Kookaburra は?―🐦―#つぶやき英単語 1419

(2021.9.11)

Kookaburra というのは、鳥の名前で、『ワライカワセミ』のことです。
カワセミ(Kingfisher)の仲間で、オーストラリア原産のです。
和名から分かるように、この鳥の特徴は笑っているような鳴き声に有ります。

Kookaburraという名前は、オーストラリアの現地語からの借用で、もともと鳴き声の擬音から来ているんですね。
(たしかにKukakakaという感じの鳴き声のような気がします。)

Twitter で芝刈り機のハンドルの上にKookaburra がちょこんと止まっている動画を見かけました。ここ子は笑っておらず、すました感じで映ってますけど。

Pearly Gates は?―⛩︎―#つぶやき英単語 1418

(2021.9.9)

このthe Pearly Gates というのは、『真珠門=天国の門』のことだそうです。
pearly は『真珠の(ような)』の意味ですね。
オンライン英会話のレッスンで、来世 afterlife という話題の中で、教わりました。

聖書の「ヨハネの黙示録(Revalation)」に出てくる言葉で、
天国に12の門が有り、それぞれが1個の真珠でできているのですと。
だからGates と複数形なんですね。

⛪

まじめに聖書とか読んでない無知な人間の感想なのですが、
けっこう天国の門、いっぱいあるんですね。

だって、改札口でも12か所も有ったら、
待ち合わせで間違えそうじゃないですか。

jelly がジャムの件―🍞―#つぶやき英単語 1415

(2021.9.4)

オンライン英会話のレッスンで、ある種のジャムの事を jelly と呼ぶという話を聞きました。(ホント?)

🥐

Weblio辞書でjelly を引くと、確かに
『ゼリージャム(果汁に砂糖を加えて煮詰めた透明なジャム)』との説明が出てました。つまり、果肉が入っておらず、果汁から作られたタイプのジャムがjelly なんですね。
(jelly には『ゼリー、ゼリー状のもの』の意味も当然あります。)

それでは、jamは何かというと、
要するに果肉が入ってるタイプのジャムの事で、果実をつぶしたり細かくして砂糖と煮詰めて作られます。
日本語では、jam も jelly もジャムなんですね。

🥯

Amazon で外国の瓶詰ジャムを探すと、jam 表示のものと、jelly の表示のものが見つかります。まあ、どちらもパンに塗って食べるのは同じなので、どれだけ厳密な区別がされているのかは分かりませんが。

因みに、アメリカでは、ピーナツバターとジャムのサンドイッチ(PB&J)が子供のお弁当の定番だと英辞郎に書いてありましたが、
これにもpeanut butter and jam sandwich と peanut butter and jelly sandwich の両バージョンが出ていました。

zest は? ―🎂―#つぶやき英単語 1413

(2021.9.2)

The Great British Bake Off という、ケーキやパンを焼くコンテストの番組を見ていたら、よくzest という言葉を使っているのに気付きました。

zest には、『(風味を添えるために用いる)かんきつ類の皮』という意味があるんですね。
だから、lemon zest や orange zest といえば、ケーキ作りなどに使うレモンやオレンジのの皮の小片のことなんです。

She added orange zest to the chocolate cake for flavoring.
「彼女は風味付けのためにチョコレートケーキにオレンジの皮の小片を加えた。」

🍊

ZESTには、他に『風趣、妙味』という意味も有り、以下のように使えます。
His deep voice gave a zest to his performance.
「彼の深い声が演技に趣を与えていた。」

zest はさらに、『熱意、強い興味』も意味します。
He had a youthful zest.
「彼には若々しい熱情が有った。」

同じ英単語でも、いろいろ意味が有って
「おもしろむずかしい」ですね。

do or die とか do-or-dieとか―😠-#つぶやき英単語 1412

(2021.9.1)

do or die は『(成功するために)死ぬ気でやる』っていうことですね。

使い方はこんな感じです。
They seemed determined to do or die.
「彼らは死ぬ気でやる覚悟のようだった。」

ハイフンを入れてdo-or-die だと『必死の覚悟の、食うか食われるかの』という形容詞になります。

It was a do-or- die situation.
「やるかやられるかの状況だった。」

まあ、気持ちは分かりますけれど、
言葉の上の事でも、何かやるときに死ぬとかdie とかを持ち出さない方がいいんじゃないでしょうか。

生き生きとがんばって、それで成功できればいいですね。

On your marks は? ―🏃‍♂️-#つぶやき英単語 1410

(2021.8.29)

この頃、The Great British Bake Off というパンや焼き菓子を作るコンテストの番組をAmazon Prime でよく見ています。(今、第4シーズンまで見たところです。)

その中で、各テーマのベーキング競技の開始時には、司会の女性2人組が
On your marks. Get Set. Bake!
と決まり文句を言っています。
これは、「位置について、ヨーイ、ベーク!」 ということなんですね。 

普通、短距離走などの時なら
On your marks. Get Set. Go!
「位置について、ヨーイドン!」 という所を、
Bake!「焼け!」に変えているわけです。

🎂

The Great British Bake Offは、2010年ごろからやっているシリーズなので
ご存知の方は多いかもしれません。

この番組、ドラマとか映画より英語をしゃべっている時間が長いので、
英語を聞く練習にはかなりおススメじゃないかと思います。
(欠点は、パンとかケーキとか食べたくなること。
ダイエット中の人には目の毒かも。)

「単数形」ではない singular は?―🥇―#つぶやき英単語 1408

(2021.8.26)

singular は、英文法では『単数(形)』や『単数(形)の』の意味で使われますね。
(この意味だと対義語は plural 『 複数(形)』や『複数(形)の』 です。)

🥇

この singular は、 単数という意味以外でも用いられ、
形容詞として『並外れた、まれにみる、非凡な、奇妙な、珍しい』等の意味になります。
使い方はこんな感じです。

 They have had a singular success in the IT business.
「彼らはITビジネスで並外れた成功を収めた」

これを「単数の」と訳すと、意味が違ってくる感じです。

ただ、よく考えれば、並外れたということは、同レベルのものがなくマラソンの独走のような状態です。この一つのものが他からかけ離れている感じが、singularの単数という意味とつながるんですね。

She is a woman of singular beauty.
  She is a singularly beautiful woman.
「彼女は稀にみる美人だ」

上の例のように、singularly という副詞として使うことも可能です。



形容詞のsignatureは?―🍰―#つぶやき英単語 1407

(2021.8.24)

signature は一般的には『署名、サイン』などの意味の名詞として使われます。

ただ形容詞として用いられることもあるようです。
現に、英辞郎を見ると『特徴的な』という訳語が出ています。
これは、署名のように特徴を表すものに対して使われる表現なんですね。

例えば、the signature dish of the restaurantというと
「そのレストランを特徴づける料理(そのレストランの看板料理)」の意味になります。

The Great British Bake-Off というアマチュアが焼き菓子やパンを作るコンテストの番組を見ていたら、この形容詞のsignatureが使われていました。

Please make your signature cake.
「あなた自慢のオリジナルケーキを作ってください」
のようなこと言っていました。(正確には覚えてませんけど)
これは your original cake でもいいのかもしれませんが、
signature の方が「自分の特徴を表す、名刺代わりの」的な感覚に近いのかと思います。



bake-off は?―🍞―#つぶやき英単語 1406

(2021.8.20)

この頃、Amazon Prime Video で The Great British Bake-Off という番組を見ています。
パンやケーキなどを作るアマチュアのコンテストの番組なんですけど結構面白いです。

🧁

このタイトルのbake-off という単語を知らなかったので、辞書で調べました。
英辞郎では『パン焼きコンテスト』との訳語になっています。

Oxford dictionary だとbake-off の定義は、以下のようです。
A contest in which cooks prepare baked goods such as bread and cakes for judging.
「複数の料理人がパンやケーキなどを焼く食べ物を作って評価を受けるコンテスト」

また、Merriam-Websterでは、bake-off という言葉は
used for a public contest for amateur cooks in which contestants must prepare and bake their entries within a stated time
「決められた時間内に準備して焼き上げる、アマチュア料理人の公開コンテストに使用される」
と説明されています。

何にしても、この番組のようにパン、ケーキなどを作って競うコンテストが、bake-off ということで間違いないと思います。

cook-off という言葉も有って『料理コンテスト』の意味になるそうですから、
他にも同じような -off のついた言葉があるのかもしれません。
ただ、そもそも何で-off がついてコンテストの意味になるのかは辞書見ても、今のところよくわかりません。すみません。

この番組は、生の英語がたくさん聞けるので、英語を勉強している人にはおススメです。
(ただ、僕はなんやかや字幕見ちゃってるので、エラそうなことは言えないんですが・・・)

ただ、この番組見るとケーキとかタルトとか食べたくなるかもしれませんので、
ダイエット中の方のご視聴は自己責任でお願いします。

mortar は?―🏰―#つぶやき英単語 1405

(2021.8.19)

化学や薬学の実験で使う『乳鉢』は、英語では mortar と言います。
同様に『すり鉢、小臼』も mortar と呼ばれます。
(ついでに言うと、
この mortar と組み合わせて使われる『乳棒、すりこ木、杵]は pestleです。)

🏛

mortar は建物の壁に塗ったりする『モルタル、漆喰』の意味でも使われます。
これらの原料の石灰などを砕いたり練ったりするのに臼のような道具 mortar を用いたことから、こう呼ばれると考えられています。

また、mortar には『迫撃砲、臼砲』の意味も有ります。
臼砲という古いタイプの砲は、言葉の通り臼 mortar にそっくりの形であったため、この名前が出来たとらしいです。現在の迫撃砲となると、もっと筒のような形に進歩していますが、名前だけは臼砲の時から引き継いでいるわけです。

まあ、同じ単語でもいろいろな意味になるということです。
私としては、武器の意味のmortarをニュース記事で見かけるようなことが
無くなるといいなと思います。
(この頃のAfghanistan 情勢などを見ると、まだまだ安定した世界とは平和な世界とは程遠い感じがします。)