英語で「神のみぞ知る」は?―👼―#気になる英語調べ隊 2315

(2024.10.11)

「神のみぞ知る」を英語で言うと God only knows だそうです。
意味は「神様だけが知っている」ということですね。

「神のみぞ知る」で使われている「ぞ」は強意の表現だそうです。
「まじで神様しか知らない」という感じなんでしょうか。

話は飛びますが、
辞書サイトWeblioで god only knows を調べると
医学用語として「診断不能、診断不明」という意味も出ています。

これ、お医者さんが患者の病気が分からない時に、
使う表現なんでしょうか。
(自分のカルテにGod only knows って書かれていたらいやだなぁ)

「抜け毛」の英語は?―💇🏻―#気になる英語調べ隊 2312

(2024.10.8)

日本語で『抜け毛』と一口に言っても、
「抜けた毛」と「毛が抜けること」の両方の意味で使われていますね。

抜けた毛の意味の『抜け毛』は英語では fallen hair のような言い方になります。

これに対し、毛が抜けることの意味の『抜け毛』は hair loss のように言えます。

例えば、以下のような使い分けになるのではないでしょうか。
This morning I was surprised to find many of my own fallen hairs on my pillow.
Is there any good treatment for hair loss?
「今朝、枕の上に自分の抜け毛がたくさんあるのを見つけてびっくりした。
 なにか抜け毛のいい治療法はないだろうか?」

抜け毛とか、ストレスでも起こりそうですから、
あまり気にし過ぎない方がいいのかもしれません。



BB cream と CC creamは?―🧴―#気になる英語調べ隊 2261

(2024.8.18)

オンライン英会話 Bizmates のレッスンで読んだ英文に、
BB cream とか CC cream という言葉が出ていました。

Longman Dictionary によると
BB cream は、blemish balm (beauty balm) creamのことで
a type of face cream that is used to improve the appearance and feel of your skin, especially by covering marks
「BBクリームはフェイスクリームの一種で、肌の見た目や化粧ノリを改善するために使用され、特に傷跡をカバーするもの」だそうです。

ここで、blemish は『傷、欠点』で、balm は『香油、芳香のある軟膏、慰め』などの意味で、合わせたblemish balm は「傷をいやすもの」ということだそうです。
もともと、BBクリームは医療用で用いられたものが一般化した感じですね。

同じくLongman Dictionaryによると
CC cream は colour control cream のことで、
a face cream designed to make your skin have a more even colour and look better 
「肌の色を均一にし、見た目を美しくするフェイス・クリーム」だそうです。


男性でこういう化粧品を使う人も多くなっているようですね。
ぼくでも使ったら違いが出るんでしょうか?

「消化器系」の英語は?―🍙―#気になる英語調べ隊 2559

(2024.8.7)

英語で『消化器系』はdigestive systemやalimentary system と言います。
また、gastrointestinal systemも『消化器系、胃腸系』の意味で用いられます。

digestive は『消化の、消化を助ける』で、alimentaryは『食物の、消化の、栄養の』、gastrointestinal は『胃腸の』の意味になります。

『消化管』は digestive canal (tract)や alimentary canal (tract) と言うそうです。
canal には『運河』の意味も有りますが、生物体内の『管』の意味にもなります。
tract もこの場合は『管』の意味です。

消化管を英語で説明すると、こんな感じです。
The digestive tract is the single tube that runs from the mouth to the anus and includes the esophagus, stomach, small intestine, and large intestine.
「消化管は口から肛門まで続く一本の管で、食道、胃、小腸、大腸を含みます。」
 『食道』esophagus、 『胃』stomach、
 『小腸』small intestine、『大腸』large intestine

『消化器内科』は Gastroenterology
『消化器外科』は Gastrointestinal Surgery だそうです。

「ピロリ菌」の英語は?―🦠―#気になる英語調べ隊 2553

(2024.8.1)

『ピロリ菌』は Helicobacter pylori と言うらしいです。

herico-は「らせん形」で、bacter は bacteria 「バクテリア、細菌」の意味です。
pylori は pylorus「幽門」の複数形だそうです。この細菌は胃の出口「幽門」の部分で最初に見つかったことから、この名称らしいです。

ピロリ菌に感染していると、胃炎や胃・十二指腸潰瘍の引き金になることが知られています。

ぼくは、定期健康診断の血液検査でピロリ菌陽性という結果で、内視鏡検査を受けるはめになったんですけど、たぶん胃の方は問題ないみたいです。

お医者さんは「血液検査は不正確だから」と言ってて・・・。
不正確な検査なんかしないでほしいんだけど。

「胃内視鏡検査」の英語は?―📷―#気になる英語調べ隊 2552

(2024.7.31)

『胃カメラ、胃内視鏡』は英語では gastroscope で、
『胃カメラによる検査、胃内視鏡検査』は gastroscopy と言います。

gastro-が『胃の』の意味で、-scopeは『見る機械、…鏡』のことですね。
gastroscopyの -scopy は『…鏡検査法』の意味です

『内視鏡検査』はendoscopy

『胃内視鏡検査』は gastroendoscopyや gastrofiberscopy とも言われます。

Today I had a gastroendoscopy.
It wasn’t too difficult as they put a faber scope in through the nostril and gave me local anesthesia.
「今日、胃内視鏡検査を受けた。 鼻の穴からファイバースコープを入れ局部麻酔も使ったので、それほどつらくはなかった。」

そんな感じでした。胃はきれいだったみたいです。

「局部麻酔、全身麻酔」の英語は?―💉―#気になる英語調べ隊 2347

(2024.7.26)

英語で『麻酔』は anesthesia なので
『局部麻酔』が local anesthesiaで、
『全身麻酔』が general anesthesia です。

anesthetic が形容詞だと『麻酔の』ですが、名詞で『麻酔剤』の意味にもなります。
動詞の anesthetize が『麻酔する』です。

Local anesthesia will be used for the upcoming gastric examination.
「今度の胃の検査では、局部麻酔が使われます」

そうなのさ。なんか検査、不安なんだけど・・・。

「頻尿」の英語は?―🚹―#気になる英語調べ隊 2342

(2024.7.21)

「さっきトイレ行ったばかりなのに・・・」
という感じの『頻尿』を英語では何と言うでしょうか?

『頻尿、頻尿症』は、frequent urination のように言うようです。
ここで、frequent が『頻繁な』で、urinationが 『排尿(作用)』ですね。
場合によっては、
experience urinary frequency 「頻尿を経験する」とも表せます。
また、urinate frequently なら「頻繁に排尿する」の意味になります。

また、病気としての『頻尿(症)』は、pollakiuria と呼ばれます。
特に『夜間頻尿』はnocturia と言われるようです。

使ってみましょう。
She suffers from frequent urination and thinks there is something wrong with her bladder.
「彼女は頻尿に悩んでおり、膀胱に異常があると思っている」

bladder は『膀胱』です。

「鼻水」の英語は❓―👃―#気になる英語調べ隊 2333

(2024.7.13)

I have a runny nose. が「鼻水が出る」というのは知ってるのですが、
その『鼻水』という液体のことは英語で何と言うでしょうか?

『鼻水』は英語では
nasal mucus とか snot と言います。

nasal は『鼻の』、 mucus は『粘液』なので
nasal mucus で『鼻水』の意味になるんですね。
(そもそも、 mucus の語源は『鼻汁』の意味のラテン語だそうです)

snot は『鼻水、鼻汁』の意味ですが、
他に『生意気なやつ、いやなやつ』の意味にもなるそうです。

『鼻水をたらした』はsnotty や snotty-nosed で、
『鼻水を拭く』はwipe snot from one’s nose や wipe snot out of one’s nose のようになります。

使ってみましょう。
She wiped snot out of her nose several times.
「彼女は何度も鼻水を拭いていた」

これはsnot をあえて使わずに、
She wiped her nose repeatedly. 
「彼女は何度も鼻を拭いていた」でもいいかもしれません。

「寒暖差アレルギー」の英語は?―🏥―#気になる英語調べ隊 2332

(2024.7.12)

急な温度変化で、鼻水・鼻づまり、くしゃみ、頭痛などの症状が出ることを
『寒暖差アレルギー』と言います。

Weblioで『寒暖差アレルギー』をひくと
non-allergic (vasomotor) rhinitis brought about by a sudden change in temperature
と出てました。これを和訳すると
「急な温度変化によりもたらされる非アレルギー性(血管運動性)鼻炎ちなみに」
となります。

 *non-allergic 『非アレルギー性の』、vasomotor 『血管運動性の』、
  rhinitis 『鼻炎』(発音はraináitəs)

この病気は、アレルギー性鼻炎に症状が似ているために『寒暖差アレルギー』と呼ばれますが、実はnon-allergic rhinitis『 非アレルギー性鼻炎』なんですね。
ややこしいかも。

暑くなったり、雨が降って気温が下がったりしますから体調には気をつけないとね。