difference と deference -📚―#つぶやき英単語 1939

(2023.3.24)

difference は『違い、差異』ですが、
これに似ているdeference は『服従、尊敬、敬意』の意味なんですね。
ちょっと紛らわしいですね。

発音はと言うと
difference は発音記号で dífərəns (ディファレンス)で
deference は défərəns (デファレンス)です。
違うことは違うのか・・・。

使ってみましょう。
Blind deference to the leader endangers the organization.
Isn’t it more natural to have differences of opinion?
「リーダーへの盲従は組織を危うくします。
 意見の相違がある方がより自然ではないですか?」

紛らわしい単語は、ペアにして覚えてしまえばいいかと思います。

dish up は❓-🥗-#つぶやき英単語 1922

(2023.3.7)

dish up は『(食べ物を)皿に盛る、盛り付けて出す』という意味になるそうです。

例文です。
He is good at dishing up food.
「彼は料理の盛り付けが得意です」

この dish up は『(話などを)まことしやかに作る、面白く聞かせる』という意味でも使えます。

He dished up his heroic story.
「彼は武勇伝を面白く語った」

dish を名詞としてよく知っていても、
動詞としての使い方は知らなかったりしませんか?
こういう言葉の奥行が英語の面白い所かも。

英語で「板ばさみ」は❓-🙀-#つぶやき英単語 1860

(2023.1.6)

Weblio辞書で『板ばさみ 』を引くと、dilemma と出てきました。

逆にdilemma を調べると
『(好ましくない二者択一を迫られる)板ばさみ、窮地、ジレンマ』などの意味が出ています。因みに発音は dilémə(ディレマ)ですね。

例文です。
He was in a dilemma between two groups.
「彼は両グループの間で板ばさみになっていた。」

『板ばさみ』の訳語を考えたのですが、
僕の頭の中にdilemma はすっと出てきませんでした。
ジレンマとして日本語でも使われていて知ってる単語なんですけどね。
(まだまだだね)


dilly-dally は?-🥱-#つぶやき英単語 1782

(2022.10.25)

dilly-dally は『(決心がつかず)ぐずぐずする、時間をむだにする』という意味の自動詞です。
ちょっと面白い語感だと思います。

dally という単語が『(考えや問題を)もてあそぶ、ぐずぐず扱う』という意味で、これを繰り返してできた言葉が dilly-dallyはらしいです。
(片方をdilly にしたのは語呂を良くするためかな?)

日本語でも「ぐずぐず」が繰り返しになっているので、何か共通するものがあるのかもしれません。
まあ、繰り返しで、強調されたりくだけた感じにする効果はあると思います。

Oxfordの辞書での説明では
dilly-dally
to take too long to do something, go somewhere or make a decision
「何かをしたり、どこかに行ったり、決定を下したりするのにに時間がかかりすぎること」となっていました。(口語的で旧式の表現らしいですが)

この意味からすると『だらだらする』という日本語でもいいかもしれませんね。ちょっと音も似てますし。

使ってみましょう。
Don’t dilly-dally. You only do is wasting time.
「ぐずぐずするな。君は時間を無駄にしているだけだ。」

時間は大事ですから、ぐずぐず・だらだら・dilly-dallyしてはいられませんね。




direは?―😠―#つぶやき英単語 1536

(2022.2.25)

オンライン英会話で短いエッセイを読んで会話するレッスンを受けているんですが、知らない単語が普通に出てくるんですよ、まだまだ。

dire は4文字の短い単語ですけど、その授業で初めて覚えました。
この単語は『(必要、危機など)差し迫った』という意味で使われます。
例えば、
  I’m in dire need of money. 「差し迫ってお金が必要だ」
  There is a dire need for water. 「水が切実に必要だ」
のように使えます。
これは dire need の形で使われることが多いと、先生も言ってました。

direには他に『恐ろしい、悲惨な』の意味も有って、
例えば、以下のように使われます。
His carelessness had led to dire consequences.
「彼の不注意が悲惨な結末をもたらした」

dire の発音は、カタカナで書けば「ダイア」、発音記号でdáiərです。

inability と disability は ?―🧐―#つぶやき英単語 1421

(2021.9.19)

ability と言えば『できること、能力、技量、才能』の意味の名詞です。
基本的に不可算名詞と考えられます。

これに接頭辞 in-がついた inability は『できないこと、無力、無能』という反対の意味になります。

一方。接頭辞のdis-がついた disability は『無能、無力、無資格』の意味も持ちますが、
その他に可算名詞として『(身体などの)不利な条件、障害』の意味でも使われます。
(inability はこの障害の意味では使わないようなので、 disability と使い方と意味を混同しないよう注意ですね。)

Disabilities should not be considered as inability.
障害があるからといって、能力がないと考えてはいけません。

Diamondbacksは?―⚾―#つぶやき英単語 1377

(2021.6.14)

メジャーリーグのエンゼルスとダイヤモンドバックス の試合をTVで見てて、
ヘビが野球のボールを加えているマークがそこここに有るのに気付きました。
あれはダイヤモンドバックスに関係するマークで、ガラガラヘビなんですね。

The Arizona Diamondbacks, D-backs, are a MLB team based in Phoenix, Arizona.
The team name derives from a venomous snake, Diamondback Rattlesnake.
「アリゾナ・ダイヤモンドバックス(D-backs)は、アリゾナ州のフェニックスを本拠地とするMLBチームです。
この球団名は Diamondback Rattlesnakeという毒ヘビに由来します。」

🐍

Diamondback Rattlesnake(または単にDiamondback) の日本語の名称は
『ダイヤガラガラヘビ(ヒシモンガラガラヘビ)』です。

和名から分かるように、
diamondback は「背中にダイヤ(ひし形)の模様がある」ということなんですね。

ちなみに、Diamondback と呼ばれる生き物は、このヘビの他にも、
diamondback terrapin 『ダイヤモンドガメ』
diamondback moth 『コナガ』
などもいるそうです。

ディスるの英語―🤬―#つぶやき英単語 1334

(2021.3.10)

『ディスる』に当たる英語は何だと思いますか?

デジタル大辞泉で『ディスる』を引くと、
「《「ディスリスペクト」の動詞化》(俗に)否定する。批判する。けなす。」
と説明が出ています。
辞書にも載ってるんですね。

『ディスる』の元のdisrespect は、
名詞なら『無礼、失礼』、動詞で使えば『礼を失する』のような意味です。
なんか、かたい語感。

で、ここから最近気づいたことなんですが、
英辞郎とかには、dis あるいはdiss っていう動詞が載ってるんです。
(三単現なら dissesで、過去形・過去分詞形だとdissed です。)

disは、やはり disrespect から来てて、
『軽蔑する、小ばかにする、批判する』などの意味です。
これ『ディスる』じゃないですか。

つまり、『ディスる』に当たる英語は dis というのが
僕の考える正解です。diss でもいいですけど。

uninterested とdisinterested ―🙈―#つぶやき英単語 1333

(2021.3.8)

un- とdis- はどちらも『不…』とかの意味を表す接頭辞ですけど、
同じinterested につくと、かなり違う意味になるんです。
uninterested は『無関心な』ですが、disinterested には『私心のない、公平な』の意味が有るんですね。

🙈

interested『興味をもった、関心があって』なので、
これにun-を付けた uninterestedが『無関心な』の意味になるのは分かりやすい気がします。

でもinterested には『利害関係のある』『私心のある』のような意味も有るんです。
だから、これにdis- がつくと利害関係を離れた感じになって、『私心のない、公平な』の意味になるんですね。
(実はdisinterested にも『無関心な』の意味も有るらしいのですが、その意味ではuninterested の方が使われるのが普通とのこと。)

🙈

ともかく、
uninterested attitude = 無関心な態度
disinterested decision =公平な決定  のように区別して覚えときましょうか。