contend と content ―🤔―#気になる英語調べ隊 2369

(2024.12.3)

contend と content は一字違いで、当然、全く違う意味です。

contend は『(~と)戦う、争う、競う、論争する』などの意味の動詞です。

content は動詞としては『(人に)満足を与える、(人を)満足させる』の意味です。
content oneself では『満足する、甘んずる』の意味になります。

content は『満足して』の形容詞や、『満足』の意味の名詞にもなります。
また、『中身、内容、目次、趣旨、含有量』の意味のcontent も有りますが、
満足の方と語源は違うようです。

contend と content 、争うのと満足させるの意味ですから、
一字違いで大違いですね。


cold constitution は?―🥶―#気になる英語調べ隊 2344

(2024.11.10)

cold constitution という言葉を辞書で見つけたのですが、
どんな意味でしょうか?

cold は『寒い、冷たい』ですね。
constitution と言うと『組織、構造、憲法』などの意味がありますので、
cold constitution で「冷たい組織」とか思うかもしれませんが、
辞書に出ていたのは違います。

実は、constitution は『体質』を意味する場合があり、
cold constitution で『冷え性』の意味になるそうです。

例えば
「私は冷え性だ」なら
I have a cold constitution.
のように言うことができます。

ちなみに、
I am sensitive to (the) cold. でも同じような意味になります。
『冷え性』もsensitivity to (the) cold のようにも言えます。

また
I have bad (poor) circulation.
「私は血行が悪い」のような言い方でも、
実質的に「私は冷え性だ」という内容にもなります。

寒くなってきましたね。
足の先が冷たく感じる僕は冷え性なんでしょうか。
年のせいかもしれませんが。

 

英語で「修正液」は?―🖋―#気になる英語調べ隊 2304

(2024.9.30)

書き間違えたところを白く塗って直すための『修正液』は、
英語で correction fluid のように言われるようです。
correction=修正、fluid =液体(流動体)なので、そのままな感じですね。

他に、whiteoutでも『修正液』の意味になるようです。
(ちなみにwhiteout は「激しい雪で視界が無い状態」のことも言います)

 

このBIC社のWite-Out は whiteout をもじった商品名と思われます。

修正液でもペンタイプのものは、correction pen と区別されるようです。

また、修正テープは correction tape と呼ばれるようです。

「継投でのノーヒットノーラン」の英語は?―⚾―気になる英語調べ隊 2280

(2024.9.6)

MLBのカブスの今永昇太投手が、活躍を続けています。
直近のパイレーツ戦では、先発し7回を無安打無失点、2四球、7奪三振で12勝目をあげ、後続のピッチャーとともに継投でのノーヒットノーランを達成しました。

この『継投でのノーヒットノーラン』は、英語では combined no-hitter と言うようです。
combined は『結合された、協同の』などの意味の形容詞で、
no-hitter が『ノーヒットノーラン』のことですね。
ちなみに、throw a no-hitter が『ノーヒットノーランを達成する』の意味になります。

MLBも以下のようにXにポストしています。
Shota Imanaga, Nate Pearson, and Porter Hodge throw the second combined no-hitter in @Cubs history!
今永昇太、ネート・ピアソンとポーター・ホッジが、カブス史上2回目の継投でのノーヒットノーランを達成!

今永選手一人でもノーヒットノーラン達成できたかもしれませので、その点はちょっと残念ですが・・・。

「懺悔」の英語は?―😔―#気になる英語調べ隊 2335

(2024.7.14)

『懺悔(ざんげ)』を英語で何と言うでしょうか?

辞書を引いて出てくるのは、confession、shrift などです。

confession には『告白、白状、自白』などの他、キリスト教での『告解、懺悔』の意味が有ります。
動詞は confess で、『告白する、打ち明ける、(罪を神に)懺悔する』などの意味になります。

shrift は『(神父が)懺悔を聞くこと、(神父に対する)懺悔、(神父による)罪の許し』の意味だそうです。
動詞のshrive が『懺悔を聞く、罪の減免を与える』の意味です。

面白いのは動詞のconfess は『ざんげする』で、shrive が『ざんげを聞く』なので、同じざんげと言っても立場が違う感じになっていることですね。

白銀ノエル団長が懺悔室をテーマとした配信をやるようですが、
この『懺悔室』は 英語ではconfession booth や confessional になります。 

はたして、どんな懺悔が取り上げられるのでしょうか?
そして、僕の罪は許されるんでしょうか?

(白銀ノエルさん関連→ここ

ドジャース勝ったって⁉ What a come back!! ―⚾―#つぶやき英単語 2306

(2024.6.19)

今日のMLB ドジャース vs ロッキーズの試合で、大谷翔平選手が6回に特大の20号ホームランを打ちました。

試合としては、ドジャースが終始劣勢で、
8回の終わり時点ではロッキーズ 9-5 ドジャースでした。
ところが、9回にドジャースが7点取って逆転して、そのまま勝利したんです。
あまり見ないような逆転勝利でした。

Redditの試合後のスレッド(Postgame Thread ⚾ Dodgers 11 @ Rockies 9)でも
What a come back!! と言ってる人がいました。

この場合の come back は、
負けそうだった状況から追いついてひっくり返す『逆転』、
あるいは comeback victory 『逆転勝ち』の事と思われます。
なので、「何という逆転劇」や「なんてすごい逆転勝ちだ」と言ってるわけですね。

Comment
byu/DodgerBot from discussion
inDodgers

山本選手やベッツ選手の離脱も有りますが、
ドジャースはチームとしてよく戦っている感じですね。
大谷選手も調子が上がってきたようですから、ホームランや盗塁も数を伸ばしてくれると思います。。

condiment は❓―🧂―#つぶやき英単語 2521

(2024.3.27)

condiment は『調味料』のこと。

例えば、Xではこんな風に使われてました。
#NationalHotDogDay an American Treat
The most popular condiment for adults is mustard, while children prefer ketchup
ナショナル・ホットドッグデー アメリカの御馳走
大人たちに一番人気の調味料はマスタードで、子供達はケチャップが好き

ぼくは、ホットドッグならケチャップとマスタード両方かけたいんだけど。

ちょっと紛らわしい cone とcorn ―🌽―#つぶやき英単語 2509

(2024.3.15)

ちょっと紛らわしいcone とcorn 。

cone は『円錐体、まつかさ』等の意味で
corn は『穀物、トウモロコシ』等の意味になります。

この二つは発音記号では
cone が kóun で、corn が kɔ́rn です。
多少、違うんですね。

せっかくだから使ってみましょう。
The cone shaped snacks are made from corn.
「その円錐形のスナック菓子はトウモロコシから作られます」
(とんがりコーンのことかな)

cone とcorn、綴りも違うし発音も違うのですけど
ちょっと紛らわしいのは確かじゃないでしょうか。

恋したら coy ですか❓―🙈―#つぶやき英単語 2470

(2024.2.7)

たった3文字の単語ですが、今まで知りませんでした。

coyは『恥ずかしがりな、純情ぶった、いやに無口な』というような意味だそうです。
英辞郎には『ぶりっ子の』という訳も出てました。

Collins Dictionary の説明によると、
A coy person is shy, or pretends to be shy, about love and sex.
「恋愛やセックスについてシャイであるか、シャイと装っているのが、coy な人。」なんですと。

まあ、確かにぶりっ子という感じです。
(今はあまり使わない言葉かもしれませんけど)

coy の発音は kɔi です。
語源は、「静かな」の意味のラテン語だそうです。

使ってみましょう。
She is a coy girl when it comes to love.
「恋愛のことになると、彼女は恥ずかしがり屋だ」

恋には coy になるということで・・・。



干しぶどうと従兄の共通点―🍇―#つぶやき英単語

(2024.1.27)

クイズです。
干しブドウと従兄の共通点は何でしょうか?

英語にすると
『干しぶどう』は raisin で、『従兄』は cousin です。
両方とも語尾が sin なのに、sではなくzの発音になります。
レイズンとカズンのように、カタカナで書くとズですね。

他にも sin で終わる英単語はありますけど、例えば、
assassin 『暗殺者』はアサシン
basin『鉢、洗面器、水盤』はベイスンに近い発音で、
これらはsの発音です。

なので、
干しぶどうと従兄の共通点は、
「英語の綴りがraisin とcousin。sinと書いてズンと読む。」ということです。

まあ日本語でも、同じ漢字の「人」を「じん」とか「にん」と読み分けてたりしますから
英語の綴りと音もそういうものだと思っていた方がいいですね。