sidekick は?-🎞―つぶやき英単語 1562

(2022.3.21)

漫画やアニメの「僕のヒーローアカデミア」は、特異な能力を持つ人たちがプロのヒーローとして活動している社会が舞台になっています。
その中で、プロヒーローたちが「相棒」や「部下」として自らの事務所で雇うヒーローのことを「サイドキック」と呼んでいます。

このサイドキックの元となる英単語が sidekick で、『親友、仲間、相棒、助手』というような意味です。これ、ヒロアカでのサイドキックのイメージで理解しておいて間違えではなさそうですね。

このsidekickの語源ですが、Weblio(Wictionary )での説明によると
From side +‎ kick, which in the late 19th and early 20th century was a slang term for the front side pocket of a pair of trousers, was known as the pocket safest from theft. Thus, by analogy, a “side-kick” was a person’s closest companion.
「 side + kick から。これはズボンの前側ポケットを指す19世紀末から20世紀初頭の俗語であり、盗難から最も安全なポケットとして知られていた。だから、その類似性でside-kick はその人の最も親しい仲間ということになった。」

他でも読んだことがあるのですが、この言葉はスリが使っていた隠語だったそうですよ。
ヒロアカのヒーローの相棒・助手 の呼び名 サイドキック が、もともとスリ同士の隠語に由来した言葉だというのは、ちょっと面白いんじゃないでしょうか。

火気厳禁のマーク

最後に例文です。
Bakugo is one of the sidekicks of a professional hero, the Best-Jeanist.
「爆豪は、プロヒーローであるベストジーニストの助手(サイドキック)の一人です。」

ブルーサーマルの thermal は?―🛩―#つぶやき英単語 1553

(2022.3.13)

ブルーサーマルというアニメ映画が公開されていて、僕の所にも良い評判が聞こえてきます。グライダーが出てくる話なんですね。

このブルーサーマル blue thermalについて、ちょっと調べました。
サーマル=thermal という単語は、一般的には形容詞で『熱の』の意味ですが、
この場合のthermalは名詞で、Weblioに『上昇温暖気流』という訳語で載っています。航空・飛行関係用語で、カタカナのサーマルでも通じるようです。

Oxford Dictionary にも説明が出ています。
thermal  Noun
An upward current of warm air, used by gliders, balloons, and birds to gain height.
「サーマル (名詞) : 上に向かう温かい空気の流れ。グライダー、気球や鳥が高度を上げるために用いられる」

Wikipedia(英語) のthermal の説明の中では
thermal column (or thermal) と書いてありますので、thermal column という言葉のcolumn が省略されて、上昇気流を表す名詞のthermal になったと思われます。
(元は形容詞∔名詞だったのに、みんなが名詞を省略して使うので、形容詞が名詞になっちゃったパターンかもね。)

ハンググライダーで飛ぶ人のイラスト(男性)

ブルーサーマル =blue thermal については、コトバンクに出ている説明ですと
「サーマルが上空に昇っていっても雲にならない状態を言う。特に、しっかりしたサーマルコンディションであって、雲のない時などに使われることば。」だそうです。

アニメ映画「ブルーサーマル」の公式サイトでは
「“ブルーサーマル”とは、青空の下で発生する上昇気流のこと。」と説明しています。
それに、ブルーサーマルは「つかまえたら幸せになれる風」なんですと。

この映画の舞台(のモデル?)は、埼玉県熊谷市の妻沼グライダー滑空場らしいですよ。
(ちょっと行って幸せになれる風つかまえてこようかな? 高所恐怖症だけど・・・)


「千と千尋の神隠し」の英語タイトルは?―🎥―#つぶやき英単語 1552

(2022.3.12)

日本映画の英語タイトルは誰が決めるのか分かりませんが、
元の日本語から想像しにくいものも有ります。

ジブリの映画でも
「千と千尋の神隠し」の英語タイトルは Spirited Away です。

spirit は名詞では『心、霊魂、神霊』ですが、動詞の用法も有って、
副詞のaway を伴ったspirit away は『(こっそり、神秘的に)さらう、奪い去る』の意味になります。
なので、spirited away は「神隠しされて」的なことですね。

映画を見ている人のイラスト(家族)
Don’t eat a lot, Dad.

それはいいとして、何で「千と千尋」を題から外しちゃったんでしょうか?
(日本語だと、千と千尋を外して「神隠し」という題にしたら、チープなホラー映画みたいですけど。)

Sen and Chihiro spirited away なら、
「神隠しされた千と千尋」ということで、元の題には近いと思うんですが、
これで、何がいけないのか想像すると
・単純に少し長い。
・頭に日本語の人名が二つも入っていたら、英語圏の人には覚えにくい。
・なんか二人が神隠しされたみたいで分かりにくい。
など、いろいろあります。

日本語のタイトル以外の事前情報なくこの映画を見ると、途中で千尋が千になって同一人物であることが分かるわけです。タイトルで提示された小さな謎が解ける面白みが有ります。
これは漢字を見るから千尋の略称が千になるのが自然に納得できるのであって、音で Sen と Chihiro と表したのではここは伝わらないと思います。なので、ローマ字でタイトルに入れるほどのおいしさが無いのかもしれません。 

ただ、千と千尋の神隠しは「名前が非常に大切な意味を持つ」ということで成り立っているような物語なので、そのタイトルから名前が消えてしまうのはちょっと皮肉な感じです。

今日の結論は、こんなところにしときます。
’Sen and Chihiro’ was spirited away from the title of the movie.
その映画のタイトルから千と千尋が神隠しされた。

armed to the teeth は?―😁―#つぶやき英単語 1551

(2022.3.11)

今日の表現:armed to the teeth 完全武装して

このIdiom は、オンライン英会話 Bizmates のレッスンで教わったものです。

英英辞典のサイト(Merriam-Webster.com)で定義を見ると
armed to the teeth 
  carrying many weapons  「多くの武器を携えた」
と出ていました。

そのレッスンでの説明にあったのですが、この表現はできるだけ多くの武器を装備し、歯の間でも持ち歩こうとする武器の使い手から来ているんだそうです。

えー、そんなやついるかと思ったんですけど、
漫画だと両手と口の3刀流の剣士も見たことある気がするので、
本当にそういう人もいたのかもしれませんね。

画像

例文です。
The comic book character is armed to the teeth and really has a sword in his mouth.
その漫画のキャラクターは完全武装していて、本当に口でも刀をくわえている」

ランサムウェアから取り留めなく―💻―#つぶやき英単語 1542

(2022.3.2)

世界はいろいろと混乱しているようです。

トヨタ自動車の取引先の部品メーカーがサイバー攻撃を受けたという最近のニュースがありました。某国が関係しているのでしょうか。
使われたのが ランサムウェアという手段だそうです。

『ランサムウェア』ransomwareは、相手のデータを人質にして身代金を要求するマルウェア(悪意のあるソフトウェア)のことですって。
(変なメールは開かずに捨てましょう)

ransom が『身代金』という意味なんですね。
この単語の語源は、「買い戻すこと」の意味の古期フランス語だそうです。

💰

ransom に関連して、king’s ransom といえば「王の身代金」ということですが、
『莫大な金』の意味になるそうです。
確かに、王様が人質に取られたら、身代金は大変な金額になるでしょう。

また、King’s Ransom 「キングの身代金」という有名な小説が有ります。
Ed McBainの警察小説「87分署シリーズ」の中の一つで、誘拐事件を扱った話です。

この小説 King’s Ransom を、日本映画界の巨匠 黒澤明監督が映画化しています。
その映画の題名が「天国と地獄」です。
身代金 ransom の受け渡しのシーンが映画に出てきます。
(出演者は三船敏郎、仲代達也、山崎努・・・・)

この黒澤映画「天国と地獄」の英語タイトルは High and Low です。

で、このHigh and Low ですが・・・・

世界の混乱の前に、僕の書いてることの方が取り留めなくなってきたので
今日はこの辺で。

chime in は?―🔔―#つぶやき英単語 1519

(2022.2.9)

chime in というイディオム、どんな意味かご存知ですか?

chimeという単語は、チャイムとして日本語にもなっており、
名詞としては『(調律した)ひと組の鐘、鐘楽』、『チャイム(の音、装置)』や
『旋律、調和』などの意味が有ります。

これ動詞にもなって、『(鐘を)打つ、奏する』のような他動詞の用法もありますし、
『チャイムが鳴る』のような自動詞としての使い方も有ります。

自動詞としては、chime with ~の形で『(ものが)~と調和する』という意味でも使われます。

🔔

で、chime in なんですが、
『(歌などに)合わせる、(~と)調和する』や『同意する、相づちを打つ』などの意味があります。
これに加えて、『話に割り込む』と言う意味も辞書に出てるのですよ。
ただ、この意味でも、同意しながら横から口を出すような場合に用いるのが適当だと考えられます。

例えばこんな感じかと、
When we were talking bad about our boss, Tom chimed in.
「ボスの悪口を言っていたら、トムが口をはさんできた」

トムも上司の悪口を相当言ったんじゃないかな。

関連)For Whom The Bell Tolls は?

invictus は?―🏉―#つぶやき英単語 1517

(2022.2.7)

今さらですが、2009年作の「インビクタス/負けざる者たち」という映画をAmazon Prime で見ました。南アフリカでのラグビーワールドカップとマンデラ大統領の関りが描かれていて、なかなか良かったです。
(南アフリカの代表チーム Springboks とニュージーランドのAll blacks の決勝戦、こんな展開だったのか!)

このinvictus という単語、辞書サイトWeblioで調べると日本語訳が出てないんですよ。(映画の解説は出てるんですけど)

唯一、Weblioに含まれているWictionary の英英での説明で、
invictus の類語がいくつか出ていましたので、それをお勉強しとこうと思います。
意味は、1と2に分かれていて
1) unconquered=征服されない
   unsubdued=支配されていない
2) invincible=征服できない、無敵の、頑強な
   undisputed=意義のない、明白な
   undefeated=無敗の

映画のサブタイトルに「負けざる者たち」とあるように、
征服されない、負けない、というような意味なんですね。

ただ、invictus という単語の良く分からないのは、ろくに辞書に出ていないのに
映画だけでなく、音楽や小説のタイトルになっているらしいということです。
何でなんでしょうか。

結論は無いんですけれど、まあ、ついでに類語もチェックできたから
よしとしておきましょう。

関連) Rugby Championship Round Five : All Blacks vs Springboks の記事タイトルで拾った表現―🏉―#つぶやき英単語 1428

英語で「塗り絵」は?―🖍―#つぶやき英単語 1515

(2022.2.5)

線画に色を塗って楽しむ『塗り絵(ぬりえ)』は
英語では何と言うでしょうか?

coloring という単語は広く『着色、彩色(すること)』を表しますが、
文脈によってはこれが『塗り絵』ということになります。
例えば、do coloring が『塗り絵をする』の意味になります。

例文です。
My children like coloring.
「私の子供たちは塗り絵が好きだ」

色を塗るための線画の『塗り絵』は line for coloring で、
『塗り絵(帳、の本)』は coloring book です。

また、子供の知育用に番号に従って色を塗る『塗り絵』があるそうで、
これは color by number と呼ばれるようです。

🖍


このごろ、書店では大人用の塗り絵もおいてあるようですね。
スマホいじっているよりは、色塗ってる方がリラックスできるかもしれませんね。

Even adults can enjoy coloring books.
「大人での塗り絵は楽しめます」


「二番目に重要な役 」の英語は?―✌―#つぶやき英単語 1487

(2022.1.9)

演劇や劇映画で、脇役も重要であることは言うまでもありませんね。
では、二番目に重要な役という意味の英単語をご存知ですか?

✌

deuteragonist は、この『二番目に重要な役、脇役』を意味する単語です。
もともとギリシャ古典劇についての用語で、second actor を意味するギリシャ語が語源だそうです。
deuter-が「二番目の」で、agonistには「闘士、参加者」の意味が有ります。

🎲

これに対する『一番重要な役、主役、主人公』に当たる単語は protagonist です。
これも、語源はfirst actor に当たるギリシャ語ということです。
prot-が firstに意味に当たります。

protagonist は、演劇を離れて
主義・運動などの主唱者,指導者の意味でも用いられます。

🥉

また、tritagonist という単語も有って、
ギリシャ古典劇 などで『三番目に重要な役』の意味になります。

使ってみます。
He is not the protagonist but the deuteragonist in that story.
「その物語で彼は主人公ではなく、副主人公です。」

Manic Monday のmanic は?―🌝―#つぶやき英単語 1440

(2021.10.18)

若い時はいろいろ吸収力があったのか、あの頃、何となく流れているのを聞いていて覚えた曲がいくつもあります。

最近、The Bangles のManic Monday という曲をたまたま聴いて、「懐かしい」と思ってしまいました。
これ、1986年の曲なんですね。Prince が作ったんですか、へえ。

このManic Mondayのタイトルにある manic を辞書「英辞郎」で引くと、
まず『躁病の』という訳語が有って、その次に『熱狂的な、とても興奮した、大忙しの』の意味が出ています。
さすがに、曲名に病気関係はないので、当然ながら後の方の意味になりますね。

今まで歌詞の内容も分からずに聴いてたんですけど、
このManic Mondayというタイトルは「慌ただしい月曜日」ということで、
日曜日を恋人と楽しんだ女性が月曜日に慌ただしく仕事に行く気持ちを歌ってるようです。

サビでは、
It’s just another manic Monday
「またいつもの慌ただしい月曜」
という歌詞が繰り返し出てきます。

I wish it was Sunday「今日が日曜だったらよかったのに」
みたいなことも言ってるので、
「うん、うん、分かるよ」と思うのですけれど、この曲の女子と僕とでは大違いです。
とにかくポップな曲にのっているので、この女性は慌ただしい月曜日の中を元気に走っていく感じです。なんかうらやましい。
僕なんかだと、どよーんとした感じで月曜始まるんでね。

でも、今日はManic Monday を脳内再生して、朝から飛ばしていこうかな。
今週も頑張りましょう。