notwithstanding は?―🤔―#気になる英語調べ隊 2680

(2025.4.27)

withstand は『抵抗する、逆らう』の意味の動詞ですが、
この前にnot、後ろにing をつけた
notwithstanding は『にもかかわらず』の意味になるんだそうです。
(繋がりがよく分からないんだが・・・)

例えば、notwithstanding は
Notwithstanding the criticism of many, the policies he proposed brought about an economic recovery.
「多くの批判にもかかわらず、彼の提案した政策は景気回復をもたらした」
のように使えます。
(despite や in spite of と同様の意味になりますが、少し堅い感じの表現のようです。)

上の例では名詞の前にある前置詞と言うことになりますが、
Notwithstanding, this event cannot be postponed.
「それでも、このイベントを延期することはできない」
のように副詞としても使われます。

まあ、notwithstanding は15文字もあるので、
とりあえず、ちょっと長い単語として覚えておきましょうか。

northernmost は?―🧭―#気になる英語調べ隊 2679

(2025.4.23)

north が『北』、northern は『北の』ですね。
それではnorthernmost は?

northernmost は『最北の』だそうです。
northern + most だから。

ちなみに、southernmost は『最南の』です。

Xの投稿にこんなのがありました。
Brazil’s northernmost point is closer to Canada than to its own southernmost point
「ブラジルの最北端は、同国の最南端よりカナダに近い」

へえ、そんなんですね。

come down with は?―🤧―#気になる英語調べ隊 2677

(2025.4.16)

come down with には『(病気に)かかる』の意味があるそうです。

例えば
He appeared to come down with rubella.
「彼は風疹にかかったようだった。」
のように使えます。

 *rubella は 『風疹』です。

また、come down with は『(金を)出す、寄付する』の意味にもなります。

これは、
She came down with some money for the school.
「彼女はその学校に金を寄付した。」
のように使えるようです。

こういう表現は、使っている単語は簡単でも
知っていないと意味を理解するのは難しいですね。
やっかいですが、これも英語の面白い所だと思います。

heartburn は? ― ❤️‍🔥―#気になる英語調べ隊 2676

(2025.4.13)

heartburn という単語ご存知ですか?

「ハートが燃える」みたいに見えますが、
これで『胸焼け』だそうです。

THE FREE DICTIONARY BY FARLEX の説明では
heartburn
A burning sensation, usually centered in the middle of the chest near the sternum, caused by the reflux of acidic stomach fluids that enter the lower end of the esophagus. Also called acid reflux, cardialgia, pyrosis.
「胸焼け
 酸性の胃液が食道の下端に逆流することによって起こる、胸骨に近い胸の中央部を中心とした焼けるような感覚。acid reflux、 cardialgia、 pyrosis とも呼ばれる。」
となっていました。

なお、ここで挙がっている類義語を英辞郎で調べると
acid reflux 『胃酸の逆流』、
cardialgia 『心臓痛、胸焼け』
pyrosis 『胸焼け』
のように出ていました。

例えば
「最近、脂っこいものを食べると胸焼けがする」なら
These days, I feel heartburn when I eat fatty foods.
のように言えます。
(実話です。年のせいかもしれません。)

動詞のrail は?―🚂―#気になる英語調べ隊 2675

(2025.4.12)

rail と言うと鉄道の『レール 、軌条』のことを思い浮かべるかと思います。
名詞としては『手すり、(カーテンの)レール』や『(柵などの)横木』『柵』の意味にもなります。
これらは棒状の物やそれを使った物なので共通性は感じられますね。
このrail の語源は「まっすぐな棒」の意味のラテン語だそうです。

それでは、rail が動詞になるとどうなるでしょうか?
これには『柵で囲う、レールを敷く』の意味があり、これは上の名詞の意味と直接つながっています。

ここからが今日の本題なのですが
動詞の rail には全く違う使い方も有って、『ののしる、ぐちる』の意味になります。

例えば
When she found her husband’s treachery, she railed at him.
「彼女は夫の裏切りを知って、彼をののしった」
のように使えます。
このrain は自動詞なので、前置詞 at か against を伴います。

『ののしる』の方のrain の語源は、鉄道レールのrail とは異なるようです。
詳しくはココを見てください → https://www.etymonline.com/word/rail

rail が動詞でこういう意味になるのは、英語学習アプリの問題で間違えて覚えました。
知ってると思っている単語の『じゃない方の意味」がやっかいですね。


reciprocal tariff は?―🇺🇸―#気になる英語調べ隊 2674

(2025.4.11)

このごろ、辞書サイト Weblioで
一日の 検索数の上位にtariff とか reciprocal という単語が入っています。
(4/10の検索数ランキングで tariff が1位で、reciprocal が3位でした。)

tariff は『関税』で、reciprocal は『相互の』の意味です。
なので、reciprocal tariff は『相互関税』ということです。

やはり時事ネタは、多くの人が検索するんですね。

いきなり関税を上げるとか
トランプ大統領のやることで、世界中が混乱してる感じです。

parkは公園、じゃ parky は?―🌫️―#気になる英語調べ隊 2672

(2025.3.31)

park は『公園、駐車場、競技場』などの意味ですね。
それでは、parky はどんな意味になるでしょうか?

このparky は、『(天候などが)ひんやりした、冷たい』の意味だそうです。
(「公園っぽい」とかではないんですね。)
語源ははっきりしないようです。

使ってみましょう。
Even though it is already cherry blossom season, it was a bit parky today.
「もう桜の咲く季節なのに、今日は少し肌寒かった。」

もう3月も終わりですけど、今日はちょっと寒かったような気がします。

affected にはこんな意味が!-🤵-#気になる英語調べ隊 2669

(2025.3.26)

動詞の affectは『影響を及ぼす』などの意味なので、
その過去分詞形のaffected が『影響を受けた』という意味を持つのは分かりやすいですね。

でも、affected には『きざな、気取った、不自然な』の意味も有るそうです。

Collins English Dictionaryでは
affected  adjective
If you describe someone’s behaviour as affected, you disapprove of the fact that they behave in an unnatural way that is intended to impress other people.
と説明しています。

これは、以下のように訳せます。
affected 形容詞
誰かの振る舞いを「affected」と表現する場合、あなたはその人が他人の気を引くために不自然に振る舞うことを良く思っていない。

この意味の affected は、
「何かから影響を受けて不自然な(気取った)振る舞いをしている」と考えると理解しやすいかもしれません。

使ってみましょう。
I don’t like his recent affected attitude.
「彼の最近の気取った態度がいやだ」

なお、affect には『感動させる』『(病気が人や身体の部分を)冒す』のような意味も有り、その場合、受け身の形になることが多いようです。

例えば
We were deeply affected by his speech.
「私たちは彼のスピーチに感銘を受けた」
His kidneys were affected by an unknown disease.
「彼の腎臓は未知の病気に冒されていた」
のように使えます。
この affected は『感動した』や『病気に冒された』の意味の形容詞と考えることもでき、実際に英辞郎にはこのような意味で載っています。

眠くないのに sleepy ?-🎥-#気になる英語調べ隊 2668

(2025.3.24)

sleepy は『眠い、眠そうな、眠気を催す』の意味が有りますが、
ここから転じて『活気のない、盛り上がりに欠ける』の意味でも用いられます。

新しいディズニー映画に関する記事のタイトルでこんなのがありました。

‘Snow White’ Opens with a Sleepy $43 Million at Box Office
「スノーホワイト」、興行収入4300万ドルの低調なスタートを切る

公開されたSnow White『白雪姫』のチケットセールスが4300万ドルで、これは2億5000万ドルの予算をかけた映画にしては低調ということらしいです。

ここで sleepy という単語を使ったのは、
白雪姫が毒リンゴを食べて意識を失い眠ったような状態になったことにかけているのだと思います。

それでは、この映画が sleepy になったのは、どんな毒リンゴの影響なのでしょうか?
純粋な白雪姫のストーリー以外のことを考えて作っているようなところですかね。

I saw a heron today-📷-#気になる英語調べ隊 2665

(2025.3.21)

heron は鳥の『サギ』で、その中の grey heron が『アオサギ』だそうです。

I saw a bird near the river this morning.
It was a kind of heron, probably a grey heron.
今朝、川の近くで鳥を見ました。
それはサギの一種で、たぶんアオサギだと思います。

この写真では首が短いように見えますが、折りたたんでいるのではないでしょうか。

ちなみに、宮崎駿監督のアニメ「君たちはどう生きるか」の英語タイトルが THE BOY AND THE HERON になってましたね。
(関連投稿→祝受賞:Best Animated Feature の feature は❓