一字違いの fragranceとflagrance は❓😎-#つぶやき英単語 2134

(2023.9.26)

フレグランス という言葉は香りを売り物にする製品の宣伝など、日本語でもよく使われています。
英語では fragrance は『かぐわしいこと、芳香、香気』を意味する単語です。

これが、一字違いで r が l になった flagrance だと『悪名(の高いこと)、凶悪』という意味になるんです。flagrancy でも同じ意味になるそうです。

fragrance と flagranceのようなr と l の一字違いは日本人にとって紛らわしいので、間違える人もいると思うのですよ。

現に、
辞書サイトWeblio の flagrance =『極悪』と意味が書いてあるページに
以下のような例文-日本語訳付きが出ています。
TEA RICH IN FLAGRANCE OF FLOWER
花の香りが豊かな微生物発酵茶の製造方法 – 特許庁」
これは・・・?
これは悪名たっぷりという意味になるのでは?

他にも、このページには特許関係の例文が4つ出てて、すべてflagrance を『香り、芳香』の意味で使っているんですけど・・・。
flagrance にも香りの意味が有るの?(そうなら、誰か教えてください)

ちなみに fragrance のページでも特許系の例文が出ています。
「FRAGRANCE COMPOSITION COMPRISING NITRILE MIXTURE
ニトリルの混合物を含む芳香組成物 - 特許庁」とか。
こっちが正解と思うんですけど。

これ、僕が誤解しているだけならいいんですが、
みんなで盛大に間違えているなら、ちょっと恥ずかしい感じです。
特許庁の名前も出てますからね。
Weblioさんの見解はどうなのでしょう?


三苫選手のbrace-👏-#つぶやき英単語 2133

(2023.9.25)

brace という単語には『つがい、一対』という意味が有ります。
そこから、サッカーの試合で一人の選手が2得点することを brace と言うのだそうです。

ブライトンの三笘選手が このbrace を達成して、話題になっていました。
Kaoru Mitoma (26) with a brace for Brighton off the bench!
He now has 3 goals + 3 assists in 6 PL games.
「三苫薫(26)がブライトンのために途中出場でブレイスを決めた!
これでプレミアリーグ6試合で3ゴール+3アシスト。」

なお、brace には他にもいろいろな意味が有って、
名詞だけでも『支柱、締め具、支持具、筋交い、中括弧{}』などが挙げられます。

beef up は牛肉値上げではない・・―🐄-#つぶやき英単語 2130

(2023.9.22)

beef up って、「牛肉+上へ」みたいに見えますけれど、
これで『(組織・設備・法律などを)強化する、増強する』の意味なんですって。
動詞ですね。

beef up 使ってみましょう。
We should beef up our sales people.
「販売員を増強すべきだ」

この表現は、学生が使ったスラングの beef = muscle-power (筋力)という所から来ているそうです。

知ってしまえば、感じは分かる気がします。

mull は❓☕-#つぶやき英単語 2128

(2023.9.20)

mull という単語を辞書で引くと
『じっくり考える、思案する』と
『(ワインなどに)砂糖や香料を加えて温める』という意味が出てきます。

このmull の二つの意味の脈絡の無さ、なかなか面白いと思います。

使ってみましょう。

He is mulling over starting a new business.
「彼は新しい事業を始めることについて熟考している」

I want to know your recipe of this mulled wine.
「このマルドワインのレシピが知りたいです」

マルドワインって、砂糖やフルーツの甘さやスパイスを加えて、ワインを加熱するんですよね。
探せばいろいろレシピが出てくるので、冬になったら、試してみてもいいかもしれません。

guise と disguise はどちらが難しい❓🤔-#つぶやき英単語 2127

(2023.9.19)

guise と disguise 、単語が綴りの長さで難しさが決まるなら
disguise の方が難しいということになりますね。

guise の意味は『(人を欺くために外面を装った)外観、見せかけ』などです。

disguise には『変装する(させる)』や『変装、仮装』などの意味が有ります。

で、辞書サイトのWeblioに英単語の学習レベルが出ていますが
guise は、レベル10、英検1級以上の単語で、
disguise は、レベル5、英検2級以上の単語だそうです。
この観点では、guiseの方が難しい単語と言えますね。

ここで言う単語の学習レベルには、実際に使われる頻度とか、問題として使われる頻度なども関係します。「何年生で習うか」という、学校の英語教育での優先度も関係すると思います。

ここで僕の言いたいことは、単語が難しいとか考えずに覚えてしまえばいいんじゃないかということです。
特に関係していそうな単語は、ペアやグループで覚えてしまった方が記憶に定着しやすいと思います。一つ覚えるより、二つの方が覚えやすいかもしれません。
なので、英検2級の単語のdisguiseのついでに、英検1級の単語のguise を覚えてしまった方がお得なのではないでしょうか。

fumble がなぁ・・-🏉-#つぶやき英単語 2126

(2023.9.18)

fumble は、球技ではボールを『取りそこねる、落とす』や『取りそこねること』の意味になります。

(その他に、fumble には『手探りをする、いじくり回す、不器用に扱う、しくじる、へまをする』などの意味も有ります。)

ラグビーワールドカップの日本 vs イングランドは、日本が12-34で 負けました。
残念。

日本にもいい時間帯が有りましたけど、まあ最終的には地力の違いですかね。
ちょっと日本選手がファンブル(fumble)するシーンが目立ってたような気がします。
次のサモア戦では、ミスを減らしてぜひ勝利してほしいと思います。


clap じゃなくて crap か、くそ!-💩-#つぶやき英単語 2123

(2023.9.15)

clap は『拍手(する)』とかの意味ですが、
一字違いの crap の意味は全く違います。(当たり前か)

crap は『くそ、排便、たわごと、がらくた、くだらないこと、うそ』や
『排便する、ふんをする』などの意味なんですね。

例えば、以下のように使えます。
動詞:
That bird crapped on the windshield of my car.
「あの鳥は俺の車のフロントガラスにふんをしやがった」

不可算名詞:
This article is crap.
「この記事はたわごとだ」

そうかもしれないけど・・・。

「僕ヤバ」のリアクションから:This man is denser than Mercury・・・-🦾-#つぶやき英単語 2122

(2023.9.14)

アニメ「僕の心のヤバイやつ」に対する英語のリアクション動画の中で、
主人公の市川のことを
”This man is denser than Mercury” と言っていました。

dense という形容詞には、
『密度が高い』と『鈍感な』の両方の意味が有ります。

なので、denser than Mercury だけを素直に読むと
「水銀(Mercury)より密度が高い (dense)」になります。
ちなみに、水銀は室温で密度13.6 g/cm3 で、鉄や銅や鉛よりも密度が高い金属です。

結局、上の文は
「とてもdense(高密度)な水銀より、この男の方がdense(鈍感)だ」
つまり
「この男はとてつもなく鈍感だ」という意味の
ひねった言い方になっているわけです。

これがEnglish Joke というやつでしょうか?
勉強させていただきました。

Birds of a feather は❓🐥―#つぶやき英単語 2121

(2023.9.13)

Birds of a feather は「類は友を呼ぶ」という意味で使われます。
一部、ネット上ではBOFと略されるそうです。

もともと、 Birds of a feather flock together. という諺で
直訳なら「同じ羽毛の鳥は相寄る」のようになりますが、
これが「類は友を呼ぶ」という日本語の諺と同様の意味ということです。
(ちなみに日本語の「類は友を呼ぶ」は中国の書物に由来するそうです。)

feather は『羽、羽毛』ですね。
flockは、この場合は『群がる、集まる』の意味の動詞です。

These days, I see starlings congregating on the power lines at dusk.
Indeed, they seem to like to flock together.
このごろ、夕方に電線の上にムクドリが集まっているのを見かけます。
確かに、彼らは群れをつくるのが好きなようです。

peddle は❓👣-#つぶやき英単語 2120

(2023.9.12)

peddle はどんな意味でしょうか?

peddle は『行商する』の意味の動詞だそうです。
例えば、
He peddles fish for a living.
「彼は生業として魚を行商している」
のように使えます。

関係する単語として peddler 『行商人」があります。。
これは、以下のように使えます。
His father was also a fish peddler.
「彼の父も魚の行商人だった」

普通に考えたら、peddle 『行商する』からpeddler 『行商人』という言葉ができたと思うじゃないですか。

でも、この場合はpeddler 『行商人』という言葉が先に有って、
これがいかにもpeddle という動詞が変化してできたようなつづりなので、
peddle 『行商する』という単語が後からできて使われるようになったんです。
(要するに間違って使う人が多いと、定着して正解になってしまう感じです。)
こういう単語のでき方を『逆成』 back formation と言います。