Brave Blossoms vs Wallabies-🏉―#つぶやき英単語 1444

(2021.10.23)

今日10/23は、久しぶりのラグビー日本代表のテストマッチがありましたね。

試合結果を伝えるWebでの記事タイトルは、こんな感じでした。
Wallabies edge Japan 32-23 in Oita to kick off four-Test spring tour
「ワラビーズ、大分で日本を32-23で下し、春の4テストツアーを開始」
(https://www.abc.net.au/news/2021-10-23/wallabies-edge-japan-in-opening-test-of-spring-tour/100550750)

ここでedge という単語を使ってますが、
この場合は動詞で『(相手を)僅差で破る』という意味になります。
(これ前にも出てきました。→ここ参照

🇦🇺

南半球のオーストラリアから見ると、これ春のツアーの始まりなんですね。
へえ。

ご存知でしょうが、Wallabies はオーストラリアのラグビー代表チームのニックネームで、もちろんオーストラリアに住むワラビー(カンガルー科で一般のカンガルーより小さめの動物)からつけられています。

Wallabies are like small kangaroos, but the members of the Wallabies are pretty big.
「ワラビーは小さなカンガルーのようなものだが、ワラビーズのメンバーはかなりでかい」

🦘

Wallabies のツイートで集合写真を見たんですけど、ちゃんとワラビーのぬいぐるみも居ました。足元みてください。ワラビー君が小さい。

日本、今日の試合は勝つチャンスありましたね。
まだコンビネーションや細かな戦略については、チームとして成長余地ありですね。
11月の遠征試合には勝利を期待します。

quintuple 100は?―🎉―#つぶやき英単語 1431

(2021.10.4)

本日、MLB Angels の大谷選手が最終戦で号のホームランを打って、打点を大台の100にのせました。

🎉

関連して、クインティプル100という言葉がそこここに出てきてました。
quintuple は『5倍の、5重の』の意味です。
(quin-は、5を意味する接頭辞です。)

大谷選手は、
打者として100安打、100得点、100打点、
投手として100投球回、100奪三振
の5つの100=quintuple100を史上初めて達成したということで、
この言葉が出てきたんですね。(スゴイ)


因みに、1~10の数で『~倍、~重』に当たる言葉は
1: single
2: double
3:triple
4:quadruple
5:quintuple
6:sextuple
7: septuple
8:octuple
9: nonuple
10: decuple
だそうです。
(大谷さん関係のスポーツ記事に書いてありました。これ、大谷選手に教わったようなものですね。)

Rugby Championship Round Five : All Blacks vs Springboks の記事タイトルで拾った表現―🏉―#つぶやき英単語 1428

(2021.9.28)

Rugby Championship のRound 5 として、ニュージーランド All Blacks と南アフリカ Springboks の試合が先週末に有りました。結果は、19-17の接戦でした。

このラグビーの試合、ハイライトだけ見たんですが、弟の方のバレット選手のペナルティキックで最後にオールブラックスが逆転したんですね。

その試合の英文記事タイトルをいろいろ見たら、
わりと面白い表現を見つけたので、ちょっと情報おすそ分けさせていただきます。

① Rugby-All Blacks edge Springboks in 100th test to win Rugby Championship
「100回目のテストマッチでオールブラックスがスプリングボクスに僅差で勝ち
ラグビーチャンピョンシップを制す」
この場合のedge は動詞で『(相手を)僅差で破る』の意味です。
(https://jp.reuters.com/article/uk-rugby-union-championship-nzl-zaf-idUKKBN2GL07O)

② Rugby Championship – New Zealand 19-17 South Africa: All Blacks seal title with late penalty
「ラグビーチャンピオンシップ – ニュージーランド 19-17 南アフリカ:
オールブラックス、終盤のペナルティでタイトル獲得」
seal ~ with … で、『…により~を決定付ける、を固める』の意味になるようです。
ペナルティキックで勝ってタイトルを決定付けたわけですね。
(https://www.bbc.com/sport/rugby-union/58689678)

③ New Zealand pip South Africa in 100th Test to claim Rugby Championship
「100回目のテストマッチでニュージーランドが南アフリカを破り、ラグビーチャンピョンシップを制覇」
ここでのpip は『(相手を)打ち負かす』の意味の動詞です。
(https://www.rugby.com.au/news/all-blacks-springboks-how-to-watch-australia-centurion-test-live-blog-live-scores-time-teams-match-report-2021925)

④ All Blacks deny Springboks at the death in Rugby Championship
「ラグビーチャンピオンシップで 死闘の末 オールブラックスがスプリングボクスを倒す」
ちょっと、これ訳に自信ないけれど、こんな言い方も有るんだなと言うことだけ
覚えておきましょう。
(https://www.theguardian.com/sport/2021/sep/25/all-blacks-deny-springboks-at-the-death-in-rugby-championship)

記事のタイトルは一行で目を引かないといけないので、簡潔かつキャッチーな表現を使うのだと思います。記者さんのセンスが問われるところかもしれません。

個人的な感想ですが、All Blacks や Springboks でも、特に日本のチームでプレーしていた選手は、つい応援したくなりますね。

完投は英語で何? ―🎉―#つぶやき英単語 1416

(2021.9.5)

野球で先発ピッチャーが1試合を投げ切る『完投』は complete game と言うんですね。

相手に得点を許さず完投する『完封』は shutout
ヒットや得点を与えず完投する『ノーヒットノーラン』は no-hitter
独りの走者も出さないで完投する『完全試合』は perfect game です。
(英語のperfect game と complete game はちょっと紛らわしいかも)

The MLB Angels, which Ohtani plays for, won the game with Suarez pitching a complete game. Ohtani hit his 43rd home run, and it was a good game.
「大谷選手のいるMLBのAngels は、先発のSuarez投手が完投して勝ちました。大谷選手も43号のホームランを打ちましたし、いいゲームでした。」

ta-da は?―🎩―#つぶやき英単語 1400

(2021.8.6)

ta-da とか tada は『じゃじゃーん』っていう感じの間投詞なんですね。
そもそも、ファンファーレの音を模した言葉らしいです。
こんな風に使います。

He tapped his silk hat with his stick and… Ta-da!
A rabbit jumped out of the hat.
「彼がシルクハットをスティックでたたくと、ジャジャーン。
 ウサギがとび出しました。」

東京オリンピックをテレビで見ていた英語圏の方々の間で
ある日本人選手が話題になっていたようです。
短距離走者の多田修平選手です。

中継で胸にローマ字書きの名前をつけた多田選手が映ったわけですが、
向こうの方々には TADA =ジャジャーンなので、
面白い人が入ってきちゃった感じになったわけですね。
(外国の人名が日本人には面白く感じられる場合も有りますから、
当然逆も有ります。)

また、ツイッターなどで出回ったその時の多田選手の写真がちょっと笑顔なので、
本当にジャジャーンと登場したみたいにも見えます。
面白いです。

この件で、多田選手も、ta-daも覚えました。

Harry Potter と Olympic に関係する単語 ―🔥―#つぶやき英単語 1395

(2021.7.23)

今日は、ハリー・ポッター と オリンピックに関係する単語の話。

「ハリー・ポッターと賢者の石 Harry Potter and the Philosopher’s Stone」で、
ダイアゴン横丁のシーンは、初めて魔法世界に足を踏み入れるハリーとともに読者もその世界にひきこまれる感じでとても魅力的だと思います。

その魔法の街の入り口になるパブ兼宿屋の名前が
「漏れ鍋」Leaky Cauldron です。

leaky は『漏れる、漏れやすい』という形容詞ですね。
cauldron は『大釜、大鍋』で、魔女が怪しげな薬を造るときに使っているイメージが有ります。

🔥

で、急にオリンピックの話なんですけど、
2021年7月23日、今日はこの「歴史的な」東京オリンピックの開会式ですね。

ここで注目されるのが『聖火台』。
辞書で調べると、Olympic cauldron と出ていました。

Leaky Cauldron の cauldron と同じ!
なんと、東京オリンピックとダイアゴン横丁は、cauldron つながりじゃないですか。
まあ、聖火台もいろんなデザイン有りますが、大釜と言われれば、そんな形ですからね。

🔥

とりあえず、いろいろいろいろ有って開幕のオリンピックですが、
やるからには、世界にポジティブなメッセージを発してほしいと思います。

Olympic cauldron 聖火台 への点火が、「純粋なスポーツの世界」への入り口になりますように。

(これ以上、ネガティブなことが起こりませんように。
 あんまり不手際が目立つと、Olumpic cauldron 聖火台というよりLeaky cauldron 漏れ鍋だとか言いたくなっちゃいますから)

Angels の関係でちょいちょい出てくるHalosって何?―⚾―#つぶやき英単語 1386

(2021.7.4)

大谷翔平選手は、現地7/2(金)のOrioles 戦でも大活躍でした。
2本のホームランを打ち、四球から2塁へ盗塁した後、Walsh 選手のライト前ヒットで好走塁でホームインしサヨナラ勝ち。MLBの舞台で、何でもできてしまう。凄すぎる。

こういう時に英語でAngels 関係の投稿とか記事を読むのは、なかなかいいものです。
(多少、分からない表現が有っても、それも楽しい。)

で、そういうの読んでいる中で、ちょいちょいHalos という単語が出てくるんですが、
これはAngels の愛称なんです。
halo は『光輪』の意味です。
Angels are accompanied by halos, right?
天使には光の輪が付き物ですからね。

太陽や月の周りの暈(かさ)のこともhalo と言います。
実はこの意味のギリシャ語が語源だそうです。

ちなみにhalo の発音は héɪloʊ でヘイローに近い感じです。
(光がぼやける現象をカタカナで「ハロー」という場合があり、
 日本語としては定着しているのでいいのですが、
 英語の発音は違うのですね。)

Angels の話で使う時もHalos をヘイローズと言わないと
ニワカなのがばれちゃうかもしれません。

puke 最近覚えました―🤢―#つぶやき英単語 1382

(2021.6.29)

Dylan Bundy literally pukes at the sight of 2021 New York Yankees baseball
「Dylan Bundyは2021年のニューヨーク・ヤンキースの野球を見て、文字通り吐いてしまった」
ネットで見た英文です。

puke は『(食べたものを)吐く』の意味の単語なんですね。
名詞の『吐いたもの』の意味にもなります。

pukeはもともと擬音語だそうです。ピューって感じですかね。

大谷選手のいるAngelsの試合で、バンディ投手がマウンドの上で体調が悪くなって吐くという出来事が有りました。この関係でpuke という単語が使われていました。
上の英文のように最近のYankeesのひどい野球を見て気持ち悪くなったというジョークの書き込みもされていましたが、原因は熱中症 heat stroke だそうです。

これから暑さが増してくるので、僕たちも気を付けないといけませんね。スポーツ選手でもダウンするですから。

Diamondbacksは?―⚾―#つぶやき英単語 1377

(2021.6.14)

メジャーリーグのエンゼルスとダイヤモンドバックス の試合をTVで見てて、
ヘビが野球のボールを加えているマークがそこここに有るのに気付きました。
あれはダイヤモンドバックスに関係するマークで、ガラガラヘビなんですね。

The Arizona Diamondbacks, D-backs, are a MLB team based in Phoenix, Arizona.
The team name derives from a venomous snake, Diamondback Rattlesnake.
「アリゾナ・ダイヤモンドバックス(D-backs)は、アリゾナ州のフェニックスを本拠地とするMLBチームです。
この球団名は Diamondback Rattlesnakeという毒ヘビに由来します。」

🐍

Diamondback Rattlesnake(または単にDiamondback) の日本語の名称は
『ダイヤガラガラヘビ(ヒシモンガラガラヘビ)』です。

和名から分かるように、
diamondback は「背中にダイヤ(ひし形)の模様がある」ということなんですね。

ちなみに、Diamondback と呼ばれる生き物は、このヘビの他にも、
diamondback terrapin 『ダイヤモンドガメ』
diamondback moth 『コナガ』
などもいるそうです。

福岡選手の last hurrah ―🏉―#つぶやき英単語 1372

(2021.6.1)

5月23日のラグビートップリーグの決勝は、予想通りパナソニック ワイルドナイツ対サントリー サンゴリアスの頂上決戦でした。

引退前最後の試合となったパナソニックワイルドナイツの福岡堅樹選手は、見事にトライを決めて勝利・優勝に貢献しました。
さすがです。おめでとうございます。

『(引退前の)最後の努力、有終の美』の意味の英語表現を辞書で見つけました。
last hurrah というそうです.

使ってみます。
The final game against Sungoliath was Kenki Fukuoka’s last hurrah.
He contributed to the victory of Wild Knights with his try.
「決勝のサンゴリアス戦で福岡堅樹選手は有終の美を飾った。
彼はトライを挙げてワイルドナイツの勝利に貢献したのだ。」