hearsay は?-💬- #つぶやき英単語 1209

(2020.7.16)

hear 『聞く』とsay『言う』がくっついた hearsay は、
どんな意味でしょうか?

これで、『うわさ、伝聞(証拠)』とか『伝聞の』の意味なんですね。

聞いて言うのがうわさですもん、なるほど納得。
(この頃のうわさは、ネットの文字ベースのものも多いですけど。)

例文
His story was based merely on hearsay and rumor.
「彼の話は伝聞やうわさにだけに基づいていました。」

そんな伝聞証拠 hearsay evidennce だけだと、裁判なら勝ち目は薄いということになります。

🙊

とにかく不確かな風聞 hearsay を拡散するのは、やめといたほうがいいですね。

聞いたことをすぐ口にしていいのは、英語学習のシャドーイングぐらいですよ。

海外ドラマでCCTVと言ってるのは?-📹- #つぶやき英単語 1208

(2020.7.15)

捜査物の海外ドラマ、たとえば NCISとかシェイクスピア&ハサウェイの事件簿で、『監視カメラ』のことをCCTVと言ってます。

ペンターKさんによる写真ACからの写真 

これは、closed-circuit television「閉鎖回路テレビ」の略語だそうです。(映像システムの形式で呼んでるらしいけど)

監視の意味のsurveillanceやmonitoringを使って、 surveillance camera、monitoring camera などと言ってもいいんですけど、CCTVの4文字で通じるんだから、そっち使う方が多くなりますよね。

河川監視用の監視カメラCCTVは国土交通省が整備していて、実際にその映像で川の様子が見れるサイトもあるんですよ。
例えば→利根川上流河川事務所 河川ライブ映像

(国土交通省の方、お疲れ様です。水害対策よろしくお願いします。)

福川水門のCCTVの映像 

👉

ついでに言うと
CCTVは、China Central Television 中央電視台の略でもあるんです。(CCTVで検索すると、たぶんこの関係のサイトが一番上に来るんじゃないかな。)

コロナ関連:hoaxだと思ってたって・・・ 😔 #つぶやき英単語 1207

(2020.7.14)

アメリカでコロナパーティーに出て感染して死んだ人の記事:

A 30-year-old man who believed the coronavirus was a hoax and attended a “Covid party” died after being infected with the virus, ・・・・・・
By Bryan Pietsch
Published July 12, 2020 Updated July 13, 2020

「コロナウイルスをデマと信じて「Covidパーティー」に参加した30歳の男性がそのウイルスに感染して死亡した」

何て言っていいのか。

hoax という単語が、名詞だと『だますこと、かつぐこと、悪ふざけ、でっち上げ』のような意味なんですね。

動詞なら『(真実ではないことを言って人を)だます、かつぐ)』の意味になります。

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hoax って単語、今までうろ覚えだったんですが、なんか完全に頭に焼き付いた気がします。 でもなあ・・・・。

proneの使い方:gaff-prone は? 👉 #つぶやき英単語 1206

(2020.7.11)

gaff-prone politician と言ったら誰を思い浮かべますか。
gaff-prone は、gaff 『失言(フランス語由来)』と -prone 『~しがちな』の連結語で、『失言癖のある』の意味なんです。
こういう政治家 politician は・・・。 いますね大物が。

🙊

prone という形容詞は『~しがちな、~の傾向がある』の意味です。
この言葉を使う場面では、「しがちなこと、起こりがちなこと」が基本的に好ましくないイメージのものなんですね。地震とか、洪水とか、病気とか、悪い癖とか・・・。

あと、連結語以外の使い方では
be prone to ~ 『~しがちである』の形が多いのですが、このtoの後に名詞、動詞のどっちもとるんです。  

He is prone to headaches. 彼はよく頭痛になる。

He is prone to change jobs. 彼には転職癖がある。  とかね。

この辺のところ、XMind というソフトで簡単ながら図解してみました。お試し版でも、結構役に立ちそうです。

XMindでproneのこと整理してみた

prone には別に『うつぶせの』という意味もあるのでご注意を。

🙈

ところで、gaff-prone politician であなたが思い浮かべたのは、日本のあの人、それともアメリカのあの人?

舗装道路の丸いやつ ⚪ #つぶやき英単語 1205

(2020.7.5)

歩いてると、舗装道路のそこここに丸い切れ込みみたいなのがあるのに気が付きます。(下向かない人は見たことないかもしれないけど。)

直径10cmくらいかな。これは何?

🐥

これは舗装のコア抜き検査の痕ですと。コア抜きは、英語では coring です。舗装は pavement なので、pavement coring とも言うようです。

要するに、あの丸いのは、舗装の厚さや密度などね品質を調べるために、円柱状のサンプルを取った痕なんです。

coring するのは 外周に刃があって中空の工具を使う pavement core drilling machine 舗装コアドリルマシンを使うとのことです。

サンプル抜いた後の舗装は、アスファルトなどで穴を埋めるんですが、どうしても痕は残るんですね。

🐥

考えてみるて、あの丸い痕の分だけ、舗装のテストしているわけですね。キチンと作られた道路だという印と言ってもいいかもしれません。

sabbatical でBeauden Barrett が!何それ?🏉 ♯つぶやき英単語 1204  

(2020.7.4)

All BlacksのBeauden Barrettがラグビートップリーグのサントリー サンゴリアスに来るって。sabbaticalでだって。

何それ。

sabbatical を辞書で引くと『研究休暇、サバティカル』と出てます。大学の先生とかが1年とか自分の大学を離れて外国の研究機関に行ったりするのを言うらしいんですが、ラグビーにもあるんですね。

語源的には「安息日」から来てるらしいです。Sabbathが安息日ですと。

Beauden Barrett選手は、NZラグビーとBluesと4年契約を結んでいて、その中にsabbatical clause サバティカル条項があるとのこと。それを行使して1年間契約でラグビートップリーグのサントリーに加わるということです。トップリーグで1シーズンプレーした後はBluesに戻るんですね。
まだまだAll Blacks でも試合出るんでしょうから、いろいろwin-winなんじゃないでしょうか。

ついでに貼り付けたツイートでBarrett選手のこと、First five って書いてあるけど、これはポジション名で、スタンドオフStand OffやフライハーフFly-halfとも呼ばれるものですね。

2021年1月開始のトップリーグも目が離せないですね。
(その前にコロナを何とかせんと)

bolide は何? ⭐ #つぶやき英単語 1203

(2020.7.2)

bolideは『火球、爆発流星』のことだそうです。
火球は明るい流星のこと。まんまですがfireballとも呼ばれます。
(ただ、fireballは流星だけでなく、核爆発の火の玉などでも使われますし、比喩的に精力的な人のことも言うんで。)

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2020年7月2日の未明に関東で火球 bolide が見られたんですって。(寝てた。)

最後爆発みたいになったらしいので、さすが爆発流星の名前は伊達じゃないですね。

🔭

隕石、どこかで見つかったらいいな。

run a red light は? 🏎 #つぶやき英単語 1202

(2020.7.1)

run a red light で『信号無視をする』の意味なんですね。

red light running なら『信号無視』です。

      🚗   🚓

「彼はきのう信号無視で捕まった。」は

He was caught by running a red light yesterday.

でいいらしいです。

無視するのignore を使ってもいいのだけど、run で済むなら簡単でしょ。

 🚗    🚓🚓🚓🚓🚓

red-light runner は『信号無視するドライバー』ですって。

気をつけましょう。

コロナ関連:英語の三密も覚えたよ – 👨‍👨‍👦- #つぶやき英単語 1201

(2020.6.28)

日本のコロナウィルス感染症対応にいろいろな意見があるかもしれませんが、「三密」という言葉で最も危険な状態を説明してクラスター発生防止を呼び掛けたのは評価高いのではないでしょうか。お役所の作った三密のポスターもよくできてて、その英語版は海外の人もツイッターとかで使ってます。

この日本語・英語のポスターを二つ並べるとよくわかりますが
三密
①換気の悪い密閉空間
②多数が集まる密集場所
③間近で会話や発生をする密接場面
です。

これを英語にすると
Three Cs
1. Closed spaces with poor ventilation.
2. Crowded places with many people nearby.
3. Close-contact settings such as close-range conversations. 
なんですね。
(この場合の setting は「状況」といった意味です。)

6月末になってもCOVID-19の問題はまだ収まっていませんし、東京での感染数がなにげに多いのが気になるところです。

まだしばらく、Avoid the three Cs ! 「三密を避けましょう!」を心がけないと。
手洗いとマスクの着用もね。

locust plague は何? – 🌾- #つぶやき英単語 1200

(2020.6.27)

locust plagueって?

locust を辞書で引くと『バッタ、イナゴ』と出ています。
(セミもlocustという場合もありようで、なんか大雑把。)
plague は『大厄災、疫病』『(害虫などの)大発生』などの意味です。

それで locust plague は、「バッタ類、特にトビバッタ、ワタリバッタの類の大量発生による災害」のことを言います。
日本語では『蝗害(こうがい)』だそうです。(蝗はイナゴの漢字表記ですね。ただ、locust plague起こすのは、イナゴじゃなくて一部のバッタなんだそうですが。)

今、desert locust (サバクトビバッタ、学名Schistocerca gregaria)の大発生が世界的に脅威になっているようです。写真でもやばいことになっているのが分かります。

こういうの今に始まったことではないんです。

旧約聖書の出エジプト記(Exodus)では、神が奴隷状態であったユダヤ人を開放するためにエジプトに起こした10の災厄の中にもLocustsが入っているんです。紀元前13世紀ごろにも大規模なlocust plague が起こったということですね。

モーゼが神の言葉としてLocustsのことをエジプト王に伝えるところは、英語だとこんな感じ。
If you refuse to let them go, I will bring locusts into your country tomorrow. They will cover the face of the ground so that it cannot be seen. They will devour what little you have left after the hail, including every tree that is growing in your fields.
「もしあなたが彼ら(ユダヤ人)を解放することを拒むなら、明日あなたの国に locusts(バッタ)を連れてくる。 それらは地面を覆って見えないほどになり、畑に生えている木も含め、雹の被害を免れたものまで食い尽くすだろう。」

Locustsは8番目の災厄で、前の災害が雹 hail だったんです。
神様って実力行使付きで脅したりもするんですよ。

このトビバッタlocustには、普段の「孤独相=solitary phase」と呼ばれる体から「群生相=gregarious phase」と呼ばれる移動に適した体に変化する相変異(phase polymorphism)という不思議な生態があるんです。
普通の環境で生まれたサバクトビバッタの幼虫は緑色で、個々に分かれて暮らす性質です。これが、草地が減少するなどで生育密度が高い状態で幼虫が生まれると色が黒っぽくなる外観上の変化が有り、相対的に羽が大きくなり移動に適した体になって、集団で行動するんです。

よく環境が人を変えるといいますが、環境は虫も変えるんですね。

人間も集団になると、普段ではしないようなことをしちゃうことがあるようで・・・。集団の力って恐ろしいです。