「電波時計」の英語は?―⏲―#気になる英語調べ隊 2311

(2024.10.7)

『電波時計』は英語で radio clock や atomic clock と言うそうです。

radio の方は電波っぽいので分かるとして、
なんで、atomic clock で電波時計になるんでしょうか?

atomic clock は英辞郎によると
「原子時計の時刻に基づいて送信される標準電波を受信して、時刻を自動修正できる機能を有する掛け時計または置き時計」と説明されています。
これがいわゆる電波時計のことになるわけですね。

atomic radio clock とか atomic radio-controlled clock のように言う場合も有るようです。

なので、『電波腕時計』の場合ですと、atomic watch のように言えます。
(なんか原子力で動いているみたいに聞こえますけど)


英語で「よろしければチャンネル登録をお願いします」は?―💻―#気になる英語調べ隊 2281

(2024.9.7)

Youtube の配信を見ていると、
「よろしければチャンネル登録をお願いします」というようなことを
よく言っています。

これは英語なら
Please subscribe to my channel if you like.
のように言えますね。
my のところは場合によりour とか this かもしれません。

この場合の subscribe は自動詞で、 our channel の前にtoがつきます。
チャンネル登録だけでなく、新聞・雑誌を定期購読する場合もこの表現が使えます。
例えばこんな感じで。
The man asked me insistently to subscribe to the newspaper.
「その男は私に新聞を定期購読するようしつこく頼んできた。」

subscribe は他動詞にもなるのですが、
その場合は『(~に)寄付する、署名する』です。
使い方としても
She subscribed 5 million dollars to the university.
「彼女は 500万ドルをその大学に寄付した。」
He subscribed a petition calling for the governor’s resignation.
「彼は知事の辞職を求める請願に署名した。」

ぼくの応援しているVtuberの白銀ノエル団長のチャンネル登録者数が
もうすぐ200万人とのことで、
よろしかったらチャンネル登録お願いします。
Please subscribe to Shirogane Noel’s channel if you like.

(白銀ノエルさん関連→ここ




英語で「知的財産」は?―🧠―#機になる英語調べ隊 2273

(2024.8.30)

『知的財産』は英語では intellectual property と言います。
IPと略されることも有ります。

Merriam-Webster 辞書のintellectual propertyの説明
property (such as a concept, idea, invention, or work) that derives from the effort of the mind or intellect
also : a right or registration (such as a patent, trademark, trade secret, or copyright) relating to or protecting this property
「精神または知性の努力に由来する財産(概念、アイデア、発明、著作物など)。
また、この財産に関係したり守るための権利や登録(特許、商標、企業秘密、著作権など)。」
となっています。

エンタメ関係では、マンガやアニメ作品や人気キャラクターのIP=版権・著作権 のことがしばしば話題に出ます。
日本は、この種のIPビジネスでは強いですね。

大谷選手の40/40に関するRedditコメント-⚾―#気になる英語調べ隊 2268

(2024.8.25)

大谷翔平選手がサヨナラ満塁本塁打で40/40(40本塁打/40盗塁)を達成して、
まだ興奮冷めやらないところですね。
この件に関し、Redditから英語の人たちのコメントを拾って、和訳してみました。

Redditのスレッド
Shohei Ohtani Enters The 40/40 Club With a Walkoff Grand Slam

「大谷翔平選手、サヨナラ満塁ホームランで40/40クラブ入り」

I have literally never been more sure a home run was coming lmao
「ホームランが来るとこれほど確信したことは無い(笑)」

I mean, that’s literally a storybook perfect way to secure the 40/40
「俺の思う所、これは40/40を達成するのに文字通り童話のように完璧なやり方だ」

Man the silence while the ball is coming down is so cool.
「ボールが下りてくる間の静寂がとてもクール」

Holy fuck that gave me the chills
「あれで寒気がしたぜ」

This was the most Shohei way ever for him to get the 40/40
「これは40/40の到達するのに最も翔平らしいやり方だ」

And he got the 40th SB in the same game too. Unreal.
「それに彼は同じ試合で40個目の盗塁もやったし、非現実的だ」

Fastest to 40/40 too…
「最も早い40/40達成だし・・・」

Main character. Shohei Ohtani is HIM.
「大谷翔平、彼こそが主人公だ」

WHAT A FUCKING WAY TO ENTER THE 40/40 CLUB.
「40/40クラブに入るのに何ていうやり方だ」

Also that fan that dropped that ball gonna be punching himself everyday for the rest of his life lmao
「それに、あのボールを落としたファンは、残りの人生、毎日自分を殴ることになるだろうね」

Fastest player to 40/40 in MLB history.
「MLB史上、最も早く40/40を達成した選手」

Yeah he’s the MVP
「そう、彼がMVPだ」

Bro is this a movie? What a moment
「なあ、これ映画か? 何という瞬間だ」

YOU COULD NOT HAVE SCRIPTED THIS ANY BETTER
「これ以上の脚本は得られないだろう」

That confirms it. Baseball is scripted
「これではっきりした、野球には筋書きが有る」

大谷選手に関連する投稿

ベジタリアンでもできるcannibalizeは?―🛠️―#気になる英語調べ隊 2266

(2024.8.23)

cannibalize は『(人の)肉を食う、(動物が)共食いする』を意味する動詞ですが、
この単語には肉食と関係ない意味も有るのをご存知ですか?

cannibalize は、
『(古い車・機械などを)分解する、解体する、解体して利用可能な部品を使う』の意味でも使われるんです。

使ってみましょう。
He cannibalized the old car and used the parts to fix his father’s car.
「彼は古い車を分解し、その部品を使って父親の車を修理した。」

機械の修理に、故障した同じ機種から部品を取って使うのは、
確かに共食いっぽいかもしれませんね。

エゴサの英語は?―💻―#気になる英語調べ隊 2260

(2024.8.17)

『エゴサ、エゴサーチ』とは、自身の名前や情報をネットで検索することですね。

これは 英語でも egosearching と言います。
エゴサはこれを日本語化した略語ということになります。

他にも類似する英語としてegosurfing 、self-googling や vanity search が辞書に出ていました。
(vanity search の vanity は『虚栄心、うぬぼれ』の意味です。)

「局部麻酔、全身麻酔」の英語は?―💉―#気になる英語調べ隊 2347

(2024.7.26)

英語で『麻酔』は anesthesia なので
『局部麻酔』が local anesthesiaで、
『全身麻酔』が general anesthesia です。

anesthetic が形容詞だと『麻酔の』ですが、名詞で『麻酔剤』の意味にもなります。
動詞の anesthetize が『麻酔する』です。

Local anesthesia will be used for the upcoming gastric examination.
「今度の胃の検査では、局部麻酔が使われます」

そうなのさ。なんか検査、不安なんだけど・・・。

「映像酔い」の英語は?―🎥―#気になる英語調べ隊 2344

(2024.7.23)

『乗り物酔い』を英語で motion sickness と言いますが、
ゲームなどの映像でこれと同じような気持ちの悪い状態になることが有ります。
こういう『映像酔い』をvisually induced motion sickness (VIMS) と呼ぶそうです。

同じような状態を表す言葉として
『シミュレーター酔い』 simulator (simulation) sickness
『VR酔い』virtual reality sickness
も使われます。

また、『ゲーム酔い』に関して gaming motion sickness と言う言葉が使われている例も有りました。

なんか、ゲーム配信を見ていたら少し気持ち悪くなってしまいました。
ぼく自身はゲームほとんどやらないので、こういう揺れる映像に耐性が無いのかもしれません。

「メイス二刀流 ダンゴムシバッタ王」を英語で言うと?―🦗―#気になる英語調べ隊 2341

(2024.7.20)

我らが白銀聖騎士団のノエル団長が、
ゲーム、エルデンリングでは「メイス二刀流 ダンゴムシバッタ王」と自称し激しい闘いを繰り返しています。
この二つ名をもし英語で言うとするとどうなるでしょうか。気になります。

この名前にダンゴムシとあるのは、ゲームでノエル団長が使っている主防具がずんぐり丸くてダンゴムシに似た見た目だからです。
『ダンゴムシ』については、英語で roly-poly bug という言い方があり、
roly-poly が『ずんぐりした(人)』の意味になります。これでいいんじゃない?

また団長はジャンプしてぶったたく戦法をとっているので、バッタと自称しています。
この『バッタ』は英語では grasshopper とか locust になると思います。
hopper は『ぴょんぴょん跳ぶもの』の意味ですし、
locust は語源が『はねるもの』の意味のラテン語ということで、
どちらも団長の戦闘スタイルのイメージに合うと思います。

ということで、「メイス二刀流 ダンゴムシバッタ王」は
the roly-poly grasshopper king with two maces
のように言えると思います。
(気になる英語調べ隊見解)

使ってみましょう。
He, the roly-poly grasshopper king with two maces, is showing his own style even in a fierce battle against the boss.
「彼、メイス二刀流 ダンゴムシバッタ王は、ボスとの激闘でも彼自身のスタイルを貫いている」
(実際は彼女なんだけれど)

7月20日 午前11時前から始まったノエル団長のエルデンリング配信は、午後9時現在、まだ続いています。 
(がんばれ団長!)

追記 午後9時4分 ラスボス戦勝利! すごい。

「ありがとう、メイス二刀流 ダンゴムシバッタ王!」
Thank you, the roly-poly grasshopper king with two maces!

(白銀ノエルさん関連→ここ

「ジントニック」は?―🍸―#気になる英語調べ隊 2340

(2024.7.19)

『ジントニック』で和英辞典を引くと gin and tonic と出ています。

gin 『ジン』は、ジュニパーベリー(セイヨウネズの球果)で香りづけをした蒸留酒だそうです。因みに、ネズはヒノキ科の針葉樹で、漢字では杜松と書きます。

この場合の tonic 『トニック』は 、 tonic waterトニックウォーター のことです。
トニックウォーター は、炭酸水に糖分や柑橘系果物の皮やハーブのエキスなどを加えた、少し苦みのある飲料です。もともとは、マラリアの特効薬である quinine キニーネを含有していた薬用のものだったのですが、独特の苦みが好まれて飲料に転用されたようです。なので、場合により quinine water キニーネ水とも呼ばれます。
ただし、現在市販されているトニックウォーターは、キニーネを含まないものが多く、含んでいたとしても薬用のものよりも少ない量に制限されています。

Collins Dictionary でのgin and tonic の説明
a drink made with gin and quinine water, served in a tall glass and usually garnished with a slice of lime or lemon
「ジンとキニーネ水で作った飲み物で、背の高いグラスに注がれ、通常はライムかレモンのスライスが添えられる」
となっていました。

本日、ホロライブ3期生、白銀ノエル団長のジントニック缶が再販だそうです。
缶がかっこいいです。

(白銀ノエルさん関連→ここ