大谷君のチームの「乱闘」のこと、英語で何と言ってるの?-⚾-#つぶやき英単語 1661

(2022.6.27)

野球などのスポーツの試合で時々起こる『乱闘』ですが、英語で何と言うでしょうか?

『乱闘』のことは、bench-clearing brawl と言うようです。
bench-clearing は『ベンチから全員が出てくる(ような)』という意味で、
brawl が『取っ組み合い、けんか』のことです。
これ、bench-clearing だけでも『乱闘』の意味になるようです。

MLBでは、大谷選手のいるANGELSとMARINERSとの試合で、だいぶ派手な乱闘が有ったようですね。

これに関するBen VerlanderさんのTweet でも、
WE HAVE A LEGIT BENCHES CLEARING BRAWL IN ANAHEIM!!
「アナハイムで正真正銘の両軍全員がベンチから出るような乱闘があった。」
のように書かれています。
ここで、わざわざBENCHSと複数形になっているのは
「両方のベンチが空っぽになるほどの」ということなのだと思います。

大谷選手がまきこまれてケガしたら困るので、乱闘になる前に止めてほしいですけどね。

「上下関係」の英語が・・・-🐣-#つぶやき英単語 1651

(2022.6.17)

Weblioで『上下関係』を調べたら、一番前に pecking order というのが出ていました。
ちょっと気になる表現ですね。

peck は『(くちばしで)つつく』で、order は『順序』などの意味ですね。

実は、 pecking order は本来『(ニワトリなど鳥の社会で)つつきの順位』のことなんだそうです。順位の高い方が低い方をつついて、逆は無いんだとか。

なので、この言葉 pecking order が人間社会の『序列、上下関係』を表すのに使われるのは、一種の比喩表現ということでしょう。
鳥の社会も人間の社会も、なかなか厳しいことは確かですね。

会社などでも上下関係は重要ですが、
上司が部下を一方的につついていいわけではありません。
もし、上の人に不当につつかれたら、まあ直接つつき返すというよりは、
パワハラ対策部署に連絡でいいんじゃないでしょうか。

マドンさんモヒカンにするの英語―😢-#つぶやき英単語 1649

(2022.6.15)

『モヒカンにする』というのは英語では何と言うでしょうか?

ヘアスタイルを『モヒカンにする』というのは、英語で get a mohawk らしいです。
mohawk (hairstyle) が『モヒカン刈り』ですね。

最近、AngelsのMaddon(前)監督のニュースで、この表現覚えました。
Joe Maddon got a mohawk to lighten up the Angels clubhouse, was fired before anyone could see it
「ジョー・マドンはエンゼルスのクラブハウスを明るくするためにモヒカンにしたが、
それを見せる前に解雇された。」

連敗中のチームの気分を変えようと思い切ってモヒカンにしたのに、みんなに見せる前に首になるって・・・。さすがに気の毒。
もう1週間、待ってあげたらよかったのに。

シカゴのエル(Chicago ‘L’)は?-🚃-#つぶやき英単語 1642

(2022.6.8)

駐日米国大使のインタヴュー記事を見ました。
このラーム・エマニュエル(Rahm Israel Emanuel)大使は、鉄道好きで知られているようです。
「なぜ大使は電車がお好きなんですか?」と聞かれた際には、
「私が生まれ育ったシカゴという街は「エル」という電車が走っているんです。」
と答え、子供のころから電車によく乗っていたということを語っています。

エルって何でしょうか?

これ英語ではLですけれど、これは米口語で elevated railroadを略したもので、
『高架鉄道』の意味になります。
最初はel と書いていたのでしょうが、今はLと書く方が主流になっているようです。

シカゴのL(Chicago ‘L’)は、シカゴ市を中心にChicago Transit Authority (CTA)が運行している鉄道で、高架区間が特徴になっているためこの名称なんですね。実際には、地下鉄の区間なども含まれています。1892年の6月開業だそうですよ。


ブラジルに1-0の負けなら・・-⚽-#つぶやき英単語 1640

(2022.6.6)

今日、僕もTVで見てましたが、サッカー日本代表がブラジルと試合して、1-0で負けけました。

でも、相手はランク1位のサッカー強国なので、そうネガティブな結果でもないと思います。惜敗とか善戦と言ってもいいのではないでしょうか。

英語で『惜敗する』は lose a close game
『善戦する』は put up a good fightfight a good fight などと言えます。

使ってみましょう。
Tonight, Japan’s national soccer team lost a close game to Brazil by 1-0.
「今夜、サッカー日本代表はブラジルに1-0で惜敗しました。」
The opponent is the No. 1 ranked team in FIFA, so it is fair to say that they put up a good fight.
「相手はFIFAランキング1位のチームなので、善戦したと言ってよいでしょう。」
In the upcoming World Cup, I would like to see the Japanese national team defeat the top-ranked teams.
「今度のワールドカップでは、日本代表チームがトップランクのチームを撃破するのを見てみたいものです。」

vertigoは?-🛫-#つぶやき英単語 1638

(2022.6.4)

vertigo は『(通例高所から下を見た時の)めまい、空間識失調症』のこと。
この言葉の語源は、「目が回ること」の意味のラテン語だそうです。

最近、ツイッターでこの単語を見かけました。
Japan Air Self-Defense Force Points to Vertigo in Fatal January Crash
これを訳すとこんな感じです。
「航空自衛隊、1月の墜落死亡事故は空間識失調が原因だと指摘」
(単純にめまいと言うには深刻な結果になってるので、空間識失調としました)

記事の中身を見ると
This was the second crash of a JASDF aircraft due to pilots possibly experiencing spatial disorientation or vertigo in less than three years.
「パイロットが空間認識の障害(vertigo)を起こしたことが原因と考えられる航空自衛隊機の墜落事故は、この3年間で2件目です。」
ですと。

訓練を積んだパイロットでも、こういう状態になることがあるのですね。
事故になる手前の事例は、もっとたくさんあるのかもしれません。

まあ、僕だったら戦闘機に乗っていることを想像しただけでも、くらくらする自信はありますが。

英語で「サル痘」 は?-😱-#つぶやき英単語 1634

(2022.5.31)

この頃、ニュース記事で『サル痘』という言葉を見かけます。
「さるとう」って・・・?

『サル痘』は英語で monkeypox だそうです。また、感染症ですね。

BBCのサイトに
What is monkeypox and how do you catch it?
「サル痘はどんな病気で、どのようにかかるか?」
という記事が有りました。

Monkeypox is caused by the monkeypox virus, a member of the same family of viruses as smallpox, although it is much less severe and experts say chances of infection are low.
サル痘は、天然痘と同じウイルス科のサル痘ウイルスによって引き起こされるが、重症度ははるかに低く、感染の可能性は低いと専門家は述べている。」

サル痘は、天然痘smallpox)に近いウィルスが原因で起こる病気なんですね。
症状も似ていて発熱、頭痛、筋肉痛などと、発疹 (rash)を伴います。
発疹はかさぶたになって、痕が残る場合があるらしいです。

ほとんどの場合、水ぼうそう(chickenpox)に似た軽い症状までで数週間で自然に治るそうですが、時に重症化することがあり、西アフリカでは死者が出たと報告されています。

このBBCの記事では、直近の1週間で英国での症例が170件以上だそうです。
なんか、またちょっとやな感じになっていますが、これはそうひどいことにはならないと思うんですけど・・・。

天然痘のワクチンで有効に予防できるようなのですが、天然痘が根絶されて久しく、種痘受けてない人が多いので、また新たなワクチン論議が起きるのかもしれません。

イギリスでは予防のための注意事項に
「かかってたらイチャイチャするな」的なことが書かれているようです。
もっとストレートにですが。



こんな言葉覚えたいわけではない・・・?-😿-#つぶやき英単語 1630

(2022.5.27)

ニュース記事を見ていて、
嫌な言葉でも何回も出て来るんで覚えてしまうことがあります。

mass shooting 『銃乱射(事件)』

Wictionary の説明だと
(crime) The shooting of multiple people over a short period of time, particularly when there are many victims and/or the victims are chosen indiscriminately.
「(犯罪)短時間に短時間に複数の人を射殺すること。特に多くの犠牲者が出る場合や犠牲者が無差別に選ばれる場合。」だそうです。

他にも、massacre 『大虐殺』とか。
(これ発音記号で mǽsəkər、マサカァみたいな発音です。)

なんかアメリカのニュースで覚えてしまいました。

余計なお世話かもしれませんが、銃の規制を少し厳しくした方が
いいんじゃないでしょうか。

“When in god’s name are we going to stand up to the gun lobby?”
US President Joe Biden speaks after mass shooting at Texas school
「私たちはいったいいつになったら銃ロビーに立ち向かえるんだ」
ジョー・バイデン米大統領、テキサス州の学校での銃乱射事件を受けて演説
(まず、大統領が立ち向かわないとね)

栽培してはいけないケシの花の英語-😵‍💫-#つぶやき英単語 1628

(2022.5.25)

ケシには栽培してはいけない品種があります。

禁止されている『ケシ』は、英語では opium poppy と言います。
opiumは『阿片(アヘン)』のことで、日本語でも阿片ケシと呼ぶ場合もあるそうです。
このケシの実が阿片の原料になるわけです。
(そもそもopium の語源はギリシャ語で、「ケシの汁」の意味だそうです。)

なお、poppy とだけ言うと、園芸品種のヒナゲシ cone poppy などもふくみます。
似たような花でも麻薬成分を多く含む危険な品種と、そうではないものがあるのです。

最近、この opium poppy が多く自生しているところが見つかったとのニュースが出ていました。→これ

内容は
As many as 3,500 opium poppy plants, which can be used to make opium, were found growing wild.
「阿片の原料となるケシが3500株自生しているのが発見された。」

ちょっと見ればきれいな花かもしれませんが、危険な作用があるものですのでご注意ください。


salvage は?-🚢-#つぶやき英単語 1626

(2022.5.23)

『(ダイバーによる沈没船の)引き揚る作業』を salvage というのですね。
これは『(沈没船を)引き揚げる』の意味の他動詞としても使えます。
salvage の発音はsǽlvidʒ サルヴィジに近く、日本語風発音のサルベージとは異なります。

沈んだ観光船の引き揚げに関するニュースでも、この単語 salvage が使われていました。

Divers begin descent for salvage of sunken Hokkaido tour boat
「沈没した北海道観光船の引き揚げのため潜水士が降下を開始」

salvage の語源は、「救助」の意味のラテン語だそうです。

なので、salvage は『(海難・火災・災害などでの)船舶・家財救出。人命救助』の意味でも使われ、このような場合の『救助する』の動詞としても使用されます。

また、salvage には『廃品・廃物利用(回収)』の意味も有り、『廃物を利用する』の動詞にもなります。
例えば、salvaged wastepaper なら『古紙回収紙』です。
(そのままなら捨てられてしまうものを回収して利用するのは、ある意味で物の命を救っているようなものなので、まあ意味として違和感はないと思います。)