワイルドナイツの試合後のことです。
ブレイブルーパスの共同キャプテンの小川高廣選手、徳永祥尭選手の二人は、チームとしてメイン・バックスタンドに向けてあいさつししてから、さらに一周回ってゴール裏にいた僕たちの所にも手を振りに来てくれました。この辺なんか、ワイルドナイツファンばかりなのに。(律儀!)
 こういうことが自然にできるのは、ファンを大事にするチームの雰囲気があるからだと思いますし、プレイ以外でも両選手のキャプテンシーが発揮されている証拠だと思います。
 僕はワイルドナイツファンですが、ラグビーファンでもありますから、ブレイブルーパスや小川・徳永両選手のことも応援したくなりました。

knock-onの関係のintentional と deliberate ―👏-#つぶやき英単語 1839

(2022.12.18)

ラグビーでノッコン=knock-on はボールを前に落とす反則です。

『故意のノッコン』はペナルティになるのですが、
英語ではこれをintentional knock-on とか deliberate knock-on と言うようです。

Weblioで見ると
intentional は『もくろんだ、故意の』
deliberate は『故意の、計画的な、慎重な、よく考えた』などの
意味と出ています。
「故意の」という意味は共通していますから
intentional knock-on = deliberate knock-on のどちらを使ってもいいのでしょう。

ただ、WORLD RUGBY のサイトでのルール記載では、日本語版の『故意のノッコン』に対し、英語版はintentional knock-on となっていました。
なので、intentional knock-on の方が若干正式なのかと思います。

12/17のラグビーリーグワンWild Knights vs Brave Lupusの試合でも、
このintentional knock-on の判定が有りました。
故意と判断されたわけなのですが、思わず手が出てしまうものなのかもしれません。

ワイルドナイツ、接戦を制しました。

reality からiを取ったら realty -🏢-#つぶやき英単語 1838

(2022.12.17)

reality は『現実、真実性』の意味ですが、
これからi をとったrealty は法律用語で『不動産』だそうです。
(ちょっと紛らわしい)

real という形容詞は『真の、現実の』などの意味で、この名詞がrealityですね。

ただ、real には『不動産の』という意味も有るんで、
その名詞が realty と考えておけばいいと思います。

なお、real estate もrealty と同じように『不動産』の意味になりますね。
英英辞典でrealty を引いたら、real estate と書いてあったので、
まあほとんど同じ意味ということです。

reality と realty を使った例文です。
You may think that the realty company can make big money, but the reality is not so simple.
「不動産会社が大儲けできると思うかもしれませんが、現実はそう単純ではありません。」

opener は❓-🏉-#つぶやき英単語 1837

(2022.12.16)

opener には『開幕試合、第一試合』の意味が有ります。
openerは、他に『(番組の)最初の出し物』を指す場合も有りますし、
『開ける道具』や『開ける人』の意味で使われます。

ラグビーリーグワの今シーズンのopner 「開幕戦」が今週末に迫ってきました。

Here’s your Wild Knights to take on Toshiba Brave Lupus Tokyo this Saturday in our League One 2023 home opener
「今週土曜日のリーグワン2023のホーム開幕戦で東芝ブレイブルーパス東京と対戦するワイルドナイツメンバーがこちらです。」
   take on には『(競技で)相手する』の意味が有ります。

行きます。

pet peeve は❓-🐈-#つぶやき英単語 1835

(2022.12.14)

pet peeve は『不平の種、人をむかつかせるもの』だそうです。
それも、「周りの人はそれほど感じていないが、自分にとっては腹立たしいと感じること」なんですと。

Wiktionary の説明では、
pet peeve
Something that is personally annoying; a personal dislike. :
「何か個人的にいらだたせるもの、個人的に嫌なこと」
の意味の口語表現ということです。

peeve だけでも『いらいらするもの』の意味で、これはpeevish 『いらいらした』という形容詞が先に有ってできた言葉だそうです。
(名詞に -ish がついて形容詞ができるのが普通のパターンです。ただ、ish 語尾の形容詞が先に有ると、その元になる名詞があるという誤解が生じて、後からその名詞ができることがあります。このような言葉の成り立ちを、逆成 Back-formation というそうです。)
pet は犬とか猫とかのペットではなく、個人的な小さなことというような意味らしいです。

pet peeve 使ってみましょう。
One of my pet peeves is the unorganized bookshelf.
「私がイライラするものの一つは、整理されていない本棚だ」

SPY×FAMILY : Forger家の件-🎞️-#つぶやき英単語 1830

(2022.12.10)

アニメ SPY×FAMILY で、ロイド、アーニャ、ヨルの3人家族が Forger 家ですが、
この forger という単語は『偽造者、捏造者』の意味を持っています。
関係する動詞のforge にも『(ウソを)でっち上げる、(貨幣などを)偽造する』の意味があります。
Forger家の3人は本当の家族ではないので、ぴったり過ぎるネーミングなわけですね。

なお、forger は『鍛職工、鍛冶屋』の意味にもなり、動詞の forge も『鍛えて作る、鍛造する』の意味でも使われます。
こちらの金属加工についての意味の方が元の意味だと考えられます。

このアニメシリーズの第22話でPhony という名字の夫婦(?)が出てくるのですが、
このphony という言葉も『にせの、いんちきの、うその』という意味だそうです。

SPY×FAMILYの公式サイトで、
SNS用のアイコン画像が提供されていたので、貼っときました。

それでは forgerphony を使った例文です。
“You know the information about the forger, don’t you?”
「例の偽造屋の情報知ってるんだろ」
“Even if I knew, I would have no obligation to tell a phony cop like you.”
「もし知ってても、あんたみたいな偽警官に話す義理は無いね」

なんか安っぽいセリフになってしまいましたが、ご勘弁を。

cook the books は❓-👨🏻‍🍳-#つぶやき英単語 1829

(2022.12.9)

cook the books はどんな意味でしょうか?

さすがに「本を料理する」ではありません。(食べたくないし)

cook the books は『帳簿をごまかす、粉飾する』という意味なんだそうです。

この場合のbooks が『帳簿』の意味ですね。
動詞のcook には『料理する』以外に、
口語で『(勘定・事実などを)ごまかす、に手を加える』の意味も有るのだそうです。

このイディオムは、オンライン英会話 Bizmates のレッスンで覚えました。

使ってみましょう。
It was only after a whistleblower that we found out that that company had been cooking the books.
「その会社が帳簿をごまかしていたのが分かったのは、内部告発者がいたからだった。」

こういうのは正直が一番ですから。