欠陥じゃない方の defect は❓―🤔―#つぶやき英単語 2287

(2024.2.23)

defect には名詞として『欠点、欠陥、弱点』の意味が有ります。

例えば
He investigated the cause of surface defects on the product.
「彼はその製品の表面欠陥の原因を調査した」
のように使えます。
この言葉は、僕はよく知っていると思ってました。

ですけれど、
defect って動詞では『(国・組織などから)離脱する、逃亡する、亡命する』の意味にもなるんですね。
ただし、『欠陥』の意味の名詞のdefect は発音記号では díːfektで、
動詞で『亡命する』の意味のdefect は difékt です。
(名詞の場合にアクセントが前に来る「名前の法則」というやつかな)

動詞のdefectが、ニュースで使われているのを見かけました。
Breaking News: A Russian pilot who defected to Ukraine last year is believed to be dead in Spain, fueling speculation that Russia was responsible.
「速報 : 昨年ウクライナに亡命したロシア人パイロットがスペインで死亡したと見られ、ロシアの犯行との憶測を呼んでいる。」

いろいろ分からな過ぎてコメントしにくいニュースですね。

なにか世の中がきな臭い・・・「爆破予告メール」の英語は❓―💣―#つぶやき英単語 2280

(2024.2.16)

『爆破予告メール』は、bomb threat email でいいらしいです。
bomb が『爆弾』で、threatが『脅迫』ですね。

最近のニュースに関するXで、この言葉が使われていました。
CICC says 28 Philippine agencies received a bomb threat email from Japan.
No explosives found, investigation ongoing.
「CICCによると、フィリピンの28機関が日本からの爆破予告メールを受信。
爆発物は発見されず、調査継続中。」

CICCは、Cybercrime Investigation and Coordinating Center の略で
フィリピン政府のサイバー犯罪捜査協力センターのことです。

爆破予告のメールが日本から発信されているんですね。
日本も協力して早く犯人見つけないといけないと思います。
宛先がフィリピンなので犯人の国籍は分かりませんが、日本の中にそういう変な人間がいることは確かです。日本の信用にも関わりますし。

これ他人事じゃなくて、日本の中でも爆破予告のようなことが結構あるようです。
多くの場合は偽の情報なのですが、いたずらとするには影響が大きすぎます。
本当に爆発が起きれば大変な被害が予想されるために、軽く扱うことはできません。

実は、僕の住んでいる近くでもメールで爆破予告が有って、爆発するのが今日(2/16)という情報が有ります。まじ、他人事ではありません。
こういうのは許せませんね。
だれが何のためにやっているのか分かりませんが、絶対犯人つかまえて重罪にしてほしいです。

  

posh は❓―👄―#2469つぶやき英単語 2270

(2024.2.6)

発音系Youtuberのだいじろーさんの動画見たら、イギリス英語で育ちのよさそうな人の発音をposh と形容していました。

posh を辞書で引くと、『ぜいたくな、豪華な、ハイから気どりの、上流社会的な』等の意味が出ています。
だいじろーさんも、上流社会的な英語発音という意味で使ったのだと思います。
一つ勉強になりました。

これは別の動画ですが、この人の動画は好き。

英語で「鳥取砂丘」は❓―🐪―#つぶやき英単語 2220

(2023.12.19)

『鳥取砂丘』は英語で Tottori sand dunes だそうです。
dune か sand dune が『砂丘』ということになります。

Xで、鳥取砂丘のことに触れた投稿が有りました。
Tottori Prefecture is known for its sand dunes and as the home prefecture of the celebrated manga creator Mizuki Shigeru.
「鳥取県は鳥取砂丘と著名な漫画家である水木しげるさんの出身県として知られています。」

写真で見る鳥取砂丘 Tottori sand dunes はかなり印象的ですが、
この砂丘と並び称される水木先生もさすがです。

welsh は使わない方がいいかも―🙊―#つぶやき英単語 2193

(2023.11.25)

大文字で始まる Welsh は、
『ウェールズの、ウェールズ人(語)の』あるいは『ウェール語』です。

これが 小文字始まりのwelsh になると
『賭け金を支払わずに逃げる、借金をごまかす、違約する』の意味の動詞として辞書に載
っています。

研究社の新英和中辞典では welsh について
「ウェールズ人 (Welsh) はこの語を軽蔑的な語と感じる」との注釈がついています。

意味を知っておくのはいいとして、
人の気分悪くさせる可能性がある語をわざわざ使う必要はないと思います。
ウェールズの人達とも仲良くしたいですからね。

ニュースの言葉:dictator ―👤―#つぶやき英単語 2184

(2023.11.16)

dictator は『独裁者』ですね。
最近のニュースで、この言葉が使われていました。

Joe Biden reiterates Xi Jinping is a dictator at press conference after talks between two leaders
「ジョー・バイデン、両首脳会談後の記者会見で習近平は独裁者だと繰り返す」

reiterateは『何度も何度も繰り返す、反復して言う』の意味です。

dictator とは、たった今会談した相手に対して、かなりきつい言い方ですね。

でも意外な言葉というわけではないかな。

国の「チリ」とスパイスの「チリ」の英語は❓-🌶-#つぶやき英単語 2131

(2023.9.23)

紛らわしい案件の「国名のチリと香辛料のチリ」の英語について書きたいと思います。

国名の『チリ』は Chile で、英語での正式名は Republic of Chile です。

これに対して
唐辛子の『チリ』は 通常、chili と綴られます。

最後の文字が e と i で違いが有りますね。
そもそも、国名の方は大文字で始まるので、それほど紛らわしくはないと思うかもしれません。

しかし、
発音記号で見ると、国の Chile が tʃíli で、スパイスのchili が tʃíli
・・・同じです。
ついでに言うと、chilly 『冷え冷えする』も発音は tʃíli で同じなんです。
(こういう発音は同じで綴りや意味が違う単語は、異形異形同音異義語 homophone と呼ばれます。)

また、スパイスの chili は、実は chile という表記をされることも有るのだそうです。
なかなかの紛らわしい案件じゃないでしょうか。

なお、chili は メキシコ原産の唐辛子で、国のChileとは特に関係が無いようです。


今年のラグビーワールドカップ にチリが出場していて、
次はラグビーの母国のイングランドと対戦します。
初出場ということもあり、チリはちょっと応援したくなるチームです。


英語で「サモア人、トンガ人、フィジー人」は❓-🌏―#つぶやき英単語 2079

(2023.8.4)

『サモア』は Samoaで、『サモア人』は Samoan

『トンガ』は Tongaで、『トンガ人』は Tongan

『フィジー』は Fiji で、『フィジー人』は Fijian

『イタリア』は Italyで、『イタリア人』は Italian

『チリ』は Chileで、『チリ人』は Chilean

『イングランド』は Englandで、『イングランド人』はEnglander、English man

もう一度
『サモア』は Samoaで、『サモア人』は Samoan

『アルゼンチン』は Argentina で、『アルゼンチン人』は Argentine、Argentinean

ラグビー日本代表の試合
7/22 Japan 22 – 24 Samoa
7/29 Japan 21 – 16 Tonga
8/5 Japan vs Fiji
8/26 Italy vs Japan
Rugby World Cup ↓
9/10 Japan vs Chile
9/18 England vs Japan
9/29 Japan vs Samoa
10/8 Japan vs Argentina

Go Japan!

offspring は短文問題向き❓-🐼-#つぶやき英単語 1987

(2023.5.7)

今日のNHKの英語ニュース記事のタイトルに、こんなのがありました。
China shows panda papa and 2 offspring back from Japan
「中国が日本から返還された父さんパンダと二匹の子パンダの姿を公開」

この中で使われているoffspring は『(人・動物の)子、子孫』の意味です。
( offspringには『生じたもの、結果』などの意味も有ります。)

気になるのが、このタイトルで 2 offspring になっていることです。
offspring の複数形は、 offspring でいいのでしょうか?

いいのです!
研究社の新英和中辞典で、
offspring の複数形は「offspring あるいは offsprings 」となっていました。
s がつかない形でも複数形としてOKなんですね。
また、この単語には不定冠詞は用いないのだそうです。

使ってみましょう。
We believed that this girl was his only offspring,
but it turned out that he had two other offspring.
「私たちはこの女の子が彼の唯一の子と思いこんでいたが、
彼には他にも二人の子供がいることがわかった。」
(・・・・)

offspring は複数形がイレギュラーな形の単語として、
TOEICの短文問題とかでも出るかもしれません。

父さんパンダがEimei、双子の娘がOuhinとTouhin だそうです。
日本でたくさんの人に親しまれていたパンダなので、
中国に帰っても快適に暮らせているといいですね。



abstention は❓-🌍-#つぶやき英単語 1911

(2023.2.24)

abstention は『(投票の)棄権』のことです。

最近のニュース記事に、この abstention が出ていました。

The UN General Assembly has voted 141-7 (32 abstentions) for a non-binding resolution demanding that Russia leaves Ukraine.
国連総会は、ロシアにウクライナからの退去を求める拘束力のない決議案を141対7(棄権32)で可決した。

元の動詞 abstain は、『控える、やめる、棄権する』などの意味です。

これは、以下のようにabstain from の形で使われます。
China and India abstained from the vote.
「中国とインドは、投票を棄権しました」

国連決議の方は、いろいろしがらみも有って、棄権する国もあるのはしょうがない気もします。そういう国でも反対ではなく棄権なんだというところが、ロシアの孤立を表しているのではないでしょうか。
でも、何とか早く戦争が終わってほしいものです。