英語で『駄菓子屋』は?―🍭―#つぶやき英単語 1548

(2022.3.8)

今日の言葉:駄菓子屋 small-time candy store

辞書サイトのWeblioで、英語で『駄菓子屋』をどう言うか調べたら
small-time candy store と出ていました。
(small-time って何?)

small-time は『取るに足らない、重要でない』という意味の形容詞で、
  small-time politician 三流政治家
  small-time thief コソ泥
などのように使われるそうです。
もともとは演劇関係のスラングで、「給料の安い舞台」から来ているらしいです。
time には時給って意味も有るんで、それが小さいということでしょうかね。

駄菓子屋さんは子供たちに愛される立派な商売だと思いますけれど、
駄菓子の「駄」は確かにsmall-time と似た意味ですね。

small-time の反意語は big-time で、『一流の、大物の、大~』の意味になります。
big-time actor 一流俳優
  big-time crime 大犯罪 

駄菓子屋のイラスト

駄菓子屋がsmall-time candy store というところまでは納得したんですが、
あんな感じの駄菓子屋ってアメリカやイギリスにあるんでしょうか?

Molotov cocktail は何?―🍸―#つぶやき英単語 1539

(2022.2.28)

お酒のカクテルがお好きな方もいらっしゃるでしょうが、
Molotov cocktail はちょっと手が出しにくいと思います。
これで『火炎瓶』という意味ですから。

🍸


この言葉の語源はというと、第2次大戦中にフィンランドに侵攻した時に、
フィンランド兵がソ連の戦車をを攻撃するのに火炎瓶を用いて、これを当時のソ連外相 Vyacheslav Mikhailovich Molotovの名にちなんでMolotov cocktailと呼んだからという説があります。

🇫🇮

それから70年後の現在、
このMolotov cocktail という言葉がニュースで使われています。

例えば、Los Angels Times (FEB. 26, 2022)の記事タイトルはこんな感じです。
Kyiv civilians take up arms — and mix Molotov cocktails — to fight Russian attack on Ukraine
「キエフの市民が武器を取り、火炎瓶を混ぜ、ロシアのウクライナ攻撃に対抗」

🇺🇦

歴史は繰り返すということなんでしょうか。
今回のロシアのウクライナ侵攻で、首都キエフの市民が火炎瓶 Molotov cocktail を作っているのはニュース映像にもなっていました。

何とか普通の人たちが犠牲にならないように、
この問題が早く解決されることを祈ります。

 

 

レモン以外の意味のlemon?―🍋―#つぶやき英単語 1523

(2022.2.13)

lemonという単語はレモンという意味以外でも使われる場合があるのをご存知ですか?

lemon を英和辞典で引いたら第一に出てくる意味は『レモン』なわけですけれど、
口語的な使い方として『できそこない、欠陥品』や『不快なもの(人)』という意味も出てきます。

🍋

Weblioに載ってる例文では
This car’s a real lemon. 「この車は全くの欠陥車だ」

レモンは酸っぱくて普通にパクパク食べられるわけではないので、
フルーツとして一番好きと言う人は少ないと思います。
甘みを加えて飲料にしたり、料理の味を引き締める場合にはモンの良さが出るので、
欠陥品の代名詞のように言うのは酷な気はしますけど。


英語で「塗り絵」は?―🖍―#つぶやき英単語 1515

(2022.2.5)

線画に色を塗って楽しむ『塗り絵(ぬりえ)』は
英語では何と言うでしょうか?

coloring という単語は広く『着色、彩色(すること)』を表しますが、
文脈によってはこれが『塗り絵』ということになります。
例えば、do coloring が『塗り絵をする』の意味になります。

例文です。
My children like coloring.
「私の子供たちは塗り絵が好きだ」

色を塗るための線画の『塗り絵』は line for coloring で、
『塗り絵(帳、の本)』は coloring book です。

また、子供の知育用に番号に従って色を塗る『塗り絵』があるそうで、
これは color by number と呼ばれるようです。

🖍


このごろ、書店では大人用の塗り絵もおいてあるようですね。
スマホいじっているよりは、色塗ってる方がリラックスできるかもしれませんね。

Even adults can enjoy coloring books.
「大人での塗り絵は楽しめます」


intermittent fasting は?―🍰―#つぶやき英単語 1507

(2022.1.28)

intermittent fasting は、訳語としては『断続的断食』あるいは『間欠的断食』となり、ダイエットや健康のために行われるものです。
例えば、一日のうち夕食後から16時間は食事を断ち、後の8時間は食事をとるのが、このintermittent fasting の方法の一つになります。

ここで、intermittent は『断続する、間欠性の』の意味です。
(intermittent hot spring なら、時々お湯が噴き出す温泉、つまり『間欠泉』のことです。)

また、fast が『断食する』の意味の動詞なので、fasting は『断食(すること)』です。

このintermittent fastinのことを、オンライン英会話のレッスンでトレイナーと話す機会が有りました。
実は、そのトレイナー自身が断続的断食を実践していて、午前中は食事をしないのだそうです。
In fact, the trainer herself is practicing intermittent fasting and doesn’t eat in the morning.

これやると、当たり前かもしれませんが、やせるそうです。
ちょっと、試してみようかと思ってしまいました。

英語で「揚げたて」は?―🍤―#つぶやき英単語 1501

(2022.1.22)

揚げ物にも天ぷら、とんかつ、唐揚げなど、いろいろありますけれど、いずれにしても揚げたてのものをいただくのが、最も美味だと思います。

この『揚げたての』って、英語でどう言えばいいでしょうか?

辞書で引いたら、freshly-fried と出ていました。

freshly が『新しく、新たに』の意味で、
他にも、よく動詞の過去分詞の前について使われるようです。
 (例えば、freshly picked strawberries 「摘みたてのイチゴ」など。)

そんな難しい表現じゃないんですけど、知っていないとすっと出て来ないですから、
頭の中の引き出しに入れとくのは大事かと思います。

🍤

使ってみましょう。

It was great to eat freshly-fried tempura on the fishing boat.
「釣り船の上で揚げたての天ぷらを食べるのは最高だった。」

揚げ物のこと考えてたら、おなかが減ってきましたので、
今日はこんなところで。

動詞のdonは?―👕―#つぶやき英単語 1498

(2022.1.19)

don て、名詞ならマフィアのドンのdonとかの意味も有るんですが、
動詞のdon はどんな意味かご存知ですか?

動詞のdonは『(服・帽子などを)着用する、身に着ける』の意味なんですね。
この現在分詞はdonning、過去や過去分詞はdonnedの形になります。
donはput on と同じような意味ですけど、英辞郎では文語的というマークがついています。

don や put on は『身に着ける』という行動を表すので、
『身に着けている』という状態を表現するwear とは区別しておく必要があります。

🧥

使ってみましょう。
He stood up and donned his jacket.
「彼は立ち上がってジャケットを身に着けた」

因みに、英辞郎によると don の反意語は doff 『脱ぐ』です。

使ってみましょう。その2
He politely doffed his hat and greeted her.
「彼は丁寧に帽子を脱いで彼女にあいさつした」

このdondo on から来ていて、doffdo off から来ているんですと。
昔はdo on do off だったのが、それぞれ縮まった形になって現在に至るということです。
なるほど。


breadwinner は?―🍞―#つぶやき英単語 1473

(2021.12.21)

breadwinner は直訳ならパンを勝ち取る人ですけれど、
これで『一家の稼ぎ手』の意味になります。
(オンランイン英会話 Bizmates のレッスンに、この単語が出てきました。)

例文です。
He was the only breadwinner in his large family.
「彼は大家族の中で唯一の稼ぎ手だった。」


breadwinner は一家に一人とは限りません。
two-breadwinner は『共稼ぎの』の意味の形容詞になります。

They are a two-breadwinner couple. (=They are a dual-earner couple.)
「彼らは共稼ぎ夫婦です。」

ご飯しか食べない一家の大黒柱のお父さんは、ricewinner という感じでしょうか。
(まあ、通じないとは思うけど。)

動詞 cook の使い方―🍳―#つぶやき英単語 1453

(2021.11.8)

動詞のcook 『料理する』は、初歩的な英単語ですよね。
本日は、この使い方のパターンを整理してみました。

🍗

①自動詞=目的語がない
 『料理する』
 He can cook. 「彼は料理ができる」  

②他動詞で目的語一つ (直接目的語のみ)
 『(食物を)料理する』
 He cooked chicken.  彼は鶏肉を調理した。
 He cooked lunch.     彼は昼食を作った。
 He can cook local dishes.  彼は地元料理が作れる。
   目的語は、素材だったり食事・料理の場合も有ります。

③他動詞で目的語二つ (間接目的語+直接目的語)
 『(人のために)(食物を)料理する』 
 He cooked her pasta.  彼は彼女にパスタを作った。 

②のパターンの He cooked fish. 「彼は魚を料理した。」に、
for +人、例えば for us =「私たちのために」を加えると
He cooked fish for us. 「彼は私たちのために魚を料理した。」になります。
これは③の
He cooked us fish. とほぼ同じ意味になります。

ふとした疑問なんですが、
③のパターンで間接目的語の所にher が入ると、例えば
He cooked her fish. 「彼は彼女のために魚を料理した。」
(=He cooked fish for her.)
の意味という意味になりますが、
これは②のパターンの
He cooked her fish. 「彼は彼女の魚(her fish)を料理した。」
とも考えられるんじゃないでしょうか。
(彼女が飼っていた金魚とか料理してしまった感じで)

あと、猫に料理してやるシチュエーションでも使えるなら
He cooked his cat fish. 「彼は猫のために魚を料理した。」
ですけれど、
これも「彼は彼のナマズ(cat fish)を料理した。」みたいにも見えますね。
(それに、これを言ったら
 He cooked his cat まで聞いたところで、猫好きの人が失神するかも。)

 

動詞のbread は?―🍞―#つぶやき英単語 1452

(2021.11.4)

bread といえば『パン』ですけれど、場合によっては『主食物、生計、金』なんかの意味になる場合もあるんです。でも、みんな基本的に名詞ですよね。

🍞

ですが、bread が動詞で使われる場合も有るのですよ。
どんな意味になるでしょうか?

これ、英語で料理の作り方を説明する番組で使ってました。
その料理はとんかつ。

そう、bread は他動詞で『~にパン粉をまぶす』という意味になるんです。

使ってみましょう。
When breading the meat, make sure to lightly coat it with breadcrumbs.
「肉にパン粉を付ける時は、軽くつけるようにしてください」

英語って、名詞を動詞に使ったりして新しい言葉を作るのには
寛容な言語かもしれませんね。