(2014.9.8)

(2014.9.8)
(2014.9.3)
Parthian shot は『捨て台詞』だそうです。
Parthia パルティアは、古代に中東地方を支配した王国です。
この国の軍勢は弓で武装した騎兵を中心としていて、馬で逃げながら追撃してくる敵に矢を放つ戦法を取っていたとのこと。
これになぞらえて、去っていくときの『捨て台詞』のことをParthian shot と言うわけです。
(2014.9.2)
line には糸の意味が有りますが、
pick-up line は釣り糸の類ではなく、『口説き文句』のこと。
この場合、lineは『セリフ』で、
pick-up は『(女を)ひっかける』の意味の口語らしいです。
pick-up line 口説き文句の例として
I’m a raindrop and I’m falling for you. というのがネットに出てました。。
これは、fall for に『にほれ込む、が好きになる』の意味が有るので、「僕は雨粒で、あなたのために降っている=あなたを好きになっている」のように意味がかかっているわけです。
こんな pick-up line で効果的なのか疑問ですけど、
まあ、どんな人に言われるかの方が重要なんでしょうね。
(2014.8.28)
shanghai という動詞をご存知ですか?
これは『だまして(強要して)…させる』という意味だそうです。
例えば
He was shanghaied into buying an expensive watch.
「彼はだまされて高額な時計を買わされた」
のように使われます。
また、shanghai の古い用法では
『(水夫にするために、麻薬、酒、脅しなどを使って)船に連れ込む、誘拐する』の意味にもなるそうです。
そもそもshanghai という単語は中国の上海から来ており、
当時の東洋航路の船員を集める強引な方法に由来しているのだとか。
より物騒な方がもともとの意味ということですね。
(2014.8.27)
pride of lions は
西武ライオンズのキャッチフレーズではなく
「ライオンの群れ」の意味!
school of fish は
めだかの学校ではなく
「魚の群れ」のこと!
(イルカやクジラの群れもschool らしいですよ)
(2014.8.25)
fine print は文字通りなら「細かい印刷」的なことですが、
これは『(契約書などの)細字部分』の意味で使われます。
特に契約者に不利な条件など注意事項を細か~い字で書いてあるやつです。
往年の名選手でありながら野球賭博に関わりメジャーリーグから永久追放処分を受けたPete Rose に関する記事でこの言葉を見かけました。
Pete Rose regrets accepting baseball’s ban, says he didn’t read the fine print.
「ピートローズは、(追放機会を期した)細かい字の条項を読まなかったと言い、野球界追放処分を受け入れたことを後悔している」とのこと。
メジャー通算安打記録を持つ男の言い訳としては、寂しい感が有りますね。
(2014.8.23)
One of the expressions that confuses me is ‘quite a few’.
僕を混乱させる表現の一つが quite a few。
意味分かってるけど、左右の靴を逆に履いてしまったような違和感。
(2014.8.22)
found には
(1) find の過去・過去分詞
(2)『創設する、設立する、根拠とする』の意味の動詞
(3) 『鋳造する』の意味の動詞
があります。
上の(2)の関連語で、founder は『創設者、設立者』です。
しかし、(3)の関連で『鋳造者』という意味でもfounder は使われます。
これらとは別に、founder という動詞が有って
『(船が)浸水沈没する、(土地、建物、計画が)崩れる』という意味になります。
同綴りで意味のバリエーションが有るのは、語源の違いによるものらしいです。
(2014.8.20)
household ward は『誰でも知っている言葉』だそうです。
household は、基本的に『家族、世帯(の)』という意味を持ちますが、
この他に『身近な、聞き慣れた、おなじみの、誰でも知っている』の意味の形容詞としても使われるということです。
なお、英国ではhousehold は『王室』の意味にもなるらしいです。
(2014.8.17)
社会科ではなく英語のクイズ:
OECDとOPECの違いは?
OECD は、オーイーシーディー
これは
initialism=アルファベットのまま読むタイプの頭字語
OPECは、オペック
これは
acronym=連なったアルファベットを通常の単語のように読むタイプの頭字語です。
同じように見える頭字語でも、タイプが違うということですね。
ちなみに
OECDは
Organization for Economic Cooperation and Development
経済協力開発機構
OPECは
Organization of Petroleum Exporting Countries
石油輸出国機構
です。