heebie-jeebiesは?-💢-#つぶやき英単語 1704

(2022.8.10)

今日の気になる英語:heebie-jeebiesって何?

オンライン英会話 Bizmates のレッスンで読んだ英文にこの単語が出てました。

Cambridge Dictionary でのthe heebie-jeebiesの定義
strong feelings of fear or worry:
『恐怖や心配の強い感情』ですと。
発音は hiː.bɪˈjiː.biz で、the を付けて使われるのが普通みたいです。

英辞郎によると、 heebie-jeebiesは
『(恐怖・緊張などによる〕非常にナーバスな気持ち、神経過敏、ビクビクした状態』で
アメリカの漫画家Billy DeBeckの連載漫画「Barney Google and Snuffy Smith」から来ている言葉なんだそうです。
ちょっと面白い語感は、漫画が元だからかもしれません。

使ってみましょう。
The darkness gave me the heebie-jeebies .
「暗闇が私をびくつかせた」

きもだめしの季節なので、
たまには、そういうイベントで肝を冷やすのもいいかもしれません。
(僕は遠慮しときます)

「煙が目にしみる」の英語は?―❤️‍🩹-#つぶやき英単語 1703

(2022.8.9)

The Platters などが歌っていた「煙が目にしみる」という曲はジャズのスタンダード・ナンバー で、原題は Smoke Gets in Your Eyes です。
(英語から直訳したら「煙が目に入る」ですけど。まあ煙ですから目に入ればしみますね。)

もし、「煙が目にしみる」=「煙で目がひりひりと痛い」とはっきり言いたい場合には、
My eyes smart from the smoke. 
のような表現が使えます。
この場合、smart は『ひりひり痛む、ずきずきする』の意味の動詞です。

また、eye-smarting で『目にしみる』の意味の形容詞になるので、
「目にしみる煙」は eye-smarting smoke と言えます。
例)I hate the eye-smarting smoke from cigarettes.
  「煙草の煙が目にしみるのが嫌だ」

前にも書いたかもしれませんが
smart という単語には、形容詞としても『(痛みなどが)刺すような、ひりひりする』の意味が有ります。
(他にも『きびきびした、賢明な、抜け目ない、身なりのきちんとした、(機器などが)情報処理機能を持つ、高性能な』などおなじみの意味にもなります。)

動詞のsmart は、体の痛みだけでなく精神的な痛みについても『心が痛む、悩む、憤慨する』などの意味で使われます。
例) He is smarting under a guilty conscience.
「彼は良心の呵責に苛まれている」

また、名詞として『痛み、うずき、苦痛、悩み』などの意味にもなります。
smart の語源は、「痛みを感じる」の意味の古期英語だそうです。


bigger fish to fry は?-🐡-#つぶやき英単語 1702

(2022.8.8)

bigger fish to fry というイディオムは、
文字通りなら「フライにするためのより大きな魚」なんでしょうが、
これで『(取り組むべき)もっと重要な用事』という表現になるそうです。

これは、have bigger fish to fry の形で「もっと重要な用事がある」の意味になります。

実は、have other fish to fry でも「他にもっと重要な用事がある」の意味で、biggerの方はそれを強調したバリエーションらしいです。

ちょっと小噺 pun を一つ。

A wife talks to her husband who is doing something on the computer.
Wife  ”I need you to do something for me this evening・・”
Husband “Well, today, I have got bigger fish to fry, ・・”
Wife “Oh, I like fish. You’ve already thought of the menu for dinner even before I asked for it, thanks.”

パソコンで何かをしている夫に、妻が話しかける。
妻「今晩、お願いがあるのだけど・・・」
夫 「えーと、今日はやらなきゃいけない大切なこと(bigger fish to fry)があるんだけど・・」
妻「あら、私、お魚好きよ。 
私が頼む前から夕飯のメニューを考えてくれてたのね、ありがとう。」

えーっ、面白くない?
やっぱりフライは上がるもので、落ちには不向きか。

「集合体恐怖症」の英語は?-😱-#つぶやき英単語 1698

(2022.8.4)

何か小さなものが集まっているもの、例えば葉っぱの裏に小さな虫の卵がびっしりついているのを見たら・・・・うあ。

こういうの『集合体恐怖症』と言うのですが、英語では trypophobia だそうです。

穴の意味のギリシャ語 trypoに、恐怖症の意味の-phobiaがついています。
そもそもは、蜂の巣のようにたくさんの小さな穴が集まっている物に対する怖れということですね。

なんでこの単語が気になったかですけど、最近ちょっとぞわっとしたので・・・。

I was a little creeped out when I looked into the center of the sunflower through the camera. Perhaps this is what is known as trypophobia.
「カメラ越しにひまわりの中心を見たら、ちょっとゾクッとしました。おそらくこれが集合体恐怖症と呼ばれるものなのでしょう。」

whistle in the dark は?―😙-#つぶやき英単語 1686

(2022.7.21)

今日の気になる英語:whistle in the dark はどんな意味でしょうか?

直訳通りの『暗闇で口笛を吹く』という意味でも使えますが、
これで『空元気を出す、自信があるように装う』の意味にもなるんです。

イメージとしてはわかりやすいですね。
例えば、肝試しで暗闇の中を歩いていて、わざと陽気にふるまう人とかが思い浮かびます。

使ってみましょう。
We all knew that he was whistling in the dark in his stressful life.
「私たちは皆、彼がストレスが多い生活の中で空元気を出していたことを知っていた」

(これは、We all knew that he was pretending to be cheerful in his stressful life.
のように言い換えられます。)

まあ、空元気だけでどうにもならない場合も有りますから、
そういう時には素直に人に相談するとか助けを求めるのがいいんじゃないでしょうか。



「口答え」の英語は?―😬―#つぶやき英単語 1684

(2022.7.19)

『口答えする』は英語で何と言うでしょうか?

talk back で、reply impertinently or rudely 「生意気あるいは不作法に答える」、つまり『口答えする』の意味になるんですね。

こんな風に使えます。
He talked back to the coach about the training schedule.
「彼はトレーニングスケジュールについて、監督に口答えした」

answer back という言い方も有ります。
Don’t answer me back.
「口答えするな」

『口答え』という名詞としては、backtalkback answer などが使えるようです。
His backtalk angered his father.
「彼の口答えが父親を怒らせた」

talk back という表現が、オンライン英会話のレッスンで出てきました。

立場や意見の違いが有っても、失礼な言い方や態度は健全な議論の妨げになるので慎んだ方がいいと思います。お互いの考えを理解しようとする努力は必要ですね。

「人間は考える葦である」の英語は?―👣―#つぶやき英単語 1675

(2022.7.11)

今日の気になる英語:「人間は考える葦である」を英語で言うと?

最初に言っておくと、この名言のオリジナルは英語ではありません。
この文を書いた哲学者・数学者のブレーズ・パスカル Blaise Pascal さんはフランス人ですから、フランス語で L’homme n’est qu’un roseau というらしいです。

まあ、有名な言葉ですから、英訳も辞書の例文に出ています。
  人間は考える葦である= Man is a thinking reed.
だそうです。

reed が植物の『葦』です。
なぜ、人間を葦に例えたのかは、本人に聞かないと分かりませんが、
目立たず、強い風に翻弄されるような存在、というところかもしれません。

アオアシというアニメ見始めたのですが、主人公の青井葦人の名前は、
この名言の影響ですよね。

関係ないけど、行田市の田んぼアートで、このアオアシのキャラクターが描かれているらしいです。
稲の葉の色で絵が出来ているらしいので、この葦人君は考える稲かも。

英語で『期日前投票』は?―🎤―#つぶやき英単語 1674

(2022.7.10)

今日の気になる英語:『期日前投票』は英語で何と言うでしょうか?

7/10は参議院選挙の投票日ですね。
僕はまだしていないので、これから行かなきゃいけないのですが、
期日前投票しとけばよかったです。

で、『期日前投票』は英語では early voting でいいようです。
「早い投票」ということになりますね。(簡単!)
early voteadvance voting という言い方でもOKらしいです。

英辞郎で「期日前投票をする」は cast an early vote と出ていました。

使ってみましょう。
I have already cast my early vote.
「私はもう期日前投票を済ませました」

今日はこの辺で。
I did not cast an early vote so I have to go to the polls today.
「期日前投票してないので、今日投票に行かないと」


go nuts はどんな意味?―🥜―#つぶやき英単語 1670

(2022.7.6)

今日の気になる英語 : go nuts はどんな意味?

go nuts で『気がふれる』『熱狂する、怒り狂う』の意味です。
以下のように使えます。

 She would go nuts with despair.
 「彼女は絶望で気がふれてしまうだろう」
 His fans went nuts when he won the game.
「彼が試合に勝った時、彼のファンたちは熱狂した」
He went nuts when he found his bike stolen.
「彼は自転車が盗まれたのを発見して怒り狂った」

nut は『(堅い殻 の) 木の実』ですけれど、
『変わり者、狂人』や『熱心な愛好者、~狂』の意味も有るんですね。
gun nut だと『銃マニア』です。

これが、nuts になると形容詞として『気が狂った、~に夢中で』等の意味を表します。
そして、一般に go + 形容詞で『~になる』という表現になるので、
go nuts で「 狂ったようになる」の意味と解釈できます。

nut という言葉は、他にもねじ関係のナットも意味します。
俗語としては男性の体にあるタマもそう言うらしいんですよ。
いろいろあるわけですね。

『洗脳』は英語で何?-🤯-#つぶやき英単語 1669

(2022.7.5)

『洗脳』は、英語では何と言うでしょうか?

『洗脳』とは、暴力的な行為や言葉による心理的な圧力で相手を支配し、自分の思う通りの行動、思考をさせることです。

日本語で「脳を洗う」と書きますが、英語でも同様の意味の brain washing が『洗脳』に当たる言葉になります。(『洗脳する』ならbrain wash です。)

日英とも同じ感覚の表現なのには訳が有ります。
日本語の『洗脳』は英語のbrain washingの直訳でできた言葉なんだそうです。
で、この話に先が有って、英語のbrain washingは、中国語の洗脑の直訳なんですと。

朝鮮戦争時に捕虜になった米軍兵士が中国共産党の思想教育・洗脳で共産主義を信奉するようになるケースに対して brain washingという表現が使われ、一般化したらしいです。

(例文です)
Brainwashing is an image that is done in cult groups, but of course it is also done in powerful political organizations and in the military sector.
カルト集団で行われているイメージのある洗脳ですが、もちろん強権的な政治組織や軍事部門でも行われているわけです。

今は、もっとソフトに、インターネット上の情報で洗脳されているようなケースも有りそうです。ますます、自分の頭で考えることが大切になってくると思います。

とりあえず、brain washing という言葉ぐらいは覚えておきましょうか。
(と、洗脳してみたりして。)