eat とhorse で・・-🏇―#つぶやき英単語 1265

(2020.11.12)

could eat a horse は、
『(馬1頭食べられるくらいに)腹ペコだ』ということで使われるんですね。

I’m so hungry that I could eat a horse. なら
『何でも食えそうなほど腹ペコだ』です。

(必ずしも馬を引き合いに出さないでもいい気はしますけど。
牛だって1頭は食べられないですもんね。)

🐎

似た感じで
eat like a horse という表現は、直訳なら「馬のように食べる」ですけど、
これで『食欲旺盛、大食いである』の意味なんですね。

この反対語は、eat like a bird です。

🐴

馬が餌食べてるとこ直に見たことはないですが、まああの体だから、大食いのイメージは分かります。

実は日本語でも「馬食」という言葉が有って、意味は「馬のように大食いすること」だそうです。
日英で同じイメージなのが面白いですね。

NCIS名物 :Zivaの言い間違え1-Broken Tape ―🤔―#つぶやき英単語 1264

(2020.11.8)

ドラマNCISで、モサド出身のジヴァ・ダヴィード(Ziva David)は、並外れた戦闘力を持ち、何か国語も話せる美人捜査官です。
でも、英語では、よく言い間違えをするんです。

たぶん最初の言い間違えがこれ。
Ziva : You are a broken tape, Gibbs.
     あなたはまるで壊れたテープね、ギブス。
Tony : Record. A broken record.
     レコードだ。壊れたレコード。
(NCIS Season3、Episode2)

Tonyが訂正するのもお約束です。

🙉


broken record は「同じことを何度も繰り返し言う人」のことですよね。
傷んだアナログレコードをかけると、同じ所を繰り返して先に進まないことがよくありました。

カセットテープが具合悪い時は、からまって止まっちゃうことが多いんで、繰り返しにはならないんじないでしょうか。

もう、レコードもカセットテープも、若い人はよく知らないんでしょうね。
broken record という言葉も通じなくなっていくのかもしれません。

📺

NCISのSeason3は2005年放送だったんですけど、
今見直したら、まだ普通にガラ携を使ってるし、机上のPCモニターはブラウン管なんです。

なんか、時代の進み方が恐ろしい感じがします。

jump the ( ) =早まったことをする―🏃―#つぶやき英単語 1258

(2020.10.22)

『早まったことをする』という意味の junp the ( )
さあ( )に入る単語は何でしょうか?

👈🏿

正解はgun です。 jump the gun で早まったことをするなんですね。

なんだかgun = 銃 というと穏やかじゃないような感じがしますが、
ご安心ください。これは人を打つ銃ではないようです。

jump the gun のgun はトラック競技などのスタートの合図をする銃で、
この表現はそもそも『フライングをする』という意味でもあるんですね。
(注意:フライングは和製英語だそうです。)

Merriam-Websterのサイトでの説明では
jump the gun
1) to start in a race before the starting signal
 競技でスタートの合図前にスタートすること
2)to act, move, or begin something before the proper time
 適切な時期が来る前に行動したり、何かを始めたりすること
だそうです。

👈🏿


まあ、スピードは大事とはいえ、
タイミングの方がもっと大事だったりしますから。
焦らない、焦らない。

group-orientedの -orientedは?-👨‍👧‍👦-#つぶやき英単語 1246

(2020.9.27)

group-oriented は『集団志向の』です。

これ例文
Japan has a group-oriented culture that respects social harmony.
「日本には、社会の和を重んじる集団志向の文化があります。」

-orientedは『~志向の、~本位の、~の好みに合わせた』の意味で、前につく言葉との組み合わせで様々に使われています。

例えば
self-oriented person 自己中心の人
people-oriented society 人間本位の社会
health-oriented behavior 健康志向の行動 等々

適当な名詞に-oriented つければ、「○○本位の」の単語が出来ちゃう感じですね。
なんか便利。

英辞郎で *-orientedで検索すると、-oriented がついた言葉がまとめて出てきますが、
ちょっと何ページあるか分からないくらいありますよ。

ballpark figureは?-⚾-#つぶやき英単語 1244

(2020.9.25)

ballpark figureって、直訳なら「野球場の数字」みたいなことですが、
これで『概算、概数、おおよその数字』という意味になります。

Wictionaryでの定義は以下のようです。
(chiefly US, idiomatic) An educated guess or estimation within acceptable bounds.
「(主に米国、慣用句)知識・経験に基づく許容範囲内での推測や見積もり(値)」

🏟

何で野球場の数字で概算値とかになるのかは諸説あるようですが、
野球の球がめったに球場の外には飛ばないということから、大まかな範囲で囲っておけばその中に入るというような考え方があるらしいです。
他にも、野球場で入場者数を大まかな数字で言っていたからという説明も見かけました。

英語の会話の中で、聞くにしても話すにしても数字って結構難しいので、
うまくballpark figureを使うのも必要なことらしいです。

英語で運命の人は?-👫-#つぶやき英単語 1241

(2020.9.18)

「運命の人」を英辞郎で調べると
 destined soul mate と英辞郎に出てました。

逆に、destined soul mateを引くと、「運命の人」の他に「赤い糸で結ばれた相手」という訳も有りました。

destined で『運命づけられた』という意味です。
元の動詞はdestine『運命づける、予定する』ですって。

(destined には電車などの『~行きの』の意味も有ります。
 destinationが『目的地、行き先』ですね。)

soul mate は『心の友』ですけど、『良きパートナー、魂の伴侶』の意味にもあります。

「運命の人は?」 って聞かれて
Beethoven って答えも、嫌いじゃないですよ。

behind-closed-doors gameは?―🚪―#つぶやき英単語 1240

(2020.9.16)

無観客試合のことを、
behind-closed-doors game というんですね。

behind closed doors は直訳なら「閉じたドアの後ろで」なので、
『密室で、秘密裏に、非公開で』の意味になるのは、そう不自然じゃないですね。

Political decisions in our country are often made behind closed doors.
「我が国の政治的決定はしばしば密室で行われる。」とかで使える表現です。

で、スポールの試合やイベントなら『無観客で』になります。

新型コロナの影響で、
基本、無観客だった試合も、だんだん緩和されてきているようですね。

まあ、気を緩めずに進めていきましょう。

Make the most of our Rugby World Cup legacy ! -🏉-#つぶやき英単語 1238

(2020.9.13)

Reddit.com で外国の方たちが、
Can Japan make the most of its Rugby World Cup legacy?
「日本はラグビーワールドカップのレガシーを最大限活用できるか?」
というテーマで、いろいろ意見を出しているのを見かけました。

make the most of ~は、『~を最大限活用する』の意味のidiomです。
試験にも出そうな表現ですね。
legacy は、『遺産、レガシー』です。

🇯🇵

2019年のラグビーワールドカップは、いろんな意味で大成功だったと思います。
ここで得たものを活かさない手はありません。

Make the most of our Rugby World Cup legacy !
「Rugby World Cupが遺したものを最大限活用すべし!」

あのワールドカップの結果で、日本はTier1相当の評価を受けたと思います。
ただ、Redditでの外国の人の中には、「日本を本当にTier1と呼ぶのは、もう少し様子を見てからにしたい」という意見も有りました。日本代表チームは、ここまで高まった日本チームへの評価が伊達ではないことを、これからの国際試合で証明していく必要があると思います。
国内の新しいリーグの構想についても、より質の高い戦いが展開されるような体制が望まれます。

また、日本のラグビーが盛り上がるためには、ワールドカップでついた「にわかファン」をどれだけ固定客にするかが結構重要だと思います。なにか、そういう仕掛けが結構大事だと思うんですよ。
(にわかの僕が言うことでもないか)

🏉

新型コロナで水を差された形ですが、
ボールが出る前の態勢の整え方が次のチャンスを生むはずです。
ラグビーが日常に戻ってきた時、本当に世界一楽しめますように。

up in the air は?-⛅-#つぶやき英単語 1216

(2020.8.3)

up in the air には、文字通り『上空で、上空に』の意味が有ります。
例えば、
 The wind was strong up in the air. 「上空では風が強かった」

🌬

でも、この他に up in the airには、
『(計画など)未定の、漠然とした』の意味も有ります。
これは、日本語の『宙に浮いた』に似た発想だと思います。

例文です。
The schedule of Tokyo Olympic games is still up in the air.
「東京オリンピックの競技スケジュールはまだ宙に浮いている」

また、up in the air は『とても幸せな、有頂天になって、興奮して、怒って』の意味にもなるそうです。
幸せでも怒りでも、興奮して舞い上がった状態が up in the air ということなのでしょう。

Since she told me a lie, I went up in the air. 「彼女がうそをついたので、私は怒った。」

😊

比喩的な意味でも、これぐらいだったらイメージでとらえて違和感ありませんね。

proneの使い方:gaff-prone は? 👉 #つぶやき英単語 1206

(2020.7.11)

gaff-prone politician と言ったら誰を思い浮かべますか。
gaff-prone は、gaff 『失言(フランス語由来)』と -prone 『~しがちな』の連結語で、『失言癖のある』の意味なんです。
こういう政治家 politician は・・・。 いますね大物が。

🙊

prone という形容詞は『~しがちな、~の傾向がある』の意味です。
この言葉を使う場面では、「しがちなこと、起こりがちなこと」が基本的に好ましくないイメージのものなんですね。地震とか、洪水とか、病気とか、悪い癖とか・・・。

あと、連結語以外の使い方では
be prone to ~ 『~しがちである』の形が多いのですが、このtoの後に名詞、動詞のどっちもとるんです。  

He is prone to headaches. 彼はよく頭痛になる。

He is prone to change jobs. 彼には転職癖がある。  とかね。

この辺のところ、XMind というソフトで簡単ながら図解してみました。お試し版でも、結構役に立ちそうです。

XMindでproneのこと整理してみた

prone には別に『うつぶせの』という意味もあるのでご注意を。

🙈

ところで、gaff-prone politician であなたが思い浮かべたのは、日本のあの人、それともアメリカのあの人?