動詞のstomachは?―🍜―#つぶやき英単語 1426

(2021.9.25)

名詞の stomachは『胃、腹』ですが、使い方によっては『食欲、好み、気分』の意味にもなります。
  I have a pain in my stomach. 
  「胃に痛みが有ります」
  I had no stomach for a debate.
  「議論する気分ではなかった」  など。

この他に、stomachは動詞としても使われるんです。
  I don’t stomach fish.
 「私は魚を食べない(私は魚が苦手だ)」
この場合は、stmachは『(~を)食べる』という意味です。

また、同じ動詞として
 I can’t stomach insults to my family.
「私の家族への侮辱は我慢できない」
のように、『(侮辱などを)我慢する』という意味でも使われるんですね。

上の動詞の意味は、stomach を「腹に納める」というイメージで捉えると、
食べるは文字通り腹に納めることですし、
我慢するは「(侮辱などに対し)文句を言わずに腹に納めること」として理解できるんじゃないでしょうか。


 

Shigellaは?―🦠―#つぶやき英単語 1423

(2021.9.21)

Shigella は『赤痢菌』です。この菌は経口感染して急性腸炎を引き起こします。
病名の『細菌性赤痢』は shigellosis というそうです。

このShigella という病原菌の属名は、1898年に赤痢菌を発見した志賀潔先生にちなんでつけられたものだそうです。(確かに、シゲという音が日本語っぽい。)
日本人研究者の名前が病原菌の学名に使われている唯一の例ですと。

赤痢は、発展途上国の帰国者で多く発生しており、容易に経口感染することから日本国内での発生例も少なくないそうです。
赤痢という日本語の病名は、その症状である「出血性の下痢」を表したもの。
(つらそう。)
コロナでも赤痢でも、手洗いをきちんとするのが予防の基本ですね。

ワクチンの副反応アレコレの英語―💉―#つぶやき英単語 1420

(2021.9.17)

米国のCDCのサイトで
COVID-19ワクチンの接種後に起こりえる副反応  
Possible Possible Side Effects After Getting a COVID-19 Vaccine
の情報を見ました。

一般的な副反応 Common side effects は
注射した腕に関するもの On the arm where you got the shot:
 痛み Pain
 発赤 Redness
 腫れ Swelling
その他の全身に関するもの Throughout the rest of your body:
 疲れ Tiredness
 頭痛 Headache
 筋肉痛 Muscle pain
 寒気 Chills
 発熱 Fever
 吐き気 Nausea

Modernaのワクチンの1回目の接種の後、腕も痛かったんですけど、微熱と頭痛もあったので地味につらかったです。次の二回目は大丈夫かな。

でも、全体としてワクチン接種率 vaccination coverage が高くなれば、重症になる人が減るはずなので、受けられる人は受けた方がいいですよね。自分がかかるのも嫌ですが、人に迷惑かけることになるのはもっと大変だもの。

ただ、コロナのワクチンでも
深刻な副反応として
 アナフィラキシー anaphylaxis
 血栓症  thrombosis
などの話も有りますから、自分の体調などにも注意して判断しないとね。
分からないことがあれば、専門家の意見を聞くのが一番確かだと思います。

げっぷの英語は?―🤭―#つぶやき英単語 1417

(2021.9.8)

炭酸飲料を飲んだ時や食べすぎの時に出る『げっぷ』のことを、
英語では belch や burp と言うそうです。

自作例文
After drinking Coke, I often have a burp.
「コーラを飲むと、よくげっぷが出る」
炭酸飲料はガスが出るものですから、しょうがないですよね。

belchやburpは『げっぷをする』の意味の動詞にもなります。

Try not to burp.
「げっぷを出さないようにして。」
バリウム飲んで胃の検査するとき、こんな注意されるんですけど、
苦手です。
そもそもガスが出る粉みたいのも飲まされているわけですから、
我慢するの大変ですよね。

「魚の骨がのどに刺ささった」の英語―🐡―#つぶやき英単語 1402

(2021.8.9)

「魚の骨が喉に刺さった」は英語で言うと
 I got a fishbone stuck in my throat. 
でいいんですね。
この中のstuckは、『刺す、突き刺す』の意味の動詞 stickの過去分詞形です。

🎣

Recently, while eating grilled fish, I got a bone stuck in my throat.
Well, even a sardine bone shouldn’t be taken lightly. It was quite painful.
Gargling, the bone came out of my throat, and I thought it was gone.
A few days later, I still had a strange feeling in my throat, so I ended up going to an ENT (Ear, Nose and Throat) hospital.
最近、焼き魚を食べていた時に骨が喉に刺さったんです。
いや、イワシの骨でも馬鹿にしちゃいけませんね。けっこう痛いもの。
うがいをしたら骨がのどから出てきたので、その時は取れたと思ったんですが、
数日しても喉に違和感があり、結局、耳鼻咽喉科の病院に行きました。

The doctor used a fiber scope to look at my throat, but he inserted it through my nostril. Well, it was quite thin, so it went in through my nostril easily, and I was a little relieved.
Yes, there was a fish bone. A short, shiny white one, stuck vertically. It seemed that only the tip of the fish bone had broken off and remained.
お医者さんが、ファイバースコープを使って喉を見たんですが、あれ鼻の穴から入れるんですね。まあ、かなり細いので、楽に鼻の穴から入って、ちょっとほっとしました。
魚の骨、有りました。きらっと白く光った短い魚の骨が、垂直に刺さってました。うがいでとれた魚の骨の先っぽだけが折れて残ってたようです。

Another fiberscope was used for this bone removal procedure, but it was thicker than the previous one. It hurt my nostril.
After a few minutes, the fish bone was eventually removed.
この骨を取る処置には別のファイバースコープ使うんですけど、それがさっきのより太いのです。鼻の穴が痛い。
数分間の後、なんとか魚の骨は取れました。

I don’t want to eat grilled fish for a while.
I’m worried that my right nostril might be getting bigger.
しばらくは、焼き魚は食べたくありません。
右の鼻の穴が大きくなっていないかも心配です。

上腕と前腕?―🤳―#つぶやき英単語 1390

(2021.7.14)

まず日本語での話になりますが、
腕って肩からひじの間は『上腕』と言って、
ひじから手首の間は『前腕』と言うのが普通なんですね。
上と前というのがミスマッチな感じですけど、
人の腕の部位を指して下腕、後腕というのはあまり聞いたことが有りません。
語呂のせいなのでしょうか?

英語ではどうかというと、
『上腕』は、upper arm になります。
upper 『上部の』とarm 『腕』ですから、そのまま訳した感じですね。
(解剖学的には、brachium という用語も有ります。)

で、『前腕』はというと、辞書には forearm あるいは fore-arm と出てます。
fore が『前部の』ですから、これも英語と日本語が同じイメージです。
(なお、前腕は、解剖学用語では antebrachium と言うそうです。)

ただ、辞書には lower arm も『前腕』の訳語として載っています。
これだと、lower 『下部の』∔ arm なので、upper arm の対義語としては自然な感じですね。
日本語だと下腕とはふつう言わないので、これは日本語と英語で違っている所になります。

こういう日本語と英語のイメージの同じところや、ずれているところが
味わい深いと僕は思うんですけれど。

puke 最近覚えました―🤢―#つぶやき英単語 1382

(2021.6.29)

Dylan Bundy literally pukes at the sight of 2021 New York Yankees baseball
「Dylan Bundyは2021年のニューヨーク・ヤンキースの野球を見て、文字通り吐いてしまった」
ネットで見た英文です。

puke は『(食べたものを)吐く』の意味の単語なんですね。
名詞の『吐いたもの』の意味にもなります。

pukeはもともと擬音語だそうです。ピューって感じですかね。

大谷選手のいるAngelsの試合で、バンディ投手がマウンドの上で体調が悪くなって吐くという出来事が有りました。この関係でpuke という単語が使われていました。
上の英文のように最近のYankeesのひどい野球を見て気持ち悪くなったというジョークの書き込みもされていましたが、原因は熱中症 heat stroke だそうです。

これから暑さが増してくるので、僕たちも気を付けないといけませんね。スポーツ選手でもダウンするですから。

「ぽんぽんがいたい」の英語は?―#つぶやき英単語 1369

(2021.5.29)

腹部のこと、幼児語で『ぽんぽん』ということが有りますけど、
tummy という単語が『ぽんぽん、おなか』にあたるようです。

なので、
「ぽんぽんがいたい」は、My tummy hurts.
ですね。

いい大人なんだからと言われてしまう年齢の方なら
腹のことは、belly や abdomen 、場合により stomach とか言った方が
よいでしょう。たぶん。

善玉菌、悪玉菌と日和見菌―🦠―#つぶやき英単語 1338

(2021.3.15)

はたらく細胞というアニメで、
善玉菌、悪玉菌と日和見菌というのが出ていました。

人の体に有益な働きをする乳酸菌などの『善玉菌』は、
英語でもgood bacteria でいいんですね。
他に friendly bacteria とも言うようです。
(細菌は単数形がbacterium で、複数形がbacteriaです。)

これに対し、
病気や食中毒の原因となる『悪玉菌』は bad (unfriendly) bacteria と言います。
『病原菌』という意味では、pathogenic bacteria または pathogen という言い方も有ります。

💊

上のどちらにも入らない細菌でも体が弱った場合に悪い作用を及ぼすことが有ります。
このように時として病気を起こすような細菌『日和見菌』を、opportunistic pathogen と言います。

ちなみに、 opportunistic は『日和見性の、ご都合主義の』の意味の形容詞で、
医療関係では他にもoppotunistic infection 『日和見感染』などの言葉も有ります。
これは人を形容するのにも使われ、例えば
opportunistic politician なら『日和見主義の政治家』です。

💊

善玉菌、悪玉菌というのは正式な医学用語というわけではないそうですが、
確かに腸内などの細菌の働きが健康に影響するのは確かです。
ぜひ僕のおなかの中の善玉菌には頑張ってほしいので、ヨーグルト食べて乳酸菌の増援を送ろうかと思います。

amusia は?-♬―#つぶやき英単語 1319

(2021.2.5)

amusia を英和辞書で引くと『失音楽(症)、音痴』などの訳語が出てます。
使い方にもよるのでしょうが、ただの音痴というよりは病理的な意味合いを
持った言葉のようです。
Wiktionary の説明は
amusia = The inability to comprehend or respond to music.
「 音楽を理解したり反応したりすることができないこと」
となっています。

amusia の語源は、ギリシャ語やラテン語の「歌(ハーモニー)が無い」というような意味の言葉らしいですよ。

👨‍🎤


『音痴』のことをtone deaf とも言いますが、必ずしも耳の問題ということでは無いらしいです。音楽はちゃんと聴けていても、音程やリズムを再現できないということはあるわけですね。

僕の私見ですが、「自分は音痴」と思っている人のうちの一部は、ただ歌い慣れていないだけで、ちょっと練習したらうまくなるんじゃないでしょうか。
実際にamusiaというようなレベルでしたら、専門家のアドバイスや治療が必要かもしれません。