dictionary.cambridge.orgのサイトでの説明では、 If a quality, ability, disease, etc. runs in the family, many members of the family have it: 「ある資質、能力、病気などが run in the family するということは、その家族の多くがそれを持つということ。」
なので run in the family という表現は、遺伝するなら能力でも病気などでも、良い悪いに関係なくこの表現を使っていいようです。
例えば、こんな感じでしょうか。 Stubbornness runs in your family, doesn’t it? 「頑固さは君の家系の遺伝なんじゃないの?」 No, I should say that strong willpower runs in my family. 「いや、強い意志力がうちの家系の遺伝だというべきでしょう。」 (このうちの人はみんな本当に頑固なのかも・・・)
ラグビーで用いられる hand-off という名詞は、イギリス英語で the act of warding off an opposing player with the open hand 「空いている片手で相手プレイヤーを払いのける行為」 ということです。 ここで、ward offが『受け流す、かわす、防ぐ、寄せ付けない、払いのける』の意味です。
例文です。 The CTB player tried to ward off an opponent’s tackle with a hand-off. 「そのセンターバックの選手はハンドオフで相手のタックルをよけようとした」
ルカニョ・アム選手のハンドオフ
一方、アメリカンフットボールのhand-off はもちろんアメリカ英語で、 an offensive play in which a player, usually a back, hands the ball to a teammate 「選手(通常はバックの選手)が味方の選手にボールを手渡す攻撃的なプレイ」 だそうです。
ラグビーでもアメフトでも、hand off を動詞として用いて、それぞれ『hand-off を行う』という意味で使えるようです。
また、hand off はスポーツ以外では、ビジネスで『(プロジェクトなどを)他の人に引き継ぐ』場合や、技術的に別のシステムに『(制御などを)引き継ぐ』場合にも動詞として用いられるようです。 これらの使い方は、アメフトのhand-offに近いイメージですね。 ラグビー風だと、例えば仕事を引き継ごうとする人を払いのける感じになって、さすがに問題になるんじゃないかな。
Oxfordの辞書のサイトでの説明では、 steel (NOUN) A hard, strong, gray or bluish-gray alloy of iron with carbon and usually other elements, used extensively as a structural and fabricating material. 「鋼 (名詞) 構造材や加工材として広く使用される硬くて強い灰色または青みがかった灰色の鉄合金で、炭素を含み通常は他の元素も含有する」 ということになります。 (細かな話ですが、鋼 steel は鉄 ironとは区別して覚えておいてください。)
では、steeler は何なのかというと、 merriam-webster.comの説明では以下の通りです。 steeler (NOUN) one that steels especially : a smith who steels edged tools 「鋼鉄に関する作業・仕事をする人、特に刃物に鋼の刃をつける鍛冶職人」
ついでに、steelという動詞は to overlay, point, or edge with steel 「鋼鉄で覆ったり、尖った先端や刃をつける」と説明されています。 またこの動詞には to fill with resolution or determination 「決意を固める」のような意味も有ります。
— Civic Action, Sustainable Communities (@civicactionng) April 11, 2022
The #SDGs will not miraculously be achieved; real actions have to be taken for this 2030 Agenda to become a reality. 「SDGsは奇跡的に達成されるものではなく、この2030アジェンダを実現するためには、実際に行動を起こさなければなりません。」 貧困、エネルギー、気候問題など重要な目標が列挙されていますので、これらの達成には地道な行動が必要ということですね。