bigger fish to fry というイディオムは、 文字通りなら「フライにするためのより大きな魚」なんでしょうが、 これで『(取り組むべき)もっと重要な用事』という表現になるそうです。
これは、have bigger fish to fry の形で「もっと重要な用事がある」の意味になります。
実は、have other fish to fry でも「他にもっと重要な用事がある」の意味で、biggerの方はそれを強調したバリエーションらしいです。
ちょっと小噺 pun を一つ。
A wife talks to her husband who is doing something on the computer. Wife ”I need you to do something for me this evening・・” Husband “Well, today, I have got bigger fish to fry, ・・” Wife “Oh, I like fish. You’ve already thought of the menu for dinner even before I asked for it, thanks.”
パソコンで何かをしている夫に、妻が話しかける。 妻「今晩、お願いがあるのだけど・・・」 夫 「えーと、今日はやらなきゃいけない大切なこと(bigger fish to fry)があるんだけど・・」 妻「あら、私、お魚好きよ。 私が頼む前から夕飯のメニューを考えてくれてたのね、ありがとう。」
kindness は『親切、優しさ』という抽象名詞ですが、 これに itself をつけて、例えば She was kindness itself. とすると 「彼女は親切そのものだった」の意味になります。 つまり、形容詞のkindを使った She was very kind. 「彼女はとても親切だった」に近い意味のことが 名詞のkindness を使って言えるわけですね。
なので You are beauty itself. なら 「あなたは美そのものだ」という意味になります。 (でも、これを実際に言えるかどうかは、あなた次第ということで・・・)