April showers bring May flowers.-🌹-#つぶやき英単語 1605

(2022.5.3)

「5月 ことわざ 英語」で検索すると、
April showers bring May flowers.
「四月の雨は五月の花を咲かせる」というのが出てきます。

これには長めのバージョンもあります。
March winds and April showers bring forth May flowers.
「3月の風と4月の雨が5月の花を運んでくる」

どちらにしても、日本語の「苦あれば楽あり」的な意味のことわざなんですね。

Wictionaryでは、文字通りの花についてのこと以外に拡張されて、
A period of discomfort or hardship can provide the basis for a period of happiness and joy.
「不快や苦難の期間が、幸福や喜びの時期の基礎となることもある」
の意味となることが説明されています。

今いろいろな花が咲いています。
これも、寒い風や冷たい雨に耐えた結果なのかもしれません。
世の中暗い話題も多いですが、きっといいことも有るはずなので、
ほどほどには頑張りたいとは思いますよ、僕も。

それにしても、もう5月なんですね。

英語で「菜の花」は?-🙈-#つぶやき英単語 1593

(2022.4.21)

『菜の花』って英語で何?

これ、rape-flower や rape-blossomと言うようです。
(なんか物騒に聞こえるのだけれど・・・)

rapeseedと言う呼び方も有り、これは『ナタネ』に近い感じですね。
また、rapeの語感を避けて、field mustardや canola flower とも呼ばれるようです。

rape だけで『セイヨウアブラナ』の意味があり、この語源はカブを意味するラテン語のrapa だそうです。(犯罪の方とは語源が違うようです)

菜の花のイラスト

菜の花は狭い意味では、アブラナやナタネの別名なのですが、アブラナ属の黄色い花は、それに限らずにみんな菜の花と呼ばれるようです。

いろいろごちゃごちゃしますが、河川敷などで見られる黄色い菜の花は主にカラシナという種類になるんだそうです。

何にしても、菜の花は桜とともに春を彩る花だと思います。

green thumb と brown thumbは?-🌱-#つぶやき英単語 1568

(2022.3.27)

人には得手・不得手というのがあるもので、
植物を育てるのが得意な人というのもいらっしゃいますね。
こういうのは知識や技術も含めて『園芸の才』があるということになります。

green thumb という言葉は、直訳なら「緑の親指」と言うことですが、
これで『園芸の才』の意味になるそうです。
(なお、 green fingers でも同様に『園芸の才』の意味になります。)

花の種を植える人のイラスト(女の子)

最近、オンライン英会話の授業で読んだエッセーに反対の意味の
brown thumb という表現が使われていました。
「茶色の親指」は『園芸の才に欠けること』になるんですね。

例えば、
My father has a green thumb, while I have a brown thumb.
「私の父には園芸の才が有りますが、私には園芸の才が有りません。」
のように使えます。

なお、僕の最近見たのでは、
I am a brown thumb. 「私は園芸の才がない人間だ」のような感じでも使ってました。

花を楽しむのは茶色の親指の僕でもできますから、
お花見にでも行きたいですね。

英語で「若木」は?―🌳―#つぶやき英単語 1540

(2022.2.28)

また、オンライン英会話で覚えたんですけれど
『若木』という意味の sapling という単語が有るんですね。
発音はsǽpliŋ で、カタカナだと「サップリング」に近い感じです。

Wictionary の説明だと、sapling
A young tree, but bigger than a seedling. 「実生より大きい若木」
だそうです。
なお、seedling = 実生(みしょう)は、種子から発芽したばかりの植物のことです。

🌳

では例文書いてみます。
The acorn he had planted was growing into a sapling.
「彼が植えたどんぐりが若木に育っていた」

なお、sapling は『若者』という意味にもなるそうです。


 


ゴーヤーは英語で何?―👨‍🍳―#つぶやき英単語 1409

(2021.8.29)

『ゴーヤー(ゴーヤ)』は英語では bitter gourd と言うんですね。

bitter は『苦い』でgourd は『ウリ科の植物』なので、
bitter gourd は直訳なら「苦いウリ」です。

ゴーヤーは別名としては『ニガウリ(苦瓜)』とも呼ばれるので、
どこの国の人も、苦いウリのような実と思うんでしょうね。

そもそも、僕がゴーヤーをよく食べるようになったのは、最近じゃないかと思うんです。(注)僕のような爺の最近というのは20年前ぐらいからだったりします。
沖縄での呼称のゴーヤーが日本のどこでも使われるようになったのも、その頃からなんじゃないでしょうか。

実は、ゴーヤーという名称は、英語のgourd に由来するという説もあるそうです。
たしかに、少し似てます。
(でも、他に苦瓜の中国語の発音から来ているとの説もあるとか。)

ドクダミは英語で何?―🧐―#つぶやき英単語 1370

(2021.5.29)

ひさびさに早起きをしたので、カメラを持って散歩。
道端で見つけたのがこの植物。
ドクダミですね。

英語の名前は知らなかったので、調べました。
(Wikipedia さん、ありがとうございます。)

『ドクダミ』の学名は Houttuynia cordata だそうです。
英名はというと、いろいろな呼び方があるようです。

まず fish mint、fish leaf のようにfish がつく名前が有ります。
これは、独特の香りが魚みたいだということらしいです。

他に、chameleon plant や lizard tail という爬虫類系の名前も。
(これは何だろう。においか。形からきてるのか?)

heart leaf は、ハート形の葉を見れば分かりやすい名前ですね。

(注、学名は確かですが、英語名は似たような植物の名前を当ててしまっている場合が有るので要注意です。)

ちなみに和名のドクダミは、毒を抑える薬効があるということで、
そういう意味の「毒矯み」という名から来ているらしいです。
(矯めるは「形の悪いものを直して見栄えよくする」という意味です。この漢字は矯正のキョウですね。)

子供のころ住んでいた家の裏手の日陰にドクダミがたくさん生えていて、なんかすごい匂いだったことを思い出しました。
そのせいか、僕はドクダミって、においが強烈だから毒のつく名前でディスられてるのかと思ってました。

早起きは三文の得というか、トリビア1個分ぐらいの得にはなりますね。

時の試練に耐える―🌸―#つぶやき英単語 1345

(2021.3.31)

stand the test of time は、
『時の試練に耐える、長く使用される、長年にわたり賞讃される』の意味になります。

ちょっと今が盛りの桜について書きたいと思います。

 桜にはさまざまな品種があり、600種とも言われています。この中で、公園や学校の校庭などに多く植えられているのはソメイヨシノ(学名Prunus × yedoensis )です。
このソメイヨシノは遺伝子解析で、母がエドヒガン、父が日本固有種のオオシマザクラの交雑種であり、すべてが単一の樹のクローンであることが分かっているそうです。
この品種同士で結実しても発芽することはなく、他の種類との交配ではソメイヨシノではなくなってしまうので、人の手による接ぎ木などしか増やす方法がないのだそうです。

 江戸末期から明治の初期に染井村の植木職人や造園業の人々によって交雑種の中から特徴のある個体が見いだされ育成されたということですが、それ以来ずっと人の手で植えられてきたわけです。今は、日本だけでなく、他の国にも植えられるようになって
 今、見られるソメイヨシノは、染井村で見つかった1本の桜にとって、子孫と言うよりは同じDNAを持つ分身なのです。美しさのなせる業ということでしょうが、およそ1.5世紀前に見つかった桜の木がクローンとして受け継がれているのは驚くべきことだと思います。
最初にこの木の美しさに気が付いた染井村の人も、このことを知ったら満足なのではないでしょうか。

ソメイヨシノは時の試練に耐えて、人々を魅了し続けているのです。
Someiyoshino has stood the test of time and is still attracting people.

おくらの衝撃的事実―🥢―#つぶやき英単語 1332

(2021.3.5)

「おくら、レシピ」で検索したら、おくら納豆の梅添えとかが人気レシピとして出てました。
個人的には、シンプルにゆでて小口切り、鰹節をかけて醤油でいただきたい。
なんか、僕の中では和風食材というポジションだったんです。

でも、オンライン英会話のレッスンで、小学生が学習のため植物を育てるという話になって、トレーナーがおくらを育ててたみたいなことを・・・。

え、「おくら」って日本語が国際化してるの、と思ったんですけど、これが大誤解で
okra はれっきとした英語ですわ。衝撃の事実!
(他の言い方としてはLady’s finger というのもあるらしいですが。)

🌍

後で調べて分かったのですけど、英語だけじゃなく、フランス語でもドイツ語でもokra なんですと。
もともとは、ガーナで話されるトウィ語の nkrama から来ているそうです。
原産地はアフリカなんですね。

okra は、アオイ科トロロアオイ属の植物で、明治時代に日本に入ってきたそうです。
日本でも南の地方、沖縄、鹿児島や伊豆諸島では近縁種のトロロアオイが存在していて
それをネリと呼んでいたんだそうです。
なので、新しく入ってきた外国産のokraはアメリカネリと呼ばれるようになったと。
そう、okra の正式な和名はアメリカネリなんです。
(知らなかった!)

だから、もし正式な和名と尊ぶ人ならば、
料理名も「アメリカネリの酢の物」とか言うべきなのかもしれませんよ。

hazel は?-🌰―#つぶやき英単語 1276

(2020.11.28)

あるtweet を見て、目の色でヘーゼルというのは、どんななのか気になりまして
調べました。

ヘーゼル hazelはそもそも木の名前で、和名では『榛(ハシバミ)』というそうです。
辞書には、カバノキ科の落葉低木。
実は食用と書いてあります。ヘーゼルナッツ hazelnutですね。

🌰

で、ヘーゼルナッツの表皮のような色を指してhezel と言うのですと。
hazelは薄茶色っぽい色で、日本語なら『榛色(はしばみいろ)』です。

hazelは形容詞としては、主に目の色を表すのに使われるようです。
それはシェークスピアの「ロミオとジュリエット」の中でhazel eyes という表現が有ったことが始まりらしいのですよ。
(因みに、この作品の中のhazel eyes の持ち主は、ロミオでもジュリエットでもないんでうす。)

あまり知り合いには、hazel eyes の人はいないですね。
こんな瞳の人に見つめられたら・・・
いらない心配か。

隣の芝生が青いのは ―⛳―#つぶやき英単語 1255

(2020.10.18)

The grass is always greener on the other side .
「隣の芝生は青い」ですね。まあ、色で言えば green ですよね。

2020年10月18日、熊谷ラグビー場で久々にラグビーの試合が有りました。
関東大学対抗戦の2試合です。

今日、試合が帰ってきた熊谷ラグビー場の芝生は一際青く見えました。
日頃から芝を管理されている方々のおかげですね。

The grass at the Kumagaya Rugby Stadium looked even greener today,
when the rugby matches have come back.
Thanks to the people who take care of the grass all the time.

僕は熊谷の隣的なところに住んでるんですけど、
ラグビーに関しては熊谷がうらやましくて、まあ一緒に応援させてもらおうと思ってます。