コロナ関連: PCR test using saliva – 😷 – #つぶやき英単語 1192

(2020.6.8)

先週のJapan Times の記事のタイトルで
Japan approves safer, easier PCR virus test using saliva
「日本がより容易・安全な唾液によるPCR ウイルス検査を承認」というのが有りました。

saliva が『唾液』です。

因みに、よだれを垂らすとかは、dribble salivaなんですね。
カッコ悪いドリブル。
  He often dribbles saliva while sleeping.
  「彼は寝ている時によくよだれを垂らす」

🤧

で、PCRなんですが、
既存の方法では、綿棒(cotton swab)で 鼻の奥の粘液(mucus)を採取しなければいけなかったので、くしゃみとかで採取する人は感染する可能性もあったんですね。鼻も痛そうだしね。

唾液 saliva なら自分で容器入れればいいので、ずいぶん簡単。
ちゃんと保険も効くようで。

実用化に尽力いただいた方たち、ありがとうございます。
薬やワクチン Vaccine を開発してる方たちも、よろしくお願いしますね。

dumpster diving は?- 🚯- #つぶやき英単語 1191

2020.6.7

diving といったら『飛び込み、潜水』などの意味ですね。
それでは、dumpster diving とは何でしょう?

🗑

dumpster を辞書で引くと
【商標】 ダンプスター 《大きな金属製のごみ箱》で、
主に米国で用いられる言葉だそうです。

これにdivingがつくと、
ごみ箱あさり=ごみ箱をあさって個人情報を見つけ出そうとすること、あるいはごみ箱をあさって個人情報を盗む詐欺の手法。
とのこと。あと、システムを攻撃する手法という説明も出ていました。

(ごみ箱の中に飛び込んで探すイメージかな。)

これは、犯罪ですね。

dumpster diver ごみをあさる人は、
いろんな意味で汚い奴なのは間違いありません。

英語で検察庁は?-🙊-#つぶやき英単語 1187

(2020.5.23)

日本の検察庁の公式サイトによると英語名は、
Public Prosecutors Office Japanです。

🙈

このサイトに、The Principles of Prosecution (検察の理念)というPDFの文書が出ています。以下その一文です。

1. Bearing in mind the responsibility to work for the public interest as servants of the whole community, we shall abide by laws, rules and regulations and undertake our tasks with fairness and integrity under the mottoes of uncompromising pursuit of justice and impartiality as well as neutrality and independence;

The Principles of Prosecution ←全文見るなら

「1. 私たちは、社会全体の奉仕者として公共の利益のために働く責任を自覚し、法令・規則を遵守し、中立・独立や公正・公平の妥協なき追及をモットーに、公正・誠実に業務を遂行します。」 Zuka隊長訳

項目1でいいこと言ってます。

黒川さん、これ読んだことないんですかね。東京高等検察庁(Tokyo High Public Prosecutors Office)の偉い人だったんですが。
偉くなる予定の人なら、自分に厳しくして、周囲と変な馴れ合い関係を持たないよう気を付けてもらわないと。

🙉

abide by ~は「~に従う」で、 法律、ルール、合意、決定などに従う場合に使える表現ですね。

ラグビーTier 1のtierは何?―🏉―#つぶやき英単語 1181

(2020.5.4)

日本はラグビーのTier 1になるらしいですね。久々の良いニュース。(でも、こういうのは本決まりになってから報道した方がいいんじゃないでしょうか。)

で、tierって何? ・・・ 気になるから調べます。👍  

辞書で引くと、tier は『(上下にならんだ)段、層、列』ということです。

「3段のケーキ」は、a cake with three tiers だそうです。そういうイメージか。

tier one とか first tier というと「最上位」のことで、
tier one company なら「一流企業」です。

ラグビーの最強豪国に位置するTier 1は、今のところ以下の10ヶ国です。

South Africa 南アフリカ (ランキング1位)
New Zealand ニュージーランド (2位)
England イングランド (3位)
Ireland アイルランド (4位)
France フランス (5位)
Wales  ウェールズ (6位)
Australia オーストラリア (7位)
Scotland スコットランド (8位)
Argentina アルゼンチン (10位)
Italy イタリア (14位)

日本 は今まで下のくくりのTier 2でしたが、現在のランキングはScotlandとArgentinaの間の9位ですから、11チーム目のTier 1 になる資格は十分にありますね。

Tier 1になるというと、強豪国の国際試合に日本代表がどう組み込まれていくかが興味深いところです。ヨーロッパ主体のSix Nations、南半球のRugby Championshipのいずれかに入るのでしょうか。(もしかしたら国際試合の枠組みやtierの制度など、ラグビー界が大きく変わっていくきっかけになるのかもしれません。)

変化に伴って、日本国内のリーグのあり方などの議論も出てくるのでしょうか。プロリーグの構想もあるんですよね。日本のラグビー関係者の方々もここはよく考えて、良い道筋をつけていただきたいと思います。楽しみに見守ります。

BCPって何だっけ?-🤔-#つぶやき英単語 1179 

(2020.4.29)

頭文字をとった略語(initialism)というのは便利で多用されていますが、元の言葉を知っていた方がいいですよね。

例えば、BCPというのは Business Continuity Plan あるいは Business Continuity Planningの略語です。

Business=事業、Continuity=継続、Plan=計画ですから、日本語では『事業継続計画』ということになります。

英語での簡単な定義は以下のようになります。

A business continuity plan (BCP) is a plan that describes how a company will continue to function in the event of some kind of emergency, disaster, or incident.

Safeopedia.comでの説明

「事業継続計画(BCP)とは、何らかの緊急事態、災害や事件が発生した場合に、企業がどのように機能を継続していくかを記述した計画です。」

多くの会社が事業継続計画BCPを作って持っているはずで、それに従った対処がされていると思います。ただ、今回のコロナウィルス感染症による危機的状況は想定から外れた部分が多くあるかもしれません。どんな事態にも対応できる実効性のある計画になっているか、そのための体制を普段から整備してきたか、企業の「心がけ」が問われる状況ですね。

1175)コロナ関連用語をCambridgeに教わる

つぶやき英単語1175   (2020.4.19)

Cambridge dictionaryの最近のツイートで、こんなのが有りました。

「最近、Coronavirusのニュース記事でこんな単語を見たことがありますか?  下のコメント欄で、これらの言葉使って練習してみてください。 安全に過ごして!」みたいな。

外ほっつき歩かないで英語の勉強してろ、ということですね。

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epidemic 名詞 「 同時に多くの人々が特定の病気になること」=『(病気の)流行 』です。 😐これは、よく見る。

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pandemic 形容詞「(病気が)地域内のほぼすべてに、または人々、動物、植物のグループのほぼすべてに広まっている」

名詞のpandemicもありますね。😐もはやパンデミックは身近な日本語です。

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Mitigation 名詞 「何かの有害、不愉快あるいは悪さの程度を減らす行為」=『緩和、軽減』 😐なるほど。

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Zoonosis 名詞 「動物から人間に広がる病気」=『動物原性感染症』 😐動物園の名前ではないのだな。

👉

Cambridge dictionary さんの言う通り、英作文で使ってみました。

We are used to seasonal flu epidemics. 「 私たちは季節性インフルエンザの流行には慣れています。」

Unlike these, recent COVID-19 is an impact for us, being pandemic. 「それとは違い、最近の新コロナウィルス感染症はパンデミックとなり、私たちに大きな影響を与えています。」

One of the mitigations against this is city lockdown.

「これを緩和する対策の一つが都市封鎖です。」

For the first time, we have realized that a zoonosis could give rise a real risk for our society.

「私たちは、人畜共通感染症が私たちの社会に真のリスクをもたらす可能性があることを初めて認識しました。」

😐おかしなところが有ったら、教えてください。勉強させていただきます。

1173)contract 2 これは捕まえないと。

つぶやき英単語☆(2020.4.10)

こんな意味もあるのか contract

辞書で見つけた例文 :

Smuggling bosses routinely put out contracts on witness

Oxford Dictionary of English

「密輸のボス達は、目撃者を消すために日常的に殺し屋を雇っている」

😎

contract には、『殺し屋を雇う契約』の意味があるんですね。俗語ですが。

まあ、普通の人はドラマか映画のセリフぐらいしか、こんな使い方のcontract には出会わないんじゃないんでしょうか。ゴルゴ13みたいな。

(実際にこんな意味のcontractが飛び交うような場所には行きたくありません)

😒

ついでの話: この文、Google翻訳だと「密輸ボスが日常的に証人との契約を結ぶ」になっちゃうんですけど。

意味全然違うじゃないの。まだまだだね。

1172)コロナで覚えたcontractの意味

つぶやき英単語1172  (2020.4.9)

contract というと『契約(する)』の意味で馴染みのある単語なんですが、それだけじゃないんです。

⚓️

ニュース記事の見出しで、こんなのがありました。

At least 100 sailors on US aircraft carrier contract COVID-19

by Victoria Gatenby01 Apr 2020 GMT+3

「米空母の乗組員の少なくとも100名が新型コロナウィルス感染症にかかる」

⚓️

contract には『(病気に)かかる』の意味もあるんですね。へえ。

1170)コロナ関連:不要不急の英語

つぶやき英単語1170   (2020.4.7)

新型コロナウィルス感染症(the novel coronavirus infective disease)の流行で、大変なことになってきました。いよいよ、緊急緊急事態宣言(declaration of state of emergency )が出されるところまで来ています。

対策として、不要不急な外出をしないように求められてますね。

『不要不急』は、nonessential and nonurgent と辞書に出ていました。(Weblio和英辞典)

essentialが『ぜひ必要な』なので、否定の接頭辞 non- のついたnonessentialは『ぜひ必要ということはない=不要』です。

urgent 『緊急の』に対し、nonurgentは『緊急ではない=不急』ですね。

ニュース記事では不要不急=nonessential になってたりします。nonessential and nonurgentだと長いしね。

日本語で不要不急とするのは、二つ重ねて強調したり、漢字四文字にして言葉の重みを増したいという気分からじゃないでしょうか。

実際の記事ではこんな感じです

The governor of Tokyo has again urged people to refrain from non-essential outings, warning that the capital is at a critical juncture in preventing an explosive spread of the coronavirus. (NHK WORLD JAPAN Friday, March 27)

「東京都知事は、首都がコロナウイルスの爆発的な広がりを防止する正念場にあると警告し、人々に不要不急の外出を控えるよう再び要請しました。」Zuka隊長訳

この文の中でnon-essential outing だけ斜体で強調されてます。訳すの「不要の外出」でもいいんですが、斜体で強調してる気持ちを汲み、ニュースでも耳馴染んでる「不要不急の外出」にしときました。

1163)torch bearer 🔥

つぶやき英単語1163 (2020.3.26)

torch bearer で『聖火ランナー』です。

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bearer は『運搬人』の意味で、トーチを運ぶ人=聖火ランナーということです。

聖火ランナーは、bearer of the flame とも言われるそうです。flame は『炎』ですね。

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bearer の元の bear という動詞は、たった4字の簡単な単語に見えますが、いろんな意味があって、結構曲者です。

例えば、『産む、生む、耐える、負う』身に付ける、もつ』など。で、『運ぶ』の意味もあるんですね。

実は、語源となる古記英語の意味は、この「運ぶ」なんだそうですよ。

🐻

因みに、同じ綴りで『熊』のbear もありますね。これは、別の語源で、茶色の動物的なところから来てるらしいです。

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東京オリンピック、延期が決まりました。まあ聖火リレーも感染症を気にしながらというのでは有り難みも無いので、判断としては妥当だと思いますけど。