lying-in-state は?-🇬🇧-#つぶやき英単語 1742 

(2022.9.17)

この数日、英語のニュースに lying-in-state という言葉が出てきています。

lying-in-state は、『告別正装安置、(著名人の)遺体の一般公開』だそうです。

the Oxford Advanced Learner’s Dictionaryの定義では
lying-in-state (noun)
the period when the dead body of a political leader is displayed to the public before being buried; the display of the body in this way
「政治的なリーダーの遺体が埋葬される前に公開される期間、このように遺体が公開されること」となっています。

亡くなられた英国の女王陛下のlying-in-state では、多くの人が集まり長い行列ができているようです。
あのサッカーのベッカムがお別れのために12h並んだそうで、現在は24h待ちとか・・・。

King Charles lll and The Prince of Wales are meeting people waiting in the queue near Lambeth Bridge for Her Majesty The Queen’s Lying-in-State at Westminster Hall.
「国王チャールズ三世と皇太子が、ウェストミンスター・ホールでの女王陛下の告別安置のためランベス橋付近で行列を作って待っている人々に会っています。」
長い待ち時間にも関わらず集まってくれた人々に、新国王や皇太子も感謝の言葉を述べられたようです。

work one’s tail off は?-🐭-#つぶやき英単語 1741

(2022.9.16)

work one’s tail off は『一生懸命働く、身を粉にして働く、全力で取り組む』の意味だそうです。オンライン英会話Bizmates のレッスンで覚えました。

これには work one’s ass off という同じ意味の表現も有って、ass 『尻』よりもtail 『しっぽ』の方が下品じゃないみたいです。

辞書に説明が見当たらないんで、あくまで僕の解釈ですが、
「しっぽ(or お尻)を落としてしまうぐらい動き回って、忙しく働くということ」なのでしょうか。

この表現を使う時に、主語がWe のような複数形なら、tailも複数のtailsにする必要が有ります。

使ってみましょう。

He worked his tail off to pay off his debts.
「彼は借金を返すために必死で働いた」

We worked our tails off despite the lack of manpower.
「私たちは人手不足の中、懸命に働いた」

忙しいのは仕事があるということで、ある意味幸せなんでしょうけれど、
「しっぽ」を落としてしまうような働き方は、ちょっとやばいと思います。
笑顔になれないような、あまりにひどい状況なら、しっぽを切って逃げ出すのも手かもしれません。(まじで)

clean as a whistle は?-🎷-#つぶやき英単語 1740

(2022.9.15)

(as) clean as a whistle は、『とても清潔で、清廉潔白で』の意味を表すイディオムです。

オンライン英会話 Bizmates では短いエッセイを読んで内容について話すレッスンが選べるのですが、それに出てきて覚えた表現です。

例えば
I had faith that the politician was clean as a whistle.
「私はその政治家が清廉潔白だと信じていたのです」
He polished his motorcycle as clean as a whistle.
「彼は彼のオートバイをきれいに磨き上げた」
のように使えます。

このイディオムで、なんでwhistle がきれいな物の基準なのか、いろいろ説はあるみたいなのですが、いまいちよく分かりません。
その中には、
「笛はデリケートで少し汚れがついただけでも音が悪くなるので、いつでも清潔に磨いておかなければいけないものだから」という説明も有りました。
そんなものなのかもしれません。



poetic license は?-👮🏻‍♀️-#つぶやき英単語 1739

(2022.9.14)

今日の気になる英語:poetic license とは?

エッセイを読んで議論するオンライン英会話のレッスンで覚えた言葉です。

この場合、ライセンスは運転免許のようなものではありません。

辞書によると、poetic licenseは
『詩的許容(=詩などで効果をあげるために用いる韻律・文法・論理上などの逸脱)』だそうです。

例えば、歌詞なら語呂が良かったり印象に残ったりするなら、文法や論理的な観点で間違っていても許容されるということです。

The Rolling Stones が “I Can’t Get No Satisfaction” と歌っていますが、これを二重否定になっていておかしいという方が野暮じゃないですか。

歌詞であれば、If I were you, と言うところを、 If I was you, としても普通に許容されるようです。

詩だけでは無くて、物語やドラマなどでも『詩的許容』が使われていて、その場合はdramatic license や artistic license のような言い方もされるようです。
やたら主人公に都合よく事が進んだりするのも、一種の詩的許容なのだと思われます。

ただ、現実は物語や詩じゃないので、いろいろ許容してくれません。
文法が間違っていれば減点されますしね。



aural と oral って紛らわしくないですか?-🙈-#つぶやき英単語 1737

(2022.9.15)

今日、気になった英単語:aural oral の件

aural は『耳の、聴覚の』で、
oralは『口の、口部の、口頭の、経口の』などの意味です。
両方とも形容詞で、顔のパーツ耳と口に関係する意味なので、
かなり紛らわしいかもしれません。

発音については
耳関係のaural が、 ɔ́rəlかɔ́ːrəl(オラルかオーラル)で、
口の関係のoral が、ɔ́rəlかɔ́ːrəl(オラルかオーラル)です。
・・・同じですね。
やっぱり、紛らわしい!

ちなみに
aural の語源はラテン語で、 auris 「耳」に形容詞を作る接尾辞-alがついた形です。
oral の語源も、ラテン語でos「口」に-alがついてできています。

これらを使う時にも、いろいろ紛らわしいことが起こりそうです。
例えば、
aural surgeon は『耳科医』で、oral surgeon は『口腔外科医』です。
これは聞いても、どっちか分からないのではないでしょうか。

まあ、相当紛らわしいのは確かなので、注意を要する単語として両方覚えておく方がいいと思います。



que sera seraは?-🎥-#つぶやき英単語 1738

(2022.9.13)

que sera sera 『なるようになるさ』

Que será, será というと、古い映画が好きな方には、ヒッチコック監督のサスペンス映画
『知りすぎていた男 (The Man Who Knew Too Much)』の中でドリス・デイが歌っていた曲の印象が強いかもしれません。アカデミー歌曲賞をとった曲だそうです。
この歌詞の中で Que será, será が繰り返されています。



この曲のタイトルは’Que será, será ‘ですが、’Whatever will be, will be’と呼ばれる場合も有り、この二つは同じ「なるようになる」という意味なんですね。
Que será, seráの方はスペイン語由来とされています。

ケセラセラのような楽観的な感覚というのも、ある場合には必要だと思います。
Even when we encounter difficulties, we may find a way out by murmuring ‘Que sera sera’.
困難にぶつかった時でも、「なるようになるさ」とつぶやいてみれば、案外と道が開けるかもしれません。

blister ? phew ε=( ̄。 ̄;A -#つぶやき英単語 1735

(2022.9.11)

Angelsの大谷選手が、Astros相手に好投してたのに、急にマウンドを降りてびっくりしました。

指のまめか。ふう、まあ大きなケガとかじゃなくて良かった。
blister? phew ε=( ̄。 ̄;A
てなことで、指とかにできる『まめ』は blister なんですね。

blister はマメ以外でも体にできる『水ぶくれ、水泡』のことも指しますし、
例えば塗装面で起こる『ふくれ、あぶく』などについても使われます。)


大谷選手の指のまめの事は、ベン・バーランダーさん(野球コメンテーター、バーランダー投手の弟)のツイートでも心配していました。

Shohei Ohtani comes out of the game after calling out the trainers. It appears to be a blister.
「トレーナーを呼び出して退場する大谷翔平。マメが原因のようです。」

Another dominant start against the best team in the American League comes to an abrupt end. Hope he’s ok.
「アメリカンリーグ最強のチーム相手にまたもや支配的な先発投球でしたが、突然の降板になりました。大丈夫だといいけど。」

まあ、100MPH以上の球を投げるんですから、まめができることも有りますね。
大谷選手には、何とか規定投球回数に到達するように頑張ってほしいです。

monarch は?―🇬🇧-#つぶやき英単語 1733

今日の気になる英語: monarch

monarch は『(国家の)君主、帝王』の意味の単語で、
語源は「一人で支配する者」の意味のギリシャ語だそうです。

発音は米語ならmɑ́nərk(ナーク)で、英国風だと mɔ́nək(ナク)だそうです。
そして、このニュースに限っては、mɔ́nəkと読んだ方がいいかもしれません。

Queen Elizabeth II, the UK’s monarch for the past 70 years, has died aged 96
「過去70年間にわたり英国の君主であったエリザベス2世が96歳で亡くなりました」

僕もかなりの年ですが、生まれたときから英国の女王と言えばこの方でした。
ご冥福をお祈りしたいと思います。

なにか、時代が大きく変わる節目なのかもしれません。
少なくともイギリスの国歌は、今まで God Save The Queen だったのが、
God Save The King に変わりますね。

What a nasty pitch! -⚾-#つぶやき英単語 1732

(2022.9.8)

MLB では大負けしている試合の終盤でピッチャーを温存するため、野手に登板させることが有ります。
そんな展開になって登板したTigersのKody Clemens選手が、Angelsの大谷選手を見逃がし三振に打ち取り、記念ボールに大谷選手のサインをもらったことが話題になっていました。

大谷選手のコメントもボールに書いてあって、
“What a nasty pitch!” 「なんてえぐい投球だ!」ですって。
なんか面白いし、いい話じゃないですか。
(Kody Clemens選手のお父さんはかつての大投手なので、そこも面白いところです。
お父さんも三振とったことがない大谷選手から、息子Clemens が三振とったわけですから。)

このことに関するコメント見てたら、
「大谷は英語勉強中なので、bとpを間違ったのかも」的なことを言ってるのがありました。

What a nasty pitch! の p を b に変えると、
全く意味が違ってくるんだね。
なるほど。