英語で「瞬発力と持久力」は?―🏃‍♂️―#つぶやき英単語 1527

(2022.2.17)

スポーツで必要となる『瞬発力』と『持久力』は英語では何と言うでしょうか?

グリコのウェブサイトに、次のような英文が出ていました。

Targeting novice as well as top athletes, products in the series contribute to various scenes, such as Instantaneous Power, Endurance Power, Conditioning, and Breathing Endurance.

和訳すれば、こんな感じだと思います。
「初心者からトップアスリートまでを対象として、瞬発力持久力、コンディショニング、呼吸持久力など、そのシリーズの製品は様々な面で貢献します。」

瞬発力instantaneous power というのですね。
ここで、instantaneous は『瞬時の』の意味です。

持久力は、endurance power となっていますが、
endurance だけでも『持久力』の意味にもなるようです。


オリンピックのフィギュアスケートをテレビで見たのですが、女子でも4回転のジャンプを跳ぶ選手がいるんですね。瞬発力も持久力も必要で、大変なスポーツだと思います。
どんなスポーツでも、昔より進歩していている感じで、体力の要求値も上がっている感じです。

グリコがアスリート用の製品を出しているって思っていなかったんですけれど
美味しくて力が出る健康的な食品やお菓子なら、スポーツする人にはありがたいですよね。
そういえば、グリコって昔は「グリコ一粒300m」ってキャッチコピー使ってました。
ランナーのトレードマークも有名ですし、グリコは昔からスポーツする人のサポーターだったんですね。

invictus は?―🏉―#つぶやき英単語 1517

(2022.2.7)

今さらですが、2009年作の「インビクタス/負けざる者たち」という映画をAmazon Prime で見ました。南アフリカでのラグビーワールドカップとマンデラ大統領の関りが描かれていて、なかなか良かったです。
(南アフリカの代表チーム Springboks とニュージーランドのAll blacks の決勝戦、こんな展開だったのか!)

このinvictus という単語、辞書サイトWeblioで調べると日本語訳が出てないんですよ。(映画の解説は出てるんですけど)

唯一、Weblioに含まれているWictionary の英英での説明で、
invictus の類語がいくつか出ていましたので、それをお勉強しとこうと思います。
意味は、1と2に分かれていて
1) unconquered=征服されない
   unsubdued=支配されていない
2) invincible=征服できない、無敵の、頑強な
   undisputed=意義のない、明白な
   undefeated=無敗の

映画のサブタイトルに「負けざる者たち」とあるように、
征服されない、負けない、というような意味なんですね。

ただ、invictus という単語の良く分からないのは、ろくに辞書に出ていないのに
映画だけでなく、音楽や小説のタイトルになっているらしいということです。
何でなんでしょうか。

結論は無いんですけれど、まあ、ついでに類語もチェックできたから
よしとしておきましょう。

関連) Rugby Championship Round Five : All Blacks vs Springboks の記事タイトルで拾った表現―🏉―#つぶやき英単語 1428

英語で「選手層の厚さ」は?―👯‍♂️―#つぶやき英単語 1509

(2022.1.30)

スポーツで選手の層が厚いチームは、やはりコンスタントに良い結果を出すものです。

この『選手層の厚さ』は英語では何と言えばいいでしょうか?
いろいろ言い方はあると思いますが、
bench strength という表現がこれに近い意味になります。
直訳ならベンチの力ですが、控え選手も含めた選手力=選手層の厚さということですね。

🏉

例えば、こんな風に使います
The bench strength of Wild Knights made them win the game in the end.
「ワイルドナイツの選手層の厚さが最終的に勝利をもたらした」
(1/29のラグビーの試合はこんな感じでした。)

『厚い選手層』=deep roster という表現もあるようです。
roster は『名簿、登録簿』の意味で、チームの登録選手のリストの事を指すようです。
例えば、
The team has a deep roster.
「あのチームは選手層が厚い」のようにも言えます。
他にも、The team has a large pool of players. でも同じような意味になるようです。


 

英語で「逆転勝ち」は?―🎉―#つぶやき英単語 1508

(2022.1.29)

スポーツの試合の『逆転勝ち』に当たる英語として
come-from-behind win (victory) という表現が使えるようです。
「後ろから追い上げての勝利」のような意味ですから、分かりやすいと思います。

『逆転勝ち』の他の言い方として、
winning after defeat seems certainというのも辞書に載ってました。
「負けが確実と思われた後での勝利」のようなことです。
この反対の『逆転負け』は「勝ち確実と思われた後の負け」ということで
lose (the game) after the victory seems certain でいいようです。

また、upset victory でも『逆転勝ち』の意味になります。

『逆転勝ちする』なら、
come from behind and win
come from behind to win
complete a come-from-behind victory などと言えます。

使ってみましょう。

In today’s rugby match, Wild Knights came from behind to win against Steelers.
「今日のラグビーの試合で、ワイルドナイツがスティーラーズに逆転勝ちしました。」

サムネイル画像

実話です。
コベルコ神戸スティーラーズ 37 – 41 埼玉パナソニックワイルドナイツ
結果は僅差でした。
最後に堀江翔太選手のトライで逆転した瞬間は、TVの前で思わず立ち上がって拍手してしまいました。 👏




英語で「既得権益」は?―💰―#つぶやき英単語 1506

(2022.1.27)

『既得権益』というのを英語で何というかご存知でしょうか?

最近、覚えたのですが、
vested interest と言う言葉が『既得権益』に当たるようです。

💰

interest という単語は『興味』『利息』なども意味しますが、ここでは『権益、利害関係』の意味になります。

また、vested は『既得の』を意味する形容詞で、
『(権利・財産などを)与える』の意味を持つ動詞 vest の過去分詞とも言えます。

古い英語として、動詞のvest には『(司祭に)祭服を着させる』の意味があって、このことが権利を与えるという意味につながっているわけですね。
この vest の語源は「衣服」の意味のラテン語だそうです。
(名詞のvest には、袖のない上着『ベスト、チョッキ』の意味があります。)

🇦🇺

ラグビーの パナソニックワイルドナイツ の選手だったDavid Pocock さんのサイトを見たら、vest interest 既得権益という言葉が以下のように使われてました。

Drive policy on behalf of people – not vested interests
「既得権益者ではなく人々の代表として政策を推進」

I’m running for the Senate in Canberra at the next election. 
「次に選挙ではキャンベラで上院議員の立候補する」
とも書いていますから。Pocockさん、選挙に出るんですね。

Pocockさんは既に地球環境とか人権のことで進歩的な立場で活動しており、
政治の世界を目指すのは自然な流れかもしれません。
有権者でもないので軽々しくは言えないのですが、
ワイルドナイツのフォンとしては陰ながら応援したいと思います。

🏉

Mr. Pocock, an ex-Wild Knights player, would be able to break through the vested interests of the political world with the passion and dignity he has cultivated in rugby.
元ワイルドナイツのポーコックさんなら、ラグビーで培った情熱と品位で政治の世界の既得権益を打ち破れるでしょう。



英語で「鳥が~に止まる」は?―🐥―#つぶやき英単語 1505

(2022.1.26)

鳥が何かに止まるということを英語で言う時に、動詞は何を使ったらいいでしょうか。

perch という動詞でOK!
perch on ~の形で『(鳥が)~に止まる』の意味になります。
(perch は名詞では『止まり木』の意味です。)

使ってみました。
The number of spectators for the rugby match between Panasonic Wild Knights and Canon Eagles in Kumagaya was announced as 6436.
But take a look at this photo of the venue.
Can’t you see a crow perched on the goal post?
Shouldn’t we say the spectators are 6436 people plus one crow?
「熊谷で行われたパナソニックワイルドナイツとキャノンイーグルスのラグビーの試合観客数は6436人と発表されました。しかし、この会場の写真を見てください。
ゴールポストにカラスが止まっているの分かりません?
これ観客数は6436人+1羽と言うべきでは?」

(at Kumagaya Rugby Stadium Jan 23)

トンガの人たちのために For Tongan people ―🇹🇴―#つぶやき英単語 1502 

(2022.1.23)

At the venue of the rugby match between Saitama Panasonic Wild Knights and Yokohama Cannon Eagles on January 23, there will be a fund-raising event for Tongan people who got damaged by the volcanic eruption. I am going to the Kumagaya Rugby Stadium to watch the game, so I would like to help in any way I can.
1月23日開催の埼玉パナソニックワイルドナイツ 対 横浜キャノンイーグルスのラグビー試合会場で、火山の噴火で被害を受けたトンガの方たちのための募金活動が行われるそうです。僕も、熊谷ラグビースタジアムに観に行きますので、少しでも協力したいと思います。

AsaeliAi Valu , who will be starting for the Wild Knights, is from Tonga. There are other people from Tonga who are contributing to Japanese rugby. I think we should show our friendship and solidarity in these difficult times. There is also a call to raise the printed flag of Tonga at this game, and I would like to participate in this as well.
ワイルドナイツで先発出場予定のヴァル アサエリ愛選手はトンガ出身です。こういう大変な時こそ、僕たちも友情と連帯を示すべきだと思います。この試合では、印刷したトンガの国旗を掲げるよう呼びかけもされていますので、僕はこれにも参加したいと思います。

The Wild Knights practice ground on January 22, the day before the match: 
The red and white Tongan flag is displayed in front of the adjacent store.
試合前日1月22日のワイルドナイツ練習グランド:
隣接したショップの前に赤と白のトンガ国旗が掲げられています。

🇹🇴

ちなみに、Tongan が『トンガの』や『トンガ人、トンガ語』の意味を示す単語です。
また、トンガの正式国名は、Kingdom of Tonga トンガ王国です。

英語で「両手に花」は?―🌷―#つぶやき英単語 1499

(2022.1.20)

両側に美しい女性がいるような『両手に花』というのを、英語で何と言ったらいいでしょうか?

💐

Weblioに出ていた表現の一つは
flanked by two beautiful women です。
「二人の美しい女性が側にいる=両手に花」ということですね。

このflank と言う単語が動詞で使われる場合、
『側面に立つ、側面にいる、側面を守る、側面を攻撃する』などの意味です。

なので、be flanked by ~ で『~に囲まれている、~が側にいる』のような意味になるわけです。

使ってみましょう。
He had been flanked by two beautiful women throughout the party.
「パーティーの間中、彼は両手に花の状態だった」

be flanked by の後に続くのは美女でなくてもいいので、
She was always flanked by bodyguards. なら
「彼女はいつもボディガードに囲まれていた」になります。

ラグビーのflanker は 、スクラムの時に両側の一番脇の方で押してる人たちですけど、
flank = 『側面を守る』役割の選手ということですかね。

ついでに、例文をもう一つ。
The flanker was flanked by the opponent team’s flankers.
「そのフランカーは相手チームのフランカー達にはさまれていた」
(flank たくさん入れとけば、覚えやすいかと思って・・・)


英語で「国外退去」は?―✈―#つぶやき英単語 1496

(2022.1.17)

『国外退去、国外追放』は英語で deportation と言うのですね。

deport が『(国外に)追放する』の意味を持つ動詞です。

最近のニュース記事のタイトルにdeportdeportation が使われていました。

Tennis star Djokovic to be deported from Australia after losing appeal against visa cancellation.   (nbcnews.com)
「テニスのスター、ジョコビッチ選手、ビザ取り消しに対する上訴で敗れてオーストラリアから国外退去に」

TENNIS/ Djokovic ‘disappointed’ with losing deportation appeal
asahi.com)
「テニス:ジョコビッチ、国外退去に対する訴えで敗れ失望」


こういう興味があるニュースで出てきた単語は覚えやすいような気がします。
deportation って何だっけと言う時に、あの選手がニュースになってたという風に思い出せるかもしれませんしね。
(ジョコビッチ選手には悪い気はしますけど。)

Hoops は?-⚽-#つぶやき英単語 1490

(2022.1.12)

hoop っていうと『(たるなどの)たが、輪』です。
(輪っか状のものがhoopなので、バスケットのリングもhoopと言うらしいです。)

これを踏まえて、Hoops というニックネームスポーツチームがあるのご存知ですか。

これは、スコットランドのサッカーチーム、
セルティック・フットボール・クラブ(The Celtic Football Club)のニックネームなんですって。
セルティックと言えば、以前は中村俊輔選手が所属していましたし、今は古橋亨梧選手が活躍していますので、日本に縁のあるチームです。

で、Celtic が何でHoops か?

実は、チームのユニフォームが緑と白の横じまだからだそうです。
これ見方によっては緑と白の『輪っか』が積み重なっているわけで、つまりHoops なんですね。
(なるほど)

Celtic には、前田大然選手、井手口陽介選手、旗手怜央選手も新加入するとのことで、
3選手にも横じまのユニフォームでの大活躍を期待します。

C’mon the Hoops !