music to someone’s earsは『(言葉・話などが)(その人の)耳に心地よい』という意味のイディオムです。 その言葉や情報が、音楽に聞こえるほど心地よい、うれしいものということですね。
Wictionaryの説明では music to someone’s ears (idiomatic) Some good news; a spoken expression or a sound which is pleasing; a welcome remark or information. 「(慣用句) 良い知らせ、話す言葉や音で心地いいもの、うれしい発言や情報」 のようになっていました。
この表現使ってみましょう。 What he said was music to my ears. 「彼の言葉は、耳に心地いいものだった」
例えば I had faith that the politician was clean as a whistle. 「私はその政治家が清廉潔白だと信じていたのです」 He polished his motorcycle as clean as a whistle. 「彼は彼のオートバイをきれいに磨き上げた」 のように使えます。
Que será, será というと、古い映画が好きな方には、ヒッチコック監督のサスペンス映画 『知りすぎていた男 (The Man Who Knew Too Much)』の中でドリス・デイが歌っていた曲の印象が強いかもしれません。アカデミー歌曲賞をとった曲だそうです。 この歌詞の中で Que será, será が繰り返されています。
この曲のタイトルは’Que será, será ‘ですが、’Whatever will be, will be’と呼ばれる場合も有り、この二つは同じ「なるようになる」という意味なんですね。 Que será, seráの方はスペイン語由来とされています。
ケセラセラのような楽観的な感覚というのも、ある場合には必要だと思います。 Even when we encounter difficulties, we may find a way out by murmuring ‘Que sera sera’. 困難にぶつかった時でも、「なるようになるさ」とつぶやいてみれば、案外と道が開けるかもしれません。
サビでは、 It’s just another manic Monday 「またいつもの慌ただしい月曜」 という歌詞が繰り返し出てきます。
I wish it was Sunday「今日が日曜だったらよかったのに」 みたいなことも言ってるので、 「うん、うん、分かるよ」と思うのですけれど、この曲の女子と僕とでは大違いです。 とにかくポップな曲にのっているので、この女性は慌ただしい月曜日の中を元気に走っていく感じです。なんかうらやましい。 僕なんかだと、どよーんとした感じで月曜始まるんでね。