ノエル団長のお言葉から:ホーミングは?-🚀―#気になる英語調べ隊 2418

(2025.1.25)

ホロライブのノエル団長がドンキーコングのゲーム配信で、空中で追いかけてくるような動きの敵を「ホーミング」と言っていました。

ホーミングは英語で homing で、この場合は『自動追尾(の)』の意味だと思われます。主に、ミサイルについて使われる言葉ですね。

その他に、homing には『帰巣性(の)』の意味も有ります。
ハトなどが巣に戻る性質のことですね。
同様に、形容詞として『家に帰る』の意味にもなります。

home を動詞で使った場合には、
ミサイルなどが『(目標に)向かう』や、『巣に帰る、家に帰る』の意味になるそうです。

(関連投稿→白銀ノエルさん関係

「声がかれる」の英語は?―🎤―#気になる英語調べ隊 2342

(2024.11.8)

「声がかれる」は英語では become hoarse だそうです。

hoarse は『かすれた、かれた、しゃがれ声の』の意味の形容詞です。
発音記号では hɔ́rs で、馬のhorse と同じです。
(紛らわしいということで、前にも取り上げてました。→ここ

かれた声なら hoarse voice ですね。

例えば
「彼女は歌い過ぎで声がかれた。」なら
She became hoarse because she sang too much.
Her voice was hoarse because she sang too much.
のように言えます。

ホロライブの白銀ノエルさん、Xで別人並みの「かれた声」を披露していました。
おだいじに。
(白銀ノエルさん関係の英語いろいろ→ここ

ほのぼのじゃなくhobnobは?-💗―#つぶやき英単語 2478

(2021.2.15)

今日、見つけた単語は hobnob。
なんか、「ほのぼの」みたいな面白い語感だと思います。

hobnob は『親しく交際する』という意味だそうです。
発音は、hɑ́ːbnɑːbかhɔ́bnɔbです。

英辞郎に出ていた説明をかいつまんで言うと、
hobnobは、16世紀から使われた表現で、そもそもは “have and not have(=give and take)”と言った意味であり、酒に関して「さしつさされつ」的な状況を表す言葉だったらしいです。それが後に、酒と関連が無くても使われるようになったみたいです。

使ってみましょう。
She boasts that she hobnobs with rich and famous people.
「彼女は金持ちや有名人との交友が自慢だ」

この言葉は、特に有力者と付き合うことを言い、しばしば軽べつ的に用いられるとのこと。ちょっと、使いどころは選ぶ必要がありそうです。

ホストではない host は❓―🍷―#つぶやき英単語 2474

(2024.2.11)

「もてなす人」の意味のラテン語に由来する host という名詞は、
客をもてなす『主人(役)、ホスト(役)、主催者』などの意味で使われます。
日本にいる「ホスト」という職業の男の人達も、「もてなす」という基本からは外れていません。(だいぶお金を使わせると聞きますけど・・・。)

また、寄生生物の『宿主』もhost と呼ばれます。
ある意味でこれも「もてなしている」感じはあるので、全く違うイメージということではありませんね。

では、hostが「もてなす」と全く関係ない場面で使われることが有るのをご存知ですか?

実は、host には『大勢、群れ、多数』の意味が有って、
a host of か hosts of の形で使われ、『多くの、多数の、大群の』の意味になります。
これが主人、ホストと意味がかけ離れているのは、語源が異なり、「敵,軍勢」の意味のラテン語から来ているためらしいです。

使ってみましょう。
The host city of that exposition is facing a host of problems.
「その博覧会の主催都市は、多くの問題に直面している」

(なんかそういう話を聞きますが、どうなんでしょう?)




How can you not be romantic about baseball?―⚾―#つぶやき英単語 2188

(2023.11.20)

How can you not be romantic about baseball?
「野球にロマンを感じないわけにはいかないだろ?」
マネーボールという映画の中でブラッド・ピットが言うセリフだそうです。

なんか、WBCの決勝の時に何回かこの表現を見かけたのですけど、
元ネタを後から知りました。
(あちらの野球ファンは、このセリフけっこう使うみたいです)

The best baseball player struck out the second-best baseball player on a full-count in the bottom of the 9th to win the WBC.
How can you not be romantic about baseball?
「9回裏に、最高の野球選手が2番目に優れた選手をフルカウントで三振に打ち取り、WBCを制した。野球にロマンを感じないわけにはいかないだろ?。」
(僕も同意します。)

WBCは3月だったので8か月前ですが、もっと前のことのような気がします。
Japanのユニフォームの大谷選手もちょっと懐かしい感じ。

英語で「熱気球」は❓―🎈―#つぶやき英単語 2181

(2023.11.13)

『熱気球』は英語では hot air balloon のように言います。そのままな感じですね。
fire balloonとも言われるようです。

佐賀県で行われた熱気球のイベントがニュースになっていました。

空に浮かんでいる熱気球を見ると気持ちよさそうですが、
僕は高い所は苦手なので、地上から見て楽しむので十分です。

home away from home は❓-🏠-#つぶやき英単語 2163

(2023.10.26)

home away from home は 直訳なら「家から離れた家」のようなことですが、
これで『第二の故郷』の意味になるそうです。

Wiktionaryでのhome away from homeの説明は
(idiomatic) A place in which one is as comfortable as one’s actual home.
「(イディオム)その人の実際の故郷と同じように快適な場所」
となっていました。

使ってみましょう。
He said Japan was his home away from home.
「彼は日本を第二の故郷と言っていました。」

Wherever I can be with you is my home away from home.
「あなたと一緒に居られるところならどこでも私にとっては第二の故郷です。」
ホントホント。

この表現は、オンライン英会話bizmates のレッスンで覚えました。

エンゼルスファン御用達のhopiumは❓-💊-#つぶやき英単語 2076

(2023.8.1)

MLBのAngels がBravesに勝ちました!
なんか、トレードで入ってきたばかりの新戦力が働いていい感じの勝ち方じゃないですか。

Reddit のPost Game Threadで、Angelsのファンがこんなこと書いてました。

I know I’m high on hopium over here, but that win felt like we just won Game 1 of the World Series
「こっちは hopium でハイになっているのは分かってるけど、あの勝利はまるでワールドシリーズの第1戦に勝ったような気分だったよ」

hopium あるいは hopeium は、Wiktionary によると
(colloquial, derogatory) A clinging to unreasonable or unfounded hopes.
「(口語、軽蔑的)不合理、根拠のない希望に固執すること」

で、これは hope ∔ opium でできた言葉で、opium には『あへん、精神を麻痺させるもの』の意味があるそうです。
なので hopium は「希望を抱かせる麻薬、希望という名の麻薬」的なことなのですね。
これまでも、Angelsのファンは自虐的な意味でhopiumという言葉をよく使ってました。

こんなコメントも有りました。
Insert all the hopium into my vein baby!!!!!
「ありったけのhopium を俺の静脈にぶち込んでくれ!!!!!」

とりあえず、みなさん喜んでいるようで何よりです。

次の試合では、大谷選手のホームランで、みんなに hopium 注入してほしいですね。

Go Angels!

hot air の意外な意味-🌬―#つぶやき英単語 2069

(2023.7.25)

hot air は『熱気、熱風』の意味なのは当り前な気がしますが、
その他に俗語として『だぼら,大ぶろしき、たわ言、でたらめ』のような意味も表すそうです。

Wictionary のhot air の説明は、こんな感じでした。
Empty, confused, or exaggerated talk lacking meaning or substance; bluster.
「意味や実質を欠いた、空虚で混乱した、または大げさな話。(=bluster 大言壮語、空威張り)」

使ってみましょう。
「その政治家の発言は全くのたわ言ばかりだ。」
The politician’s statements are nothing but hot air.

今日は暑くて風が吹いても熱風 hot air でした。
せめて、政治家の先生方には爽やかな風のようなスピーチをお願いしたいものです。

What are the patterns visible on the surface of metal poles? =金属電柱の表面の模様は?-🤔-#つぶやき英単語 2047

(2023.7.3)

クイズ
金属製の電柱の表面に数㎝のランダムな形が組み合わさったような模様が見える場合が有ります。あれは何でしょうか?  
こんなやつ👇

These poles are made of steel and their surfaces are hot-dip galvanized to improve corrosion resistance.
Therefore, zinc crystal grains in the hot dip coating are visible as a pattern.
これらの電柱は鋼製で耐食性向上のために表面に溶融亜鉛メッキが施されています。
なので、溶融メッキ中のZn が結晶粒がパターンとして見えているのです。

hot dip galvanizing 『溶融亜鉛めっき』は、高温で溶かした亜鉛に鋼材を浸し、鋼材表面に亜鉛皮膜を形成する技術です。
hot dip galvanized は『溶融亜鉛メッキされた』で、galvanize が『亜鉛めっきする』の意味になります。
zinc は『亜鉛』です。
crystal grain 『結晶粒』 文脈によりgrainだけでも結晶粒の意味になります。

The zinc coating prevents corrosion by covering the entire surface of the steel and by acting as a sacrificial corrosion inhibitor.
亜鉛皮膜は、鋼材の表面全体を覆うことと、犠牲防食という作用で腐食を防いでいます。