ノエル団長の言葉から:「抜糸と抜歯」の英語―🧵―#気になる英語調べ隊 2554

(2025.7.22)

ホロライブの白銀ノエルさんの配信で、
『抜糸』と『抜歯』が紛らわしいとの話が出ていました。

両方とも音は「ばっし(basshi )」で同じなので、同音異義語 です。
それに一字目の「抜」が同じであり、
医療関係の用語であることも共通しているので、確かに紛らわしいですね。

これを英語で言うとですが、
『抜糸』は 外科手術の後で、縫い合わせていた糸を抜き取ることですが
removal of thread や suture removal となります。
ここで、thread は『糸』で、suture は『縫合、縫合糸』のことです。

なお、『抜糸する』は remove the stitches や take out stitches のように言うようです。

一方の『抜歯』は、歯を抜くことですが
英語では extraction of a tooth や tooth extraction のようになります。
これ、extraction だけでも抜歯の意味になる場合があるようですが、
removal of a toothとも言うようです。

『抜歯する』だと、
pull out a tooth、extract a tooth、draw a tooth 、remove a tooth
等と言えます。

こういう日本語の同音異義語って漢字見れば意味が区別できますが、
会話だと文脈から判断するしかないので、時には誤解を生じることもあるかもしれません。

この日本語で同音異義語の「ばっし」に関しては、
かえって英語で言った方が分かりやすいかと。
(言い過ぎか)

英語で「血尿」は?―🏥―#気になる英語調べ隊 2704

(2025.7.9)

『血尿』は bloody urine だそうです。
bloody が『血の』で、urine が『尿』なので、そのままな感じですね。
ちなみに、urine の発音記号で júərin で、ユーリンに近い発音です。

症状としての『血尿(症)』は hematuria と言うそうです。

A few years ago I had hematuria due to a ureteral stone.
数年前、尿管結石が原因で血尿が出ました。

When I first saw the bloody urine, I was indeed surprised.
初めて血尿を見たときは、さすがに驚きました。

ほぼ実話です。


ノエル団長が言ってた「尿路結石」の英語は?―😣―気になる英語調べ隊 2701

(2025.7.2)

『尿路結石』は、英語では urinary stone、urinary calculus や urinary lithiasis などと言います。

urinary は『尿の、泌尿器の』の意味です。
calculus は、この場合『結石』ですね。lithiasis は『結石症』だそうです。

尿路とは腎臓、尿管、膀胱、尿道を含む尿の通り道のことで、
そのどこかに石ができる病気が尿路結石ということになります。

ノエル団長が配信で言ってましたけど
ホロメンの天音かなたさんが尿路結石になったそうで。
お大事にしてほしいですね。
(あれ、痛いのよ。本当に痛いのよ。)

a hand of bananas は?―✋―#気になる英語調べ隊 2697

(2025.6.20)

この頃、バナナって大きな房で売ってるのは少ないかもしれませんが、
あのつながった状態だと大きな黄色い手みたいですよね。

英語にも同じような感覚はあるようで、
『手』の意味でお馴染みの hand には『(バナナの)房』の意味にもなるそうです。
[Weblio調べ]

ここには、hand の『手の形をしたもの』という意味が載っていて
その用例の一つとして『(バナナの)房』が出ている形です。
(同様に『時計の針』もhand だそうです。)

a hand of bananas は『ひと房のバナナ』という意味になります。
房に何本もバナナがついているので、当然、複数形の bananas です。
これ、そんなによく使われる表現ではないみたいですが、面白いので覚えておいてもいいのでは。

『ひと房のバナナ』は a bunch of bananas の言い方も有り、こちらの方が一般的なようです。
a bunch of flowers 『花束』や a bunch of grapes 『ひと房のぶどう』のように、
a bunch of は他の物にも使われます。

その点、『房』の意味のhand は バナナ専用と考えておいた方が無難でしょう。
手みたいな形の果物が他に有れば、使ってもいいのかもしれませんけど。

heartburn は? ― ❤️‍🔥―#気になる英語調べ隊 2676

(2025.4.13)

heartburn という単語ご存知ですか?

「ハートが燃える」みたいに見えますが、
これで『胸焼け』だそうです。

THE FREE DICTIONARY BY FARLEX の説明では
heartburn
A burning sensation, usually centered in the middle of the chest near the sternum, caused by the reflux of acidic stomach fluids that enter the lower end of the esophagus. Also called acid reflux, cardialgia, pyrosis.
「胸焼け
 酸性の胃液が食道の下端に逆流することによって起こる、胸骨に近い胸の中央部を中心とした焼けるような感覚。acid reflux、 cardialgia、 pyrosis とも呼ばれる。」
となっていました。

なお、ここで挙がっている類義語を英辞郎で調べると
acid reflux 『胃酸の逆流』、
cardialgia 『心臓痛、胸焼け』
pyrosis 『胸焼け』
のように出ていました。

例えば
「最近、脂っこいものを食べると胸焼けがする」なら
These days, I feel heartburn when I eat fatty foods.
のように言えます。
(実話です。年のせいかもしれません。)

英辞郎に出ていた「ムチムチした太もも」の英語 -📖-#気になる英語調べ隊 2658

(2025.3.9)

「ムチムチした太もも」を英語で何と言うでしょうか?

本日、私は英辞郎にこの答えが出ているのを発見しました。

ムチムチした太もも 
cottage cheese thighs (米俗語だそうです。)

thigh は『太もも』だからいいとして、
なんで cottage cheese 『カッテージチーズ』がムチムチの意味になるかは分かりません。どうしてでしょう?

「気管支炎」の英語は?-😷-#気になる英語調べ隊 2646

(2025.2.20)

英語で『気管支炎』は bronchitis だそうです。

『気管支』が bronchi (単数形だとbronchus)で、
『気管支の』が bronchial です。

気管支は、気管(trachea 、windpipe)が左右に分かれて肺につながっている細い管の部分です。

ついでに言うと
『気管支拡張剤』が bronchodilator です。

インフルエンザの後、まだ咳が出ていて、すっきりしません。
気管支炎になっているかも。

Health is Wealth -😷-#気になる英語調べ隊 2637

(2025.2.4)

Health is Wealth は「健康は富」ということ。
元気でないと働けないし。

インフルエンザになってしまいました。
健康の大切さを思い知っているところです。

udder からのぶらり探索-🐮-#気になる英語調べ隊 2635

(2025.1.30)

辞書サイトWeblio の検索ランキングで最近 udder という単語を見かけました。
なんだっけこれ?

辞書見たら、udder は『(ウシ・ヤギなどの袋状に垂れた)乳房』ですと。
知らん、こんなの。
( utter 『話す、口に出す』『まったくの』と間違えたわ)

これ、Collins の辞書で引くと
udder
the large baglike mammary gland of cows, sheep, etc, having two or more teats
「2 つ以上の乳頭を持つ牛や羊などの大きな袋状の乳腺」
だそうです。

話はずれますが、
上の説明に mammary 『乳房の』という形容詞が出てますけど、
ここでピンときました。

母親のことをママっていうのは、乳房があるからなのでは。

現に
関連する名詞の mamma
『哺乳器官、 乳房、ママ、おかあちゃん』の意味だそうです。
乳房=ママということでは?
(そもそも元はラテン語の mamma で『乳房』の意味ですと。)

『おかあさん、ママ』の意味のmommammaが語源らしいです。


ついでに、『哺乳類』を mammal っていうのも、乳房関係なんですね。
語源はやっぱりmammaだそうです。


キューティクルの英語は?―💇🏻‍♀️―#気になる英語調べ隊 2626

(2025.1.21)

シャンプーのコマーシャルとかでお馴染みのキューティクルは、
髪のもっとも外側にあるウロコ状の形をした表皮です。
これには、毛表皮や毛小皮という言い方も有るそうですが、
もはやキューティクルの方が通じやすいですね。

このキューティクルは、英語で書けば cuticle です。

ただ、cuticle は必ずしも髪の毛の表皮だけを指す言葉ではありません。
例えば、研究社の新英和中辞典では
『表皮、(つめの付け根の)あま皮、(植物の) 上皮』のような訳は出ていますが
髪に関する記述は有りません。

知らなかったけど、爪にもcuticleが有るんですね。

なので、いわゆるキューティクルのことを言うのなら
hair cuticle とした方が誤解が無いと思います。