ラグビーの試合の告知にtake onが使われてた件-🏉-#つぶやき英単語 1727

(2022.9.3)

オーストラリアのラグビーチームQueensland Redsの最近のTweetで、take onという句動詞が使われていました。

We’ll be taking on the @Panasonic_WK in Japan this November 🇯🇵 🛫
「11月に日本でPanasonic Wild Knightsと対戦します」

句動詞 take on にはいろいろな意味が有りますが、上の例のように
『(競技などで)~と対決する、~と争う』という意味でも使えるのですね。

スーパーラグビーに参加しているQueensland Redsに対してWild Knightsがどう戦うのか、親善試合とはいえ興味は尽きません。
場所は熊谷ラグビー場ということで、Wild Knights ファンとしては必見です。
行かねば。

この告知、Wild Knights で内田選手をチョイスするあたり、なかなかやるなという感じです。

サッカー関係のballer は?-⚽-#つぶやき英単語 1725

(2022.9.1)

サッカーに関して、baller という言葉が使われているのを見かけます。

baller は「サッカーがうまい奴」のような意味で、特に足元の技術に優れていたり、サッカーをよく理解している選手のことを言う場合が多いようです。

例えば、Twitter でこんな風に使われてます。
Kyogo is a baller
享吾はサッカーうまいわ
What a baller Kyogo is
何てうまいんだ享吾は
How has no Premiership team tried sign Kyogo.. serious baller
なぜプレミアのチームが享吾と契約しようとしてないんだ
・・・すごくうまい選手だ

セルティックで大活躍している古橋享吾選手は、もちろんballerなんだと思います。

Blue Jaysファンの嘆き節、形容詞多め!―⚾-#つぶやき英単語 1722

(2022.8.29)

MLBのAngelsとBlue Jays の3連戦で、Angelsが3連勝しました。
大谷選手も大活躍で、みごと。

これ相手のBlue Jays ファンから見ると愚痴を言わずにおれない結果だったようです。
RedditでBlue Jays ファンの書き込みを見たのですが、低調な攻撃を嘆いている部分で、英語の形容詞をたくさん並べてて面白かったので紹介します。

😑 Series RISP 1-for-19. 27 LOB. 26 Strikeouts.
このシリーズで、得点圏にランナーがいて19打数1安打、27残塁、26三振や。
(RISP: runners in scoring position 得点圏にランナーがいる状況、
 LOB: Left on base 残塁)

😒 3 runs over the series, all of them today. Deplorable.
このシリーズで。得点今日の3得点だけ。嘆かわしい

😮‍💨 Aggressive hitting, not being patient, not waiting for a pitch.
Nothing new, we seen this off and on all year.
積極的な打撃といって、粘らないし、いい球を待たない。
今に始まったことではなく、この1年間、何度も何度も見てきたことだ。

😬Unacceptable 受け入れられない

😩 Intolerable 耐えられない

😖Indefensible 擁護できない
 Unjustifiable 正当化できない
 Impermissible 容認できない
 Unpardonable 許せない
 Unconstitutional 違憲だ
 Inexpiable 罪深い

😵Inconceivable! 思いもかけない

 😏You keep using that word. I do not think it means what you think it means.
  あんたずっと言っとるけど、それあんたの思ってる意味じゃないと思うわ。

😡That’s totally inappropriate. It’s lewd, lascivious, salacious, outrageous.
 まったくもって不適切だ淫らで、わいせつで、卑猥で、非道な行為だ

さらっとUnconstitutional (違憲の)が入っているのが、アメリカ的ユーモア?
いや、Blue Jays はTront の球団だから、カナディアンジョークかな?

英語で「脱帽だ」は?-🧢―#つぶやき英単語 1719

(2022.8.25)

今日の気になる英語:「~に脱帽だ」= hats off to~

結構このごろ、この表現を耳にしたり見かけたりします。。
特に大谷選手のパフォーマンスについて語る人が、よく使っているような気がします。
(大谷選手の名前が出てくると、僕のチェック率も高いと思いますが・・)

“He really works hard. Hats off to him”
Tio Pujols on Shohei Ohtani
「彼は本当によく働く。彼に脱帽です。」
大谷翔平選手についてのプホルス選手のコメント

あのプホルス選手が脱帽 hats off するなら
僕なんか頭を剃らないといけないレベルですね。

Maddux は?-⚾-#つぶやき英単語 1714

(2022.8.20)

MLBのAngelsの珍しく良いニュース!
Patrick Sandval投手がTigers相手に好投し1-0の勝利に貢献しました。
球数97での完封、マダックス(Maddux)というやつですね。

MLB.comでのMadduxという用語の説明はこんな感じです。

A Maddux describes a start in which a pitcher tosses a complete-game shutout on fewer than 100 pitches. Named after Hall of Famer Greg Maddux, the term was coined by baseball writer Jason Lukehart.
「マダックスとは、先発投手が100球未満で完封する登板のことを指す。殿堂入りしたグレッグ・マダックスにちなんで名付けられたこの言葉は、野球ライターのジェイソン・ルークハート氏による造語である。」

上のTweetによるとPatrick Sandval投手の好投は、
first Maddux (SHO on fewer than 99 pitches) by an Angels pitcher since Ricky Nolasco on Aug 31, 2016
「2016年8月31日のRicky Nolasco以来のエンゼルス投手によるマダックス(99球未満で完封)」だそうです。

なお、SHOとは、Shutout『完封』のことです。
この頃は、SHOの代わりにCGSO (= Complete Game Shutout)という用語もよく使われているようです。
昔より先発ピッチャーのComplete Game 『完投』が少なくなって、「5回をシャットアウト」とか「ピッチャーリレーでシャットアウトした」というような表現もされます。
なので、先発投手が完投して完封したことがはっきり伝わるCGSOという略語がよく使われるようになったのではないでしょうか。

MLB.comでのMadduxの説明の続きですが
Since 1988, the first year accurate pitch-count data is available, Maddux ranks first in the Majors with 13 such starts during the regular season. Nobody else has thrown more than seven.
「正確な投球数データが入手可能になった1988年以降で、マダックスはレギュラーシーズン中に13回の「マダックス」を達成し、メジャーで1位になっている。7回以上やった人は他にいない。」

少ない投球数で完封することに関しては、Maddux選手が頭抜けていたのですね。名前が使われているのも当然な感じですね。

the epitome of Angels’ game -⚾-#つぶやき英単語 1712

(2022.8.18)

今日の気になる英単語:epitome
この単語の意味は『(…の) 典型、縮図』や『概略、あらまし』だそうです。

使ってみましょう。
Today’s game was the epitome of Angels’.
「今日の試合は典型的なエンゼルスの試合でした」

MLBのエンゼルスの話ですけれど、今日の試合、大谷選手がホームラン1本、3塁打1本を含む5打数4安打で4打点の活躍にも関わらず、マリナーズに11-7で負けてて、こんなのばっかりですね。普通にSweepされてますもん。
(見ててツライ感じです)

トラウト選手が近々帰ってくるみたいなので、これを機会に、皆が「エンゼルスどうしちゃった?」と思うぐらい、連勝してみたらどうでしょうか。

creme de la creme は?―🍰―#つぶやき英単語 1683

(2022.7.18)

今日の気になる英語:creme de la creme の意味

これ、元はフランス語で、crème de la crème の形でも使われるようです。

creme de la cremecream of the cream で、
直訳なら 「クリームの中のクリーム 」ということなのですが、
これで、『最上のもの、最高の人々』という意味になるんだそうです。

例えば、こんな風に使えます。
His school had teachers who were truly the creme de la creme.
「彼の学校には、まさに最高の教師陣がそろっていた。」

オンライン英会話 Bizmates のレッスンで、この表現のことを先生(trainer) に質問したら、別の類似表現があることも教わりました。
cream of the crop でも『(集団の中で)最も優秀な人、最上の物』の意味だそうです。

例文です。
Only the cream of the crop of MLB players can make it to the All-Star Game.
「オールスターゲームに出場できるのは、MLBの中でもトップクラスの選手たちだけです。」

今週は、大谷翔平選手がMLBのオールスターゲームに出場ということで、あまり無理せずに楽しんでプレーしてくれればいいと思います。

Ohtani supremacy って?―⚾―#つぶやき英単語 1679

(2022.7.15)

MLB Angels の大谷選手の活躍に対する英語のコメントで
Ohtani supremacy. As a Jays fan, my god. ・・・・
というのがありました。

supremacy は辞書で見ると『至高、優位性、覇権、支配権』等の意味が出ており、
supremacy of Hindu beliefs ヒンドゥー至上主義 のように、『至上主義』として訳される場合も有ります。

なので、
「(このごろ俺は)大谷至上主義。ブルージェイズファンとして、何てことだ。」
のような意味になります。
これは、ブルージェイズファンなのに、大谷の試合を優先して見てる人の自虐的(?)なコメントなんですね。

確かに、他のMLBの他のチームのファンでも、大谷選手目当てでAngels の試合を見てしまう人も結構いそうです。
特に、大谷選手が投げる、リアル二刀流の日は、2倍お得な感じがしますしね。
まあ、日本人のファンの多くが Ohtani supremacy ではないでしょうか。

大谷選手はAstros 相手に先発し、投打で活躍して今シーズンの9勝目をあげました。
オールスター前に、昨シーズンできなかった10勝に王手をかけた形で、今年は間違えなくくりあしそうです。
Angels の成績の方が問題ですけど・・・。

supremacyの関連語として、
supremacism 『至上主義』、supremacist 『~至上主義者』があります。
white supremacist 『白人至上主義者』のように、政治的な意味合いで使われるときは、少し危ない匂いがする言葉です。


「来た、見た、勝った」にあと一歩・・・Rugby test match:Japan vs France―🏉―#つぶやき英単語 1673

(2022.7.9)

「来た、見た、勝った」(veni, vidi, vici:英訳 I came, I saw, I conquered.) はジュリアス シーザーが戦争の勝利をローマに知らせたときの言葉だそうです。

2022.7.9 国立競技場で行われたラグビー日本代表とフランスとのテストマッチ、
もうちょっとで、僕を含めた50000人以上の観客が
「来た、見た、勝った」We came, We saw, We conquered. と言えたかもしれません。
本当に惜しかった。フランス20-15日本のスコアでしたけど
あれがトライになってたら・・・。

なので、実際は
「来た、見た、勝てたかも」 We came, We saw, We could have won.
という体験でした。

ここで、久々の英語俳句を一句。
Leaving a bitterness
On the summer lawn
No side !
「夏芝に くやしさ残す ノーサイド」

僕の「見た光景」を貼っときます。

大谷選手の投球をどう形容するか?-⚾-#つぶやき英単語 1671

(2022.7.7)

大谷翔平選手の投球に関する英語のコメントから気になる表現をピックアップしようと思います。

Holy fuck LOL that’s how devastating his splitter is
「まじかよ(笑)なんてすげースプリッターだ」
  holy fuck 驚きや狼狽を表す罵り文句 「なんてこった」などと訳されます
  devastating『破壊的な、圧倒的な、(話)素晴らしい』

Shohei Ohtani, Nasty Splitter.
「大谷翔平、意地の悪いスプリッター」
  nasty 『いやな、不快な、意地の悪い、卑劣な、いやらしい』
  大谷選手の切れのある変化球の話題での頻出語です。
  「えげつない、えぐい、やばい」と訳してもいいと思います。  

Shohei can be absolutely filthy at times, those breaks are insane
「時に翔平は全くえげつない。あの変化は異常」
  filthy 『汚い、みだらな』  
  「あんな変化球を投げるのは汚い」というような誉め言葉なのだと思います。
  これも、「えげつない、えぐい、やばい」と訳しておいてもいいかと。

Shohei Ohtani, Unfair 87mph Slider.
「大谷翔平、不公平な87mphのスライダー」

God damn gorgeous sliders
「くそー見事なスライダー」
  god damn 『ちくしょう、くそ』
  gorgeous 『華麗な、見事な、素晴らしい』

That back door slider is so nasty
「あのバックドアのスライダーはとてもえぐい」
 back door slider は右投げの投手なら、左打者の外角のボールゾーンからストライクに入れるスライダーのことですね。

That curveball needs an NSFW tag
「あのカーブボールは職場で閲覧禁止のタグが必要」
  NSFW 『Not Safe For Work 職場で開くとまずい』

Naaaaaasty 「えげつねえー」 

hot damn these sliders
「こんちくしょう、あのスライダー」

Absolutely fucking flilthy
「まったくもってえげつない」

Shohei Ohtani, Expelliarmus Splitter.
「大谷翔平のエクスペリアームスのようなスプリッター」
  Expelliarmus (エクスペリアームス ):
  ハリー・ポッターに出てくる相手の武器を取り上げる魔法・呪文  

Shohei Ohtani, Wicked 92mph Splitter.
「大谷翔平、意地悪な(すげえ)92mphのスプリッター」
  wicked 『邪悪な、意地悪な、(話)素晴らしい』

Shohei Ohtani, 81mph Bowel-Locking Curveball.
「大谷翔平、はらわたを締め付けるような81mphのカーブ」
   bowel 『腸、内臓、はらわた』

Shohei Ohtani, Knee Buckling 81mph Curveball.
「大谷翔平、ひざをねじ曲げるような81mphのカーブ」
  buckle 『締める、ねじれさせる』

Ohtani throwing 101mph like it’s nothing
「101mphを平然と投げる大谷」

まあ、とにかくすごい。オールスター前で8勝なので、今年は15勝とかもあり得ますね。