Savvy?―🤨―#つぶやき英単語 1343

(2021.3.27)

英会話のレッスンで読んだ英文に出てたのが
tech-savvy という言葉。 (初めまして、どうぞよろしく)

tech-savvy は『テクノロジーに精通した』という意味なのですね。

で、savvy は何かというと
動詞なら『知る、わかる』、名詞なら『実務的知識』です。
『精通している』という意味の形容詞にもなり、比較級、最上級は savvier、savviest だそうです。

形容詞と名詞のsavvy の例文自作しました。
 She is well known as a savvy investor.
 「彼女は情報通の投資家として知られています」
We need her financial savvy.
 「彼女の財務の知識が必要です」


savvy は、ポルトガル語のsabe (意味はhe knows)から来ていて、大本はラテン語 sapere (意味はto be wise )とMerriam-Webster の説明が有りました。

ついでに、savvy の動詞での用例ですけど
Savvy ? で『わかったか?』のような使い方ができるんだそうです。
 I’m Captain Jack Sparrow. Savvy? 
「俺はジャックスパロー船長だ。わかったか?」
みたいに、あの映画 Pirates of the Caribbeanの中で使われているんですって。
(へえー)

でも、
Savvy ? はインフォーマルな表現なので使う場面には注意が必要。
わかった? Savvy?

rein もあるんやで。―🐎―#つぶやき英単語 1340

(2021.3.21)

前にrain『雨』とreign 『君臨、統治』が同じ発音ということを書いたんですが、
こういう同音異義語 homonym って基本的に「紛らわしくて面白い」と思うのです。

でね、オンライン英会話Bizmatesのレッスンで、
興味深い英単語の例としてこのrain とreign を挙げたら、
南アフリカ在住のダンディーな先生が「まだまだだな」みたいな感じで
「rein という単語も同じ発音なんやで」
と教えてくれたのですよ。(英語でですけどね)

確かに、おっしゃる通り、
reinは辞書で見てもrain 、reign と同じ発音 (発音記号 réɪn) でした。
これは『(馬につける)手綱』の意味なんですと。
語源は「抑えるもの」の意味のラテン語だそうです。

🏇🏾

ついでに言うと、
rein には『(幼児などにつける)安全ひも』や『統御、抑制』などの意味もあり、
『手綱で操る、制御する』の動詞としても使われるとのこと。

やっぱり、英語の事を聞ける相手がいるというのは、いいです。
勉強になりますね。

horse と hoarse は?―🐎―#つぶやき英単語 1337

(2021.3.14)

horse は『馬』ですけど、間にaが入ったhoarseという英単語もあるんです。

hoarse は『(声が)かすれた、かれた』『(人が)しゃがれ声の』という形容詞です。

🐴

両方を入れ込んだ自作例文です。🙈
The hoarse horse owner becomes more hoarse after each horse race.
「そのしゃがれ声の馬主は馬のレースの度にさらに声を枯らす」

この二つをどう区別して読むの? と疑問の方がいるかもしれませんが、
御心配には及びません。
horse とhoarse に発音の違いはありません。
いわゆる同音異義語 homonym(異形同音異義語 homophone )ということです。
両方とも、発音記号ではhˈɔːs で、カタカナのホースに近い音ですね。

🏇


ちなみに、水を撒くホースの hose ですが、
これは馬のhorseと発音が異なります。
発音記号は hóʊz でホウズのような音なんですね。
カタカナ英語には要注意です。


sought after は?―😻―#つぶやき英単語 1335

(2021.3.12)

オンライン英会話のレッスンで読んだ英文に
the most sought after possessions というのが出てました。
「最も人気の高い資産(所有物)」というような意味です。

💎

sought after を辞書で引くと、『ひっぱりだこの』という意味の形容詞ですと。
sought-after の表記もあります。

ちょっと深堀りすると
sought は 動詞 seek の過去分詞形ですね。
なので、seek after という使い方があるはずですね。

確かにあります。Weblio にも出てました。
seek after は『(~を)得ようとする, 追い求める』の意味だそうです。
(seek には『探し求める』の意味の他動詞も有るのですが、
 この場合のseekは前置詞のafter がついており、自動詞としての用法になります。)

「(多くの人に)追い求められている」の意味でseek after が受動態で使われて、
よく使うから形容詞と思っといていいじゃないか、となったのが
sought after なんじゃないでしょうか。

(この表現を知っていなくても、
動詞の seek とその変化 seek – sought- soughtを知っていれば、
 意味は類推できるかも。)

例文作ってみました。
The singer is much sought after. その歌手はひっぱりだこだ。
What is the most sought after item? 最も人気の高い品物は何ですか?
叙述用法・制限用法のどちらでも使えます。


uninterested とdisinterested ―🙈―#つぶやき英単語 1333

(2021.3.8)

un- とdis- はどちらも『不…』とかの意味を表す接頭辞ですけど、
同じinterested につくと、かなり違う意味になるんです。
uninterested は『無関心な』ですが、disinterested には『私心のない、公平な』の意味が有るんですね。

🙈

interested『興味をもった、関心があって』なので、
これにun-を付けた uninterestedが『無関心な』の意味になるのは分かりやすい気がします。

でもinterested には『利害関係のある』『私心のある』のような意味も有るんです。
だから、これにdis- がつくと利害関係を離れた感じになって、『私心のない、公平な』の意味になるんですね。
(実はdisinterested にも『無関心な』の意味も有るらしいのですが、その意味ではuninterested の方が使われるのが普通とのこと。)

🙈

ともかく、
uninterested attitude = 無関心な態度
disinterested decision =公平な決定  のように区別して覚えときましょうか。


not to be sneezed at は?-😷―#つぶやき英単語 1331

(2021.3.4)

sneeze は名詞なら『くしゃみ』、動詞は『くしゃみをする』です。

これを踏まえて、以下の表現はどんな意味でしょうか?
not to be sneezed at

「くしゃみをされるようなことがない」みたいな並びですが
実はこれで、『軽視できない』の意味になるんです。

nothing to sneeze at でも同じ意味とのことです。

使い方ですが、
This business is not to be sneezed at.
「この商売もなかなかばかにならない」

😷

何かに向かってくしゃみをすることは、
それに対する軽視や軽蔑を表すと受け取られていたんですね。
だから、くしゃみされないのは、軽視できないということなのです。

今のコロナ禍の世の中だと、面と向かってくしゃみをするのは
軽視どころで済まないことかもしれませんけどね。

boil down は?-🍲―#つぶやき英単語 1330

(2021.3.2)

オンライン英会話の教材の英文で見つけた表現なんですが
boil down には、『(…に)要約される』の意味が有るんですね。

例えば
Boil down your report to 150 words.
「あなたの報告を250語に要約してください。」
のように使えます。

boil は『沸かす、煮る』で、
down には『(量が)少なくなるまで』の意味が有ります。
なので、boil down は文字通りだと『煮詰める』で、
この意味でも使われます。

The soup was boiled down to a half.
「スープは半量まで煮詰められた」とか。

要約するというのは、煮詰めてこくのあるスープを作るのに似てるかもしれないので、
まあ、理解はできますね。

mobilize は?-🚁―#つぶやき英単語 1329

(2021.3.1)

mobile が『可動性の』などの意味なので、mobilize は動きやすくするみたいな意味かと思うかもしれませんが、辞書で調べたところ、ちょっと違うんですね。

mobilize という単語は『(戦争・非常事態に)動員する』や『戦時体制にする、結集する』の意味の動詞です。

例えば
「山火事の消火活動に自衛隊が動員された。」なら
 The Self-Defense Forces were mobilized to fight a wildfire.
のように、mobilize を使って表せます。

🚁

空気が乾燥して、山火事があちこちで起きてるようなので
お気を付けください。
自衛隊の方々を動員しても、そんなに簡単に火は消えないので、
火事を起こさないのが一番です。
火の用心で自衛しないとね。

corruption caseと meal voucher の共通点 − 🍣− #つぶやき英単語 1328

(2021.2.27)

大喜利風に言うと

corruption case と掛けまして、meal voucher と解きます。
その心は

どちらも「おしょくじけん」です。
(汚職事件お食事券ですけど)

最近のニュースで
総理の息子がいる会社からご馳走になったお役人がいるって言ってましたけど、
お食事と汚職事件は本当に紙一重かもしれません。

akaって何だっけ?-🚥―#つぶやき英単語 1326

(2021.2.23)

オンライン英会話で、教材のエッセイの中に、akaというのが出てきました。

aka は、also known as の略語で、『~としても知られる、別名~』の意味です。

使い方はこんな感じ:
Yumi Matsutoya, aka Yumin, is an influential Japanese singer-songwriter.
「松任谷由実(通称ユーミン)は、影響力のある日本のシンガーソングライターです。」

こういうacronym (頭文字をつなげた略語=頭字語 ) はネットでもよく使われていてますが、知らないと暗号みたいで「?」になっちゃいますね。

ASAP=As Soon As Possible 「少しでも早く」は、もうお馴染みですが、
仕事のメールとかに書かれてたら、ちょっとプレッシャーです。

LOL=Laugh Out Loud 「笑」はよく見かけますし、
ROFL =Rolling On the Floor Laughing「大爆笑」というバージョンも有ります。

AFK =Away From Keyboard 「離席中」
BRB = Be Right Back 「すぐ戻る」とか、
chat をやる人にはこういう略語が便利なんでしょうか。

あと、acronym には、ジョークというか大喜利みたいなのもあるんですね。

BLOG = Boring Lump Of Garbage 「退屈ながらくたのカタマリ」

・・・・とか。