Blank on password?―🔑―#気になる英語調べ隊 2601

(2024.12.26)

Blank on password?  はどんな意味でしょうか?

これで「パスワードを忘れた?」の意味になるそうです。
blank on が『~について度忘れする』の意味ですと。

blank が『空白』なので、頭に何も出て来ない感じですかね。

それにしても、いろいろなパスワードとか有って
たまにしか使わないものとか覚えていられなくないですか。
メモしてたの無くしたりして・・・。

なんか、管理アプリとか使えばいいのかもしれませんけど。

(この表現は、オンライン英会話 Bizmates のDiscovery Lesson で出てきて、覚えました。)

tear one’s hair out は?―🧔🏻‍♂️―#気になる英語調べ隊 2595

(2024.12.19)

tear one’s hair out はどういう意味でしょうか?

これで『(悲しみ・怒りなどで)髪の毛をかきむしる』の意味になるそうです。
場合により『取り乱す、ひどく興奮(心配)する、頭を抱える』などのようにも訳せます。

tear というと『涙』と思うかもしれませんが、
この場合の tear は動詞で『引き裂く』のような意味になります。
(この『引き裂く』の tear の発音は tέər(テア)で、
『涙』のtear の発音 tíər (ティア)とは異なります。)

例文です。
He was so concerned for his daughter’s safety that he was tearing his hair out.
「彼は娘の安否を心配するあまり、髪の毛をかきむしっていた」

取り乱した状況で髪の毛をかきむしったりするのは
日本でも英語を使う国の人でも同じなんじゃないですかね。

一字違い:blain と brain ―🧠―#気になる英語調べ隊 2593

(2024.12.16)

日本語に無い L と R の違いは、
聞くにしても話すにしても僕には難しい点に感じられます。日本人だからね。

で、L と R が入れ替わった一字違いの単語にも、じゃっかんの苦手意識が有ります。

たとえば、ブレインという言葉は日本語にもなって、「脳」や「知性」といった意味で使われていますね。
これカタカナで書いてしまうと、レが LだかRだか分かんなくなったりしません? 

この場合のブレインは『脳、知力』などの意味の単語 brain なので、 R の方ですね。

ややこしいのは、
もしスペルの Rを間違えて L にして blain と書いてしまっても、
スペルチェックでは引っかからないのです。
だって有るんですよ、このblain という単語。

blain は 『膿疱(のうほう)、はれもの、まめ』の意味になります。
これ自体はあまり使われない単語かもしれませんが、
僕は chilblain 『しもやけ、凍傷』という単語から、
この blain という単語を知りました。

これLとRの区別のないカタカナ語にしちゃうから
こういうことになるんですよね。

fumigate はバルサンで?―🐛―#気になる英語調べ隊 2592

(2024.12.15)

fumigate という動詞、
辞書サイトMerriam-Webster での定義は以下のようになっています。

to apply smoke, vapor, or gas to especially for the purpose of disinfecting or of destroying pests
「特に消毒や害虫駆除の目的で、煙や蒸気、ガスを使用すること」

この単語の和訳は、
『燻蒸(くんじょう)する、燻蒸消毒する、(煙で)いぶす』になります。

関係する名詞には、fumigation 『燻蒸』、fumigant 『燻蒸剤』があります。

例文です。
I want to fumigate my house to get rid of cockroaches, what should I use?
「ゴキブリ駆除のために家を燻蒸をしたいのですが、何を使えばいいですか?」

The most well-known fumigants in Japan are Varsan or Earth Red, which are sold at drugstores.
「日本で最もよく知られている燻蒸剤はバルサンやアースレッドで、ドラッグストアで売っています。」

ああいうの、どれくらい効くんですかね?
後始末のところが心配だけど・・・。

rule 34って何?―🙈―#気になる英語調べ隊 2590

(2024.12.12)

辞書サイトWeblioの検索ランキングで、
rule 34 というのが上位に入っていました。

rule 34というのはネットスラングで
「この世に存在する全てのものにそれを扱ったポルノがある」
ということを指すそうです。

何にでも、それを意味する言葉があるものですね。

それにしても、
今日、なぜ多くの人がこのrule 34 を調べたいと思ったのでしょうか?
謎です。

cry for the moonは?―🌕―#気になる英語調べ隊 2588

(2024.12.10)

cry for the moon は『得られないものをほしがる、できない事を望む』の意味の表現です。

cry for が『(を求めて)叫ぶ、欲しがる 』の意味なので、
直訳ならcry for the moon は「月を欲しがる」ということになります。

このcry for the moonという表現は、
「名月を 取ってくれろと 泣く子哉」
という小林一茶の俳句を思い起こさせますね。

さすがに子供に月をとってくれと泣かれても無理な物は無理。
そんな時は、月の写真を撮ってお茶を濁すぐらいでどうでしょう。
「ほらとったよ」

the downfall of society ―🚥―#気になる英語調べ隊 2587

(2024.12.9)

downfall には『失墜、破滅、失脚、破綻』の意味が有ります。

the downfall of society begins with the individual
「社会の破綻は個人から始まるのです」

母が初めて日本に引っ越してきたとき、
人通りの少ない住宅街でベビーカーを押しながら信号無視をしようとした。
すぐに身なりの良い年老いた日本人男性に呼び止められた。
彼は完璧な英語で「社会の破綻は個人から始まるのです」と穏やかに言った。

(こういうお年寄りはかっこいいと思います。)

「リンゴ病」は fifth disease?―🍎―#気になる英語調べ隊 2585

(2024.12.7)

この頃、『リンゴ病』が流行しているらしいですね。

これは伝染する病気で、かかると両頬がリンゴのように赤くなるので『リンゴ病』と呼ばれています。

この病気の正式名は『伝染性紅斑』で、これに対応する erythema infectiosum が正式な英語の病名になります。
しかし、『リンゴ病』で辞書を引くと fifth disease というのも出てきます。
直訳すれば『第五病』ですけれど、なんでこの名前なんでしょうか?
第一や第二の病気も有るのでしょうか?

こんな英語の解説がネットにあるました。
Fifth disease got its name because it was the fifth viral skin rash known to affect children in a list of six conditions.
これを訳すと
「Fifth disease (第五病)という病名は、子供がかかることが知られている6つの病気の中で5番目のウイルス性発疹であったことから付けられた。」ということになります。

ここで言う 6つの病気は以下の通りです。
1)measles 『はしか』
2)scarlet fever『猩紅(しようこう)熱』
3)rubella (German measles) 『風疹』
4)Dukes’ disease 『デューク病』
5)erythema infectiosum (fifth disease) 『伝染性紅斑、第五病、リンゴ病』
6)roseola 『バラ疹』
確かに、このリストでは5番目ですね。

この病気はヒトパルボウイルスB19(parvovirus B19)による感染症で、主に子供がかかりますが、大人がかかることも有ります。
頬が赤くなるなどの皮膚の症状の前に、風邪に似た発熱、せき、鼻水などの症状が出るそうです。
飛沫感染や接触感染でうつるので、予防するためには手洗い、うがい、マスクの着用などが重要です。風邪の予防と同じ感じですね。

『リンゴ病』の英語名には、
slapped cheek disease というのもあるそうです。
これは「平手打ちされた頬病」的なことですね。
確かに、今のご時世で子供の真っ赤な頬をしていたら、
親は児童虐待を疑われるかもしれません。

bunt とは?―⚾―#気になる英語調べ隊 2584

(2024.12.6)

bunt を辞書で引くと
『(牛などが頭や角で)突く、押す』『頭突き(する)』という意味が出てきます。
その後に『(野球で)バントする』という意味が書いてあるので、
これは牛が頭突きするような姿勢でボールを転がすから bunt と呼ばれるようになったのかもしれませんね。

野球のバントにも
sacrifice bunt 『犠牲バント』
drag bunt 『ドラッグバント』
push bunt 『プッシュバント』
とかいろいろありますね。

でも『セーフティーバント』というのは和製英語で
英語では bunt for a hit や bunt hit のような言い方になるようです。

martial law は ?―📰―#気になる英語調べ隊 2582

(2024.12.4)

今日は絶対そうなるとは思ったのですが、
辞書サイトWeblio の検索数1位の言葉は martial law でした。

この martial law は『戒厳令』のこと。
martial は『軍の、戦争の、好戦的な』などの意味の形容詞です。

Wiktionary でのmartial law の説明
Rule by military authorities, especially when imposed on a civilian population in time of war or other crisis, or in an occupied territory.
「特に、戦争やその他の危機の際、または占領地において、民間人に課される軍事当局による統治。」

今日のニュース記事に、この martial law という言葉が出てきています。

South Korea is confronting its biggest political crisis in decades after President Yoon Suk-yeol declared emergency martial law on Tuesday night.
ユン・ソクヨル大統領が火曜日の夜、緊急戒厳令を発令し、韓国はここ数十年で最大の政治危機に直面している。

何でこんなことが起こっているのかよく分かりませんが、
かなり混乱した状況なのは確かですね。