cold constitution は?―🥶―#気になる英語調べ隊 2344

(2024.11.10)

cold constitution という言葉を辞書で見つけたのですが、
どんな意味でしょうか?

cold は『寒い、冷たい』ですね。
constitution と言うと『組織、構造、憲法』などの意味がありますので、
cold constitution で「冷たい組織」とか思うかもしれませんが、
辞書に出ていたのは違います。

実は、constitution は『体質』を意味する場合があり、
cold constitution で『冷え性』の意味になるそうです。

例えば
「私は冷え性だ」なら
I have a cold constitution.
のように言うことができます。

ちなみに、
I am sensitive to (the) cold. でも同じような意味になります。
『冷え性』もsensitivity to (the) cold のようにも言えます。

また
I have bad (poor) circulation.
「私は血行が悪い」のような言い方でも、
実質的に「私は冷え性だ」という内容にもなります。

寒くなってきましたね。
足の先が冷たく感じる僕は冷え性なんでしょうか。
年のせいかもしれませんが。

 

英語で「修正液」は?―🖋―#気になる英語調べ隊 2304

(2024.9.30)

書き間違えたところを白く塗って直すための『修正液』は、
英語で correction fluid のように言われるようです。
correction=修正、fluid =液体(流動体)なので、そのままな感じですね。

他に、whiteoutでも『修正液』の意味になるようです。
(ちなみにwhiteout は「激しい雪で視界が無い状態」のことも言います)

 

このBIC社のWite-Out は whiteout をもじった商品名と思われます。

修正液でもペンタイプのものは、correction pen と区別されるようです。

また、修正テープは correction tape と呼ばれるようです。

「継投でのノーヒットノーラン」の英語は?―⚾―気になる英語調べ隊 2280

(2024.9.6)

MLBのカブスの今永昇太投手が、活躍を続けています。
直近のパイレーツ戦では、先発し7回を無安打無失点、2四球、7奪三振で12勝目をあげ、後続のピッチャーとともに継投でのノーヒットノーランを達成しました。

この『継投でのノーヒットノーラン』は、英語では combined no-hitter と言うようです。
combined は『結合された、協同の』などの意味の形容詞で、
no-hitter が『ノーヒットノーラン』のことですね。
ちなみに、throw a no-hitter が『ノーヒットノーランを達成する』の意味になります。

MLBも以下のようにXにポストしています。
Shota Imanaga, Nate Pearson, and Porter Hodge throw the second combined no-hitter in @Cubs history!
今永昇太、ネート・ピアソンとポーター・ホッジが、カブス史上2回目の継投でのノーヒットノーランを達成!

今永選手一人でもノーヒットノーラン達成できたかもしれませので、その点はちょっと残念ですが・・・。

「懺悔」の英語は?―😔―#気になる英語調べ隊 2335

(2024.7.14)

『懺悔(ざんげ)』を英語で何と言うでしょうか?

辞書を引いて出てくるのは、confession、shrift などです。

confession には『告白、白状、自白』などの他、キリスト教での『告解、懺悔』の意味が有ります。
動詞は confess で、『告白する、打ち明ける、(罪を神に)懺悔する』などの意味になります。

shrift は『(神父が)懺悔を聞くこと、(神父に対する)懺悔、(神父による)罪の許し』の意味だそうです。
動詞のshrive が『懺悔を聞く、罪の減免を与える』の意味です。

面白いのは動詞のconfess は『ざんげする』で、shrive が『ざんげを聞く』なので、同じざんげと言っても立場が違う感じになっていることですね。

白銀ノエル団長が懺悔室をテーマとした配信をやるようですが、
この『懺悔室』は 英語ではconfession booth や confessional になります。 

はたして、どんな懺悔が取り上げられるのでしょうか?
そして、僕の罪は許されるんでしょうか?

(白銀ノエルさん関連→ここ

ドジャース勝ったって⁉ What a come back!! ―⚾―#つぶやき英単語 2306

(2024.6.19)

今日のMLB ドジャース vs ロッキーズの試合で、大谷翔平選手が6回に特大の20号ホームランを打ちました。

試合としては、ドジャースが終始劣勢で、
8回の終わり時点ではロッキーズ 9-5 ドジャースでした。
ところが、9回にドジャースが7点取って逆転して、そのまま勝利したんです。
あまり見ないような逆転勝利でした。

Redditの試合後のスレッド(Postgame Thread ⚾ Dodgers 11 @ Rockies 9)でも
What a come back!! と言ってる人がいました。

この場合の come back は、
負けそうだった状況から追いついてひっくり返す『逆転』、
あるいは comeback victory 『逆転勝ち』の事と思われます。
なので、「何という逆転劇」や「なんてすごい逆転勝ちだ」と言ってるわけですね。

Comment
byu/DodgerBot from discussion
inDodgers

山本選手やベッツ選手の離脱も有りますが、
ドジャースはチームとしてよく戦っている感じですね。
大谷選手も調子が上がってきたようですから、ホームランや盗塁も数を伸ばしてくれると思います。。

condiment は❓―🧂―#つぶやき英単語 2521

(2024.3.27)

condiment は『調味料』のこと。

例えば、Xではこんな風に使われてました。
#NationalHotDogDay an American Treat
The most popular condiment for adults is mustard, while children prefer ketchup
ナショナル・ホットドッグデー アメリカの御馳走
大人たちに一番人気の調味料はマスタードで、子供達はケチャップが好き

ぼくは、ホットドッグならケチャップとマスタード両方かけたいんだけど。

ちょっと紛らわしい cone とcorn ―🌽―#つぶやき英単語 2509

(2024.3.15)

ちょっと紛らわしいcone とcorn 。

cone は『円錐体、まつかさ』等の意味で
corn は『穀物、トウモロコシ』等の意味になります。

この二つは発音記号では
cone が kóun で、corn が kɔ́rn です。
多少、違うんですね。

せっかくだから使ってみましょう。
The cone shaped snacks are made from corn.
「その円錐形のスナック菓子はトウモロコシから作られます」
(とんがりコーンのことかな)

cone とcorn、綴りも違うし発音も違うのですけど
ちょっと紛らわしいのは確かじゃないでしょうか。

恋したら coy ですか❓―🙈―#つぶやき英単語 2470

(2024.2.7)

たった3文字の単語ですが、今まで知りませんでした。

coyは『恥ずかしがりな、純情ぶった、いやに無口な』というような意味だそうです。
英辞郎には『ぶりっ子の』という訳も出てました。

Collins Dictionary の説明によると、
A coy person is shy, or pretends to be shy, about love and sex.
「恋愛やセックスについてシャイであるか、シャイと装っているのが、coy な人。」なんですと。

まあ、確かにぶりっ子という感じです。
(今はあまり使わない言葉かもしれませんけど)

coy の発音は kɔi です。
語源は、「静かな」の意味のラテン語だそうです。

使ってみましょう。
She is a coy girl when it comes to love.
「恋愛のことになると、彼女は恥ずかしがり屋だ」

恋には coy になるということで・・・。



干しぶどうと従兄の共通点―🍇―#つぶやき英単語

(2024.1.27)

クイズです。
干しブドウと従兄の共通点は何でしょうか?

英語にすると
『干しぶどう』は raisin で、『従兄』は cousin です。
両方とも語尾が sin なのに、sではなくzの発音になります。
レイズンとカズンのように、カタカナで書くとズですね。

他にも sin で終わる英単語はありますけど、例えば、
assassin 『暗殺者』はアサシン
basin『鉢、洗面器、水盤』はベイスンに近い発音で、
これらはsの発音です。

なので、
干しぶどうと従兄の共通点は、
「英語の綴りがraisin とcousin。sinと書いてズンと読む。」ということです。

まあ日本語でも、同じ漢字の「人」を「じん」とか「にん」と読み分けてたりしますから
英語の綴りと音もそういうものだと思っていた方がいいですね。

あまり入りたくない coop は❓-🐣―#つぶやき英単語 2227

(2023.12.26)

co-op なら consumers’ cooperative =生活者協同組合、つまり生協でお馴染みですが、
それとは違うcoop という単語はどういう意味でしょうか?

coop は『鶏小屋、狭苦しい所』です。
そういうことなので、俗語で『刑務所』の意味にもあるそうです。
語源は「かご」の意味の中期英語です。

coop は『閉じ込める、おりにいれる』や『閉じこもる』の動詞にもなるそうです。

使ってみましょう。
I would rather be in a coop than in this room.
「この部屋にいるぐらいなら鶏小屋の方がましだ」

実は、この英文を自動翻訳したら
「こんな部屋にいるくらいなら、生協にいるほうがましだ。」
という訳文が最初に出てきました。
(他の訳語の候補を見たら鶏舎というのも入ってましたけど)

まあ鶏小屋よりは生協の方が居心地いいのは間違いないと思います。

(前にも同じようなこと書いてました→これ