schwa は曖昧な母音でいいのだ!-👻-#つぶやき英単語 1726

(2022.9.2)

何でも白か黒かきっぱりさせたい人はいると思いますが、
世の中、灰色とか「曖昧(あいまい)なもの」があって成り立っているのですよね。

schwa も、そんなものの代表ではないでしょうか。

schwa のCambridge Dictionary での説明
the weak vowel sound in some syllables that is not emphasized, such as the first syllable of “about” and the second syllable of “given”, or the ə symbol that represents this sound
「aboutの第1音節やgivenの第2音節などのような一部の音節にある強調されない弱母音、またはこの音を表す発音記号ə」
となっていました。

schwa は英和辞典には『シュワ―』とそのまま出ている他、『曖昧母音』とも訳されます。
アクセントの無い音節で弱く発音され、アイウエオのどれにも聞こえるような母音なので
曖昧な母音ということです。
発音記号の「 ə 」で表される母音が schwaということになります。

この schwa 曖昧母音というのを知って、
僕は少し気楽に英語を発音できるような気がします。
勝手な解釈かもしれませんが、アクセントの無い音節のschwaの所は、
弱く曖昧に発音しておくのが正解ということですよね。
曖昧でいいのだ!

だから例えば about は、
ウトかェウトか分からないぐらい「曖昧」でいいのではないかという気がしないでもないです。
(曖昧に言ってみた)

サッカー関係のballer は?-⚽-#つぶやき英単語 1725

(2022.9.1)

サッカーに関して、baller という言葉が使われているのを見かけます。

baller は「サッカーがうまい奴」のような意味で、特に足元の技術に優れていたり、サッカーをよく理解している選手のことを言う場合が多いようです。

例えば、Twitter でこんな風に使われてます。
Kyogo is a baller
享吾はサッカーうまいわ
What a baller Kyogo is
何てうまいんだ享吾は
How has no Premiership team tried sign Kyogo.. serious baller
なぜプレミアのチームが享吾と契約しようとしてないんだ
・・・すごくうまい選手だ

セルティックで大活躍している古橋享吾選手は、もちろんballerなんだと思います。

see to it は?-👁-#つぶやき英単語 1724

(2022.8.31)

今日の気になる英語:see to it

これで『取り計らう』の意味だそうです。
see to it that ~の形で、『(~になるように)取り計らう、注意する』という表現になります。

使ってみましょう。
Please see to it that no one interferes with his writing.
「彼の執筆を誰も邪魔しないように取り計らってください」

See to it that you lock the door when you leave the office.
「退社時には必ず施錠すること」

まあ、 see to it は「ちゃんと注意して見ておく」というようなイメージで理解しておけばいいかもしれませんね

ergo は?-📚-#つぶやき英単語 1723

(2022.8.30)

今日、気になって調べた単語:ergo

ergo は『それゆえに』というthereforeに近い意味の副詞、接続詞です。
発音は ə́ːrgou (アーゴウ)で、もともとラテン語だそうです。

僕は昔、「我思う、故に我在り」というデカルトの言葉のラテン語表記が
Cogito ergo sum と習った気がします。そのergoですね。

そんなニュアンスの単語なので、普通によく使われる単語ではありませんが、
使いどころが有ります。

例えば、ちょっとおどけて哲学者みたいに「それゆえに」と言いたい場合です。

The night is long. Ergo, we need more booze.
「夜は長い。それゆえに、もっと酒が必要なのだ。」

ちょっと昔のインテリ気取りの学生みたいな感じで、
嫌いではないかな。



belittle は?-🤭-#つぶやき英単語 1721

(2022.8.28)

belittle は、『見くびる、軽んじる、けなす』の意味を持つ動詞だそうです。

(例文)
He thought his boss belittled his effort and accomplishment.
「彼は上司が彼の努力や成果を軽んじていると思った」

また、bellitle には『(~を)小さく見せる』という意味もあるそうです。

The huge oil tanker belittled his ship.
「巨大なオイルタンカーのせいで、彼の船は小さく見えた」

belittleには、little が入っているので「小さく扱う」的な意味と覚えてもいいと思います。
あるいは、誰かに「小さい」とけなされるイメージで覚えていたら、
悔しくて忘れないかもしれませんね。

ammunition depot は?-💣-#つぶやき英単語 1718

(2022.8.24)

今日の気になる英語:ammunition depot は?

近頃のニュースとかツイートで見かけるammunition depot という言葉は、
『弾薬庫』のことです。
ammunitionが『弾薬』の意味なんですね。
この場合のdepotは『貯蔵所、倉庫』で、発音は díːpou デーポゥのようになります。

例えば、こんなツイートが有りました。
A major ammunition depot in Russian Belgorod has been blown up and the authorities are evacuating people. Obviously, this was done once again by the Ukrainians, but the local authorities claim that it was caused by the hot sun!

「ロシアのベルゴロドで主要な弾薬庫が爆破され、当局が人々を避難させています。
これは明らかに、またウクライナによるものですが、地元当局は暑い日差しが原因と主張しているそうです。」

ロシアの強がりが、ちょっとイタい感じになっていますね。

It takes two to tango. は?-💃-#つぶやき英単語 1716

(2022.8.22)

今日の気になる英語:It takes two to tango.

これは、直訳すれば「タンゴを踊るには二人が必要」ということですが、
「(争いごとなどで)責任が双方に有る」ことを意味する表現なのですね。
「お互い様」みたいなことかもしれません。

この It takes two to tango. は
文中にtが多くて、特にトゥートゥーの繰り返しが音として面白いんですけれど、
最初に音で聞くと何と言っているのか理解しにくいかも知れません。
読めば、なるほどという感じですが。

こういう諺表現は、やはり知っていないと意味が取れないところが有りますので、
出会ったときに確認して覚えておきたいものです。
(会話の中で出てきたら、聞き返して確かめるのが一番と思います。)

wunderbarは?-🌼―#つぶやき英単語 1715

(2022.8.21)

wunderbarは、『素晴らしい』の意味の形容詞・間投詞です。

そもそもは、wonderful に当たるドイツ語の単語ですが、これが英語でも使われているのですね。英辞郎とかにも載っています。

発音が聞けるサイトで確認しましたが、
オリジナルのドイツ語では「ヴンダバー」のような発音ですが、
アメリカ英語では「ワンダバ―」のように発音されるようです。

「素晴らしい!」という場合のバリエーションとして
Wonderful!だけでなく、Wunderbar !も覚えておくといいかもしれません。

ちなみに、WUNDERBARという商品名のチョコレートバーも売られているようです。
このネーミングセンスは、Wunderbar! なのでしょうか?
(僕は結構好きだけど)

Maddux は?-⚾-#つぶやき英単語 1714

(2022.8.20)

MLBのAngelsの珍しく良いニュース!
Patrick Sandval投手がTigers相手に好投し1-0の勝利に貢献しました。
球数97での完封、マダックス(Maddux)というやつですね。

MLB.comでのMadduxという用語の説明はこんな感じです。

A Maddux describes a start in which a pitcher tosses a complete-game shutout on fewer than 100 pitches. Named after Hall of Famer Greg Maddux, the term was coined by baseball writer Jason Lukehart.
「マダックスとは、先発投手が100球未満で完封する登板のことを指す。殿堂入りしたグレッグ・マダックスにちなんで名付けられたこの言葉は、野球ライターのジェイソン・ルークハート氏による造語である。」

上のTweetによるとPatrick Sandval投手の好投は、
first Maddux (SHO on fewer than 99 pitches) by an Angels pitcher since Ricky Nolasco on Aug 31, 2016
「2016年8月31日のRicky Nolasco以来のエンゼルス投手によるマダックス(99球未満で完封)」だそうです。

なお、SHOとは、Shutout『完封』のことです。
この頃は、SHOの代わりにCGSO (= Complete Game Shutout)という用語もよく使われているようです。
昔より先発ピッチャーのComplete Game 『完投』が少なくなって、「5回をシャットアウト」とか「ピッチャーリレーでシャットアウトした」というような表現もされます。
なので、先発投手が完投して完封したことがはっきり伝わるCGSOという略語がよく使われるようになったのではないでしょうか。

MLB.comでのMadduxの説明の続きですが
Since 1988, the first year accurate pitch-count data is available, Maddux ranks first in the Majors with 13 such starts during the regular season. Nobody else has thrown more than seven.
「正確な投球数データが入手可能になった1988年以降で、マダックスはレギュラーシーズン中に13回の「マダックス」を達成し、メジャーで1位になっている。7回以上やった人は他にいない。」

少ない投球数で完封することに関しては、Maddux選手が頭抜けていたのですね。名前が使われているのも当然な感じですね。

the epitome of Angels’ game -⚾-#つぶやき英単語 1712

(2022.8.18)

今日の気になる英単語:epitome
この単語の意味は『(…の) 典型、縮図』や『概略、あらまし』だそうです。

使ってみましょう。
Today’s game was the epitome of Angels’.
「今日の試合は典型的なエンゼルスの試合でした」

MLBのエンゼルスの話ですけれど、今日の試合、大谷選手がホームラン1本、3塁打1本を含む5打数4安打で4打点の活躍にも関わらず、マリナーズに11-7で負けてて、こんなのばっかりですね。普通にSweepされてますもん。
(見ててツライ感じです)

トラウト選手が近々帰ってくるみたいなので、これを機会に、皆が「エンゼルスどうしちゃった?」と思うぐらい、連勝してみたらどうでしょうか。