フワワさんに教わった「乳をしぼる」の英語―🐄―#気になる英語調べ隊 2763

(2025.11.17)

ホロライブの白銀ノエルさんとフワワ・アビスガードさんが、配信で牛乳をしぼるゲームをやってました。
その時に、フワワさんが英語では milk a cow だと言ってました。

『牛乳をしぼる』が milk a cow なんですね。
milk が『乳をしぼる』の意味 の動詞です。

milking が『乳しぼり』になります。

例文です。
She milked the cows in the morning.
「彼女は午前中に牛乳をしぼった。」

こういうのは知ってれば簡単ですけど、
知らないとどう言っていいか分からないですよね。

ノエル団長の言葉から:「歯並び」の英語―🦷―#気になる英語調べ隊 2762

(2025.11.16)

ホロライブの白銀ノエルさんが本日の配信で『歯並び』のことを言ってました。
これ、英語では何と言うでしょうか?

『歯並び』を辞書で調べると、dentition という単語が出てきました。
でも、逆に dentition を辞書で引くと『歯列、歯群、生歯』とか出ているので、堅い言い方かもしれません。

他に、row of teeth、teeth alignment や teeth arrangement のような言い方も有ります。
(row は『列、並び』、alignment 『整列』、arrangement 『配列』ですね。)

「歯並びがいい(悪い)」は
  have regular teeth (have irregular teeth)
  one’s teeth are even (one’s teeth are uneven)
のように言うようです。

「歯並びを直してもらう」は
  get one’s teeth straightened
のように言えます。

(歯並びがいい人がうらやましい。)




「浸透圧」の英語は?―⚡―#気になる英語調べ隊 2761

(2025.11.15)

英語で『浸透圧』は osmotic pressure です。

osmotic が 『浸透の、浸透性の、浸透圧の』です。
(osmosis が『浸透』です。)

最近、『浸透圧発電』osmotic power generation に関するニュースが出ていました。

Japan inaugurated its first commercial osmotic power plant in Fukuoka, producing 880,000 kWh annually by leveraging desalination brine.
「日本は福岡で国内初の商業用浸透圧発電所を稼働開始した。この発電所は海水淡水化工程で発生する濃縮塩水を活用し、年間88万kWhの電力を生産する。」

この文脈では、
 inaugurate は『(公共的施設を)使い始める』
 leverage は『活用する』
 desalination 『淡水化』
 brine 『塩水』
の意味になります。

これ自然エネルギーの中でもデメリット少なそうなので、
効率的に発電できるならいいですね。

ペルソナ・ノン・グラータは?―📰―#気になる英語調べ隊 2757

(2025.11.12)

外国の外交官の暴言に関するニュース記事で、ペルソナ・ノン・グラータという言葉を見かけました。

これは、persona non grataというラテン語由来の外交用語で、
「(駐在国の政府にとって) 好ましくない人物」の意味になります。

複数形は personae non gratae だそうです。

declare someone (a) persona non grata
『(人)をペルソナ・ノン・グラータであると宣言する』ということは、
他国から派遣された外交官を「好ましくない人物」と認定して、受け入れを拒否・取り消しすることだそうです。

例文です。
The diplomat was declared persona non grata due to his improper words and actions.
「その外交官は不適切な言動によりペルソナ・ノン・グラータと認定された。」

外交というのはきれいごとばかりではないでしょうが、
最低限の礼儀をわきまえていないと、
「好ましくない」と言われてもしかたないのではないでしょうか。

山本投手の言ってない名言 ―⚾―#気になる英語調べ隊 2752

(2025.11.4)

ワールドシリーズ で文句なしのMVPとなった山本由伸投手の言葉が
英訳されて、名言化するのおもろい。

「負けるわけにはいかない」
→ Losing isn’t an option
→「負けるという選択肢はない」

言語間を行って帰って、こうなるんですね。

DAWGは?―🐶―#気になる英語調べ隊 2751

(2025.11.3)

MLBワールドシリーズの試合後インタビューで
レジェンドのデビット・オルティスさんがフリーマン選手らにMY DAWGと書かれたTシャツを渡していました。

dawg というスラングは dog に由来する言葉で、もともとの『犬』の意味も有りますが、
『友達、仲間』の意味でも使われるとのこと。

なので、オルティスさんがこのTシャツ渡すのは、「友達」認定的なことと思われます。

ただ、チームスポーツの選手をdawg と評する場合があり、
「精神的にタフで、困難な状況に粘り強く立ち向かう」ようなすごい選手のことを指すようです。

ワールドシリーズでの山本由伸投手は、以下のポストでは Absolute DAWG と称賛されています。

中0日で第7戦のピンチの場面でリリーフに出てきて勝利を手繰り寄せた山本投手がDAWGなのは間違いないと思います。

gut-wrenching, nerve-wracking, stomach-churning は?―⚾―#気になる英語調べ隊 2750

(2025.11.3)

MLBのワールドシリーズ第7戦の記事のタイトルにこんなのがありました。
The 2025 World Series comes down to a gut-wrenching, nerve-wracking, stomach-churning experience that is a Game 7
「2025年のワールドシリーズは、第7戦という、はらわたが締め付けられるような、神経をすり減らす、胃が痛むような体験に帰着」

gut-wrenching :gut が『内臓、はらわた』で、wrench が『ひねる、ぎゅっとねじる』なので、『はらわたがちぎれるような、衝撃的な』の意味になります。

nerve-wracking:nerve 『神経』、wrack 『苦しめる』なので、
『神経を疲れさせる』のような意味です。

stomach-churning:stomach は 『胃』、churn には『かき回す』の意味があり、
『胃が痛くなるような』という意味です。

これは実感した感じなので、覚えておきます。

2023年:バファローズから山本由伸選手へのメッセージ-⚾―#気になる英語調べ隊 2749

(2025.11.2)

オリックスバファローズが、2023年 MLBに行く山本由伸選手に向けて、
「14470球にありがとう。」と記した感謝のポスターを出したそうです。

そのポスターにつけられたメッセージがこれ。 (中日スポーツから引用)

 「重力無視のストレート。魔法みたいな変化球。笑ってしまうほど精密なコントロール。バファローズで投じた14470球。そのすべてに、ありがとう。
 正直めちゃくちゃ寂しいけれど、行ってほしくない気持ちもあるけれど。だけど、やっぱり、アメリカで無双する山本由伸が見てみたい。いけ、由伸。僕らの手の届かないところまで。日本最強が、世界最強だと証明してくれ。」

このメッセージの英訳がRedditに出ていました。

“A fastball that defies gravity. Breaking balls that feel like magic. Command so precise it makes you laugh. 14,470 pitches thrown for the Orix Buffaloes — thank you for every single one.

Honestly, it’s incredibly hard to see him go, and part of us wishes he could stay. But still, we can’t wait to see Yoshinobu Yamamoto dominate in America.

Go, Yoshinobu. To places beyond our reach. Prove that Japan’s best is also the world’s best.“

December 28, 2023 Orix Buffaloes

山本投手は、みごと期待に応えましたね。
ワールドシリーズMVP おめでとう! 

Redditから英文拾い:Yoshinobu Yamamoto is the 2025 World Series MVP「山本由伸選手が 2025年ワールドシリーズのMVP」-🎖️―#気になる英語調べ隊 2748

(2025.11.2)

祝 「ドジャース ワールドシリーズ連覇!」
ブルージェイズとの第7戦もすごい展開でしたね。
その中で山本由伸投手がワールドシリーズのMVPになりました。

試合の余韻を味わいつつ
Redditのスレッド
”Yoshinobu Yamamoto is the 2025 World Series MVP”
「山本由伸選手が 2025年ワールドシリーズのMVP」
から気に入った英文をひろって、訳をつけてみました。

Public_One723 OP
Yoshinobu Yamamoto of the @Dodgers is the first pitcher ever to win 3 games on the road in a single World Series.
He’s also the first to win Games 6 & 7 of a World Series on the road.
「ドジャースの山本由伸は、単年のワールドシリーズで敵地での3勝を挙げた史上初めての投手となった。
また、ワールドシリーズの第6戦と第7戦を敵地で勝利した初の投手でもある。」

smuvmoney
That dude’s arm has to be robotic or cyborg in nature (or he sold his soul) – maybe both/all. That game 7 performance alone was legendary – oh yeah he won two other games including one the day before and then pitched 30+ pitches anyway like no biggie. WTMF?!
「あの男の腕はきっとロボットかサイボーグの類い(あるいは魂を売った)に違いない—多分両方かも。あの第7戦の投球だけでも伝説級だった—そう、前日に1勝を含むあと2試合も勝ち、それでも平然と30球以上投げたんだぜ。マジかよ⁈」

OGeastcoastdude
He deserves it for sure.
「彼は確かにMVPに値する」

coltRG
Without a doubt
「疑い無くな」

Mr_Goldilocks
Well earned
「よくやった、当然だ」

Karoo_ZA
Epic performance!! This was a legendary series by him.
「素晴らしいパフォーマンスだ‼ 彼の伝説的なシリーズだった」

ShaKobeBrobie
We are not worthy.
「我々にはもったいないくらい」

Yshtoya
Insane
「異常なくらいだ」

Longjumping-Solid563
The worst part about hate watching the Dodgers is having them put up the most respectable performances ever. Gotta tip your cap.
「ドジャースをアンチ目線で観戦することの最悪の部分は、彼らが史上最も立派な試合運びを見せることだ。脱帽するしかない。」

Radiant_Jury5815
Godlike. I can’t understand how Yamamoto was able to keep dominating without any rest.
「神がかり的だ。山本が休みなく支配し続けられた理由が理解できない。」
FabFebFob
Javelin throws, Japanese “No Quit” Mentality, 200 pitch count ability, deathnote.
「それは、やり投げ、日本人の諦めない精神、200球投球能力とデスノートのせい」

Mental-Bad6685
Well deserved. The fact that he was able to pitch so well just a day after he started is nothing short of amazing
「当然の受賞だ。先発登板の翌日にこれほど好投できた事実は、まさに驚異的と言える。」

GeneJenkinson
That man’s never allowed back in Canada again
「あの男は二度とカナダに入国を許可されない」

山本投手のためのワールドシリーズだった感がありますね。

washing が「洗濯物」って・・・―👕―#気になる英語調べ隊 2744

(2025.10.28)

名詞のwashing が『洗うこと、洗濯』なのは分かりやすいですが、
これは『洗濯物』の意味にもなるんです。
(英語勉強中の身には、こういうの意外とやっかいですね)

laundry も『洗濯、洗濯物』の意味にななります。
これもwashing も『洗濯物』の意味では集合的に用いられるとのことです。

例文
Whenever I hang my washing outside, it often starts to rain.
「私が外に洗濯物を干すと、よく雨が降り出す」