「~に関しては」 は英語で何?―🚶―#つぶやき英単語 1441

(2021.10.20)

When it comes to video games, he is second to none.
「ビデオゲームに関しては、彼は誰にも負けない。」

🎮

このWhen it comes to は『~のことになると、に関して言えば』の意味になります。

(こういうのが言いたい時に出て来ないのがくやしい。)

🙈

でも、この言い方でなくても似た表現は他にもあるので、なんか言えればOKのはず。

「~に関しては、」という表現には、以下のようなものがあります。
As for math, he is a genius.
 数学に関しては、彼は天才だ。
As to cooking, I can help you.
 料理に関しては、お手伝いします。
Regarding to music, he has a great talent.
 音楽に関して彼には素晴らしい才能が有る。
As far as haiku goes, simplicity is a key feature.
 俳句に関しては、シンプルであることが重要である。
With regard to politics, I respect his opinion.
 政治に関しては、彼の意見を尊重する。
With respect to art, the budget is decreasing.
 芸術に関して、予算が減少している。
As concerns health, it is important to take an annual check-up.
 健康に関して、一年に一度健診を受けることが大切だ。
In coming to the vaccines, the effectiveness has been evaluated.
ワクチンに関しては、有効性がされて評価されています。
In point of tourism, this area needs more accommodation.
 観光に関しては、この地域にはより多くの宿泊施設が必要だ。

とりあえず、覚えたものから使ってみるのが早道ですかね。

フリーサイズは英語で何?―👕―#つぶやき英単語 1439

(2021.10.16)

衣服や帽子などでフリーサイズというのがありますが、このフリーサイズ Free Size というのは和製英語らしいです。
(日本や一部アジアの商品説明ではfree size の記述が多いようです。オンラインショッピングの世界的広がりを見ると、いずれ認知されるのかもしれませんが、現時点の辞書ではfree size は和製英語認定になっています。)

そこで、『フリーサイズ』を和英辞典でひくと、
one-size-fits-all やone size fits all という訳語が出てきます。

自作例文です。
These one-size-fits-all gloves are made of highly stretchable material.
「このフリーサイズの手袋は伸縮性の高い素材でできています。」

フリーサイズ=one-size-fits-all の商品は、
例えば、伸縮性が高かったり調節できたりでサイズ対応範囲は広いのでしょうが、
本当にどんなサイズの人にも合うということでもないようです。
また、使えたとしても、フィット感が悪い場合も当然有ります。

🧤

one-size-fits-all は比喩的な使い方では、
『(方法・解決策などが)それ一つでどんな場合にも通用する、汎用的(画一的)な』や
『(薬などが)万能の』の意味にもなります。
この意味の one-size-fits-all は 少しネガティブな文脈で使われる場合があるようです。
日本語でも「画一的な対策」と言ったら、何か細かな配慮を欠いていて、うまくいきそうにない感じがしますよね。

There is no one-size-fits-all solution to promote the various local economies.
「様々な地域経済の振興に万能の解決策はありません。」

本当は、one-size-fits-allで全てが解決できれば、そんないいことはないのですが、
世の中それほど単純じゃないということでしょう。



tooth and nail は?―🦷―#つぶやき英単語 1438

(2021.10.16)

tooth and nail は直訳なら 歯と爪 ですけれど、
これで『手段を尽くして、極力、必死に』の意味になるそうです。

使い方はこんな感じです。

We fought tooth and nail to survive.
「私たちは生き残るため必死に戦った。」

マニキュアを塗る手の絵文字がGoogleでどのように見えるか。

何でも有りの闘いなら、それこそ歯でも爪でも使ってOKなんでしょうが、
たいていのスポーツでは反則になりますね。

それでもサッカーの試合で相手に噛みついた選手もいるくらいですから、
必死になった人というのは恐ろしいものです。

明けても暮れてもの英語は?―🌅―#つぶやき英単語 1436

(2021.10.14)

『明けても暮れても』は、
毎日変わることなく同じことを繰り返しているような場合に使われる表現です。
これで和英事典を引くと、 day in and day out と出ています。
day in, day out と書いても同じことらしいです。

簡単な単語ばかりですけれど、
「彼は明けても暮れても・・・・」というような英作文問題が出ても、
知っていないと day in and day out は思い浮かばないかもしれません。
(そんな時は everyday で文作っても、同じような意味になるとは思いますけど)

🌅

使い方はこんな感じです。
He has been studying English day in and day out.
「彼は明けても暮れても英語の勉強を続けています。」

まあ、それぐらい集中して勉強したら、僕ももうちょっと何とかなるのか
とは思うんですけど。

wipe the slate clean は?―🧽―#つぶやき英単語 1433

(2021.10.6)

wipe the slate clean は、比喩的な表現(figurative expression)で、
『過去のことを水に流す、行きがかりを捨てる』という意味だそうです。

この場合のslate は『石板』のことです。
昔、石板にチョークで書いた文字などを消すために、布で拭いていたんですね。
このことを語源として、
wipe the slate clean は直訳なら「石板をきれいに拭く」ですけれど
『水に流す』的な意味になったわけです。

自作英文です。
The politician believed the slate was wiped clean by the election.
「その政治家は、選挙結果によって行きがかりはなくなったと信じていた」

あまり過去にこだわるのもどうかと思いますけれど、
すぐに水に流しちゃうのもどうかと思います。
特に政治的なスキャンダルは、きちんと説明してもらわないと。
石板もきれいに拭けていないんじゃないでしょうか。

.comは?―🐣―#つぶやき英単語 1430

(2021.10.2)

URLに.comというドメイン名がついているのを多く見かけますが、
このcomは、commercial の略なんですね。
要するに商用のサイトということを表しているわけです。

🧮

お気づきかもしれませんが、このブログのURLには.com がついてるんですけど
全くもって商用のサイトではありません。

実は、ドメインの原則を知らないで、.comにしてしまったんです。
(無知と言うのは恐ろしいもので・・・)

これは、どうするべきですかね。
ドメイン変えてもいいんですけど、
また1からやらないといかんのでしょうか。うーん。

動詞のstomachは?―🍜―#つぶやき英単語 1426

(2021.9.25)

名詞の stomachは『胃、腹』ですが、使い方によっては『食欲、好み、気分』の意味にもなります。
  I have a pain in my stomach. 
  「胃に痛みが有ります」
  I had no stomach for a debate.
  「議論する気分ではなかった」  など。

この他に、stomachは動詞としても使われるんです。
  I don’t stomach fish.
 「私は魚を食べない(私は魚が苦手だ)」
この場合は、stmachは『(~を)食べる』という意味です。

また、同じ動詞として
 I can’t stomach insults to my family.
「私の家族への侮辱は我慢できない」
のように、『(侮辱などを)我慢する』という意味でも使われるんですね。

上の動詞の意味は、stomach を「腹に納める」というイメージで捉えると、
食べるは文字通り腹に納めることですし、
我慢するは「(侮辱などに対し)文句を言わずに腹に納めること」として理解できるんじゃないでしょうか。


 

tricks of the trade は?―😎―#つぶやき英単語 1425

(2021.9.23)

tricks of the trade は、決して、プロ野球選手のあっと驚くトレードや、貿易関係でのごまかしの事ではありません。
Weblio辞書で、 tricks of the trade は『専門的なやり方、専門的な知識、専門的な技術』と出ています。

trickという単語には、
『たくらみ、ぺてん、策略、いたずら、手品、芸当』などいろいろな意味があり、他に『(物事を上手にやるための)やり方、こつ、秘訣』という意味もあります。

trade という単語も『商業、貿易』などの意味でよく使われますが、
the trade という形で『~業、~業界』や『同業者(仲間)』の意味になります。

なので、
tricks of the trade は「同業者の仲間内で知られるやり方やコツ」ということなんです。専門家が知っている裏技や裏情報なども、これに当たると思います。
また、『商売のコツ』という訳になる場合も有ります。

オンライン英会話 Bizmates のレッスンで読んだ英文に、この表現が出てきました。
まだまだ、毎日新しい発見が有ります。

Shigellaは?―🦠―#つぶやき英単語 1423

(2021.9.21)

Shigella は『赤痢菌』です。この菌は経口感染して急性腸炎を引き起こします。
病名の『細菌性赤痢』は shigellosis というそうです。

このShigella という病原菌の属名は、1898年に赤痢菌を発見した志賀潔先生にちなんでつけられたものだそうです。(確かに、シゲという音が日本語っぽい。)
日本人研究者の名前が病原菌の学名に使われている唯一の例ですと。

赤痢は、発展途上国の帰国者で多く発生しており、容易に経口感染することから日本国内での発生例も少なくないそうです。
赤痢という日本語の病名は、その症状である「出血性の下痢」を表したもの。
(つらそう。)
コロナでも赤痢でも、手洗いをきちんとするのが予防の基本ですね。

inability と disability は ?―🧐―#つぶやき英単語 1421

(2021.9.19)

ability と言えば『できること、能力、技量、才能』の意味の名詞です。
基本的に不可算名詞と考えられます。

これに接頭辞 in-がついた inability は『できないこと、無力、無能』という反対の意味になります。

一方。接頭辞のdis-がついた disability は『無能、無力、無資格』の意味も持ちますが、
その他に可算名詞として『(身体などの)不利な条件、障害』の意味でも使われます。
(inability はこの障害の意味では使わないようなので、 disability と使い方と意味を混同しないよう注意ですね。)

Disabilities should not be considered as inability.
障害があるからといって、能力がないと考えてはいけません。