ノエル団長の言っていた「時計じかけのオレンジ」の英語タイトル-🎥―#気になる英語調べ隊 2354

(2024.11.20)

「時計じかけのオレンジ」は、 1971年公開のSF映画で、スタンリー・キューブリック監督の作品です。

この原題は A Clockwork Orange で、clockwork が『時計仕掛け』の意味になります。

この映画の中に、クリップでまぶたを開いた状態で「ある種の治療」を行うシーンが出てきます。

白銀ノエルさんが最近受けた視力回復手術ICLの様子を説明するときに
「時計じかけのオレンジ」と言ってましたが、この特殊なクリップでまぶたを固定された状態のことを指していると思われます。

予告編の中にも、ちらっと目を無理やり開けられているシーンが出てきます。

ラドン, radonと Rodan ―🎥―#気になる英語調べ隊 2346

(2024.11.12)

ラドンと聞くと何を思い浮かべるでしょうか?

ラドンは、原子番号86 で元素記号Rn の元素ですね。
無味無臭、無色の気体であり、希ガスに分類されます。
英語では radon です。

辞書 Collins の説明では
Radon is a radioactive element in the form of a gas.
「ラドンはガスの形で存在する放射性元素」
となっています。

(化学元素に関して英語名・和名などを、この86番目のRadon ラドン までまとめました。→ここ) 

ラドンと言うとラドン温泉というのを思い出す人もいるでしょうか?
これは、ラドン発生装置から安全な濃度のラドンガスを浴槽内へ送る方法で作られた人工温泉で、いろいろ効能がうたわれています。
(ただし、安全なラドンの濃度はごく低濃度になるはずです。
放射性元素なので、ラドンは気体として吸い込むと、肺癌のリスクが上がるとも言われています。)

また、ラドンと聞いて怪獣を思い浮かべる方もいるかもしれません。

ラドンは、怪獣映画『空の大怪獣 ラドン』1956年作に初登場して以来、
ゴジラ、モスラと共に東宝三大怪獣と称され、他の作品にも多く出ています。

実は、この怪獣のラドン、英語ではRodan なんだそうです。ロダン?
(元素と同じ Radon と思っていたのですが、違うんですね)
なんで、この英語名になったかは分かりません。
知っている方がいたら、ぜひ教えてください。

camo は?―🪡―#気になる英語調べ隊 2343

(2024.11.9)

ソーイング・ビー(The Great British Sewing Bee)という、
アマチュアが裁縫を競うBBCの番組をよく見ています。

その中で camo という単語を使っているのが聞き取れました。
これは『迷彩柄の生地、迷彩服』の意味で、
camouflage 『カモフラージュ、偽装、迷彩』を短くした言葉ですね。

その単語が使われたのは、迷彩柄を取り入れた服が画面に映っていた時だったので、
camo = camouflage = 迷彩 が自然に理解できました。
こういう出会い方をした言葉は、
すっと頭に入ってきて、しっかり定着するような気がします。


ノエル団長関係:ボンレスハムは?-🐹-#気になる英語調べ隊 2337

(2024.11.3)

英語関係の日々の個人的な気付きをつづる本ブログですが、
本日は、ホロライブの白銀ノエルさんの配信で出てきた『ボンレスハム』についてです。

白銀聖騎士団のノエル団長に合わせて、ファンは「団員さん」と呼ばれています。
ちなみに団員は、画面やイラスト上ではハムスター hamster の姿です。

で、今日のノエル団長の配信で話題になったのが、団員の中のガチ恋勢の名称でした。
大空スバルさんのファン「スバ友」のガチ恋勢が「アヒージョ」と呼ばれているので、その白銀聖騎士団バージョンという感じですかね。

で、コメントでいくつかの案が出て、『ボンレスハム』というのが最有力候補になりました。
これ英語では boneless ham で、「骨(bone)の無い(less) ハム(ham) 」ということです。

ノエル団長の魅力で「骨抜きにされている」ことと、団員が「ハムちゃん」であることが意味として入っていて、これでいいんじゃないかという感じになりました。
ボンレスハムの別の書き方として「ボンレス公」とすると、聖騎士のイメージにも合うとの意見もありました。(それもいいかも。)

ちなみに、 「食品のハム はそもそも骨が無いもの」と思っている方も多いと思いますが、海外では bone-in ham 『ボンインハム(骨付きハム)』が主流だそうです。
たぶん日本人の好みから、骨を抜いた boneless ham の方が国内では普及しているのだと思われます。

「ボンレスハム」や「ボンレス公」は、
名称として面白いので定着するのではないでしょうか。

(白銀ノエルさん関係いろいろ→ここ

ノエル団長関係:「嘘だと言ってよ」の英語は?-💻-#気になる英語調べ隊 2336

(2024.11.2)

本日、白銀ノエルさんがモンハンワイルズOBTの配信をやってて、
システムトラブル(?)の時に「嘘だと言ってよバーニィ」と言ってました。

英語でこれを言うと、Say it ain’t so, Bernie! となります。

これ自体はガンダム関係の台詞らしいのですが、それもオリジナルではなく
100年以上前の元ネタが有ります。

1919年に、アメリカ大リーグ・ワールドシリーズでの八百長にからんで
ホワイトソックスの8選手が追放されるブラックソックス事件が起こりました。
この中のジョー・ジャクソン選手が裁判所から出てくる時に、
子供が Say it ain’t so, Joe! 「嘘だと言ってよ、ジョー!」と叫んだとされています。
(実際は “It ain’t true is it, Joe?” 「本当じゃないよね、ジョー」だったらしいですが。)

ぼくは、ガンダムの方はよく知らなかったのですが、
大リーグの方のエピソードはなぜか知っていました。
それぞれの世代の常識というものがあるということでしょうか。

(白銀ノエルさん関連→ここ

「十五少年漂流記」の英語タイトルは?―⛵―#気になる英語調べ隊 2307

(2024.10.3)

ジュール・ヴェルヌが書いた少年向けの冒険小説『十五少年漂流記』は、
無人島に漂流した15人の少年たちが力を合わせて生活し成長していく話です。
(ぼくは子供の時に何度も読みました。)

この小説のタイトルは英語ではどうなっているかご存知ですか?

これ、
Two Years’ Vacation 「二年間の休暇」だそうです。

あの子たちは、島に二年間ぐらい居たんですね。

なお、そもそもはフランス語の小説なので、
Deux Ans de Vacances が原題で、これを直訳したのが英語タイトルになっているわけです。

日本でも「二年間の休暇」の題で出版されたケースも有るようですが、
このタイトル見ると「産休か?」とか思ってしまいそうですが。

「あと5分です」の英語は?―⏱―#気になる英語調べ隊 2306

(2024.10.2)

制限時間の中でテーマに沿った服を造る裁縫コンテストのような
イギリスの番組「ソーイング・ビー」の中で、
「あと5分です」という意味のことを five minutes to go と言っていました。

to go が『(時間、距離などが)残されている、残りが』の意味なので、
five minutes to go が 残り5分、あと5分のような意味になるんですね。

試験を受けていて、「あと5分です」とか言われる状況は
あまり好きではありません。

時間が足りなくなっちゃうんですよね、なぜか。

「了解です」の英語は?―👮―#気になる英語調べ隊 2305

(2024.10.1)

映画やドラマで、警官とか軍人が無線で『了解です』と言うシーンがありますが、
英語では roger や ten-four という表現が使われるようです。
どちらも、もともと無線関係から来た言葉のようです。

この他だと、gotcha とかも『分かった』みたいな感じで使えるかもしれません。

ホロライブの人たちが、GTAというゲームをやっていて
白銀ノエルさんが『了解しました』と言ったタイミングが
その場で別の人達の会話の間にうまくはまって、
ちょっとナンセンスなコントみたいになっていました。(笑)

これ英語だと Roger! かな。

(白銀ノエルさん関連→ここ


ニラの花:英語でニラは?―🐝―#気になる英語調べ隊 2284

(2024.9.10)

夏に、こういう小さな白い花が集まって咲くのを見かけます。
けっこう空き地に咲いていたりするのですが、これ『ニラ』なんですね。

『ニラ』は英語ではChinese chives や Garlic chives と言うらしいです。

ちなみに、韮(ニラ)の花は、夏の季語です。

ここで一句
「懲りもせず道端に咲く韮の花」
Chinese chives
bloom on the roadside
without fail

また季節が来れば咲くでしょう。

angleとangler は?―🎣―#気になる英語調べ隊 2282

(2024.9.8)

angle は『角』という意味でお馴染みの単語ですね。

では、これにr をつけた angler はどんな意味でしょうか?

angler は『魚を釣る人、釣り師』の意味だそうです。
これは、angle に動詞として『魚釣りをする』の意味が有るので、
それをする人がangler ということになります。

そもそも、古い英語やその他の欧州の言語で
angleが『釣り針』や、それを含んだ釣り道具のことを指し、
これが『(釣り針と糸で)魚を釣る』の意味の動詞として使われるようになったらしいです。釣り針は曲がって角度がついているので、angle と呼ぶのは分かる気がしますね。

なので、網で魚を捕まえる人は、釣り針や竿を使わないのでangler ではないのかもしれません。
ちなみに、竿釣りのように小魚を捉える『チョウチンアンコウ』は、angler または anglerfishと呼ばれます。

白銀ノエル団長のYoutube配信の中で、この単語の話が出てきたので、
辞書引きました。勉強になりました。

(白銀ノエルさん関連→ここ