「疑ってかかる」の英語は❓-🤔-#つぶやき英単語 1890

(2023.2.3)

『疑ってかかる』をWeblioで調べると、
take with a pinch of salt という表現が出てきます。

a pinch of salt は「一つまみの塩」なので、
文字通りなら「一つまみの塩を足して食べる」的な意味ですね。

「他人の味付けのまま食べない=相手の話のまま受け取らない」 
というようなことで、
『疑ってかかる、話半分に聞く』の意味になるという理解で
いいでしょうか。

使ってみましょう。

You should take his story with a pinch of salt.
「彼の話は疑ってかかるべきだ」

まあ、世の中、疑ってかからなきゃいけない話ばっかりですけどね。

「ボタンを掛ける」の英語は❓-🧥-#つぶやき英単語 1889

(2023.2.2)

英語で『ボタンを掛ける(留める)』と言うには、いくつかのパターンが有るようです。

ボタン button を名詞・目的語で使うなら
fasten a button や do up a button で『ボタンを掛ける』の意味になります。

例文 Fasten the cuff buttons. 
「袖口のボタンを留めなさい」
   He did up buttons on his coat.
「彼はコートのボタンを留めた」

button は『(服に)ボタンを掛ける』という意味の動詞としても使えます。

例文 She buttoned her blouse.
   「彼女はブラウスのボタンを留めた」

また、button up でも『ボタンを掛ける』の意味になります。
(button upは『(口などを)閉ざす』の意味でも使われます。)

例文 I can’t button up my shirts.
 「シャツのボタンが留められない」

ちなみに、『ボタンを掛け違える』は
start from the wrong button などと言うようです。


 

egg someone on は❓-🥚-#つぶやき英単語 1885

(2023.1.29)

egg someone on は『誰かをけしかける、そそのかす』という意味になるそうです。。

この 場合のegg は名詞ではなく他動詞で、
これがon を伴って『(人を)そそのかす』の意味になるということですね。

でも、なんで egg =「たまご 」が「そそのかす」の意味になるのでしょうか?

実は、動詞のegg は名詞のegg たまご とは関係なくできた言葉なんだそうです。

動詞のegg は「たきつける」の意味の中期英語 eggen に由来していて、
たまごのegg は「大型の鳥(家禽)のたまご」を意味する中期英語 eg, egg, egge に由来するので、語源が違うのです。

使ってみましょう。
His friends egged him on to skip class.
「彼が授業をさぼるように彼の友人たちがけしかけた」

(この表現は、僕はオンライン英会話 Bizmates のDiscovery Lessonで覚えました。)


rompers は❓-👶-#つぶやき英単語 1880

(2023.1.24)

rompers には「トップスとボトムスがいっしょになった服」の意味が有ります。
そういうデザインの「乳幼児用の遊び着」は、日本でも『ロンパース』と呼ばれていますね。

この元になった単語 romp には
『(子供などが)はね回る、遊び戯れる』の意味が有ります。

romper では、『はね回る人』の意味になります。
この複数形のrompers が、
動き回る子供たち用の服のことも指すというわけですね。

使ってみましょう。
Rompers are clothes for babies and infants who romp.
「ロンパースは乳幼児が遊びまわるための服です。」

子供ってなんであんなに動き回れるのか、不思議です。

英語で「大根おろし」は❓-🥢-#つぶやき英単語 1867

(2023.1.11)

焼き魚などの和食につきものの『大根おろし』は、
英語では grated daikon だそうです。(Weblio調べ

grate が『おろす』の意味の動詞ですね。

『大根』は、radish と言う場合がありますが、radish って普通は外側が赤いカブみたいな野菜のことで、大根とは別物ですね。
Japanese white radish とまで言えば大根ぽくなりますけど、
まあいっそ daikon のままの方が簡単でいいかもしれません。

使ってみましょう。
I ate soba with dipping sauce with grated daikon and wasabi as condiments. It was delicious.
「そばを、薬味として大根おろしとワサビを加えたつゆでいただいた。
美味であった。」

ちなみに、おろし器のことを『大根おろし』と言う場合も有りますが、
これは英語では grater になります。
僕は、大根おろしはよくやっている気がします。
(他のことでは役に立たないので、大根おろしぐらいやりますよ。)


mold は鋳型とカビでややこしい―🍮-#つぶやき英単語 1843

(2022.12.21)

川柳風ですけど
「mold は鋳型とカビでややこしい」というのはホントの事。

mold という単語には、(溶かした材料を入れて形を造る)『型』の意味が有ります。
溶かした金属を形にするための『鋳型』や、キッチンで使う『ゼリー型』などもmold ということになります。

ただ、ややこしいことに
mold には『カビ』という意味も有ります。
blue mold と言えば『青かび』のことです。

型とカビが同じmold なので、両方が話に出てくる場合も有ると思います。
例えば、こんな感じで。

Camembert cheese is made by a process in which curds are formed into a lump in a mold and then sprayed with white mold dissolved in water.
「カマンベールチーズは、カード(凝乳)を型で塊状に成形し、白カビを水に溶かしたものを噴霧するプロセスで作られます」

この文には、型とカビの二つのmold が話の中に入ってますから、やはり少し紛らわしいかもしれません。
(それにしても、カマンベールチーズの表面の白いのってカビなんですか?)

マシュマロの花❓-☕-#つぶやき英単語 1823

(2022.12.3)

お菓子の『マシュマロ』は、英語で書くと marshmallow です。
marsh mallowmarsh-mallow と表記されることも有ります

では、これと同じ名前の植物があるのご存知ですか?
植物の方のmarshmallow は、和名では『ウスベニタチアオイ(薄紅立葵)』と言います。

merriam-webstermarshmallow という言葉を調べると、
a pink-flowered European perennial herb (Althaea officinalis) of the mallow family that is naturalized in the eastern U.S. and has flowers, leaves, and roots used in herbal remedies
「アメリカ東部に帰化しているアオイ科のヨーロッパ原産の多年草(Althaea officinalis)で、花、葉、根がハーブ療法に使用されているピンク色の花を咲かせるもの。」
と最初に出ています。

次に
a sweet white confection usually in the form of a spread or small spongy cylindrical pieces now usually made from corn syrup, sugar, albumen, and gelatin but formerly from the marshmallow’s root
「甘い白いお菓子で、通常はスプレッドや小さなスポンジ状の円筒形のものが多く、現在はコーンシロップ、砂糖、卵白、ゼラチンなどから作られていますが、以前はmarshmallow (ウスベニタチアオイ)の根から作られていました。」と書かれています。

要するに、先にmarshmallow という植物が有って、その根を原料としたお菓子がmarshmallow マシュマロと呼ばれるようになったのですね。
それが、原料が変わってもマシュマロと呼ばれていると。

ちなみにmarshmallowのmarsh が『沼地』でmallow が『アオイ』の意味だそうです。
花や植物として興味のある方、写真が見たい方はこちらを→山科植物資料館

オンライン英会話の先生とmarshmallowの花のことを話したら、先生はマシュマロみたいに白っぽい花だから、その名前なのだと思っていたらしいです。

「ネギ」の英語? ちょっと違和感 -🍲-#つぶやき英単語 1808

(2022.11.20)

『ネギ』を和英辞典で見ると Welsh onion や green onion と出てるけど
これ、ちょっと違和感無い?
(変な文体だけど、今日はこのノリで行きますんで、ヨロシク)

onionって『タマネギ』だよね。「タマ(玉)=球根みたいな食べるとこがあるネギ」じゃないすか。

onion の語源は「たくさんの層が一つになったもの」の意味のラテン語なんだって。これ、あの球根有ってのネーミングなんじゃないの?

だからさー、ネギにはタマネギみたいな球根ないじゃん。
タマのないネギはタマネギじゃないのに、
なんで名前にonion つけてんのさ。

ネギは 学名ではAllium fistulosum (ヒガンバナ科ネギ亜科ネギ属)
タマネギはAllium cepa(ヒガンバナ科ネギ亜科ネギ属)
なんだね。

まあ同じ仲間なんだってことは分かったから許す。

鍋にすきやきにネギ (食べるの白いとこだけど) 

許すけれども、ネギは知ってるけど
Welsh onion ってどんなのさ?

なんか、微妙に下半身太って・・・まあ良しとしよう。
Welish onion は、bunching onion や long green onion とも言うのか。
覚えとこ。
(bunching は『束になる』ってことだね。)

まあ、勉強になった。ありがとよ。

「蒸し焼きにする」の英語は?-🍽️-#つぶやき英単語 1807

(2022.11.19)

『蒸し焼きする』を英語で何と言うでしょうか?

料理の方法はいろいろありますが、蒸し焼きというのは
「直接火にあてずに加熱し、食品から出る水分で蒸すように焼くこと」です。

辞書を見ると、『蒸し焼きする』に当たる smother という動詞が出てきます。。

ですが、smother という単語の他の意味を見ると
『窒息死させる、息苦しくさせる、厚く覆う、抑圧する、隠蔽する』など
ちょっと穏やかじゃありませんね。
(『(火を)覆って消す』という意味もありますけど。)

そもそも昔ながらの蒸し焼きの方法として、
「芋とかの食材を葉っぱで包んで土に埋め、その上で焚火する」というのがあります。

これだと、smotherの「覆う」というイメージに合いますし、
芋の立場からすれば「息苦しい、出してくれ」的な状況なので、まあ理解できるかと思います。

使ってみましょう
Next, smother that salmon and mushrooms by wrapping in aluminum foil.
「次に、鮭とキノコをアルミフォイルで包んで蒸し焼きにします。」

His mother smothered the taro for us in a traditional way.
「彼のお母さんがタロイモを昔ながらの方法で蒸し焼きにしてくれた」

これ語呂合わせすれば覚えやすいかも。
「蒸し焼きする」のはSのmother で smotherだ。
あるいは、
「窒息死させる」のはSのmother でsmother ・・・・。


ビール関係の growler は?-🍻-#つぶやき英単語 1805

(2022.11.17)

この頃知ったのですが、ビールの持ち帰り容器のことを growler と言うのですね。

The American Heritage Dictionary の説明では
4. A container used for carrying draft beer, especially a half-gallon or gallon glass jug with a gasket or screw cap.
「4. 生ビールを運ぶための容器で、特にガスケットやスクリューキャップがついた0.5ガロンか1ガロンのガラス製のジャグのこと」
となってました。

こんなやつですね。素材はステンレスや陶器などいろいろなのものもあるようですけど、茶色のガラス瓶のタイプが一般的なのかもしれません。

これを何で growler というのでしょうか?

growler の基本的な意味は、さっきの辞書で見ると
1. One, such as a dog, that growls.
「1.(犬などのように)うなるもの」なんです。
こういう、うなるような音(growl)を発するものがgrowler なんですね。
(がみがみとうるさい人もgrowler らしい)

昔(たぶん19世紀)、ビールを地元のパブから蓋をしたバケツに入れて自宅まで運んでいたそうです。当然揺れてビールが跳ねるので、蓋から炭酸ガスが抜けてゴロゴロとした音(growl) がしたんですと。なので、こういう量り売りのためビール容器をglowlerと呼ぶらしいです。

今はエコ志向のためか、growler でビール売るという店がちょいちょいあるのかもしれません。重そうだけどね。