snake oil は?―🐍―#つぶやき英単語 22

(2014.6.14)

snake oil は直訳ならヘビの油ですけれど、
これで『インチキ薬』の意味になるそうです。

🐍

誇大広告の健康食品や器具なんかを指して使われることが有ります。

主に米国で使われる言葉らしく、もともと行商人が万能薬として売るインチキ薬から来ているらしいです。

日本で言えば、行商人が売るガマの油に似た感じのものでしょうか。

ガマの油売り、僕は子供のころに一度だけ実際に売っているのに出会ったことが有ります。口上が一つの芸のようになっているんですよね。
あれで効くような気がしてきて、かなりの人が買ってました。
(50年前の話ですけど)

アメリカのSnake Oil も言葉巧みな行商人が売っていたのかもしれません。

朝顔、昼顔、夕顔の英語-😊- #つぶやき英単語 19

(2014.6.11)

🌄

朝顔 アサガオというと、小学校の観察日記を思い浮かべる人もいるかもしれません。
英語名は、morning glory「朝の栄光」とやたらかっこいいですね。

朝顔は、日本では遣唐使が種を薬として持ち帰ったのが最初と言われています。
江戸時代に園芸植物として発達し、変異で様々な形態・模様が生まれたのは、この時期だそうです。

このアサガオは、ヒルガオ科でサツマイモ属なんですと。(芋できるのかな?)

🌞

昼顔 ヒルガオは、bindweedというらしいです。「縛る雑草」ですね。
ヒルガオ科のツル性雑草をbindweedという感じかもしれません。

あのつる草の強さしつこさを知っていれば、この名前は納得なんではないでしょうか。

🌇

夕顔 ユウガオはというと、ちょっと文学的で儚げな印象のある名称かもしれません。
(源氏物語のおかげ?)
でも、英語だと、この植物は bottle gourd 。
「ボトルのようなウリ」ということですね。

ユウガオは、実がかんぴょうになるウリ科のツル植物で、ヒョウタンも同種のものなんですね。だから、まさに bottle gourd ボトルのウリなんです。

🍶

植物として、アサガオとヒルガオは同じヒルガオ科ですが、
ユウガオはウリ科なので、ちょっと仲間外れな感じでしょうか。

植物のfour-o’clockは? 🕓 #つぶやき英単語 18

(2014.6.10)

four-o’clock という植物は?

・・・・・・

答えは『オシロイバナ』です。

このfour-o’clock の4時は、午後の4時のこと。
オシロイバナは夕方に花が開くので、この名前なんですね。

ちなみに、o’clock はof the clockの略ですよ。

road mirageは? – ♨ – #つぶやき英単語 16

(2014.6.4)

昔の三菱の車の名前みたいですが、
road mirage は『逃げ水』のことなんです。

mirage は『蜃気楼、幻影』ですから、道の蜃気楼ってことですね。

🚗

少し難しくなりますが、road mirage 逃げ水は
inferior mirage = 下位蜃気楼といって景色が実際より下に見える現象なんです。
まるで路面に水があって景色が映っているように見えるので地鏡という名称もあるそうですよ。

🔎

暑い日に、路面で熱せられた空気の屈折率が変わって起こる現象らしいんですが、これより詳しいことが知りたければ理科の先生にでも聞いてみてください。

こんなストロークはいやだ-🎾-#つぶやき英単語 14

(2014.6.1)

stroke という単語の基本的な意味は「打つこと」です。
テニスなどのスポーツ用語としてもストロークはおなじみですね。

🌞

sunstroke は『日射病』です。太陽に打たれたって感じでしょうか。
heatstroke もほぼ同じものですけど、heatなので、これを区別するなら『熱射病、熱中症』に相当しますね。
(この頃、日本語としては熱中症を使う方が多いですね。)

病気関連で stroke は『発作』という意味になるので、熱中症もその範疇ということかと。

とにかく、早くも暑くなってきたので、皆さん見ご注意を!

Heatstroke is a life-threatening disease. For prevention, drink plenty of fluids on hot days. If possible, avoid working or exercising outdoors when it’s hot.

「熱中症は命に関わる病気です。予防のため、暑い日には水分を十分にとりましょう。可能なら、暑い時の屋外での作業や運動は避けましょう。」

後日注記) 
 これを書いた2014年6月1日に、埼玉県熊谷市では最高気温35℃を記録したとのことです。気温35℃の気分で読んでいただければ、この単語 heatstroke、初見の方の頭にも焼き付くはず。

13)雹ひょうは?

つぶやき英単語13     (2014.5.30)

昨日、雷が鳴って強い雨が降っていたと思っていたのですが、実は雹(ひょう)が降っていたんですって。

⚡❄

『雹(ひょう)、霰(あられ)』は、英語では hailです。また、hailには『雹が降る』の自動詞の用法もあるようです。

hailでも、直径5mm以上の氷粒が降るのが雹(ひょう)、5mm未満の氷粒が降るのが霰(あられ)だそうです。昨日のは10mmクラスの立派な雹だったらしいです。

遡れば、ご近所の熊谷市で1917年にカボチャ大の雹(3.4㎏)が降ったことがあり、これがhailの大きさの世界記録だとか。

これ当たったら・・。

😺

英単語学習アプリ「えいぽんたん」の中で、 hail『呼び止める』の意味で出てきます。同じつづりで違う意味もあるということですね。

で、両方の意味使ってへたくそな英作文ですが、やってみました。以外にことわざ風かもしれません。

Don’t hail me when it is hailing.

「雹が降っているときに私を呼び止めないでくれ。(当たっちゃうから)」

12)rain cats and dogs

つぶやき英単語12    (2014.5.29)

It was raining cats and dogs .

なら、「土砂降りだった」です。

rain cats and dogs『雨が激しく降る』になるのが面白いですね。

🐱🐶🐱🐶🐱🐶🐱

「猫と犬とが一か所にたくさんいて大騒ぎになっているぐらいの雨」ということかと、僕は勝手にイメージで納得してましたが、

英辞郎には、北欧神話が語源で、猫は雨を降らせる力があり、犬は風を起こす力があると信じられていたとの説明がありました。

☔️

まあ、ともかく急な土砂降りは困るので、猫や犬の飼い主の方は、あまり大雨は降らせないように、よろしく伝えておいてくださいね。

関連表現 rain kittens and puppies, rain whales and elephants

11)英語で猫じゃらしは?

つぶやき英単語11   (2014.5.26)

植物の名前の『猫じゃらし』は英語でfoxtail。

「狐の尾」ということですが、まあ形から見て違和感ないネーミングですね。

🦊

猫じゃらしは、和名で正式には「エノコログサ」です。

漢字は狗尾草(犬の尾の草)。

英語と日本語が似たような表現で面白い。

なお、エノコログサというのは「いぬっころぐさ」からきてるんだそうです。

7)nestleは?

つぶやき英単語7  (2014.5.5)

自由研究的に『英単語採集』みたいなことしてるんですが、 普通に生活していても気になる英語とか転がってたりします。

☕

例えば、どこかで聞いたことあるnestle

この単語は

『(巣の中に居るように)心地よく身を落ち着かせる』という動詞なんだそうです。

🐣

そう言えば、あの会社のマークはそんな感じの絵ですよね。

5)white dwarf

つぶやき英単語5     (2014.4.22)

クイズです。

Snow whiteは「白雪姫」、Seven dwarfs は「7人の小人」

では、White dwarf は?

🍎

答えは、『白色矮星』。

科学用語にも、なんかユーモアを感じる例ですね。

🌟

ちなみに、Red giant は『赤色巨星』です。

恒星の一生の中で、赤色巨星 Red giantは老年期、白色矮星 White dwarf は終末期の形態の一つになるようです。