ノエル団長の言葉から:「まつエク」の英語は?―👁―#気になる英語調べ隊 2910

(2026.6.13)

ホロライブの白銀ノエルさんが配信で「まつエク」のことを話題にしていました。これ、英語だと何と言うか気になったので調べてみました。

「まつエク」は「まつ毛エクステンション」の略で、自分のまつ毛に人工のまつ毛(エクステ)をつけることですね。これ、1本1本、専用の接着剤でつけるんだとか。

英語で「まつエク」は、eyelash extensions か、
短くして lash extensions と言うそうです。
extensions と複数形なのは、何本もつけるから。
eyelash が『まつ毛』で、extension は『延長』のような意味ですね。

「まつエクをしてもらう」は、
get eyelash extensions や have eyelash extensions done と言えます。
例えば、「明日、まつエクをしてもらいに行く。」なら
I’m getting eyelash extensions tomorrow. のようになります。

「まつエクをしている(つけている)」は
have eyelash extensions や be wearing eyelash extensions です。

「あの人、絶対まつエクしてるよね。」は
 She definitely has eyelash extensions. のように言えます。
 (天然物の長いまつ毛だってありますから、決めつけない方がいいのでは・・・)

ノエル団長の言葉から:「マウントをとる」の英語は?―💻―#気になる英語調べ隊 2907

(2026.6.7)

「マウントをとる」は、相手より自分が上位にいることを誇示することですね。
本日、ホロライブの白銀ノエルさんが、配信でこの言葉使ってて、
これ英語で何と言うか分からなかったので調べました。

表現はいろいろありそうですが
 act superior   「人を見下すように振る舞う」 
 one-up someone 「人より優位に立つ」
などのように言うそうです。

例えば、「彼はすぐマウントを取りたがる」なら
 He always tries to act superior.
 He is always trying to one-up others.
のようになります。

『登る、上に乗る』の意味の mount という単語が有りますが、これ自体に「マウントをとる」の意味があるわけではないようです。

「マウントをとる」は、動物が交尾のために相手の上にのしかかる「マウンティング 」や、格闘技で相手を上から押さえつける有利な体勢「マウントポジション」に由来すると言われており、和製の表現らしいですよ。

(まあ、優れた人でも、マウントをとるようなことをせず、謙虚な態度という方が好ましいと思いますが)

Holy moly! は?―😲―#気になる英語調べ隊 #2906

(2026.6.6)

Holy moly! は「ええーっ!」、「なんてこった!」「こりゃ驚いた」のような強い驚き、感嘆や困惑を表す感嘆詞です。

もともと驚いた時に、Holy Mary! 「聖母マリアよ!」 や Holy Moses!「聖モーセよ!」のように叫ぶということがあったそうです。これが、聖なる名を軽々しく口にするのは不謹慎ということで、ぼやかした言い方の Holy moly! ができたんですと。

Holy cow! や Holy smoke! も同じような意味の感嘆詞になります。
(Holy の後は、わりと何でもいいんですね。)

例文です。
Holy moly, the break on Sasaki’s splitter is nasty!
「うーわ、佐々木のスプリットボールの曲がり、えっぐい。」
(佐々木投手の調子が上がってきて何よりです。)

「毒劇物」の英語は?―☠️―#気になる英語調べ隊 2904

(2026.6.2)

環境省が出している Japan’s list of laws and regulations on chemicals management(日本の化学物質管理関連法規制一覧)によると、
「毒物及び劇物取締法」は “Poisonous and Deleterious Substances Control Law” だそうです。

なので、英語で『毒物及び劇物=毒劇物』は、
Poisonous and Deleterious Substances ということですね。

 分けて言うなら
『毒物』が Poisonous substances で、『劇物 』が Deleterious substances です。
poisonous が『有毒な、毒性のある』、deleterious が『有害な、有毒な』の意味でsubstance が『物、物質』です。

英語の話ではありませんが
演劇の劇の字がついた劇物が何で有害な物質を表すのでしょうか。?
(毒の方は分かりやすいですが・・・)

実は、この劇という漢字には「物の働きや作用が激しい」という意味があり、
激しい作用を持つ物質が劇物ということになります。
演劇の劇も「激しい出来事や感情」を表すものであるため、この漢字なのですね。

「共感できる」の英語―👥―#気になる英語調べ隊 2896

(2026.5.6)

Weblio実用英語辞典で『共感できる』の訳語として
relatable empathetic の二つの形容詞が出ていました。

ですが、この二つの単語は使い方・意味が異なります。

Collins Dictionary では
relatable
If someone or something is relatable, you feel an emotional connection with them.
「誰かや何かが relatable であるということは、あなたがその相手や物事に対して感情的なつながりを感じるということです。」
と説明されています。

一方、empathetic
Someone who is empathetic has the ability to share another person’s feelings or emotions as if they were their own.
empathetic である人は、まるで自分のことのように他人の感情や気持ちを感じ取る力を持っています。」
となっています。

relatable は、基本的に『関連し得る』の意味であり、
これが表す『共感できる』は「あるものが自分と関連して身近に感じられる」ということと理解できます。
例えば
Her story was truly relatable to many people.
「彼女の話は多くの人にとって本当に共感できるものでした。」
のように、relatable は 共感の対象のことを形容しています。

empathetic の『共感できる』は
「(人が)共感的な、親身になってくれる」ということで、
He is an empathetic doctor toward his patients.
「彼は患者に共感できる医師です。」
のように使えます。
この場合、共感する側の人やその性格を形容していますね。

get past は?―🚶‍♀️‍➡️―#気になる英語調べ隊 2895

(2026.5.5)

get は『手に入れる』などの意味でお馴染みですし、
past も『過去(の)』など意味でわりと出てくる単語ですね。

では、この二つが合わさった get past はどんな意味でしょうか?

このget past は句動詞として
『~のそばを通る、~を通り抜ける』の意味になります。

例文
The train gets past that bridge around 11:00 a.m.
「その列車は午前11時ごろ橋を通過します。」

get past は物理的に通り過ぎる場合だけでなく、
『(問題・辛い過去などを)克服する』
『(試験に)通る』
『(質問を)かわす』や
『(警備システム)をかいくぐる』など、比喩的にも用いることができます。

例文
He hasn’t got past that loss in the last match.
「彼は前回の試合の負けをまだ引きずっている」

なお、この get past の get は自動詞で、past は『を通り過ぎて』の意味の前置詞だそうです。

ハスキー犬とハスキーな声-🎤―#気になる英語調べ隊 2894

(2026.5.4)

ハスキー犬は、英語では husky (dog)で、
シベリアン・ハスキーなら Siberian husky です。

声が『ハスキーな』の形容詞は husky です。
なので、ハスキー犬の方とつづりは同じです。

ただし、犬と声のハスキーは語源的な関連性は無く、
他人の空似的に同じ表記・発音になった感じなんですね。

犬の husky は、エスキモー犬を表す名詞として、エスキモー(Eskimo)の意味の hoskeyに由来します。この hoskey は、Eskimo と同じ意味で形が違う Ehuskemay という単語の短縮形だそうです。

これに対して、声のhusky の語源は、husk『(穀物の)殻』に関係しているとのこと。
「殻のように乾いた」から転じて、声が『かすれた、しゃがれた』ことをhusky というようになったとされています。

 なお、形容詞のhusky には『(人が)体格の良い、がっしりした、がんじょうな』の意味も有り、これも「殻のように丈夫」ということから来ているそうです。
(「ハスキー犬みたいにがっしりした」から来ているわけではありませんから・・・)

村上選手:Three True Outcomes -⚾―#気になる英語調べ隊 2893

(2026.5.3)

MLB ホワイトソックスの村上宗隆選手が、
Three True Outcomes タイプの打者と言われているようです。

Three True Outcomes (TTO)は直訳なら「三つの真実の結果」ですが、
野球用語としては、野手の関与がほとんどなく投手と野手の力関係のみによる三つの結末「本塁打、四球、三振」のことを指します。

この本塁打、四球、三振で打席を終える率が非常に高い選手が
Three-True-Outcomes player ということになります。
村上選手は、 Xのポストで mr three true outcomes とも書かれており
代表的な TTO player との認識が広がっているようです。 

As of today (May 3, Japan Standard Time), Murakami has recorded 13 home runs, 27 walks, and 48 strikeouts in 134 at-bats.
Based on these figures, his Three True Outcomes rate is approximately 64.7%.

村上選手の成績は、現在(5月3日、日本時間)までの134打席で
HR 13、四球 27、三振 は48です。
これから計算したThree True Outcomesの率は約 64.7% になります。

バウアー投手 “I’m blackballed.”―⚾―#気になる英語調べ隊 2890

(2026.4.30)

日本でもプレーしたトレバー・バウアー(Trevor Bauer)投手が、
アメリカの独立リーグでプレーするというNew York Postの記事を見かけました。

その中で、バウアー投手が
” I’m blackballed. I’m not allowed to play Major League Baseball …”
と言っていました。これは、
「僕は追放されたんだ。メジャーリーグでプレーすることは許されていない……」
というような意味になります。

最初、「blackball って何? 黒い球?」と思ったのですが、
blackball が他動詞として『(~の加入に)反対投票する、(~をグループから)追放する』の意味になるのだそうです。

これは、18〜19世紀の英米の会員制の組織で人の加入の可否を投票で決定しており、
賛成の場合は白球、反対なら黒球を箱に入れて投票していたことに由来するんですと。

なので、blackball は文字通り『(入会への)反対投票用の黒球』であったものが、
転じて名詞の『反対投票』の意味になり、動詞の『反対投票する』や『追放する』
の意味でも使われるようになったわけですね。

上の会員制組織の場合は、一つでも黒い球が有ったら入会できないらしいのですが、
そんな排他的な組織に入らなくてもいいような気もします。

「組曲」の英語―♪―#気になる英語調べ隊 2889

(2026.4.29)

音楽用語の『組曲』は、いくつかの小曲や楽章からなる複合的な器楽曲のことで、
英語では suite と言います。

例えば
「カルメン組曲」の英語タイトルは Carmen Suites だそうです。
(元はフランス語で Suites de Carmen です。)

例文
The Carmen Suite No. 1 is on the program for the next concert.
「次のコンサートではカルメン組曲第一が演目に入っています」

基本的に、suite という単語には『ひとそろえ、一組』の意味があります。
suite が『組曲』というのも「ひとそろえの曲」ということですし、
複数の関連PCソフトをまとめた『パッケージソフト』も suite と呼ばれます。
また、 suite は、ホテルの複数の部屋がある『続きの間、スイートルーム』の意味にもなります。

ちなみに suite は発音記号で swíːt で、
『甘い』のsweet の異形同音異義語 (homophone)です。