orchestrate は? -🎻―#つぶやき英単語 2272

(2024.5.17)

orchestrate は、一目でオーケストラに関係する言葉と分かりますね。
実際に、『オーケストラ用に編曲(作曲)する』という意味があります。

それでは、orchestrate a huge fraud は、どんな意味になるでしょうか?

これで「大規模な詐欺を画策する」だそうです。
orchestrate は『(巧みに,時に不正に)組織化する、画策する』の意味にもなるんですね。

例えば
They orchestrated a series of subversive activities..
「彼らは一連の破壊活動を組織化した」
He orchestrated the project to solve the big problems.
「彼は大きな問題を解決するためにプロジェクトを組織化した」
のように使えます。

善い事でも悪い事でも使えるみたいです。





war chest は❓―⚔―#つぶやき英単語 2271

(2024.5.16)

war chest って何?
「戦争の胸」とか?

このwar chest は『軍資金、運動資金』の意味だそうです。

chest には『胸』の他に『箱、たんす』の意味も有ります。
そもそも、この単語の語源は「箱」の意味のギリシャ語だそうです。
そこから、お金を入れる箱=『金庫』の意味にもなり、さらに金庫の中の『資金』を表す場合も有るということですね。

例えば、こんな風に使われています。
SoftBank has benefited from Arm’s surging valuation while building a war chest for its push into artificial intelligence
「ソフトバンクは、アーム社の評価額上昇の恩恵を受けながら、人工知能への参入に向けた軍資金を蓄えている」

war という言葉がついていますが、war chest は軍事関係の資金だけでなく、
選挙の資金やスポーツチームの資金でも使われているようです。

touch of は❓―👋―#つぶやき英単語 2270

(2024.5.15)

touch は『触れる、さわる』や『触れること、感触』等の意味の単語ですね。
それでは、touch of はどういう意味になるでしょうか?

この touch of は『そこはかとない、気味、ちょっぴり』のような意味を表すそうです。

例えば、
There is a touch of irony in that comedy.
「その喜劇にはちょっとした皮肉が込められている」
のように使えます。

また、
I have a touch of  diarrhea.
「私は下痢気味だ」
のように病気の軽い症状があることを、~気味と言う場合にも使われます。

来週、定期健康診断なのですが、いつも中性脂肪とか高めの傾向が有るので
ちょっと節制しとこうかと思います。
(今からじゃ遅いか?)


musty は❓―📖―#つぶやき英単語 2563

(2024.5.8)

辞書サイトのWeblio にその日の単語検索ランキングが出ているのですが、
昨日5/7のランキング4位に musty という単語が新しく入っていました。

musty は『かび臭い、かびの生えた』を意味する単語で、
比喩的に『古臭い、陳腐な、時代遅れの』の意味でも用いられます。

musty は「ねばならない」などの意味のmust とは関係ないのですが、
実は、『かび臭いこと』という意味の別のmust というと名詞があって、
そこから形容詞のmusty ができたらしいです。

例えば、
The inside of the storage room smelled a little musty.
「倉庫の中は少しかび臭かった」
のように使われます。

しかし、なぜ昨日この単語を調べる人は多かったのかは、よく分かりません。

ちなみに、この日の検索ランキングのトップはunmet という単語でした。
この単語についてはちょっと前に書いていますので、こちらをどうぞ。



動詞 spell の「つづる」じゃない意味は❓―🖋―#つぶやき英単語 2558

(2024.5.3)

動詞の spell に『つづる(綴る)、正しく書く、つづりを言う』の意味が有るのはお馴染みだと思います。
spelling = スペリング という言葉が『つづること、つづり』の意味で普通に使われていますしね。

では、Ignorance spells trouble. はどんな意味になるでしょうか?
これは、「無知がトラブルを招く」ということだそうです。

このspell は『(という)結果になる、(結果を)招く、意味する』という意味で用いられています。
主に trouble (めんどう事)や disaster (災害)のような悪い事態につながる場合に使われるようです。

spell のこの用法は、オンライン英会話 Bizmates のレッスンで初めて知りました。
まだまだ知らないことはたくさんありますが、それだけ学ぶ余地があるとポジティブに受け取っておきたいと思います。


like-minded は❓―💕―#つぶやき英単語 2555

(2024.4.20)

like-minded は『同じ心の、同士の』という意味だそうです。
(like minded の表記の場合も同じです。)

このlike-mindedのlike は『好む』ではなく、『同様な、似ている』の意味ですね。

例えば、
The volunteer group was made up of like-minded people.
「そのボランティアグループは志を同じくする人達で成り立っていた。」

We are all like minded in that we all love movies.
「私たちは皆、映画好きという点では同じだ。」
のように使えます。

この表現は、オンライン英会話 Bizmates のレッスンで覚えました。
今度、使ってみたいと思います。


animate と inanimate ―📺―#つぶやき英単語 2552

(2024.4.27)

animate という単語には、動詞として
『生命を吹き込む、活気づける、励ます、アニメ化する』などの意味が有ります。
これは僕も前から知ってました。
(アニメ・マンガグッズを扱うお店の名前にもなってますね)

それで、inanimate という単語を初めて見た時にぼくは、
in- は否定の意味の接頭辞だから「活気を失わせる」的な意味と推測したのですが、
大外れでした。

inanimate は『 生命のない、無生物の、活気のない』の意味の形容詞です。

実は、animateは動詞の他に、
『有生の、生命のある、生気のある』の意味の形容詞としても使われるんです。
inanimate は、この形容詞のanimate の反対語になっているわけですね。

使ってみましょう。
It is obvious that computers are inanimate objects, but they appear to be capable of certain kinds of thinking.
「コンピュータは明らかに無生物であるが、ある種の思考が可能なように見える」

無生物といっても、AIとかになると人間より役に立ったりします。
これからの世の中、生物でいるのも楽ではないなと思います。

shop floorってそうなの?―🧹―#つぶやき英単語 2550

(2024.4.25)

shop floor って「店の床」的な言葉に見えますが、
これで『作業現場、製造現場』の意味にもなるそうです。
また、そこで働く『工場労働者』を指す場合もあります。
(そのそもshop には『小売店』の他に、『工場、作業場』等の意味もありますからね。)

辞書 Collins の説明では、
The shop floor is used to refer to all the ordinary workers in a factory or the area where they work, especially in contrast to the people who are in charge.
「shop floor とは、工場で働くすべての一般労働者、あるいは彼らが働く場所を指す言葉であり、特に経営管理者とは対比的に使われる。」
となっていました。

使ってみましょう。
Improvement activities in the shop floor are one of the sources of our company’s competitiveness.
「生産現場での改善活動が、当社の競争力の源の一つです。」

I think a good company is one where the people on the shop floor are respected.
「作業現場の人が尊重される会社がいい会社なんじゃないでしょうか。」

tongue in cheek は❓―👅―#つぶやき英単語 2546

(2024.4.21)

tongue in cheek は、文字通りなら「頬の中の舌」ということですが、
実は『皮肉な、冗談の』や『皮肉って、冗談で』のような意味のイディオムだそうです。
tongue-in-cheek の表記もされます・

このイディオムは、昔は「内側から舌を当てて頬を膨らませる表情」が侮蔑を表すものだったことに由来してるそうです。現在は実際の表情とは関係なく、話している内容が真面目ではなく、皮肉や冗談であることを示す表現になっています。

せっかくなので、tongue in cheek を使ってみましょう。
He often says something tongue in cheek at our group meetings.
「彼はグループミーティングでよく皮肉めいたことを言う」

まあ、皮肉や冗談もユーモアと感じられる範囲ならOKだと思いますけど。

statue にrを足したstature は❓―🧍―#つぶやき英単語 2545

(2024.4.20)

statue は『像、彫像、塑像』のことですが、これに r が入った stature は
『身長、背丈、(進歩・発達の)度合い、(到達した)地位、偉大さ』などの意味になるそうです。

statue と stature、 パッと見似てますよね。

実は、この二つに共通している sta という語根 が、 stand 「立つ」を意味するそうです。
なので、二つの単語とも「立つ」に関係していて
statue は立っている物=像 で、
stature は立った状態の大きさ=背丈 ということですね。

この二つの単語の発音は、
statue が 発音記号で stǽtʃuː (スタチュー)で、stature が stǽtʃər(スタチャ)です。