Angels の関係でちょいちょい出てくるHalosって何?―⚾―#つぶやき英単語 1386

(2021.7.4)

大谷翔平選手は、現地7/2(金)のOrioles 戦でも大活躍でした。
2本のホームランを打ち、四球から2塁へ盗塁した後、Walsh 選手のライト前ヒットで好走塁でホームインしサヨナラ勝ち。MLBの舞台で、何でもできてしまう。凄すぎる。

こういう時に英語でAngels 関係の投稿とか記事を読むのは、なかなかいいものです。
(多少、分からない表現が有っても、それも楽しい。)

で、そういうの読んでいる中で、ちょいちょいHalos という単語が出てくるんですが、
これはAngels の愛称なんです。
halo は『光輪』の意味です。
Angels are accompanied by halos, right?
天使には光の輪が付き物ですからね。

太陽や月の周りの暈(かさ)のこともhalo と言います。
実はこの意味のギリシャ語が語源だそうです。

ちなみにhalo の発音は héɪloʊ でヘイローに近い感じです。
(光がぼやける現象をカタカナで「ハロー」という場合があり、
 日本語としては定着しているのでいいのですが、
 英語の発音は違うのですね。)

Angels の話で使う時もHalos をヘイローズと言わないと
ニワカなのがばれちゃうかもしれません。

puke 最近覚えました―🤢―#つぶやき英単語 1382

(2021.6.29)

Dylan Bundy literally pukes at the sight of 2021 New York Yankees baseball
「Dylan Bundyは2021年のニューヨーク・ヤンキースの野球を見て、文字通り吐いてしまった」
ネットで見た英文です。

puke は『(食べたものを)吐く』の意味の単語なんですね。
名詞の『吐いたもの』の意味にもなります。

pukeはもともと擬音語だそうです。ピューって感じですかね。

大谷選手のいるAngelsの試合で、バンディ投手がマウンドの上で体調が悪くなって吐くという出来事が有りました。この関係でpuke という単語が使われていました。
上の英文のように最近のYankeesのひどい野球を見て気持ち悪くなったというジョークの書き込みもされていましたが、原因は熱中症 heat stroke だそうです。

これから暑さが増してくるので、僕たちも気を付けないといけませんね。スポーツ選手でもダウンするですから。

Diamondbacksは?―⚾―#つぶやき英単語 1377

(2021.6.14)

メジャーリーグのエンゼルスとダイヤモンドバックス の試合をTVで見てて、
ヘビが野球のボールを加えているマークがそこここに有るのに気付きました。
あれはダイヤモンドバックスに関係するマークで、ガラガラヘビなんですね。

The Arizona Diamondbacks, D-backs, are a MLB team based in Phoenix, Arizona.
The team name derives from a venomous snake, Diamondback Rattlesnake.
「アリゾナ・ダイヤモンドバックス(D-backs)は、アリゾナ州のフェニックスを本拠地とするMLBチームです。
この球団名は Diamondback Rattlesnakeという毒ヘビに由来します。」

🐍

Diamondback Rattlesnake(または単にDiamondback) の日本語の名称は
『ダイヤガラガラヘビ(ヒシモンガラガラヘビ)』です。

和名から分かるように、
diamondback は「背中にダイヤ(ひし形)の模様がある」ということなんですね。

ちなみに、Diamondback と呼ばれる生き物は、このヘビの他にも、
diamondback terrapin 『ダイヤモンドガメ』
diamondback moth 『コナガ』
などもいるそうです。

ballpark figureは?-⚾-#つぶやき英単語 1244

(2020.9.25)

ballpark figureって、直訳なら「野球場の数字」みたいなことですが、
これで『概算、概数、おおよその数字』という意味になります。

Wictionaryでの定義は以下のようです。
(chiefly US, idiomatic) An educated guess or estimation within acceptable bounds.
「(主に米国、慣用句)知識・経験に基づく許容範囲内での推測や見積もり(値)」

🏟

何で野球場の数字で概算値とかになるのかは諸説あるようですが、
野球の球がめったに球場の外には飛ばないということから、大まかな範囲で囲っておけばその中に入るというような考え方があるらしいです。
他にも、野球場で入場者数を大まかな数字で言っていたからという説明も見かけました。

英語の会話の中で、聞くにしても話すにしても数字って結構難しいので、
うまくballpark figureを使うのも必要なことらしいです。

1075)イチローの英語スピーチ

つぶやき英単語1075    (2019.9.15)

シアトルマリナーズのホームゲームで、球団に貢献した人に贈られる「フランチャイズ・アチーブメント賞」の授賞式があり、イチロー(元)選手が英語スピーチをしました。

ユーモアも交え、シアトルのファンや多くの人への感謝を伝えていて、とても良いスピーチでした。

⚾️

その中で

what does it mean to be professional

「プロフェッショナルであるとはどういうことか」について彼の考えを述べています。

👉🏼

Every day you need to go about your business with the same passion.

「毎日、同じ情熱を持って自分のやるべき事に取り組む必要があります。」と。

彼は、2001年から2019の最後の出場ゲームまで、ずっと毎日そうしてきた事が誇りだと言っていました。

🙉

これは、MLBの選手に向けてのセリフなんですが、誰にも当てはまることで、ちょっと喝を入れられてる感じです。

(自分に当てはめると耳が痛いけど、まあ、ちょっと頑張ろうか。)

1009)菊池雄星投手と松ヤニ

つぶやき英単語1009   (2019.5.11)

Yusei Kikuchi apparently used pine tar on brim of his hat

「菊池雄星は明らかに帽子のつばにつけたpine tar を使った」 

🇺🇸

これは、NBC Sports の最近のweb記事の見出しです。

🇯🇵

これ、日本の報道では、「松ヤニ」って言ってるんですが、pine tar は単に松ヤニでいいのかが、気になりました。

🌲

『松ヤニ(松脂)』に相当する英語は pine resin で、「マツ科マツ属の木から分泌される天然樹脂」のこと。元来の製法は木に傷をつけて滲み出てくるのを集めるものです。成分はテレピン油turpentine とロジン rosinです。これから分離した固形樹脂分 rosin『松ヤニ』と呼ぶ場合もあります。

一方、pine tar には『松根タール、パインタール』という訳語があって、「松の木の分解蒸留により得られる暗い色の粘着性の物質」のはず。別物なんじゃないかと思うんですが、rosin成分を多く含むためか、一部では『松ヤニ』という訳も出てました。ややこしいんです。

ただ、今回、rosin とpine tar を区別して考えた方がいいと思うのですよ。

⚾️

野球で使うロジンバッグrosin bagは、ロジン の粉を炭酸マグネシウムなどとともに袋に入れたもの。ピッチャーが、ロジンバッグで素手にロジンを塗ることは認められています。手の水分と合わさって、ベタベタした感じになり滑り止めになるそうです。

🏟

一方、パインタール pine tar は、バットの滑り止めとしてグリップ回りにそれこそベタベタ塗って使います。これをピッチングの際の滑り止めに使ったら、「表向き」はルール違反になります。

👤

菊池投手が帽子を触る癖があり、手についたロジン がつばに付着してたぐらいなら、何の問題もないと思います。

バットに使うようなパインタールを故意に帽子につけ、そこから手に塗っていたならルールから外れる可能性があります。

ただ、どこのチームでも同じようなことやってるらしいので・・・。まあ言うほどの問題にはならないと思うんですが。

970)イチローのラストゲーム

つぶやき英単語970      (2019.3.21)

Ichiro wraps up legendary career

⚾️

wrap up には

『包む、仕上げる、終える』など

の意味があります。

😭

イチロー引退するのか。

皆んなとハグしてる場面で、

ちょっと目から汗が。

859)大谷選手と動詞のbelt

つぶやき英単語859    (2018.4.6)

Shohei Ohtani belts a three-run HR in his first AB in Anaheim

「大谷翔平、アナハイムでの初打席で3ランホームランをかっとばす」

MLB公式のYoutube動画のタイトル で、大谷翔平選手がホーム球場で最初のホームラン打った時のもの。使われてる動詞がbelt なんですね。 動画はこちら

『(ヒット、ホームランを)かっ飛ばす』の意味の俗語として辞書にも出てます。
(ベルトで人を打つという意味が先にあるようです。こわぁ)

⚾

すごいですね、大谷君。Big Fly Ohtani-san!

ついでに動画についてる説明も載せときます。

4/3/18: In his first at-bat in Anaheim, Shohei Ohtani crushes a three-run homer to right-center field and gets the silent treatment as he heads back to the dugout

「2018年4月3日、アナハイムでの最初の打席で右中間に豪打の3ランホーマー。ベンチに戻ってサイレントトリートメントを受ける」 

794)foul

つぶやき英単語794    (2017.7.23)

野球用語でおなじみのfoul を辞書引くと、

『悪臭のある、むかつくような、不潔な』という形容詞の意味が最初に出てました。

😷

それもそのはず、

語源的に言って「悪臭がする」がfoul の元々の意味らしいんですよ

⚾

野球の試合で

「ファウルボールにご注意ください」とよくアナウンスしてますけど、

foul ballが文字通り汚くて悪臭のあるボールならば、

違う意味でも注意すると思うけど。

768)retired number

つぶやき英単語768     (2017.5.17)

retired number は❓

『永久欠番』です。

背番号が引退しちゃってる感じで。

⚾️

何日か前の記事の見出し :

Derek Jeter’s No.2 retired by New York Yankees

これでヤンキースの一桁の背番号は全て永久欠番になったんですってね。