「口答え」の英語は?―😬―#つぶやき英単語 1684

(2022.7.19)

『口答えする』は英語で何と言うでしょうか?

talk back で、reply impertinently or rudely 「生意気あるいは不作法に答える」、つまり『口答えする』の意味になるんですね。

こんな風に使えます。
He talked back to the coach about the training schedule.
「彼はトレーニングスケジュールについて、監督に口答えした」

answer back という言い方も有ります。
Don’t answer me back.
「口答えするな」

『口答え』という名詞としては、backtalkback answer などが使えるようです。
His backtalk angered his father.
「彼の口答えが父親を怒らせた」

talk back という表現が、オンライン英会話のレッスンで出てきました。

立場や意見の違いが有っても、失礼な言い方や態度は健全な議論の妨げになるので慎んだ方がいいと思います。お互いの考えを理解しようとする努力は必要ですね。

英語で「コバンザメ」は?―🦈―#つぶやき英単語 1682

(2022.7.18)

今日の気になる英語:『コバンザメ』は英語で何?

最近、水族館の水槽の壁面に張り付いてみんなで昼寝しているようなコバンザメの写真をツイッターで見かけました。(なんか、面白い光景)

 コバンザメは、頭に小判型の吸盤を持つ魚です。この吸盤で大型のサメやウミガメ、クジラなどに吸い付いて、身を守ったり、餌のおこぼれを得たりします。

 この『コバンザメ』の英語名を辞書(英辞郎)で調べると、remora や sharksucker, suckerfish, suckfish と出ています。
(学名は Echeneis naucrates だそうです。)

Merriam-Webster には remora について以下の説明が出ていました。

Also known as shark suckers or suckerfish, remoras are long, thin, dark fishes that are distributed throughout the world in warm seas. Ancient sailors believed remoras had the power to slow or even stop a ship by attaching themselves to it; the name remora, which means “delay” in Latin, arose from this ancient superstition.

「コバンザメ remora は、shark suckerssuckerfishという名でも知られる細長い黒っぽい魚で、世界中の暖かい海に分布しています。古代の船乗りは、コバンザメが船に取り付くと減速し、船を止める力があると信じていました。ラテン語で『遅れ』を意味するremoraという名前は、この古代の迷信から生まれました。」
(昔の船乗りが船が遅れた理由をコバンザメのせいにしていたのかのかもしれません。)

a sharksucker サメに吸い付く魚

suckfishsuckerfishと言う名前についてですが、
suck は『吸う』で、sucker には『吸盤』の意味も有りますから、
「吸い付く魚」とか「吸盤魚」ということになります。

ちなみに、
コバンザメの吸盤は背びれが変化したものらしいです。
また、コバンザメはサメではなく、スズキの仲間なんだそうです。

英語で「踏切」や「遮断機」は?―🚃―#つぶやき英単語 1681

(2022.7.17)

オンライン英会話でスラムダンクの話になって、
そのアニメで出てくる江ノ電の踏切のことを言おうとしたのですが、
頭の中に日本語で出てきて、少しの間、踏切や遮断機の英語を思いつかない状態でした。(不覚!)

前にも書いたように
『踏切』は railroad crossing で、そこにある『遮断機』は crossing gate と言うのですね。遮断機の棒のところを言うなら、crossing bar です。

いや、知ってるはずの言葉も使ってないと出て来ない場合も有りますね。
まあ日本語でも出て来ないこともあるので・・・。
まあ、頭の中からこぼれたら、また拾えばいいだけですから。

スラムダンクは新作の映画が今年公開になるんですね。

「海の日」は?―🌊―#つぶやき英単語 1680

(2022.7.16)

7月の第3月曜日は祝日、『海の日』です。
この設定だと、土日に休める人は毎年 3連休になりますね。(わーい!)

『海』の意味の英単語には、sea や ocean が有り、
『海の』なら、marine や maritime になります。

で、『海の日』の英語名は Marine Day だそうです。

Marine Day was July 20 when it was established, but the law was amended in 2003 to change it to the third Monday of July so that it would always be a three-day weekend.
「海の日は制定当時は7月20日でしたが、2003年の法改正で、必ず3連休となるよう7月の第3月曜日に変更されました。」

ちなみに、8月11日は『山の日』で、こちらは Mountain Day です。

「なで肩」の英語は?―🐧―#つぶやき英単語 1676

(2022.7.12)

今日の気になる英語:『なで肩』は英語で何?

『なで肩』とは、「外側になだらかに傾斜して下がっている肩」のことで、
これは漢字で書くと『撫で肩』です。

この『なで肩』は英語では sloping shoulders というそうです。
sloping は『傾斜した』と言う意味ですから、傾斜した肩ということですね。

slope は動詞なら『傾斜する(させる)』で、名詞だと『坂、斜面、勾配』の意味になります。

このslope のスキー場の斜面的なイメージから、sloping shoulders って
なんか滑りそうな感じがします。
以前、タモリさんが「なで肩で肩掛けかばんがずり落ちる」というようなことを言っていました。あだ名が矢印だったとか。

それでは、なで肩=sloping shoulders を使った川柳を一つ。

なで肩を 撫でようとして 手が滑り
meant to stroke your sloping shoulders,
I have my hand slipped.
(斜面だから、滑るかも)


「人間は考える葦である」の英語は?―👣―#つぶやき英単語 1675

(2022.7.11)

今日の気になる英語:「人間は考える葦である」を英語で言うと?

最初に言っておくと、この名言のオリジナルは英語ではありません。
この文を書いた哲学者・数学者のブレーズ・パスカル Blaise Pascal さんはフランス人ですから、フランス語で L’homme n’est qu’un roseau というらしいです。

まあ、有名な言葉ですから、英訳も辞書の例文に出ています。
  人間は考える葦である= Man is a thinking reed.
だそうです。

reed が植物の『葦』です。
なぜ、人間を葦に例えたのかは、本人に聞かないと分かりませんが、
目立たず、強い風に翻弄されるような存在、というところかもしれません。

アオアシというアニメ見始めたのですが、主人公の青井葦人の名前は、
この名言の影響ですよね。

関係ないけど、行田市の田んぼアートで、このアオアシのキャラクターが描かれているらしいです。
稲の葉の色で絵が出来ているらしいので、この葦人君は考える稲かも。

英語で『期日前投票』は?―🎤―#つぶやき英単語 1674

(2022.7.10)

今日の気になる英語:『期日前投票』は英語で何と言うでしょうか?

7/10は参議院選挙の投票日ですね。
僕はまだしていないので、これから行かなきゃいけないのですが、
期日前投票しとけばよかったです。

で、『期日前投票』は英語では early voting でいいようです。
「早い投票」ということになりますね。(簡単!)
early voteadvance voting という言い方でもOKらしいです。

英辞郎で「期日前投票をする」は cast an early vote と出ていました。

使ってみましょう。
I have already cast my early vote.
「私はもう期日前投票を済ませました」

今日はこの辺で。
I did not cast an early vote so I have to go to the polls today.
「期日前投票してないので、今日投票に行かないと」


『洗脳』は英語で何?-🤯-#つぶやき英単語 1669

(2022.7.5)

『洗脳』は、英語では何と言うでしょうか?

『洗脳』とは、暴力的な行為や言葉による心理的な圧力で相手を支配し、自分の思う通りの行動、思考をさせることです。

日本語で「脳を洗う」と書きますが、英語でも同様の意味の brain washing が『洗脳』に当たる言葉になります。(『洗脳する』ならbrain wash です。)

日英とも同じ感覚の表現なのには訳が有ります。
日本語の『洗脳』は英語のbrain washingの直訳でできた言葉なんだそうです。
で、この話に先が有って、英語のbrain washingは、中国語の洗脑の直訳なんですと。

朝鮮戦争時に捕虜になった米軍兵士が中国共産党の思想教育・洗脳で共産主義を信奉するようになるケースに対して brain washingという表現が使われ、一般化したらしいです。

(例文です)
Brainwashing is an image that is done in cult groups, but of course it is also done in powerful political organizations and in the military sector.
カルト集団で行われているイメージのある洗脳ですが、もちろん強権的な政治組織や軍事部門でも行われているわけです。

今は、もっとソフトに、インターネット上の情報で洗脳されているようなケースも有りそうです。ますます、自分の頭で考えることが大切になってくると思います。

とりあえず、brain washing という言葉ぐらいは覚えておきましょうか。
(と、洗脳してみたりして。)

au の通信トラブル原因「輻輳」は英語で何?―📱-#つぶやき英単語 1668

(2022.7.4)

ニュース記事でauの通信障害の原因が『輻輳(ふくそう)』と書いてありました。
あまり、聞き覚えのない言葉ですが、この言葉に対応する英単語、何かご存知ですか。

輻輳(ふくそう)は、英語では congestion でいいようです。英辞郎にも通信用語として出てました。
一般的には、congestion は『密集、過密、渋滞、うっ血』等の意味を持つ単語です。

で、今回の通信障害は、コアネットワークのルーターの交換時に音声通話の不具合が生じ、これに対処する間に一部でアクセスの集中が起こって輻輳=congestionの状態になったそうです。

congestion という言葉は通常の交通渋滞などでも使えますが、今回の通信障害も大規模な渋滞のような状態が原因と理解すればいいのかと思います。

ただし、この輻輳=congestion は僕の見た英語の記事では使われておらず、
concentration of traffic トラフィック集中 のような表現になっていました。
(道路とかならtraffic は交通ですが、通信の場合は、そのままトラフィックですね。)

何はともあれ、電話とか通信は重要な社会的インフラなので、重大な問題をひき起こさないようなメインテナンスをお願いしたいところです。

「あっけにとられる」の英語 は?-😯-#つぶやき英単語 1667

(2022.7.3)

今日の気になる英語:『あっけにとられる』の意味の英語表現は?

『あっけ(呆気)にとられる』とは、「驚きあきれること」です。
呆気は、驚きなどでぼんやりした状態のことなんですね。

この『あっけにとられる』を和英辞典で引くと、
be taken aback byという表現が出てきます。

例えば、
I was taken aback by his harsh words of criticism.
「私は、彼の激しい批判の言葉に、あっけにとられた」
のように使えます。

この場合のaback は副詞で、主にこの表現でのみ使われるようです。
aback には、航海用語として『逆帆(になって)』との意味があり、
この逆帆というのは船の帆の裏側から風が当たる事らしいです。
ですから、be taken aback byは、何かに不意を突かれて驚いてあわてることを、
突然に帆の裏から風が吹きつけて不安定な動きをする船の様子になぞらえた表現と考えられます。

ラグビーの話ですけど、
大切なフランスとのテストマッチの直前になって、日本代表から何人もコロナ陽性による離脱者が出る状況については、あっけにとられるとともに非常に残念に思いました。
これは主にラグビーの神様に対する愚痴ですけど。
山沢選手が、フランスチームのディフェンスを切り裂くところが見たかったなあ。