in the doldrums というイディオムは、 『無風帯に入って、沈滞状態で、ふさぎ込んで』の意味だそうです。
Collinsの辞書の説明では If an activity or situation is in the doldrums, it is very quiet and nothing new or exciting is happening. 「活動や状況が in the doldrums というのは、それが非常に静かで、新しい事や興奮させるようなことが起こらないことだ」 となっていました。
「木を見て森を見ず」に当たる英語表現は、 can’t see the forest for trees だそうです。 (オンライン英会話 Bizmates のDiscover Lesson で出てきました)
THE FREE DICTIONARYの説明によると、can’t see the forest for treesは Cannot see, understand, or focus on a situation in its entirety due to being preoccupied with minor details. 「些細なことに気を取られて、状況全体を見たり、理解したり、集中したりすることができない」ということです。
使ってみましょう。 He is so invested in this project that he cannot see the forest for the trees. 「彼はこのプロジェクトに入れ込み過ぎ、木を見て森を見ずになっている」
こういうことありますよね。 成功するには、同時に細部と全体を見る目が必要だと思います。 (It’s easier said than done. 言うは易く行うは難しですが。)
fish out of water は直訳なら『水から出た魚』ということですが、 Wiktionary の説明では、イディオムとして A person in unfamiliar and often uncomfortable surroundings 「不慣れで、そして多くの場合、心地よくない環境にいる人」 のことを表すそうです。
つまり、 fish out of water は『場違いの人間』の意味になります。 日本語の『陸に上がった河童』と同じような表現ですね。 『水から出た魚』でも、そういう流れで使えば通じると思います。
使ってみましょう。 I did not fit in at school and felt like a fish out of water. 「学校で馴染めず、自分が場違いな人間のように感じた」
Wiktionary での economical with truthの説明は (idiomatic, euphemistic) Not telling the whole truth, especially in order to present a false image of a situation; untruthful; lying. Often used with sarcasm or satire. 「(イディオム、婉曲表現)ある状況について誤ったイメージを示すために、特に真実をすべて話さないこと。偽りを言っている。うそをついている。 しばしば、皮肉や風刺とともに使われる表現。」
つまり婉曲的に「うそつき」と言いたい時に使う表現なんですね。
例えば He is economical with truth about his private life. は 「彼は私生活について真実を話してはいない」 という意味になります。
economical with は『~を節約して』という意味が有るので、 economical with truth は、真実を節約して、というようなことなんですね。 (何となく分かるような、分かんないような・・・。)