overrun の意味はオーバーランだけじゃない―🚘―#気になる英語調べ隊 2298

(2024.9.24)

定位置などを走り過ぎることを日本語でも『オーバーラン』と言いますが、
当然、overrun という英単語にもこれに当たる意味は有ります。
また、この単語は動詞として『(定位置などを)オーバーランする、走り越す』の意味でも使われます。
(野球でベースを通り過ごしてしまうオーバーランで、タッチアウトになるのもたまに見ますね。)

ただ、このオーバーランとは異なる意味の overrun も有ります。

例えば
Weeds are overrunning the garden.
「雑草が庭を覆いつくしている」のように、
overrunは『(雑草‣害虫が)はびこる』の意味にもなるのです。

他に、overrun は『(国などを)侵略する』の意味にもなります。
(庭も雑草に侵略されているみたいなものか)

また、overrun には『(限度などを)超える』や名詞の『超過』の意味も有りますが、
これはオーバーランと近いイメージかもしれません。

一字違い:clutch と crutch は?―🩼―#気になる英語調べ隊 2296

(2024.9.22)

一字違いの clutchcrutch は、両方とも一般的な辞書に載っている単語で、
当然意味が違います。

clutch という英単語には、
動詞として『ぐいとつかむ、しっかり握る』や
名詞として『つかむこと、(自動車などの)クラッチ、ピンチ』などの意味が有ります。

また、clutch は『ピンチで頼れる』の意味の形容詞にもなります。
野球で clutch hitter というのは「ピンチに強い打者」と辞書に出てました。
(チャンスに強い打者のような気もするのですが・・・)

一方、l が r になった crutch は『松葉づえ、支え』の意味の名詞です。
『(松葉づえ、棒などで)支える』の意味の動詞にもなります。

両方いっぺんに使ってみましょう。
He clutched his crutch tightly to prevent it from being stolen.
「彼は松葉づえを盗まれないようにしっかり握った。」
ちょっと無理やりですが。

大谷選手はflip-flops派?―👣―#気になる英語調べ隊 2295

(2024.9.21)

MLBが今日の大谷選手の出勤(?)の様子をポストしていました。

Shohei Ohtani casually arriving to Dodger stadium in sweats and flip-flops like he didn’t just create the 50/50 club 😂
「大谷翔平選手は、50/50クラブを作ったばかりではないかのように、スウェットとサンダル姿でカジュアルにドジャースタジアムに登場」

flip-flops は『かかとのないサンダル、ビーチサンダル』のことです。

Collins Dictionary の説明では
Flip-flops are open shoes which are held on your feet by a strap that goes between your toes.
「Flip-flops は、つま先の間にストラップを通して足に固定する開放的な履物だ」
のようになってました。

大谷選手、記録を達成しても、マイペースですね。
今日もいけそうです。

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大谷選手の歴史的パフォーマンスをReliveせよ―📺―#気になる英語調べ隊 2294 

(2024.9.20)

大谷翔平選手についてのMLBのポストでrelive という単語を使っていました。
この relive は『(想像によって)再び体験する、追体験する』の意味の動詞です。

ポストの内容は
What a night.
What a ballplayer.
Relive Shohei Ohtani’s historic performance 👏
「何という夜だ。
 何という野球選手だ。
 大谷翔平選手の歴史的なパフォーマンスを追体験せよ」
という感じでした。

確かに、大谷選手は、6打数6安打で、3本塁打、10打点、2盗塁で、
前人未到の50本塁打-50盗塁を達成し、すぐに記録を51-51に伸ばしたんですから。
それに、チームのドジャースもプレイオフ進出確定で。🎉


ぼくもハイライト見て、この試合、追体験させてもらいますわ。

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walkie-talkie もこわい―🚓―#気になる英語調べ隊 2293

(2024.9.19)

レバノンでの組織的な爆破が続いているようです。

CNNのXへのポストです。
At least nine people are dead and more than 300 injured after walkie-talkie explosions in Lebanon, the country’s health ministry says.

walkie-talkie は『トランシーバー』のことですから、上の文は
「レバノンでトランシーバーが爆発して、少なくとも9人が死亡、300人以上が負傷したと同国保健省が発表した。」

昨日のポケベルに続き、電気機器なら何でも爆弾にできるということですね。
これ、誰がどう収拾つけるんでしょうか?

ちなみにwalkie-talkieは、元は「walk(歩く) + talk(話す)」ということから第二次世界大戦中に兵士が使っていた俗語だそうです。

また、トランシーバーは、英語でもそのまま transceiver とも言います。
transmitter(送信機)+ receiver(受信機)のようにできた言葉だそうです。

pager は?―📟―#気になる英語調べ隊 2292

(2024.9.18)

pager は『ポケットベル』だそうです。

page という言葉には、名詞だと『小姓、案内係』、
動詞だと『(空港などで)名前を呼んで(人を)探す』の意味が有ります。
そういう人を呼び出したり連絡するための機械なのでpager なんですね。

今日はWeblioで pager を調べた人が多かったみたいです。
ポケベル爆弾の件が、世界的なニュースになってますからね。

Details are emerging of today’s pager bombing in Lebanon. According to preliminary reports, mostly pagers distributed to members of Hezbollah as well as entities affiliated with it. The explosion occurred at approximately 3:30 p.m.
「本日レバノンで発生したポケベル爆弾テロ事件の詳細が明らかになりつつある。速報によれば、ほとんどのポケベルがヒズボラのメンバーやその関連団体に配布されたものであった。爆発は午後3時30分ごろ発生した。」

今時 ポケベルって感じですけど、こんな風に使われるとはね。

floodlight は?―🏉―#気になる英語調べ隊 2289

(2024.9.15)

floodlight という単語をWeblio英和辞典で引くと
『フラッドライト、投光照明、照明投射器』と出ています。

さらに Collins Dictionary で調べると
Floodlights are very powerful lamps that are used outside to light public buildings, sports grounds, and other places at night.
「floodlights (フラッドライト)は非常に強力なランプで、公共の建物やスポーツグラウンドを照らすために屋外で用いられる」
のような説明になっていました。

なので、スポーツ競技場の夜間照明、ナイター照明も、floodlights と言うことができます。

This photo shows floodlights at the Kumagaya Rugby Stadium.
( Sep. 7, at the Pacific Nations Cup match betwしょうeen Japan and the U.S.A.)
この写真は、熊谷ラグビー場のナイター照明です。
(9/7 パシフィックネーションズカップ 日本 vs アメリカ戦にて)

brake と break ―🚙―気になる英語調べ隊 2288

(2024.9.14)

brake は名詞では『ブレーキ、歯止め、抑制』で、動詞では『ブレーキをかける』の意味ですね。

一方、break は『壊す、割る、砕く』などの意味の動詞で、名詞としても『割れ目、中断、急変、小休止』などの意味があります。
コーヒーブレイクのbreak ですね。

この二つ、日本語として使われる場合のカタカナ表記では 「ブレーキ」と「ブレイク」のように違いますが、どちらも英語の発音は同じで、発音記号は bréik となります。
つまり、brake と break は同音異義語(homonym)なんですね。

使ってみましょう。
His wild driving might break the brake.
「彼の乱暴な運転でブレーキが壊れるかもしれない」


両方とも初歩的な単語ですが、意外に紛らわしいと思います。
また、ブレーキのことを英語で言う時に、発音を迷うかもしれません。
これは、カタカナのせいですよね。

round number が好き―⚾―#気になる英語調べ隊 2286

(2024.9.12)

round number は『丸めた数字、およその数』ですが、
『切りのいい数字』の意味も有ります。

大谷選手が、今日のホームランで47本塁打-47盗塁まで来たので、
もうすぐ切りのいい50-50に到達しそうですね。
盗塁は48になりましたし。

Many people are hoping that Shohei Ohtani will achieve the round number of 50-50.
「大谷翔平選手が50-50という切りのいい数字の記録を達成するのを多くの人が望んでいます。」

ぼくもその一人です。

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revealingってそんな!―🙈―#気になる英語調べ隊 2285

(2024.9.11)

revealing は形容詞として『啓発的な、意義深い』という意味を持ちますが、
『(通例隠されているところが)現れている、露出する』の意味にもなるそうです。

なのでrevealing dress は、「肌を露出させたドレス、露出度の高いドレス」だそうです。

そもそも動詞のreveal
『(秘密・事実を)漏らす、明らかにする、(隠されていたものを)見せる、露わにする、(神が)啓示する』などの意味です。
この動詞の語源は「ベールをはぐ」の意味のラテン語だそうです。
なるほど。

例えば
This game character wears quite revealing clothing.
「このゲームキャラクターはかなり露出度の高い服を着ている」
のように使えます。

まあ、露出していればいいってものでもないんですけどね。