tear one’s hair out は?―🧔🏻‍♂️―#気になる英語調べ隊 2383

(2024.12.19)

tear one’s hair out はどういう意味でしょうか?

これで『(悲しみ・怒りなどで)髪の毛をかきむしる』の意味になるそうです。
場合により『取り乱す、ひどく興奮(心配)する、頭を抱える』などのようにも訳せます。

tear というと『涙』と思うかもしれませんが、
この場合の tear は動詞で『引き裂く』のような意味になります。
(この『引き裂く』の tear の発音は tέər(テア)で、
『涙』のtear の発音 tíər (ティア)とは異なります。)

例文です。
He was so concerned for his daughter’s safety that he was tearing his hair out.
「彼は娘の安否を心配するあまり、髪の毛をかきむしっていた」

取り乱した状況で髪の毛をかきむしったりするのは
日本でも英語を使う国の人でも同じなんじゃないですかね。

「リンゴ病」は fifth disease?―🍎―#気になる英語調べ隊 2373

(2024.12.7)

この頃、『リンゴ病』が流行しているらしいですね。

これは伝染する病気で、かかると両頬がリンゴのように赤くなるので『リンゴ病』と呼ばれています。

この病気の正式名は『伝染性紅斑』で、これに対応する erythema infectiosum が正式な英語の病名になります。
しかし、『リンゴ病』で辞書を引くと fifth disease というのも出てきます。
直訳すれば『第五病』ですけれど、なんでこの名前なんでしょうか?
第一や第二の病気も有るのでしょうか?

こんな英語の解説がネットにあるました。
Fifth disease got its name because it was the fifth viral skin rash known to affect children in a list of six conditions.
これを訳すと
「Fifth disease (第五病)という病名は、子供がかかることが知られている6つの病気の中で5番目のウイルス性発疹であったことから付けられた。」ということになります。

ここで言う 6つの病気は以下の通りです。
1)measles 『はしか』
2)scarlet fever『猩紅(しようこう)熱』
3)rubella (German measles) 『風疹』
4)Dukes’ disease 『デューク病』
5)erythema infectiosum (fifth disease) 『伝染性紅斑、第五病、リンゴ病』
6)roseola 『バラ疹』
確かに、このリストでは5番目ですね。

この病気はヒトパルボウイルスB19(parvovirus B19)による感染症で、主に子供がかかりますが、大人がかかることも有ります。
頬が赤くなるなどの皮膚の症状の前に、風邪に似た発熱、せき、鼻水などの症状が出るそうです。
飛沫感染や接触感染でうつるので、予防するためには手洗い、うがい、マスクの着用などが重要です。風邪の予防と同じ感じですね。

『リンゴ病』の英語名には、
slapped cheek disease というのもあるそうです。
これは「平手打ちされた頬病」的なことですね。
確かに、今のご時世で子供の真っ赤な頬をしていたら、
親は児童虐待を疑われるかもしれません。

ノエル団長が言ってた「新陳代謝」の英語―💪―#気になる英語調べ隊 2359

(2024.11.24)

白銀ノエル団長が配信で新陳代謝のことを言ってました。
人間の体は新陳代謝により3か月で入れ替わっていると。

英語では metabolism が『代謝、新陳代謝』に当ります。
これに関係する形容詞が metabolic 『(新陳)代謝の』で、
metabolic syndrome だと、あの『メタボ』ですね。

Collins辞書の metabolism の説明は
Your metabolism is the way that chemical processes in your body cause food to be used in an efficient way, for example to make new cells and to give you energy.
「代謝とは、体内の化学的プロセスによって食べ物が効率的に使われる仕組みのことであり、例えば新しい細胞を作ったり、エネルギーを得たりすることができる。」

ノエル団長の言う通り
Cells in the human body are replaced by new ones in three months by metabolism.
「人の体内の細胞は、新陳代謝により3か月で新しいものに入れ替わる。」
のだそうです。
(誰がどうやって調べたんでしょうか?)

(白銀ノエルさん関係いろいろ見たければ→ここ

ノエル団長の言葉から:可逆性・非可逆性の英語―🔄―2351

(2024.11.17)

ホロライブの白銀ノエル団長が、視力回復手術のICLとレーシックのことを、
可逆性と非可逆性という言葉を使って説明していました。

英語で『可逆性』は reversibility で、反対の『非可逆性』が irreversibility です。

手術で視力が治ったりするのは不思議な感じがします。
『先端恐怖症』aichmophobia なのに目の手術を受けたノエル団長はえらいなあ。

(白銀ノエルさん関係いろいろ→ここ

ノエル団長の言っていたICLは?―👁―#気になる英語調べ隊 2350

(2024.11.17)

団長こと白銀ノエルさんが ICLという視力回復手術を受けたと言ってました。
ICLって?

ICLは Implantable Contact Lens の略です。
直訳だと「埋め込み式のコンタクトレンズ」ですが、
一般には「眼内コンタクトレンズ」と呼ばれているようです。

眼の中にこの眼内コンタクトレンズを移植することで、視力を良くする方法なんですね。
へえ。

なんか角膜にメス入れるみたいなので大変そうだけど、
ノエル団長の話では、そんなに時間はかからないようですし、
その日からすぐに良く見えるみたいです。

いいな、と思ったけれど、
僕は老眼だから手遅れだろうなあ。

(白銀ノエルさん関係いろいろ→ここ

英語で「肛門科」は?―🏥―#気になる英語調べ隊 2348

(2024.11.14)

病院の『肛門科』は、英語では proctology department と言うそうです。

proctology は『直腸病学、肛門病学、肛門科』の意味で、
proctologist は『肛門科医』のことになります。
proct(o) が『直腸、肛門』を指す接頭辞です。
(ちなみに、英語で『直腸』は rectum、『肛門』は anus です。)

肛門科が扱う主な病気の一つが hemorrhoid 『痔』です。

なぜ、こんなことを書いているかというと
自分が今そういうこと気になる状態だから、です。

病院に行かなければいけないかもしれません。

cold constitution は?―🥶―#気になる英語調べ隊 2344

(2024.11.10)

cold constitution という言葉を辞書で見つけたのですが、
どんな意味でしょうか?

cold は『寒い、冷たい』ですね。
constitution と言うと『組織、構造、憲法』などの意味がありますので、
cold constitution で「冷たい組織」とか思うかもしれませんが、
辞書に出ていたのは違います。

実は、constitution は『体質』を意味する場合があり、
cold constitution で『冷え性』の意味になるそうです。

例えば
「私は冷え性だ」なら
I have a cold constitution.
のように言うことができます。

ちなみに、
I am sensitive to (the) cold. でも同じような意味になります。
『冷え性』もsensitivity to (the) cold のようにも言えます。

また
I have bad (poor) circulation.
「私は血行が悪い」のような言い方でも、
実質的に「私は冷え性だ」という内容にもなります。

寒くなってきましたね。
足の先が冷たく感じる僕は冷え性なんでしょうか。
年のせいかもしれませんが。

 

「声がかれる」の英語は?―🎤―#気になる英語調べ隊 2342

(2024.11.8)

「声がかれる」は英語では become hoarse だそうです。

hoarse は『かすれた、かれた、しゃがれ声の』の意味の形容詞です。
発音記号では hɔ́rs で、馬のhorse と同じです。
(紛らわしいということで、前にも取り上げてました。→ここ

かれた声なら hoarse voice ですね。

例えば
「彼女は歌い過ぎで声がかれた。」なら
She became hoarse because she sang too much.
Her voice was hoarse because she sang too much.
のように言えます。

ホロライブの白銀ノエルさん、Xで別人並みの「かれた声」を披露していました。
おだいじに。
(白銀ノエルさん関係の英語いろいろ→ここ

大谷選手関係:「関節唇断裂」の英語-🏥-#気になる英語調べ隊 2340

(2024.11.6)

大谷翔平選手のワールドシリーズでの肩の負傷は実は関節唇断裂で、既に手術を受けたそうです。

この『関節唇断裂』は、英語では labrum tear です。
labrumは『唇、関節唇』の意味の単語です。
tear は『断裂』で、この場合の発音は tέər「テア」ですね。
(『涙』のtear は、tíər「ティア」ですけど。)

Xにもこの件のポストが出ていました。
Dodgers star Shohei Ohtani has surgery to repair labrum tear in shoulder after World Series injury
「ドジャースの大谷翔平選手がワールドシリーズで負傷した肩の関節唇断裂を修復する手術を受けた。」

大谷選手、手術が必要な状態で試合出ていたんですね。
手術はうまくいったようで一安心ですが、
オフシーズンはゆっくり休んでほしいと思います。

大谷選手関係:subluxation は?-🏥-#気になる英語調べ隊 2330

(2024.10.27)

ワールドシリーズでドジャースがヤンキースに連勝しましたが、
この試合で大谷選手が肩をけがしたようで、多くの人が心配していますね。

Shohei Ohtani suffered a subluxation (partial dislocation) of his left shoulder, per Dodgers manager Dave Roberts. He’ll undergo further testing tomorrow.
「ドジャースのデーブ・ロバーツ監督によると、大谷翔平選手は左肩の亜脱臼(部分的な脱臼)を負った。明日、彼はさらに詳しい検査を受ける。」

subluxation は『亜脱臼』で、関節が正常な範囲から少しはずれた状態のことです。
luxation だけだと、完全に関節がはずれた『脱臼』のことになります。
『脱臼』は dislocation とも言うようです。

せっかくのワールドシリーズなので、まだまだ大谷選手の活躍が見たいところですが、
無理はしないでほしいと思います。
とにかく、大谷選手の肩が、大きなケガでないことを祈ります。