shut-in は?-🙈-#つぶやき英単語 1711

(2022.8.17)

今日の気になる英単語:shut-in

shut-in には、形容詞や名詞として『寝たきりの(人)、病弱などで外出できない(人)』の意味があり、『引っ込み思案の、内気な、非社交的な』の意味にもなります。

ネットで見ると、この shut-in が日本語の『引きこもり(の)』に対する英訳語としても使われているようです。

適切な例かは分かりませんが、
あるライトノベルについてのTweetでshut-inが使われていました。タイトルからしてそうなんですが。
(他にもいろいろ例の選びようは有ったんですけど、プライベートな内容とかだと気軽に引用できないので・・・。)

NEW NOVEL ANNOUNCEMENT: The Vexations of a Shut-In Vampire Princess
「新作のお知らせ: ひきこまり吸血姫の悶々」

Shut-in vampire Komari awakens from her slumber to find she’s been promoted to a commander of the army!・・・
「引きこもりの吸血鬼・コマリが眠りから覚めると、軍司令官に昇格していた!・・・」

(「ひきこまり」は間違えじゃなく、主人公の名前とかかってるんですね。
vexationは『苛立たしさ、心痛、ままならないこと』の意味です。)

まあ、インドア派の人もいるので、それは人の好き好きでいいと思いますけど。
本当に深刻な引きこもりのケースでは、専門的な助けが必要かもしれません。

landfall は?-🌧-#つぶやき英単語 1707

(2022.8.13)

名詞のlandfall には、『(台風の)上陸』の意味が有るんですね。
台風が『上陸する』は、make landfall で表せるようです。

Typhoon Meari Makes Landfall in Central Japan
「台風 Meariが日本の中部地方に上陸」

台風、静かに通り過ぎてほしいですね。

ちなみにlandfall には、航海での『陸地の初認』や、航空機などの『着陸』等の意味もあるそうです。

August じゃない augustは?―👑-#つぶやき英単語 1706

(2022.8.12)

英語の月の名前は大文字から始まるのは常識ですね。
8月は August で、これを august と書いたら単純な間違えですね。

ただ、実は小文字始まりのaugust もちゃんと辞書に載っている単語で、
『(畏敬の念を起こさせるほど) 威厳のある、堂々たる』という意味の形容詞だそうです。

augustness はその名詞で、『威厳があること、堂々たること』を意味します。
これらの語源は「立派な」の意味のラテン語だとか。

使ってみましょう。
The people lost their words at the sight of the prince’s august appearance.
「人びとは王子の威厳のある姿を見て言葉を失った」

His augustness attested to his royal lineage.
「彼の威容は王家の血筋を証明するものであった」

まあ、「威厳」ならdignity 、「威厳がある」ならdignified や majestic などの方が一般的な気がしますけど。

yamの日のすすめ?-🗻-#つぶやき英単語 1705

(2022.8.11)

『ヤマノイモ』は、ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草です。
ヤマイモ(山芋)やジネンジョ(自然薯)とも呼ばれ、とろろとして食用されるのでおなじみですね。

この『ヤマノイモ』の英語名は、 Japanese yam あるいは glutinous yamだそうです。
(glutinous は『粘着質の、ねばる』という意味です。)
単にyam とも言いますが、ヤマノイモ以外にサツマイモもyamと呼ばれる場合があるそうで、注意が必要かもしれません。

yam の発音は jǽm (ヤム)で、なんかヤマノイモのヤマに似ていますね。
ただ、語源的な結びつきがあるという説明は見当たらないので、音が似ているのは偶然ということでしょうか。

今日は祝日「山の日」ですが、とろろとか食した方に限っては「yam の日」と呼んでも間違いではありませんね。
古より滋養強壮がつく食べ物とされていますので、
夏バテ解消に山芋料理を食べる「yamの日」を JAさんあたりで真面目に推奨してみたらどうでしょう。

heebie-jeebiesは?-💢-#つぶやき英単語 1704

(2022.8.10)

今日の気になる英語:heebie-jeebiesって何?

オンライン英会話 Bizmates のレッスンで読んだ英文にこの単語が出てました。

Cambridge Dictionary でのthe heebie-jeebiesの定義
strong feelings of fear or worry:
『恐怖や心配の強い感情』ですと。
発音は hiː.bɪˈjiː.biz で、the を付けて使われるのが普通みたいです。

英辞郎によると、 heebie-jeebiesは
『(恐怖・緊張などによる〕非常にナーバスな気持ち、神経過敏、ビクビクした状態』で
アメリカの漫画家Billy DeBeckの連載漫画「Barney Google and Snuffy Smith」から来ている言葉なんだそうです。
ちょっと面白い語感は、漫画が元だからかもしれません。

使ってみましょう。
The darkness gave me the heebie-jeebies .
「暗闇が私をびくつかせた」

きもだめしの季節なので、
たまには、そういうイベントで肝を冷やすのもいいかもしれません。
(僕は遠慮しときます)

bigger fish to fry は?-🐡-#つぶやき英単語 1702

(2022.8.8)

bigger fish to fry というイディオムは、
文字通りなら「フライにするためのより大きな魚」なんでしょうが、
これで『(取り組むべき)もっと重要な用事』という表現になるそうです。

これは、have bigger fish to fry の形で「もっと重要な用事がある」の意味になります。

実は、have other fish to fry でも「他にもっと重要な用事がある」の意味で、biggerの方はそれを強調したバリエーションらしいです。

ちょっと小噺 pun を一つ。

A wife talks to her husband who is doing something on the computer.
Wife  ”I need you to do something for me this evening・・”
Husband “Well, today, I have got bigger fish to fry, ・・”
Wife “Oh, I like fish. You’ve already thought of the menu for dinner even before I asked for it, thanks.”

パソコンで何かをしている夫に、妻が話しかける。
妻「今晩、お願いがあるのだけど・・・」
夫 「えーと、今日はやらなきゃいけない大切なこと(bigger fish to fry)があるんだけど・・」
妻「あら、私、お魚好きよ。 
私が頼む前から夕飯のメニューを考えてくれてたのね、ありがとう。」

えーっ、面白くない?
やっぱりフライは上がるもので、落ちには不向きか。

House Speaker は?-📢-#つぶやき英単語 1697

(2022.8.3)

House Speaker は、米国の『下院議長』のことなんですね。
Speaker of the House とも言います。

最近のニュースにも使われていました。

BREAKING: House Speaker Nancy Pelosi lands in Taiwan on a visit that could significantly escalate tensions between the U.S. and China.
「速報:ナンシー・ペロシ下院議長が台湾に到着、米中間の緊張を著しく高める可能性がある」
(ピシッと態度を示すことが必要ですし、刺激しすぎてもいけないし、国際政治の天秤は扱いが難しそうです)

ちなみに、
米国の『下院』は House of Representativesで、下院議員は Representative です。

これに対して、米国の『上院』はSenateで、『上院議員』がSenetor、
そして『上院議長』は President of the Senate だそうです。

coffee of a kind は?-☕-#つぶやき英単語 1695

(2022.8.1)


coffee of a kind という表現を辞書サイトWeblioで見かけました。
これで「まずい(いいかげんな)コーヒー」だそうです。
(何で?)

この of a kind には『(あれでも)一種の、名ばかりの、怪しげな、まずい』という軽蔑的な意味があるのですね。

例えば
He is a teacher of a kind. なら
「彼は名ばかりの教師だ」です。
(親切な教師ではないので、誤解しないように)

これとは別に、one of a kind という表現があり、これは『個性派、オリジナル』の意味なんだとか。
(ちょっと紛らわしいかも)


imposter scam は?-😎-#つぶやき英単語 1693

(2022.7.29)

今日の気になる英語:imposter scam 

imposterが『(他人になりすます) 詐欺師、偽物』で、scamが『(信用)詐欺、悪徳商法』です。

なので、imposter scam は『なりすまし詐欺』のことだそうです。

オレオレ詐欺やネット上のなりすましによる詐欺などが、これに当たると思います。

imposter scam で検索すると、そういう詐欺や悪徳商法に関する注意の記事もいろいろ出ています。それだけ、こういう犯罪が多いのでしょう。

以下は、Twitter に出ていた一例です。
Government imposter scams cost consumers $445 million last year
「政府を騙るなりすまし詐欺の昨年の消費者被害額が4億4500万ドル」

世の中、良い人の方が多いとは思いたいですが、悪い人も多いから気を付けないといけませんね。

run out of steam は?-😫-#つぶやき英単語 1688

(2022.7.23)

今日の気になる英語:run out of steam

run out of steam は『活力を失う、気力をなくす』等の意味となるイディオムです。
経済の活力とかに関しても使えます。

run out of は『使い果たす、切らす』です。
steam は『蒸気、湯気、蒸気の力』ですが、『力、元気』の意味にもなります。
なので、run out of steamで「力を使い果たす=活力(気力)を失う」なんですね。

steam が力の元というイメージは、蒸気機関から来ているんでしょうね。
run out of energy でも似たような意味で使えるようです。

使ってみましょう。
I am running out of steam because of the hot weather.
「暑い日が続いて、体力切れです。」

うーん、なんかそんな感じです。