大谷選手の oppo taco って?―🌮―#気になる英語調べ隊 2688

(2025.5.18)

ドジャースの大谷翔平選手の14号ホームランに関して、
Redditにこんなタイトルのポストが有りました。
[Highlight] Shohei Ohtani goes oppo taco to put the Dodgers up 10-2
「[ハイライト] 大谷翔平が oppo taco を決め、ドジャースが10-2とリード」

oppo taco は「逆方向のホームラン」のことだそうです。
大谷選手のような左打者ならレフト方向、右打者ならライト方向のホームランですね。

oppo は opposition 『反対』や opposite 『反対側の』ということですが、
じゃあ taco は ?
なんか taco は語呂でついてるだけみたい。
( taco は普通なら『タコス』のことだけど・・・)

大谷選手は、例年、6月は調子いいみたいですけど、
今年は早めにホームランのペースが上がってきましたね。

ノエル団長の言葉から:ガラケーとfeature phone ―📱―#気になる英語調べ隊 2687  

(2025.5.11)

Hololive の白金ノエルさんのYoutube 配信で、
ガラパゴス携帯=ガラケーは、英語では feature phone だと言っていました。

feature が『特徴、特色』の意味を持つので、
feature phone は通話以外にも特徴的な機能を持った携帯電話ということです。

Oxford Advanced Learner’s Dictionary でのfeature phone の説明
a mobile phone that can do some important things such as connect to the internet, play and store music, etc. but does not have all the functions of a smartphone
「スマートフォンのすべての機能を備えているわけではないが、インターネットへの接続、音楽の再生・保存などといった重要なことができる携帯電話」

確かに、日本で言えばガラケーのことですね。

今思えば、
日本の携帯が独自にスマートフォンに進化しなかったのが残念という感じです。
大きな視野で先を見るということができていれば・・・。

plug away は?―🔌―#気になる英語調べ隊 2685

(2025.5.10)

plug away は『こつこつ励む』という意味だそうです。

英辞郎によると、この表現は
「plug (木くぎ)をこつこつたたいて働く様子」に由来するとか。

でも何で away がつくんでしょうか?
away って『離れて』のような意味なんじゃ・・・?

実は、away は『絶えず、せっせと』のように行動が連続することを表す場合があるんですね。
例えば、work away でも『せっせと働き続ける』の意味になります。

plug away 使ってみましょう。

He pluged away at his homework.
「彼は宿題にこつこつ取り組んだ」

この表現は主に、難しかったり退屈なことにこつこつ取り組むような場合に用いられるようです。
こういう「こつこつ」が大事ですよね。

本をたたかない hit the books は?―📚― #気になる英語調べ隊 2681

(2025.4.29)

hit the books というのは本をたたいたり殴ったりすることではなく、
『猛勉強をする』の意味なんだそうです。

このイディオムの語源ははっきりしないのですが、
『(カウボーイが)旅に出る』という意味の hit the trail という表現から来たとの説も有るようです。
(この場合のhit は「始める」というニュアンスで、他にも hit the road 『出発する、立ち去る』のような表現も有ります。)

でも僕的には hit the books は
「本にぶつかっていく=猛勉強する」と理解しとけばいいのかと思いました。

例えば
She is hitting the books for the qualifying exam.
「彼女は資格試験のために猛勉強中だ」
のように使えます。

このイディオムは、娘から教わりました・・・。

notwithstanding は?―🤔―#気になる英語調べ隊 2680

(2025.4.27)

withstand は『抵抗する、逆らう』の意味の動詞ですが、
この前にnot、後ろにing をつけた
notwithstanding は『にもかかわらず』の意味になるんだそうです。
(繋がりがよく分からないんだが・・・)

例えば、notwithstanding は
Notwithstanding the criticism of many, the policies he proposed brought about an economic recovery.
「多くの批判にもかかわらず、彼の提案した政策は景気回復をもたらした」
のように使えます。
(despite や in spite of と同様の意味になりますが、少し堅い感じの表現のようです。)

上の例では名詞の前にある前置詞と言うことになりますが、
Notwithstanding, this event cannot be postponed.
「それでも、このイベントを延期することはできない」
のように副詞としても使われます。

まあ、notwithstanding は15文字もあるので、
とりあえず、ちょっと長い単語として覚えておきましょうか。

northernmost は?―🧭―#気になる英語調べ隊 2679

(2025.4.23)

north が『北』、northern は『北の』ですね。
それではnorthernmost は?

northernmost は『最北の』だそうです。
northern + most だから。

ちなみに、southernmost は『最南の』です。

Xの投稿にこんなのがありました。
Brazil’s northernmost point is closer to Canada than to its own southernmost point
「ブラジルの最北端は、同国の最南端よりカナダに近い」

へえ、そんなんですね。

come down with は?―🤧―#気になる英語調べ隊 2677

(2025.4.16)

come down with には『(病気に)かかる』の意味があるそうです。

例えば
He appeared to come down with rubella.
「彼は風疹にかかったようだった。」
のように使えます。

 *rubella は 『風疹』です。

また、come down with は『(金を)出す、寄付する』の意味にもなります。

これは、
She came down with some money for the school.
「彼女はその学校に金を寄付した。」
のように使えるようです。

こういう表現は、使っている単語は簡単でも
知っていないと意味を理解するのは難しいですね。
やっかいですが、これも英語の面白い所だと思います。

heartburn は? ― ❤️‍🔥―#気になる英語調べ隊 2676

(2025.4.13)

heartburn という単語ご存知ですか?

「ハートが燃える」みたいに見えますが、
これで『胸焼け』だそうです。

THE FREE DICTIONARY BY FARLEX の説明では
heartburn
A burning sensation, usually centered in the middle of the chest near the sternum, caused by the reflux of acidic stomach fluids that enter the lower end of the esophagus. Also called acid reflux, cardialgia, pyrosis.
「胸焼け
 酸性の胃液が食道の下端に逆流することによって起こる、胸骨に近い胸の中央部を中心とした焼けるような感覚。acid reflux、 cardialgia、 pyrosis とも呼ばれる。」
となっていました。

なお、ここで挙がっている類義語を英辞郎で調べると
acid reflux 『胃酸の逆流』、
cardialgia 『心臓痛、胸焼け』
pyrosis 『胸焼け』
のように出ていました。

例えば
「最近、脂っこいものを食べると胸焼けがする」なら
These days, I feel heartburn when I eat fatty foods.
のように言えます。
(実話です。年のせいかもしれません。)

動詞のrail は?―🚂―#気になる英語調べ隊 2675

(2025.4.12)

rail と言うと鉄道の『レール 、軌条』のことを思い浮かべるかと思います。
名詞としては『手すり、(カーテンの)レール』や『(柵などの)横木』『柵』の意味にもなります。
これらは棒状の物やそれを使った物なので共通性は感じられますね。
このrail の語源は「まっすぐな棒」の意味のラテン語だそうです。

それでは、rail が動詞になるとどうなるでしょうか?
これには『柵で囲う、レールを敷く』の意味があり、これは上の名詞の意味と直接つながっています。

ここからが今日の本題なのですが
動詞の rail には全く違う使い方も有って、『ののしる、ぐちる』の意味になります。

例えば
When she found her husband’s treachery, she railed at him.
「彼女は夫の裏切りを知って、彼をののしった」
のように使えます。
このrain は自動詞なので、前置詞 at か against を伴います。

『ののしる』の方のrain の語源は、鉄道レールのrail とは異なるようです。
詳しくはココを見てください → https://www.etymonline.com/word/rail

rail が動詞でこういう意味になるのは、英語学習アプリの問題で間違えて覚えました。
知ってると思っている単語の『じゃない方の意味」がやっかいですね。


reciprocal tariff は?―🇺🇸―#気になる英語調べ隊 2674

(2025.4.11)

このごろ、辞書サイト Weblioで
一日の 検索数の上位にtariff とか reciprocal という単語が入っています。
(4/10の検索数ランキングで tariff が1位で、reciprocal が3位でした。)

tariff は『関税』で、reciprocal は『相互の』の意味です。
なので、reciprocal tariff は『相互関税』ということです。

やはり時事ネタは、多くの人が検索するんですね。

いきなり関税を上げるとか
トランプ大統領のやることで、世界中が混乱してる感じです。